2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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先週、何もない歩道で転んでしまった。
石畳だったのと「カッコ悪くコケてはならぬ!」と頑張ったら
なぜかゲイシャ転び(勝手に命名)してしまい・・・
すごく久しぶりにヒザコゾウを派手に擦り剥いてしまった。
そう。ヒザコゾウのケガ。
しかもベロンと皮が剥けて骨一歩手前の生々しいキズ。
誰もが経験したことがあると思うが(特に小学生の頃とか)
入浴時がもう大変。しかも認めたくは無いが
細胞がお疲れの模様で皮膚がなかなか
再生してくれない。(涙)
ヒザコゾウに絆創膏ではミニスカートもショートパンツも履けないし
ホント困ったなあ・・・
・・・ということもあって(?)購入したスパッツ。
微妙な丈(ひざ下踝上)のものがずっと欲しかったのだが先送りしていて
コレを機に本気で物色&えいっと購入。
まあまあ気に入ったのが見つかり、上機嫌で早速着てみた矢先。
・・・破れてるよ・・・しかも結構デカイ穴。
試着さえしていない新品なのに・・・
そういえば先日友人とマックスマーラのアウトレットで買い物中、目に
留まったサマードレスを試着しようとしたら袖の部分が裂けてたっけ。
誰かがムリに試着しようとしてやっちゃったんだなあ・・・
買うときはちゃんとチェックしなきゃとその時は思ってたのに。
ちなみに食品や雑貨・道具類は”基本的に”良質のものを選んで
買わないと破損や使えないものがいっぱいある。
この国の商品は個体差が激しすぎるのである。
そんなに高価なものじゃないけど残念だなあ。
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先週の課外授業の前日のこと。
スーパーでいきなり娘が「あ、そういえばアレ買わなきゃ」と。
・・・なんで課外授業にキウイがいるの???
お昼ご飯は別に出るみたいだし、おやつは別に持たせるし。
ミキサーでジュースでも作るのかなあ?????
などとワタシはもちろん娘自身も??な感じだったが
先生もみんなもキウイキウイとうるさいのできっと必要なんだろうと
とりあえず2個買ってカバンに入れて彼女は出かけた。
帰宅後、判明。
レインコートのことだったようです・・・
今イタリアではこんなことが行われていて、もうすぐわが町も
巻き込まれるらしい。(笑)
スケジュールを見ると・・・決戦は金曜日。
これは町中周知のことらしく?学校でも告知があったと娘が言った。
そして少しニヤリとしながら続けて言った。
・・・なんで?!
正直学校は関係ないやろーーーっ。
ホントこの国の学校の休み、多いし突然。
それにしてもスポーツ熱心なイタリア。
なんだかんだいってもイベントは楽しみ。たぶん見ると思う。
ワタシもそろそろジム通いを始めねば。
我が娘が学校の授業中でフランス人とチェコ人のハーフのクラスメイトに
聞かせてもらったというチェコの童話。
ある日、人間の作った罠(落とし穴)に落ちてしまったトラ。
助けを求めますが、日頃意地悪ばかりしていたため誰も助けてくれません。
そこへ一匹の小さなネズミが植物のツルを穴へ垂らしてトラを助けました。
しかしこともあろうにトラはその小さなネズミを食べようとしたのです!
その様子を見ていた一匹の年寄りクモがいいました。
「トラよ、お前はその大きなカラダの空腹をその小さなネズミ一匹で
満たせるのかい?
それよりもその穴へ戻ってもっと大きな動物が落ちる(あるいはトラを
助ける)のを待っていたほうがいいんじゃないのかい?
