2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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久しぶりにわが町に帰国されたヴァステーゼ(わが町ヴァストの人間をこう呼ぶ)
の旦那様とその奥様の日本人女性Rさんと合流した日曜日の18時。
とっても楽しい時間を過ごすことができて幸せ。Grazie!
イタリアでは夕方の夕食前の時間(18時頃?)にバール(カフェ)に行って
飲み物(食前酒)を注文すると、飲み物の値段で軽食が食べられる。
食前酒のことをアペリティーボ(大体はスプマンテという発砲ワイン(画像の
左にちょっと写ってる白ワイン)だが、店によってはいろんなアペリティーボを
提供している店もある)というのだが、この”夕食前にちょっと飲んでつまむ”
ことそのものを”アペリティーボする”ともいうらしい。
このヒトツマミがまたオイシイわけだが、その場のおしゃべりや人々の熱気が
また幸せな空間を生む。イタリアっていいな、と思う瞬間である。
愛知・名古屋のモーニングをちょっと思い出した。
そして気がつくと時間があっという間に過ぎ、あわてて家に帰り夕食の支度。
我が家の食卓も”ヒトツマミ”メニューが並んだ。
手作り餃子とモッツアレラチーズ。
餃子の皮は今回冷凍していた既製品。
具は豚肉ミンチが無くて泣く泣く合挽き+白菜もあるはずもなく、泣く泣く
イタリアの白菜風野菜+生姜+にんにく。
これらに軽く塩振って片栗粉を軽くまぶして少しコネコネして柔らかくして
皮で包んで焼くだけ。在り合わせの具だったが結構イケた。
モッツアレラは大きな塊だとなかなか食べきれないんだけど、ひとくちサイズ
だとあっという間に食べてしまう。
そして”ヒトツマミの幸せの影の主役”のつまようじ。
ここイタリアでも大活躍の彼らは”SAMURAI”と呼ばれている。
これはつまようじの兄貴分?の竹串だが、これもSAMURAI。
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実はイタリア人にも割りと好まれるメニュー、カレー。
しかもインド風ではなく、日本風のルーが人気。
夏の暑くて食欲が無い日はとっても重宝。
貴重なルーを大事に使って作る。
娘もワタシも辛いのが苦手(”ココイチの普通の辛さ”でさえダメ)。
なのでルーはいつもバーモントカレーの甘口+ジャワカレーの甘か中辛。
そんな市販のルーにニンニクヒトカケとお砂糖少々を加える。
某番組で知り、試してみたら美味しかった。
具はおなじみのジャガイモとニンジン、タマネギ。
お肉はBovino(ヴォビーノ/牛肉)でもSuino(スイーノ/豚肉)でも。
鶏肉は、チキンの代わりにタキーノ(七面鳥)が普通に売ってるし
ものすごく柔らかくてオイシイのでよく使う。
もしもほうれん草かバジルがあれば絶対入れる。
お湯で少し煮て軽く絞って入れる。綺麗だし更にオイシイ。
余ったルーでカレーうどんを美味しいからよく作ってたけど・・・
カレースパってどうかしら。
カレーラザニアもいいなあ。
イタリア人に食べさせてみたい。
我が家でダイスキなメニューの筆頭にあがるのがコロッケ。
イタリア人もコロッケは作るが、トマトソースとリゾ(お米)の
ライスコロッケがここ南イタリアでは主流のようだ。
残念ながら、娘はライスコロッケがあまり好きではない。
そのうえ、イタリアのじゃがいもは本当においしいので
我が家で作るのは本当に普通の定番・じゃがいもと挽肉のコロッケ。
用意するものは、
本体・・・じゃがいも・タマネギ・合い挽き肉
衣・・・小麦粉・卵・パン粉、揚げるための油
おいしいじゃがいもを大きめの鍋でゆでる。
串やフォークで刺して、しっかり中まで通るとOK。
そして皮を剥いて(新じゃがや薄い皮はそのままでもOK)
ひたすら潰す!!ムカつくことを思い描きながらやると
ストレス解消にも。
我が家では娘の担当。なぜなら・・・
あっ。
・・・成長してないな、君・・・。
タマネギが半透明になるまで炒め、ミンチを加えて混ぜ炒める。
塩・こしょうでさっと味付け。
ミンチの色が変わったら火を止め、じゃがいもを潰したものに
