2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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変化する天候と新緑と黄色のコントラスト。
黄色い地平線を生まれて初めて見たよ・・・
ナントからパリまでの道路情報?等クルマネタはコチラをどうぞ。
パリに入った途端、虹が出た。
なかなか粋な歓迎のサインだ。
(春の北フランス⑤へつづく)
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なんとか晴れ間が見えた朝、いよいよナントに来た本来の目的地へ。
大きな川・・・軍艦?!
結構な水深があるんだろうな・・・
対岸にその目的地がある。
手前に並ぶウェリヴと呼ばれるレンタル自転車が素敵。
ルクセンブルクでも見かけたが、こういうシステムが成り立つこと自体
素晴らしいことだよなあ・・・(イタリアではナイな・・・)
入り口にてイキナリ出迎えてくれる、メカメカした巨大な樹。
すごい・・・ちなみに下にあるのは併設されたお土産屋&カフェ。
オープンまで少し時間があるので、建物をぐるりと周って見る。
巨大なファクトリー。ちょっと殺風景?
この中に何があるんだろう・・・なんかワクワク。
いよいよ入場。
実はここのメインイベント、メカ・エレファント(象)に乗る!
目的は、イキナリ玉砕・・・(ガーン・・・)
なんでもメンテナンス中だとか・・・しかも数日間。
パンフレットを見て涙を呑む。ううう・・・
本来はファクトリー内をこうやって歩いていたのね・・・
わらわらとたくさんの子供たちが走ってきた。
ここにも社会化見学?!フランスっていいな・・・
入場後すぐのコーナーはそのエレファントの模型と
製造過程のパネル展示。うーん、素晴らしい!!!
残念だなあ・・・間近かで動いているところを見てみたかった!!
そして他の作品の数々。
スゴイよ・・・
どんなイキモノをモデルに作った作品か、わかったかな?
残念ながらこの時は動かなかったけど、きっと面白い動きを
するんだろうなあ・・・見てみたい。
奥の部屋にはこんな素晴らしい作品も。
入り口にあった巨木のサンプル?何時間でも眺めていたかった。
デッサンもあって、本当に楽しいの。
天井にはこんなものも。
ガイドブックにも載っていない、この場所になぜ来たのかというと
2月下旬に訪れたニースのカーニバルで見たドラゴンがあまりに
素晴らしく、ネットで調べたところこの場所を突き止めたのだ。
結局この会社がドラゴンを作ったわけではないっぽいが・・・
順路の二階に登ってみる。
ゲート意味なし?!の横スカスカ具合。(笑)
また違うグループが社会化見学?
竹などのオリエンタルな植え込みにミストの演出・・・綺麗。
二階の通路の壁板がスゴイ!!
木材の特質は完全無視(爆)でデザイン重視の造り・・・ウーン!
オープンな小部屋に入るとビデオ上映があっていて、横の壁には
こんな貼紙が。
現在日本のヨコハマで、この会社が造った”蜘蛛”が
大活躍中だそうですよ、奥さん!!
きゃ~・・・見たかった~!!!日本羨ましい!!(爆)
金網のドアが開いていたのでふらりと入って行く。
(実はこの先は立ち入り禁止区域だったようで(汗)我々の後に
入ろうとした人々は追い出されてました・・・スミマセン)
ああっ!!エレファント~~~っ!!!
デカイ!!!
動いている姿を見に、また来たいなあ・・・
もしくは日本に来て!!!(爆)
出口はそのまま入り口に立っていた、あの巨木の一部に繋がっている。
迷路みたいな三叉路・・・そしてアップダウンのある道。
面白く、遊び心満点!!!
・・・金属じゃないみたい・・・
下を覗くと、地上に可愛らしい花のペイントが。
高いなあ・・・
もっともっと居たかったけど・・・暗雲が立ち込めてきて
雨もパラパラ落ちてきたので、足早に下る。
天気雨?この後一気に豪雨が・・・
外に出られないので、お土産屋を覗いた後、カフェで
ちょっと早めのランチをとる事に。
とってもキュートでシャイなカメラマン嬢。
本当に可愛らしいお嬢さんだった。
そしてカフェで前に座っていた女性のショートカットと
スカーフと服のバランスに釘付け。
フランスで見かける女性は本当にオシャレさんで楽しい!
