2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
1
2
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
坂の小道を登った先の小さなカジュアルレストランで(入り口にメニューが
ちゃんと書いてあったのでココを選択)魚介のアンティパストと魚介のリゾット、
そして甘いスイカを食べ(値段と味はcosicosi)トイレも済ませていざ海へ!
実はランチ前に現地のお兄さんから20ユーロで泳げるポイントまでボートで
往復するよ(しかも希望するならボートで周遊することもできる)という勧誘を
受けていて、とにかく泳ぎたい我々はなんとなく乗り気だったのだが、食事後に
そのヒトがいないのでウロウロ・・・するとあるオバサンが同じように勧誘してきて
ボートでしかいけない砂浜まで往復、そして帰りたい時間に電話くれれば
迎えに来るという適当かつ自由な条件で20ユーロ(三人で)。
ちょっと悩んだが、オバサンのほうが地図にもちゃんと載ってる砂浜(地図上の
3のPagliai)を提示したのと、オプション加算の心配も無かったので承諾。
(ちなみに周遊船は1時間半~2時間で一人15ユーロくらいらしい)
小さなゴムボートでどんぶらこどんぶらこ~とあの断崖絶壁の先へ・・・
そこには白い砂浜の小さな入り江があるらしい。
島に近づいた時、そして着いた時は感動のあまりに写せなかったそこは
本当にヒトの少ない(15、6人くらいしかいない)小さな白い浜辺だった。
しかも後が絶壁のため、自然と日陰が~。午後は全くパラソルいらず。
相方とムスメがとっとと泳ぎにいてしまったので、荷物番兼ねてチェアーで
まったり昼寝・・・まさに楽園・・・
ムスメの水中メガネ姿がツボって大うけのワタシ・・・
海の青さを見よ♪
そして今回初?!のオリンパスμ770swによる水中撮影をば。
(途中液晶がぶっ壊れて写らなくなり未確認のまま撮影・・・)
海の色が様々なのは、光の当たり具合や海の環境の違いのため?
見たままの色が出てると思う。
日本の海水浴と違って、海水でベタベタせずサラッと乾くので
真水で流す必要もなし。水着で来てそのまま水着で帰れる。
何も無いところで2~3時間、あっという間だった。
ただ、晴れていても海水は冷たくて最後は寒かった。(やっぱり今年はヘン?)
今度は泊まりで是非また来たい!!
帰りは心配しながらもちゃんとフェリーに乗れて(笑)行きと同じメンバー
(泳ぎではなく周遊や遺跡巡りのツアー客)で混むフェリーにまたゆられつつ
(目の前のワンコが吐かないか心配しつつ)無事テルモリのフェリー乗り場に
着いたのは19時過ぎ。
今日堪能した空と海の色と同じ色のクルマが港で待っていた。(笑)
そういえば島のパンフレットに”イソラ・トレミティはアドリア海の真珠と
呼ばれていますうんぬん・・・”と太字で書かれていたが、アドリア海の
真珠って世界的にはクロアチアのドゥブロヴニクだった気が・・・
クロアチアにも行かなきゃだな。(笑)
PR
わが町の海と違う輝きに、わが目も輝くわが家族。
お昼まで泳ぐぞ~!!!と意欲満々な我々を待ち構えていたのは
この島で唯一という砂浜のパブリック・ビーチ。
・・・ヒト多いな~・・・
しかも我々パラソルとチェアー担いでるし。
島と聞いてすっかり絵に描いたような無人島を想像していた我々は
途方に暮れていた。(そしてその完全装備は目立っていた)
しかし悪いことばかりではない。
そのどう見てもこの島初心者の我々は現地の人々の目にカモ?に見えたらしく
彼らは我々にいろんなサービスの勧誘をしてくる。
我々はとりあえず作戦を練りなおすことにして、近くのバールでお茶をすることに。
船着場の近くにはダイビングやタクシー、そしてボートのレンタル(水上タクシー)
などの案内所や勧誘する人々がたくさんいて、土産屋やバール、リストランテが
連立している。
店の人々はいずれも観光客慣れいているのか、愛想が悪くてちょっと戸惑うが
負けずに笑顔で接していると徐々に笑ってくれるようになる。
(ちなみに必ず日本人?と聞かれ、中国人?と聞かれることがなかった)
とりあえず地図を買って高台まで登ってみる。
うーん、綺麗!!