タマネギ&ミンチを加えてざっくり混ぜる。
塩・こしょうで味見をしながら(これ重要)更に味を整える。
一個分ずつ手に取り、形をざっくり整える。
じゃがいもがとってもほくほくで柔らかく、混ぜるとクリーム状に
なるのでちょっと苦戦。。
今日は特別柔らかいので、おにぎり型にできず小判型に変更。
小麦粉をつける。つけた後、軽くはたいて余分な粉を落とす。
モチみたいだ・・・。
卵を割って軽く混ぜたものに浸す。
最後にパン粉をまんべんなくつけて形を整える。
イタリアにきて買うようになったライ麦パンのパン粉。
これがめっちゃおいしい&いい香り。
パン粉って重要だと思うので、おいしいパン粉を使おう。
自分で作ってもいい。パンを細かく砕くだけで簡単にできる。
あまったら冷凍保存を。
揚げる前でこの色。
洗い物節約(節水)のため、新聞紙やキッチンペーパーを使う。
片付けもラクチン。
中身は火が通ってるので、高温でさっと色が変わるまで揚げたら
できあがり。
たくさん作りすぎたら、揚げる前のものは冷凍保存。
揚げた後のものはトースターなどでチンして次の日にでも。
盛り付け画像を忘れたが・・・美味しく食べればそれでヨシ。
ちっともイタリアらしくないレシピばかりなので、次回はそろそろ
イタリアンを・・と思ったりもするが、オリーブオイル嫌いな娘が
猛反対だし、相方も家でイタリアンは食べたくないという。
よって毎日作るごはんはほとんどイタリアン以外。
むー、折角の機会なのに、これではいかん。
と、イタリア語の料理本を買ったり、イタリア人に聞いたりして
勉強中ではあるのだが・・・
ちゃんと自分のものにしてから書きたいので
もう少し時間がかかるかな。
近い将来、イタリア人に寿司をご馳走することになりそうなので
軽く練習?してみることにした。
最終兵器は「散らし寿司」という手があるのだが、まずは
楽しく食べられる「手巻き寿司」を考慮してみることに。
(「いなり寿司」という手もあるのだが、これは某イタリア人が
苦手だと聞いたことがあり、メインにはできない)
もちろん”万が一”のことを考え、生のネタは避けねばならない。
(本当の寿司は刺身が命なのだが・・さすがに海外でしかも
人様に出すものは、絶対安全なものでないと日本の食に対する
イメージが悪くなる恐れがあり、それは絶対避けたい)
・・・とりあえず、すぐできるスタンダード?なものだと
こんなものかな?
A 火を通したエビ
B コーン
C 牛肉のしぐれ煮
D ツナ
E 納豆
F タマゴ焼き
そしてレタス・酢飯・焼き海苔。
エビだけ今日買いに行った。
”アドリア海産”という名目に惹かれて買った。
こんな風に魚屋の対面販売で乱雑に包んで売ってくれる。
・・・家に帰ってよく見たら、エビではなくシャコだった。
日本でみかけるシャコよりも大きく、なんだかカッコイイ。
お値段もエビよりやや高価だった。
ちなみにシャコを食べるのは、日本人とイタリア人だけだそうだ。
面倒だけど、ゆでて殻をむいて身をほぐす。
A 火を通したエビ
A' 火を通したシャコ
イタリア人にはエビもシャコも出してみよう。
「刺身を使わない」手巻きアイデア募集中。
レシピというほどでもなく
豆知識・・という感じで。
最近は日本でもよく見かけるDe Cecco(デ・チェコ)のパスタ。
イタリア生粋のパスタなんですが・・・
このパスタ、日本の水道水で時間通りにゆでるとダメらしい。
ワタシはパスタを茹でる時に時間なんて計らないので
(いつも実際パスタを手にとって口に入れて決めるので)
知らなかったのだが・・・
日本人妻の方々に教えてもらい、なるほど~と納得。
イタリアのパスタの茹で時間は”イタリアの水(硬水)”での
茹で時間なので、”日本の水(軟水)”で袋に書いてある時間通り
茹でると茹で過ぎるらしい。
帰国したら試してみよう。
ちなみに画像にあるような缶入りインスタントのソース、
他のメーカーでもいくつか出ているが種類はどれも似たようなもの。
その代わり、瓶詰めのキノコやオリーブの実などの「具」や
大きな瓶に入ったトマトソースが何十種類と売ってる。
(他のソースは邪道!とばかりにトマトソースばかり。^^;)
どんなに忙しくても、料理にインスタント製品を極力使わない。
そんなイタリア人気質が見えてくる。