2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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始まったよ!ベルギーGP。
それにしても各コースを見ると面白いな・・・
(こうしてみるとイタリアのコースってほんと高速サーキット!)
イタリアの新聞を結構賑わした”例のスパイ疑惑の件”からなんとなく
フェラーリよりマクラーレンを応援してしまう今日この頃。
おかげで?調子のいいフェラーリが走る今日のコメンテーターの声は
一段と興奮していて大きく、笑っちゃうくらいウルサイ。
(そして、フェラーリの調子悪い時のコメンテーターは
笑っちゃうくらい静かだ)
イタリアでは世界中のF1レースをリアルタイムに国営放送で
流すので、ヨーロッパラウンドはいいんだけど時差がある国は
結構シンドイ。
それでも次は日本GP。
時差はあってもリアルタイムで観られるのは嬉しい。
いろんな意味で楽しみだ。
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16:00 ローマの街角にて。
道路挟んでこちら側から、空色のカノジョを撮るために
一生懸命カメラ構えてたら、背後にヒトの気配。
はっとして振り向くと、にこやかに笑うおばあちゃんの姿。
その後おばあちゃんが語り始め、なぜか話し相手(というか
一方的に聞き役)になることに・・・
突然小さなガマグチを出したかと思うと、中から赤い宝石の
ついたロザリオを取り出して見せてくれたり。
そのうちおばあちゃんの知り合い?近所のオバサンもやってきて
大変なことになりそうだったので、「チャオ♪」といって退散した。
その後もてくてくヒトリで歩いていたら、数人のヒトから声をかけられ
(ナゼ?)やっとこたどり着いたローマの片隅のお気に入りの中古車屋。
白い小さなカラダのカレはまだ出会うべきオーナーを待ち続けていた。
早く出会えるといいね。
お互いに。
F1観戦そのものの記事はクルマブログ「みんカラ」にアップ
するとして、観戦の”おまけ話”をここに書こうと思う。
目指すモンツァは、ここ南イタリアよりも
南フランスや南ドイツのほうが近いのだ。
赤線は行きの行程。青線が帰りの行程。
日本で例えると、愛知から大阪辺りへその日の昼頃移動して、
そのまま夜に九州へ出発しちゃったって感じ。
ホテルも何も取らず、ひたすら移動してそのままF1みてトンボ帰り。
アホかもしれない、この家族。
途中のサービスエリアで着替えたり、顔洗ったりして
(週末は長距離バスなどの旅行者もいて、トイレは泣きそうなくらい
最悪な状態だったが仕方なく・・・)
なんとかモンツァに辿りつくも、到着が真夜中で暗く街中にあるうえ
看板も何も見当たらないためサーキット場がどこかわからない。
(電車やバスで来ると、乗り場に簡単な地図が置いてあったそうだ)
サーキット情報をネットで抜いてきた簡単な情報だけを頼りに
いくつもあるINGRESSO(入り口)の中で大きそうな通りをナビに入力、
そこへ行ってみると・・クルマや人がうろうろしていた。
道がいくつか封鎖されており、どうやらこの時間(午前4時過ぎ)は
入り口へは徒歩で入るしかなさそうだ。
少し遠かったが駐車場を見つけ、そこに停めて3キロほど歩く。
ちょっと暗すぎて見えないかもしれないが、この門がサーキット周辺に
いくつかある入り口のしるしのようだ。
この門のそばにも入り口はあったが、予約チケット専用?の
入り口のようだったので、今から買う我々はさらに奥へ歩く。
この辺りはダフ家のオジサンもウロウロしていた。
何処の国も同じだね。
このフェンスの向こうがサーキット場・・・
簡単に乗り越えられそう・・・さすがイタリアのサーキット。
(実際フェンスチェックしてるあやしい二人組の男発見)
しばらくすると、あちこちでテントの姿が。
そしてチケット売り場発見。
プレハブ小屋・・・
まだ6時過ぎなので、販売はまだ先だろうと思い、
(駐車場のオジサンは8時くらいからと言っていたので)
一応いつ売ってくれるか聞くと・・・
その場で買えた。
そして近くには露店がいっぱい。
ここで一晩明かす人々もいるのだろう。
カフェで一休み。
真剣に寒いので(半袖のポロシャツはワタシひとり・・・
家族を含め、ワタシ以外はみんな長袖&コート着てるヒトも)
あったかいカプチーノは有難い。
・・・しかしチケット安いな~。
指定席でなくても充分見られると聞いていたので入場料+自由席。
少しでも寝たいのはやまやまだが、自由席だと早めに席を確保
しなければいけないので、とりあえずいつから入場できるのか