対岸のニコラ島も、ここからは綺麗に見えるなあ・・・
今度ゆっくりあの島の遺跡めぐりもしてみたい・・・
しかーし、今は海だ海!!!泳ぐために来たのだ!
というわけで見渡したが、やはり海に下りる道が見当たらず崖ばかりのため
とりあえず昼食までさっきの海岸で水遊びでもすることに。
でもやっぱりあの人混みではムリなので、海岸脇の小道を登っていくと
断崖ながら小さなベンチもいくつかある丘のような場所に出た。
もうちょっと歩いて下ると、店のようなものもある。
新しく建設中?ガリガリクレーン車が動いてる脇でも平気で泳ぐ人々。
岩があるし、こちら側でも海水は充分綺麗みたいだ。
ムスメは砂浜じゃないと泳がない~といって、パラソルを立ててベンチに
座って持ってきた文庫本を読みふける。
ワタシはガシガシ下りていって、小さな潮溜まりで遊ぶことに。
(ランチまでの時間潰しなので控えめに・・・)
波が結構あって、しっかりしたカニやムツゴロウのようなオコゼのような?
可愛いイキモノがいっぱいいた。白くて細い魚もいたよ。
長崎生まれ長崎育ちの相方はガマンできず、岩場でザブザブ気持ちよさ気に
泳ぎまくり、結局ウニのトゲが刺さって唸りつつ早めのランチへ。
我々と入れ替わりにイタリア人が続々とこの場所へ。(笑
立てたパラソルが目印になって来ちゃったかな~と笑う我々なのだった。
機会は今週末くらいしかないんじゃ?!と、以前よりずっと行きたくて
なかなか行けず仕舞いだったわが町から程近くの島群”Isola tremiti
(イソラ・トレミティ)”に行ってみることにした日曜日。
わが町からもフェリーが出ているのだが、一日二便(午前・午後各一便)
のみなので、便が多い30分強クルマで走った先の港町テルモリから
フェリーに乗ることに。
現在時刻9時・・・目の前でジェットフェリーが行ってしまい、仕方なく
9時15分発(日曜日のみ運行)の小型フェリーへ。
ボートの二階(屋外席)が満員だったので、さぞ中も・・と思いきや
中はガラガラ。どんだけ外が好きなのイタリアーニ。(笑)
しかしこの後バスの団体客が押し寄せ、あっという間に中も満席に。
出発直後のアドリア海はエメラルド・グリーンの透明感のある海面の色。
沖まで来ると、地中海のような濃いブルーに。
それに途中からゆれるゆれる。(苦笑い)
こんなにゆれたフェリーは生まれて始めてかも・・・
騒がしかったイタリア人たちも、気がつけば静かで片手にビニール袋
持ってるヒトも・・・フェリー会社のオジサンが配ってた。(爆)
おおお!!!
なんか城壁みたいなものも見える・・・これがイソラ・トレミティか!!
・・・と感動していたら、これは違う島??
実はイソラ・トレミティとはisola=島、tre=3、miti(mito)=神話つまり
三つの神話の島という意味。(島群は五つあり、うち三つは無人島)
到着したのは地図上の1のサン・ニコラ島の港。その後、向かいの
島サン・ドミノ(地図上の2の港)へ渡るべく、小型ボート(三人で往復
15ユーロ)に乗り換えいざ!
