2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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イタリアの祝日でローマの日本人学校も休みだった土曜日。
以前よりずっと行きたかった洞窟住居を見に
バジリカータ州のマテーラに向かう。
長袖一枚でも汗ばむほどの陽気。気温は28度もある。
南に走っていくと、荒野のような風景に出会う。
スペインのアンダルシア地方を思い出す。
途中の道沿いには派手な服を着た”立ちんぼ”が数人
木でできた粗末な椅子に座っていた。
わが町から高速と国道を使って約3時間。
目的地のMatera(マテーラ)に到着。
ガイドブック等からは想像しなかった、案外ちゃんとした町・・・
駐車場にクルマを停め、sassi(サッシ/洞窟住居)の看板を頼りに歩く。
途中、駐車場係?のお兄さんから「サヨナラ~」と声をかけられビックリ。
この坂を下ると・・・
いきなりこの風景。
まだまだ先がある。
振り返ると、こんな風景。
町外れにこんな場所があるなんて・・・
マテーラってすごい町だなあ・・・
更に歩くと大きな駐車場に出た。
ここからの眺めもすごい・・・
青い矢印がヒトの大きさ。広大さがわかるかな・・・
休日は家族と過ごすのが基本のイタリア人。
大勢で大声で道の真ん中を・・・マナーは悪いけど楽しそう。
教会がふたつ、それぞれ断崖絶壁に建っていた。
下の綺麗な教会ではなく、岩の上の粗末な教会に行ってみることに。
登る途中にあったお土産屋さんには日本語が。
(帰りに寄ったら店員さんがすごく丁寧で雰囲気もよかった)
ほどなくしてサンタ・マリア・デ・イドリス教会に到着。
教会内部は撮影できないが、入り口が狭い洞窟教会の中は必見。
そしてここでは2ユーロで地図兼ガイドブックを入手できる。
”食い入るようにガイドブックを見ている”ワタシと娘。
(相方撮影。こうして見るとほぼ同じ大きさ・・・
娘に抜かれる日も近いなコリャ)
!!
向こう側の岩山に人影や駐車場みたいな場所が見える。
あっちからこちらを見たら、これまたすごい景色なんだろうな・・・
下の教会に降りると、さっきの人影のあった岩山が茜色に染まって綺麗。
もと来た道を、またテクテク歩いて帰る。
途中、小さな男の子が自転車をキコキコ必死に漕いで坂を登っていった。
すごいな~・・と感心して見送ったらその後すぐに後ろから奇声が。
「ひゃっほ~い♪♪♪」とかなんとかいいながら、少年が今度は一気に
さっき登ったばかりの坂をビューンと下っていったのだった。
ステキな町だったなあ、Matera。
今度は岩山のほうから町を見てみたいな。
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