2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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・・・というワケで、新学期に備えて
娘に新しいメガネを買うことになった。
メガネを作るためには”今の視力のデータ”が必要。
眼鏡屋さんでも計ってもらえるのだが、ちょうどイタリアで最近
計ってもらった視力データがあったので、それを使うことにした。
一応病院の眼科の先生に計ってもらったのだが・・・
この程度。
めちゃくちゃ不安。
そして相方の会社の総務のヒトから教えてもらった眼鏡屋へ行き
娘の視力データを渡す。
ハデなサングラス&露出度高めの店員さんは、
大事と思われるデータをその辺にポイと置き、フレーム選びを開始。
フレームが決まったところでレンズの種類を選ぶ。
・・・店員のオバ・・オネエサン、フレームもレンズも
しっかり高価なのをオススメしてきた。
その後簡単な目のチェック。後は仕上がりを待つだけ。
ものの数十分で帰ることができた。
(フレーム選びの最中にイタリア人の客が着たが、もしも
この客の後に我々が来ていたら、1時間は待たされたに違いない)
三日後には「できました」との電話連絡を受け、店に赴いて
眼鏡の最終調整をして受け取り終了。
・・・帰り際、相方と最後の不安を語り合う。
「娘のメガネ、本当に度が上がって見えるようになったのかな?
前のメガネとあまり変わらなかったらどうする?!?!」
イタリアの視力検査に対する不安がそう語らせたのだった。
そして帰りの車内にて。
こんな感じで、メガネについては基本的に日本の場合と変わらない。
コンタクトはどうなのか、機会があれば調べてみたい。
ちなみに視力回復の手術(レーザー)、イタリアでは比較的安く
両目で3~400ユーロほどでできるらしい。
真剣にやってみようかと思ったが、外国人と日本人では手術する
目のカーブが違うかもしれず、どうなのかわからないことと
日本へ帰国した後、もしも手術跡に何かあったらアフターケアは
どうなる?といった不安があって、なかなか難しい・・・
相方の会社の総務のイタリア人女性は、数年前にその手術を受けた
らしいが今のところ何の問題もなく、すごく快適だと嬉しそう。
イタリアのどんな街にも、何軒かの眼鏡屋さんがある。
店内にはもちろん眼鏡も多いが、サングラスが季節関係なく
たくさん売られている。
イタリア人は色素の薄い目をしているヒトばかりではないので、
おそらく重要なファッションアイテムなんだろうな、と思う。
サングラスやメガネは、靴や鞄と同じなのだ。
やっぱりイタリア人はオシャレだとつくづく思う。
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会社のヒト達と飲み会だった相方が、ダンボール箱を抱えて帰ってきた。
実家に頼んでいた「ニューフェイス」達が日本から届いたらしい。
ワタシが頼んだものは2つ。
待ってました!水中撮影OKのステキデジカメ。
(ブルーが欲しかったけど、どこも売り切れていたらしい)
今夜は抱いて寝ると思う。
ちなみに記録用カードを未購入なので、明日買いに行く。
速攻買いに行く。
そしてイタリアで山積み、ドイツで無視されてる
このオモチャ。
イタリアで買うとイタリアのテレビでしか使えないとのことで
ソフトも一緒に日本のものを送ってもらった。
(個人的には折角なのでイタリアのが欲しかったんだけど・・・)
なんでも、アジアでは日本でしか発売されていないらしいWii。
中国人や韓国人向けに「Wii購入ツアー」なるものもあるらしい。
しかも都心等は品薄なので、わざわざ東北などのまだ在庫のある
地方にわざわざ団体で押し寄せているとか。
・・・ヨーロッパでは売れ残ってるのにねぇ・・・うーむ。
新しいものには俄然興味津々で、いてもたってもいられない我が家。
早速セッティングを・・と家族3人がそれぞれにできることを開始。
「はじめてのWii」ソフトを入れてコントローラーを構える。
『買ってみようよ』と言い出したのはワタシだった。