いざとなればこの植物のツルで登ってくればいいじゃないか。」
トラはなるほど!と思い、ネズミを放して穴へ戻りました。
しかしトラが穴へ戻った途端、クモはツルを噛み切ってしまいました。
おしまい。
(ちなみに今日その本を貸してくれたので見るとトラではなくて豹だった(爆))
・・・なんだか芥川龍之介の「蜘蛛の糸」みたいで興味深い。
ちなみに娘も日本の昔話を話すことになって「一寸法師」を話したら
学校の先生がなぜかイタリア語版「Issunboushi」を持っていて、
みんなにコピーを持ってきてくれたらしい。
イタリア版の一寸法師は日本語のとちょっと違ってて、鬼→悪党(ヒト)
だったり、打ち出の小槌→お札?だったりしてなかなか面白かった。
そういえばイタリアは学校で宗教学があり、歴史や聖書に基づく物語
(神がヒトを造ったという創造論)を教えるらしいのだが、同時に
生物学としての進化論も教えるらしい。
うーむ。
細かい状況はもちろん違うが、大体似たようなことを今日も昨日も
その前の日も経験して(更に今までも何度も経験して)確信したことがある。
前にも書いたが、平日の13時から16時頃までの間は
昼食&昼寝タイムなのかイタリア人はあまり行動しない。
その間は個人商店などもちろん昼休み。店は17時前後から再開される。
大型店舗は流石に営業しているが、イタリア人の客がほとんど来ないので
店員もいないことが多いし店内はガラガラ。
逆に外国人の我々はゆっくり買い物が出来るので、大体その時間に利用する。
娘と一緒に買い物の後は、大好きなジェラートを食べるために店内のフード
コートに立ち寄ることも多いのだが、やはりこの時間はガラガラ。
ワタシと娘だけの時も多い。
周りからガン見されることもなく、デレデレと幸せな一時を過ごしていると
・・・数人のイタリア人グループ(←ココ重要)が、ほぼ間違いなく
何処からともなくやってきて、ワタシと娘の周りに陣取るのである。
席は他になんぼでもあるのである。
だって私たち親子しかいないんだもの。
それなのにわざわざ我々の席の隣に来るのである。
日本人だったらあり得ないよね?
端っこに座るとか(←我々)少なくとも隣とか近くには座らないよね??
イタリア人よ・・・どんだけ寂しがり屋なのっ!!!
(おまけにめっちゃ野次馬)
静かな時間も愛する我々にとってはそれがちょっとウザイ時もあるけれど
彼らの行動があまりに露骨なのでついつい笑ってしまうのだ。
まったく・・・イタリア人って憎めない。
ついに捜し求めていた化粧パフをわが町の某店にて発見。
いやっほーいと使ってみるも・・・
・・・コレを顔にパタパタする度に息停めねば?
そういえば去年こっちで毛布を買ったら薬品臭くて眠れず使えず、
数回洗ったけど匂いが取れず・・・捨てた。
やっぱりイタリア人の嗅覚ってオカシイんじゃなかろうか。
***
先日駐車場でナンパされた。
・・・やりかた古っ。
昭和か。
***
誰かのクルマのセキュリティが連日どこかでキュワンキュワンなってるが
いつまでたっても誰も止めない。時間が来るまでなり続ける。
イタリア人のクルマにセキュリティは無意味と最近確信している。
***
最近久しぶりに会えた友人といろいろ話をした。
彼女はネットでたまたまこの場所を見つけてくださり、お知り合いになれた
貴重な会社の方以外の日本人女性。
彼女のイタリア人の友人が、会う約束をしてもすっぽかしたり、連絡が
取れなかったりといったことが続き、どうしたらいいか困っている・・・
とのことで、正直ワタシもええっ!そんなことがあるの?!と驚いた。
ラテン的だと公私共に認める?B型に溜息をつかせるとは・・・
恐るべし、イタリア人。
ちなみに彼女のパートナーもワタシの相方も仕事で毎日イタリア人と
付き合ってるせいか、かなりドライに「そんなこと当たり前じゃん」
で終了。
イタリア人は約束をホントに普通に忘れるらしく、悪気はないらしい。
それだからこそ?顔と顔をつきあわせて話すことが本当に大事だと、
この国に来て改めて思う。日本が忘れそうになっている大事なこと・・
そしてこの国の人々はそうやって話すことが何より大好きなのだ。
約束は忘れないで欲しいけど、もしかしたら約束そのものが苦手なのかも・・・
困惑させられてもなぜか憎めないイタリアの生活とイタリア人。
やっぱりイタリアン・マジック。(笑