カフェでのんびりしているうちに雨も通り過ぎ、ちょっと早いけど
いよいよパリに向けて出発することにした。
(春の北フランス④の3へつづく)
モン・サン・ミッシェルを後に、本日滞在するナントの町へ向かう。
相変わらずの悪天候。
フランスの風車はちゃんと動いてるなあ・・・
(イタリアとは違うぜ・・・)
しばらく走っているうちに、強風に流された雲がどんどん動いてゆく。
晴れた!(嬉)
二時間ほど走ってナントに到着。
新しい建物と旧い建物がうまく融合している美しい街だ。
ナントに関するクルマおよび道路交通情報(笑)はコチラをどうぞ。
フランスの女性はなんか上品だなあ・・・綺麗。
まだ明るいが、早めに夕食を摂ることに。
19時でも食べられるなんてフランス素敵・・・
適当に入ったリストランテ。店内が明るくてキュートな感じ。
メニューはフランス語と英語があり。
せっかくなので、店のおすすめコースにする。
美味しい薄切り豚肉のアンティパストとサラダの次に出てきた
メインのパスタはタリアテッレ+トマトベースのチキンたっぷり
ラグー。(フランス語で煮込みの意)
美味しいよ・・・
最後は小さく切ったリンゴに、春らしいストロベリー+サワー
クリームがかかったサッパリデザート。
添えられたビスケットがまた美味しいよ・・・
食後にカフェオレを頼んだのだが、添えられたふたつのツボ?が
可愛らしく、ひとつにはチトセアメの様なキャンディが!!
ウエイターさんもとても親切で気持ちのよいリストランテだった。
フランスはお店の看板がとても可愛いよなあ・・・
お腹も満たされ、しばらく夜の街を散歩することに。
日本のアニメ専門店?!開店してたら調査したかった。(笑
街の中心の広場に出た。
綺麗・・・
たまたまホテルの傍に色々なブランド店が並んでいて、
ウィンドーショッピングが楽しめた。
センスあるよなあ。(笑)
4日目/4月28日(火曜日)
一夜明けてナントの町を散策&ショッピング。
今日の天気も不安定・・・
晴れていても、時折激しい雨が降るので必ず傘を持って歩く。
そんな中、ふらりと立ち寄ったアーケード。
実はここはフランスでここだけという三層構造になっている
パッサージュ・ポムレという19世紀にできた場所らしい。
美しい。
そしてふと見つけた雑貨屋?に並んでいた商品にこんなものが!!
NHKさん、いいの??
一緒に並んでるウサギ型フィギュア、ちょっと欲しかった。(笑
そして楽器店にはこんなものも。
ちなみに自分が購入した値段の1、5倍の値がついてたよ・・・
一通り満喫して、いよいよ本日のメインの場所へ向かう。
(春の北フランス④の2に続く)
リストランテを出た後も降り続く雨、吹き付ける強風。
アタマもろくに上げられないまま、メイン会場?の修道院へ。
屋根が無いので小走りに・・・カメラもなかなか構えられない!
あの塔のてっぺんに、大天使・ミカエルの像があるのかな・・・
石畳の道と小部屋を抜けると、開けた広場のような場所に出る。
足元に奇妙な数字・・・?
天気がよければ最高かも・・と残念に思いつつ、
傘を差しながら雄大な風景をしばし眺める。
(↓相方撮影。オランダで購入した強風に強い傘はお気に入り)
・・・んん???
・・・「干潟を歩く素敵ツアー」があることを聞いてはいたが
まさかこんな悪天候でやっちゃう人々がいるとは・・・
教会にはたくさんの日本人観光客が。(汗)
通路際のガラス窓からなんとか撮れた風景。
この修道院は後に牢獄として使われた歴史を持つ。
陸と隔離された場所、そして薄暗い洞窟のような構造は
さもありなんという印象を受ける。
牢獄として使われた頃、囚人が回したであろう大車輪。
たくさんの子供たちのグループがいた。社会科見学??
陰鬱な雰囲気の諸所、そして修道院ということからワタシは
以前、一度だけ観た映画”薔薇の名前”を連想した。
やはりあった”悪魔を踏んでる”ミカエルの像!!
このモン・サン・ミッシェルはイタリアのモンテ・サンタンジェロを
モデルに作ったとか。国別に呼び方が違うだけで同じ名称だもんね・・
そういえばバチカンのサンタンジェロ城にもこの像があった。
出口側から見た修道院の裏側。
ここからも広大な干潟を臨める。
・・・んんん???