確認しにゲートへ。
(チケット売り場のオジサンは8時開門といってたけど)
・・もう開いてるし。ちなみにこの時、午前6時30分頃。
チケット販売時刻もゲート開門時刻もテキトー。
みんな言ってること違うし。
こういうところがさすがイタリアだなあ。
ちょっと焦ってコースへ向かう。
早朝の風景がものすごく綺麗だった。
もっとヒトがいるかと思ったが・・・結構閑散としている。
昨年暮れのモーターショーのときも思ったけど・・・
ここイタリアで(日本のイベントの時のように)用意周到で
ハリキッて来ると、意外と拍子抜けする。
会場内の簡単な地図を片手に、何処で見ようか検討し、最終コーナーの
PARABOLICAで見ようということに決定。
指定席の横にある自由席(芝生を覚悟でいったのだが、ちゃんと
スタンドがあった。綺麗ではないが)に陣取り、少し仮眠をとることに。
・・・いくら寒いとはいえ、いくら自由席とはいえ・・・
焚き火はマズイんじゃ・・・
そして入場料のみでこの至近距離のF1観戦。
さすがイタリア。素晴らしすぎる。
そして8時頃から救護用や撮影用?のヘリがブンブン低空飛行し始め、
フォーミュラマシンのエンジン音がブイブイ聴こえ始め、
F2、ポルシェのワンメイク、そしてF1のレースが始まるのだった。
レース前や途中で見つけたイタリアGPのステキ風景。
F1の前に行われたF2のレースカーが普通に歩道を走る図。
私達が見ていたコーナーの反対側のコーナーにもこんなにヒトが。
スタンドがないところなのでちょっと大変そう・・・
朝の寒さとは真反対に、昼間はすごい暑さ。
でも私達のフリーのスタンド裏にはこんなに木陰のある昼寝場所が。
(たくさんのヒトがレース中も寝てたり・・・)
昼間は本当に暑かったので、イタリアーニは多くが上半身裸に。
暑かったら脱ぐ!がスタンダード。
日本の甲子園名物のように、アイス売りのオジサンがいた。
迷わず購入。
カッコイイ帽子・・・
(彼ともうひとり発見)
さりげなくトヨタファン?!
レース前にはドライバー達のパレードが。
本当に近くで見れるので感激。
しつこいですがここは自由席・・・
レースの画像+αはコチラ(その1~3まで)をどうぞ。
*** *** ***
レース中盤にしてフェラーリのマッサがリタイア。
と。
イタリア人がぞろぞろ帰ってる・・・?!?!?
あの~・・・フェラーリ、まだ一台走ってますよー!!!
おーい。
(ライコネンが嫌いなのか?
それとも早く帰らねば渋滞するからか?!←日本の感覚っぽいが)
フェラーリを捉えた!!!と思ったら・・・・・
イタリアーノめ!!!ムキー
*** *** ***
結果は面白くなかった。ちぇっ。
そして感動のゴールが終わった・・・と思ってまもなく。
で、でたーーーーー!!!
イタリアGPだけの特別付録。観客参加可能のサーキットラン!
こうなったら我々もじっとしておれません。
折角なので参加することに。(さすがに走るのは恥ずかしいけど・・)
私たちが陣取ってた席から少し歩いた先に出口が。
・・・結構ショボイ?
でもレース中は厳重にかぎ掛けられてるだろうから、係員のヒトが
そのタイミングになったら開門してくれてるんだろうなあ・・・
ちなみに画像でカメラ構えてるホンダスタイルの彼は、たまたま
観覧席で隣り合わせて仲良くなった日本人大学生。
F1大好きで、日本では何度も見に行ってたらしく、今回はじめて
イタリアまで見に来たそう。しかも一人で!
今年の日本GPももちろん行くそうだ。
そして来年はホンダに入社も決定している未来あるエンジニア。
海外でこういう素晴らしい日本の若者に出会うと本当に元気が出る。
(彼の書いているF1ブログはコチラ)
アロンソ、ライコネン、ハミルトンの会見が始まってる・・・
ライコネン、めっちゃ不機嫌そう。
シャンペンシャワーがあった表彰台下まで来れた。
スゴイなあ・・・(撮影・相方)
警備員の方々も複雑な表情。
さすがにパドックは厳重にクローズされていた。
(撮影まであと一歩だったんだが・・・)
コース内を歩いてはじめて知ったのだが・・・
F1カーが走る道なのに、ひび割れやデコボコが結構あるのに驚いた。
そして来年もまた来たい。
このイタリアGPではイタリアの国旗はもちろん、いろんな国の
国旗を見かけたのだが、日本の国旗を降ってる応援者をほとんど
見かけずとても寂しい気がした・・・
日本はクルマもヒトもレースに参加しているのに・・・
会場で日の丸を探したのだが売っていなかった。
来年までになんとか日本の国旗を手に入れて、来年のイタリアGP
では日の丸を振って、海外で頑張る日本を応援したいと思う。
もうすぐ日本GP。
今年はテレビとパソコンの前でだが、とても楽しみだ。