※おまけ・・・テルモリ発フェリーの時刻および料金(7/4~9/6)
①ジェットフェリー(Tremiti Jet)
所要時間約50分・往復38ユーロ(子供20ユーロ)
Termoli~Tremiti(S.Domino) Tremiti(S.Domino)~Termoli
8:40発 9:45発
10:45 16:20
17:30 18:45
②小型フェリー(Moto Nave)ただし日曜日のみ運行
所用時間約1時間15分・往復30ユーロ(子供16ユーロ)
Termoli~Tremiti(S.Nicola) Tremiti(S.Nicola)~Termoli
9:15発 17:40発
(2009年7月現在)
その1
よくあることなのだが、今まで通れていた道がイキナリ
工事中で通行止め。
それは仕方ないこととして。
・・・日本のようにフォローが無い。
迂回路の説明や図は一切無し。期間もいつからいつまでか不明。
ただ、コッチに行けという看板(矢印)があるだけ。
しかも1~2個表示されただけで、どう行ったらいいのか・・
わからないイタリア人が何台もUターンしていた。
ハッキリいって、ナビや地図が無いとこの地では迷うこと必至。
(イタリーの地図もちょっとアヤシイけど)
迂回路は細く、対面通行できない箇所や崖崩れのような場所も。
そしてトラックやバスなどの大型車もそこを通る・・・
そして迂回路自体の距離もハンパない。
ナポリまで2時間ちょっとで着く予定が、この迂回のせいで
軽く1時間余計にかかった。(しかも迷うことなく走って)
その2
カプリ島でのフェリー発着所であるマリーナ・グランデで
待機している「青の洞窟」行きの中型ボートの運転手。
・・・よく選ばないと酷い目に。
(実際、乗ってみないとわからないから選べないんですけどね・・・)
家族で乗ったそのボートの運転手は最低だった。
↓このオッサン。要注意人物。
まず、他のボートは島の沿岸を進んでいるのに、このオッサンの
ボートは沖へ沖へ進み、すんごく大回りして青の洞窟に到着。
更に大渋滞の洞窟前で停車。
後ろからくるボートにどんどん先を譲る。
結局熱く、ゆらゆら揺れるボートの上で1時間近く待たされ、
同乗していた客が文句をいったり、無線で怒られたりして
やっと先に進んだ。
その後も小さいボートからの呼びかけにも無視したりして
時間を稼ぐ怠け者のオッサン・・・。
一緒にオッサンのボートに乗ってた他の客の中には、
船酔いと疲れてモドしちゃったヒトも何人かいた。
蒼の洞窟が素晴らしかっただけに・・・ホント残念だった。
その3
朝8時頃、行きの高速道路上で山火事を発見。
帰る頃には治まってるとよいね・・といってたら
帰路に着いた20時頃には広まってた!!
おいおい・・・。
ヘリまで出動。
もっと迅速に確実に対処ができないのだろうか・・・
(民家とか大丈夫なのかな・・・)
いつもこの国の旅はドキドキやハラハラがあって、
ちゃんと無事に家に帰還できたことを感謝する。
ほっ・・・。
天気は朝から白っぽい空。
でも風は凪いでいて「蒼」見学には絶好の日。
わが街ヴァストからナポリまで通常2時間+α走り、
(今日もまたネタその1があった・・・これは後日公開)
ナポリ港から小型ジェットフェリーで約40分くらいでカプリ島へ。
更にカプリ島のフェリー発着所のマリーナ・グランデから
中型のボートに乗り、洞窟入り口を目指す。
(・・・ここでネタその2があったのだが、これも後日公開。)
・・・洞窟は大渋滞。
そして入り口は青矢じるし。あまりの小ささにビックリ。
入り口は小さいので、更に小型の手漕ぎボートに
3~4人単位で乗り込む。
そして洞窟突入時は伏せまたは仰向けに寝なければならない。
(↓画像隅のイラスト参照)
話せば長くなる、数々の苦難を乗り越え・・・
目にすることができた「蒼」をご覧あれ。
(ボートが揺れたので多少のブレはお許しを)
あまり広くない洞窟内は、突入後すぐは真っ暗で何も見えず・・・
相方に「入ってきた入り口の方を振り返って見て!」といわれ、
振り返ると・・・こんな風景が広がっていた。
微妙な違いはあるだろうが、ほぼ間違いなくこんな色だった。
感動。