・・・今度はワンコまで。(苦笑い)
このワンコ、一度飼い主たちから離れて帰りかけてたけど
振り返ったら飼い主たちがズンズン行っちゃってたので
あわてて追いかけてた。(汗)
行きの時は大雨で撮れなかった修道院の入り口をパチリ。
来た道を引き返して、土産屋の並ぶメインストリートを歩いても
よかったけど、あえて外壁沿いの道をテクテク。
天候は悪かったけど・・・天気のよい日には見られないし
感じられないだろう、荘厳な印象をこの場所に受けることができた。
・・・負け惜しみだけどね。(笑)
(春の北フランス④へつづく)
3日目/4月27日(月曜日)
今日は絶対に晴れて欲しい!
なぜならワタシがこの時知って以来、いつかは・・・と
ずっと楽しみにしていた”あの場所”へ行くからだ!!
目的地へ向かう途中は牧歌的風景・・・でも
天気悪っっっ・・・ガーン
高速にも乗り、目的地の看板が!(ワクワク)
高速を下りた後も牧歌的風景な小道を走る。
トゥールの町から出発して3~4時間くらいだろうか。
小さな町をいくつか抜け、またも広大な景色が広がる。
その時。
・・・・・
夢のようだ。
(”・・・でもなんかウ○コにも見えるね?”と呟いたのはナイショ)
あっという間に島直前のパーキングまで来た。
結構近くまで来れるのね・・・
クルマを停めて歩く。
(ここまでのクルマネタ?はコチラをどうぞ!)
入り口へは島の横にぐるりと作ってある小さな歩道から。
メインストリート、せまっ!!!
天気が悪いのに道が狭いので傘もさせない悲惨な状況下、
ちょっと早めにランチをとることに。
ここは子羊のお肉が名物だと聞いていたので(オムレツも名物だが
マズイと評判?だったのでパス)看板を見て決める。
果たして子羊も美味しかったのだが、何よりこのノルマンディ風
ムール貝が生クリーム風味でかなり美味しかった!!
それからデザートに頼んだカルヴァドスのシャーベット。
アルコールがかなり高めでサッパリとしていてこれも美味!
こんな悪天候でも観光客は多く、店内はあっという間に満席。
店のサービスが良くなく、我々も含め、他の外国人の方々も
かなり待たされたが・・・途中気分を害したのか、日本人の
グループが二組、食事をしないまま店を出て行っていた。
改めて日本人の時間に対するセッカチさが浮き彫りに。(爆
イタリアに住むと、待つことが苦にならなくなったのかしらん・・
と苦笑い。アジアとヨーロッパでは時間の流れ方が違うようだ。
腹ごしらえもすんで、いよいよ教会(修道院)へ向かう。
(春の北フランス③の2・後編へつづく)
薄暗い回廊を抜けると、見事な藤棚が目に飛び込んできた。
その向こうに見える美しい城の姿。
(・・・と、ここでカメラの電源残量が残念なことに・・・
ここから先は携帯カメラの画像でお送りします・・・(涙))
実はこの姿は現存する”一部”で城の大部分は残っていない。
(城内にある図より。黒い部分が現存する部分)
そのかわり、美しい緑の絨毯で敷き詰められた中庭のような場所には
思い思いにのんびり見学する人々の笑顔でいっぱいだ。
高台の城から望むアンボワーズの自然と街々は、本当に美しい。
城内に入ってみる。
・・・ヨーロッパの城や教会にはこのような狭い螺旋階段が
必ずあるよなあ・・・だいぶ慣れてきたけれど。(笑
旧い木製のピアノ。
一緒に添えられている絵が「達磨」みたい・・・
ある部屋の暖炉には実際に火がくべられていた。
相方撮影。向こう側に小さく見える円筒状の盛り上がりは井戸。
こんな高い場所に井戸があるなんて・・・
城の横に建てられた巨大円塔にも広い螺旋状の回廊が。
馬車でも通れるようにと考えられた広大な石造りの回廊だ。
フランスに来てすごいな~と思ったのが、いろんな観光施設のつくり。
入り口と出口が離れていて一方通行なのでヒトの流れがスムーズなのだ。
中庭の絶壁に街並みに向かってポツリと立つ、小さくも美しい教会。
この教会にはなんとレオナルド・ダ・ヴィンチが眠っている。
城を出て、町を少し散策。
いい町だなあ。
その後、今夜の宿があるTours(トゥール)の町へ。
夕食に入ったこの町の日本食の店が中国人経営でイマイチ。
(フランスでは寿司+ヤキトリの日本食の店=中国人経営
とこの店のおかげで判明。これはパリでも役立った(笑))
明日はこの旅行で最も楽しみな”あの場所”へ行く。
(春の北フランス③へつづく)