2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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この時期、学校に通う子供を持つ親(特に母親)は頭が痛い。
なぜなら学校関係のいろいろな役員交代の時期だからだ。
イタリアにもあるのだろうが(クラスに仕切ってるママがいるので)ワタシは
新米外国人でしかもあまりイタリア語ができない(汗)のでお呼びもかからず
とりあえずノホホンとしているのだが、日本人学校はそうはいかない。
週に一度の補習校とはいえいろんな役があり、とりあえず現在も学年委員を
仕っている。(遠距離通学ということで一番負担の少ない仕事らしい)
ワタシはワケあって欠席した臨時で開催された「父母会」(PTA?)で
バザーのことや役員決めがあったらしいのだが・・・なかなか決まらず
いろいろゴタゴタしたらしい。
イタリアではできるヒトややりたいヒトが率先してやる。
だから何かを決める時も押し付けあったり文句を言い合ったりしない。
やりたいヒトがいない場合はなかなか決まらないのかもしれないが、
なかなか決まらないまま時間が過ぎてなんとなく決着がつくのもイタリア式。
決まったらゴタゴタいわない。
そしてやらないヒトに対してどうのこうのいわない。
なぜなら一旦引き受けるヒトは楽しんで仕事するからだ。
そして同じヒトが何回もやっちゃうこともよくあるらしい。
イタリアで生活しても、やはり日本人には日本人特有の嫌なトコロが
でてきてしまうものなんだろうかなあ・・・
ただ、早く決めなくてはいけない某役を学年委員同士で話し合わねば
ならない時に、アッサリ引き受けてくれたママもいて大感謝。
そういうヒトには協力したくなるよね!
ワタシもローマかせめてもっと近くだったらと思うが、できることを精一杯
やるしかない。
そして今年は知り合いが2人も補習校を去ってしまうのでさびしいが仕方ない。
娘の一番の日本人の友達もこの夏に日本に帰ってしまう。
この前その友達の妹と廊下で会ったので「もうすぐ日本に帰っちゃうんだよね。
イタリアから離れちゃうけど・・・さびしくない?」と聞いてみたら
うーんとちょっとはにかんで一言。
彼女、イタリア在住2年+α。現在小学1年生。
”小さいから、子供だから言葉が通じなくても大丈夫!”
と考えるのは大人のエゴかもしれないな~と改めて感じた瞬間だった。
子供だって色々頑張ってるんだぜ。
ちなみにワタシも30代後半というアタマのミソがコチコチに固まってる
&あまり自由に動けない今、はじめて海外にきて(旅行さえ経験ナシ)
日々戸惑いと苦悩の日々。
「自分の意思」で「自由に動け、語学が吸収できる時期」に一度来るべき
だったな~・・と心から思う。
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本日15日はヤンチャ親父の6●回目のバースデーだった。
時差をうっかり忘れていて慌ててイタリア時間の朝、メールした。
それも普通のメールではなく”楽天グリーティング”のサービスを使って
アニメーションの動画つきで送った。
コレの”ウサギがケーキもってお祝いするタイプ”を。
イタリアのマイ携帯はSorV社3G対応のSMSのみ送受信可能なので
父とのメールのやり取りはパソコンでのみ。
なかなか返事が来ないので
「うまく送れなかったか?見ることができなかったか?それとも
ドン引きしたか?」
とちょっと心配になったが、数時間後に父から返事が来た。
こんな返事がくるとは思わなかったので、思わずネットではなく”広辞苑”で
正座して「粋」を調べてしまった海外在住1年4ヶ月目のワタシなのだった。
13日の夜、娘のアートスクールの送迎中に見かけた
Valentinoのヒトコマ。
割と遅くまで開いている花屋の店内には、一輪のバラをラッピングした
小さな花束がテーブルに山積みされていた。
(日本の『花の日のカーネーション』を思い出した・・・)
その花屋から出てきたヒトリのおじさん。
一輪のバラを抱えてバールに入っていった。
腕を組んだり手を繋いで仲良くウインドゥショッピングする
初老の夫婦。
とある比較的リーズナブルな貴金属店のウインドー越しに見える
カウンターには、日本と同じように多くの若い男性客やカップルの
真剣な姿もあってこれはこれで微笑ましい。
しかしそれにも増して少し年齢を重ねた男女のアモーレ度が
この国はなんだかとってもイイ感じだなあといつも思うのだ。
***
追記:
14日の早朝。
娘を学校に送り届けた時に出会った男子2人組。
二人ともオシャレして真っ赤なバラの花束抱えて
メッチャ目立ってた。
でも君たちどー見ても高校生だよね?
学校サボってデートかーい!!!
さすがアモーレの国
作った本棚のその後。
・・・あり?
月曜日はメーテル(仮名)来訪の日。
今日は「Bianco e Nero/ビアンコ・エ・ネーロ(白と黒)」という
お菓子を焼いてきてくれた。
思わず「シマウマみたい!」と突っ込む。
シンプルな味でオイシイ!!
そして今夜は以前から約束していたメーテル(仮名)が好きな
「お好み焼き」を焼いた。
タマゴがやけに黄色くて生地まで黄色っぽく。
ネギやキャベツ、チーズはイタリアのもの。生地とモチとソース等は
日本からのお取り寄せ。メーテル(仮名)は大のソース好きで、他にも
トンカツやヤキソバなど、ソースを使う料理が大好きなんだとか。
ちなみに彼女、珈琲が苦手なのでいつも日本茶を淹れる。(笑)
そして行儀は悪いが時間が無かったので、お好み焼きを食べながら
彼女が以前より気にしていた『魔女の条件』という昔の日本のドラマを
ネットで探して観ることに。
なんでも数年前に彼女が訪日した際に見ていて最終回だけ見逃したとか。
”数年間のモヤモヤが解消した!ありがとう!!”とえらく感動されたが
彼女よりワタシのほうが画面をガン見していたのはナイショ。
リアルタイムで見たはずなんだけど忘れてるなあ・・・ボソッ
ちなみに彼女から”先生と生徒の悲恋ストーリー”と聞いて
『高校教師』を思い浮かべたのもナイショ。