イタリアの大型電気店でいつも流れる、Wiiのプロモビデオの中の
外国人のコントローラー捌きのあまりのカッコよさについつい見とれ
「これで遊んでみたい・・・」とウッカリ思ってしまったのが一番の
理由で、それに対し相方は
”プレステもDSもあるし、必要なし!”と冷たく言い切ったのだが
ワタシにはもうひとつ、別の思惑があった。
多くのイタリア人の家庭はプレステを持っていて、ゲームが好きだ。
しかし我が家には日本語のソフトしかないため、イタリア人の子供が
遊びに来てもプレステでは一緒に遊べない。
代わりにワタシや娘の「DS」に目を輝かせる。
この国でDSやPSPを持ってる子供はとても少なく、持っていても
かなりの高学年だからだ。
言葉があまり必要ないソフトはEU対応のソフトを買うこともある。
それで我が家には2本ほどイタリア語でできるマリオ系ゲームソフト
があるのだが、イタリア語でできるためかイタリア人の子供たちに
人気があり、ワタシのDSを貸すとなかなか帰ってこない。
せっかく遊びにきても、それぞれがゲームしてるのはつまらないから
対戦でもしたら?と促すも、高度なゲームでは相手にならない。(娘談)
本当は「ゲームなんてしてないで外で遊んでこーい!!」といいたい
ところだが・・この辺りは安全に遊べるスペースが意外と少ないのだ。
公園まで遠いし、公園自体が汚く危険。
そして両親が共働きのところも多いためか、この町の子供は家の中で
遊ぶことが多い。ちょっと意外だが。
そこで目に留まったのがWii。
言葉があまり必要ないし、単純な動作のゲームができるWiiだったら、
娘のクラスメイトが我が家に来た時に一緒に遊べるかなあと思ったのだ。
ちなみにイタリアの子供たちに「Wiiって知ってる?」と聞くと、
ほとんど「何?それ。」と返ってくる。
大きな電気屋にはサンプルはあるから、高校生くらいなら知ってる
かもだけど。
是非イタリア人の子供たちに遊んでもらって感想を聞きたいと思う。
(相方いわく”壊しそう・・・”と。その可能性もある。確かに。)
ちなみに遊び初めて数十分後の我が家は。
だからいったのに。
イタリアのスーパーには毎シーズン、
その時期の「旬」な野菜やフルーツが並ぶ。
先日珍しい”フルーツ”を発見。
今まで気がつかなかったから、最近出てきたようだ。
今が「旬」のフルーツなんだろう。
人気があるのか、あまり残ってない。
実はこれ、サボテンの実。
食べたことがあるという相方はボソッと「マズイよ」といったが
ワタシと娘は「これは食べてみなければ!」と2つだけ買ってみた。
イタリアでは、野菜やフルーツはこうやって量り買い。
カタチの悪いものや大小さまざまなものが売られているためだ。
複数買う場合は袋に入れてその袋を載せて量る。
売られてるサボテンの実は、さすがにトゲは抜かれていて
綺麗な色のジャガイモみたい。
早速食べることに。
まず、両側の先っぽを切り取り、くるりと皮を剥くように切る。
!!!スゴイ色・・・
香りはオレンジに似ている感じ。
黒いタネが固く、ちょっと舌触りがザラザラしていたが
味はとても良く、スイカと淡いオレンジの混ざったような
なんともいえない優しい甘さ。
娘も気に入ったようだ。
・・・そういえば小学校の頃、当時福岡に住んでいたワタシは
修学旅行で両親の実家がある宮崎のサボテン公園に行き
サボテンを食べてみたのだが青臭くて不味かった記憶が。
食べたサボテンの種類が違ったのだろうか。
果肉は緑だった覚えがあるし・・・
南イタリアでは道端にもよく生えているこのサボテン。
イタリアの気候と人々に愛されている。
最近完全に夜型(ダラダラ夏休みモード)である。
まずい。非常にまずい。
なぜなら、イタリア生活においては午前中がキモだからである。
イタリア人は夜更かしするくせに朝は早い。
(昼に休めるから夜更かししても朝早起きできるのかもだが)
0時になると、どこからともなくパンが焼ける香りがし、
3~4時にはゴミ収集車が爆音とともに走り抜け、
6時過ぎには近所のアパートの住人の話し声が
あちこちから聴こえ始める。
スーパーも午前8時には開いてる。(小売店はもっと早い?)
そして13時にはどの店も閉店。
そして16時頃まで昼休みである。
なので『夜更かしして昼前に起きる生活』をしている、完全なる
ダラダラ夏休みモード(怠慢ボケ)のこのアジア人親子は
完全に現地イタリア人と違う生活パターンに陥っているのである。
学校がはじまると7時過ぎには起きないといけないので
少しずつ早寝・早起きのパターンに移行しなくては。
・・・ダメダメだあ。
ところで始業式。
イタリアでは入学や進学の日でもあるのだが。
日本の小学校は、基本的に9月1日が始業式。
(今年は土曜日だから月曜日の3日が始業式かな)
それは夏休みに入る前に学校からいわれることだし、
大体毎年決まってることだから、
(基本夏休みは8月31日までだし)
いくら夏休みボケが入った子供たちであっても
「あれ?学校始まるのっていつだっけ??」
などという台詞は普通出てこないと思われる。
まして親は。
しかしイタリアは違う。
まず、夏休みがべらぼうに長い。
6月中旬に夏休みに突入して7月、8月とまるまる休み、
9月に入った今日もまだ休みである。
そして夏休み前に「いつから学校が再開するのか」
ということが決まっていない。一切、通知が無い。
先生いわく、「後日連絡します」とのこと。
(しかもなぜか「テレビで発表がある」とのことで、
しかも放送日時も不明・・・ペルケ???)
おまけに成績表(通信簿)も後日配布である。
終業式や始業式は毎年あるものなのに、なぜ決まってないのか・・・
そして終業式の日に成績表がもらえないのか・・・
ナゾである。
自らイタリアのマンマたちに電話してまで聞く勇気が無いワタシは
機会がある度に「いつから学校は始まるのかしら?」と、
子供たちやマンマたちに聞いてみるのだが・・・
マンマA 「9月中旬よ」←アイマイ過ぎ
子供A 「20日に会おうね!」
マンマB 「11日か13日だったかしら?」
子供B 「12日だよ!」
・・・個人的には火曜日とか木曜日というハンパな曜日は
ナイと思うがなあ・・・と突っ込みたくなる時もあったが、
とにかく帰ってくる返事はマチマチ。
うーむ・・・
イタリア語レッスンの先生は「たぶん学校は9月の第2週からよ」
といって、レッスン開始日を9月第二週からにしてたから
10日の月曜日からかな~、でも誰も10日とはいわなかったな・・
と不安な気持ちを抱えていたところ、今日素晴らしい偶然が起きた。
ワタシたち家族が住むビルには大きな銀行のオフィスが入ってる。
そこに勤めている女性の子供が娘の通う小学校と同じ小学校に
通っていて、偶然お互いにそのことを知り、時々話すようになった。
夏休みに入って会うことも無かったのだが、今日久しぶりに
昼休み時間に銀行から出る彼女と偶然会った。
軽い挨拶の後、すかさずワタシは
「ところで学校はいつ始まるの?他のマンマたちに聞いても
わからないのよ~」と彼女に聞いた。
すると彼女は「忘れちゃったのかしらね?」とふふと笑った後
「17日よ。17日。」
と、キッパリと言い切ったのだった。
おおー!!さすが、キャリア・ウーマンは違う!
同じイタリア人でもデキる女性は揺らぎが無い!!
(しかも17日はピッタリ月曜日!)
・・・と、ヘンなところに感動してしまったのだった。
これでとりあえずほっとしたものの、10日の月曜日にも
一応スタンバイはしておこうと思っている今日この頃。
しかし”そういえばまだ成績表を学校からもらってない・・”
ということを今頃思い出し、さてどうしようかと思案する
もしかしたらイタリア人以上にラテンなノリのワタシであった。
・・・ダメダメだあ。