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☆2006年10月~南イタリアの アブルッツォ州vasto在住。 生まれてはじめての海外生活 に日々マイペースで奮闘中。
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2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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相方が久々に仕事だった土曜日。
残り少ない8月、何もしない休みは勿体無いな・・と、愛車のプチカスタム
計画?を兼ねて、高速で約1時間走ってやっとあるクルマ用品店へ向かう。


・・・だが高速に乗って数十分後。
北上していることに激しく後悔する。

そうだった・・・
イタリア民族大移動中だった・・・

まだかよ・・・





お隣のおフランスでは、このバカンス中に700キロ越えの渋滞を記録
したらしいが、イタリアも似たようなもので・・
おそらくこれ北まで続いてるんだろうな~(溜息

結局次のインターで降りてSS16でペスカーラへ向かうことに。
ロータリーがあるイタリアの”下道”は、日本と違ってほとんど信号が
無いため、あまり渋滞することが無い。
制限速度の関係や警察がいたりして速度こそ出せないが、渋滞の高速より
よっぽど流れるハズである。






セグウェイが走ってる~!!!
(しかも対向車線・・・安全的にはOK?)













向かって右はアドリア海と鉄道。時間がある時は電車でもよさ気・・・
そして左はちょっと古びた小さな海沿いの町並み。
なんとなく日本の大好きな海沿いの町を思い出す。

天気がよい日はこのルートでもいいなあ・・・




出遅れたため、軽く店巡り&買い物をしたらすっかり夜。
(いろんなSwatch眺めてたら楽しくなってきて時が経つのを忘れた・・・)
帰りは南下するので高速でスイスイ帰還。
22時過ぎても開いてる店へ滑り込み、週末の喧騒の中で遅い夕食。





夏休み限定?!下手なDJがガンガン音楽をかける。
しかも途中飛び入り参加なのか、少女達がカラオケ大会?!
横で父親らしきオヤジさんが見守ってるのが微笑ましい。
この子はすんごく上手だった。

夏のマリーナは夜遅くでも相変わらず大騒ぎ。
というより以前より確実にどんどんヒトが多くなってる!!!
(バカンス帰りの地元人が集まってくるからか?!)
娘の希望によりルナパーク(夏の間だけ開催される移動遊園地)で
今夜も遊ぶことに。(娘は絶叫系がたぶん三度のメシより大好き)
画像は大人も子供も無邪気?なイタリア人たち・・・






絶叫系が苦手なワタシが一人で待ってると、チケット売り場のオジサンが
ワタシをじーーーっと見て暫くした後「チケットあげるよ!」と・・・。
もちろん丁寧に断った。

0時を過ぎた途端、隣町のサンサルボの海岸で花火がバンバン打ちあがり
はじめた。遠くにも花火が見えたので、おそらくその隣町のテルモリでも
花火大会があっているのだろう。
去年は重ならないように日程が組まれてたのだけど、今年はわが町の
花火大会とアブルッツオ一のフランカビッラでの花火大会も重なっていた。
といっても、昨年見てガッカリしたので今年はどこにも行ってないのだが。
花火はやっぱり日本のが美しいし、余韻が残る感じが好き。






駐車場までの道すがら、2006年のボローニャモーターショーで見た
METAのクルマ
を発見!!実際に走ってるんだ・・・
しかも大好きなタルガトップ!!!
うっわぁー!!といって携帯カメラを向ける超ニコニコ顔のワタシを
海岸警備中の警察が怪訝そうな顔でジーッと見ていたが気にしない。







ワタシの旅先での趣味?となりつつあるマグネット集め。
そういえばまだわが町のを持ってないな・・と、この時期だけ活気のある
海沿いの土産屋を物色するも、なかなか気に入ったものが無い。
代わりに「アドリア海の町たち」と書かれた小さな円形のマグネットを購入。
アジアンなワタシを観光客だと思ったのか、店主のオジサンがわざわざ
可愛いラッピングをしてくれた。
・・・勿体無くて開けられないよ~。













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水曜日、久しぶりに会った友人や娘とエキサイトしまくったWiiスポーツ
(特にボクシング)で情けなや全身筋肉痛・・・
でもその痛みが心地よいのはナゼだろう。
Mだからという意見は受け付けません








昨夜行ったレストランで読んだ新聞。日付はなぜか月曜日。
週末Popoli(おそらく街中)であったレースで大きな事故があったらしい・・・
乗員は重症だとか。

他に類を見ない楽しみには等価のキケンが付きまとう。
だからこそヒトを魅了するのかもしれないが。
そしてこの国が持つ”自由”は”自己責任”と釣り合っていると言うことを
改めて実感したのだった。


午後JSTVで見た川から遊びで飛び込んだ中学生?が溺れるニュース。
橋に欄干が無かった!とアナウンサーが読み上げていた。
ダガーナイフの諸々も厳しくなるというニュースも流れた。

誰かがいってた”世界の中でも日本人は痛みに対して弱い”。
名言だ。
痛みの元をどんどん取り除くから、弱くなるし痛みを知ることもない。
こうしたらこうなる・・という想像力も育たなくなる。

ヒトの好奇心はキケンと隣り合わせ。
だからこそヒトはヒトとして育つのではないだろうか。












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帰り道の高速道路で、ふと見上げると大きく美しい満月。
ゆきウサのことを想いつつ眺める。

しばらくして途中のサービスエリアで夕食をとることに。
そしてそのカフェテリアで偶然流れていたイタリア国営放送。






うおおお!忘れていた!!
今日は今年二回目のパリオのある日だった!!!!!



・・・そして案の定、20時過ぎてもレースは始まらず。
(しかも今回はフライングが3回も・・・)
ご飯食べちゃったけど見ないと気になって帰れないよ~といいつつ
待つこと数十分。ついにコマーシャルが流れた。
この間にスタートしたらどうすんだろう??などとドキワクしながら
コマーシャルが終わるのを待ってさあ始まった!!

と思ったら






オリンピック放送が始まりました


結局パリオのスタートも結果もわからず帰ることに。
つかあの待った時間を返して
(後で友人に聞くと、どうやら違う局で続きを放送したのだろうとのこと。
日本の高校野球中継みたいな感じか?!)

しかしなんのテロップもなく、いきなり延長したりいきなりぶった切ったり
(あといきなり最終回になったり)は日常茶飯事とはいえキツいよ~!!
イタリアのテレビ局様さま。



その後また月を見上げると、雲も無いのに月が欠けてる!!!
この時からまだ間もない気がするが・・・また月食?!





結局、部分月食だったようで、その後また満月に戻っていった。

月に落ちる地球の影。
なんだか不思議な気持ちになる。














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当たり前かもですが

日本選手の競技がテレビで全く
見られません
。(涙)

衛星放送(JSTV)でも結果はわかるんです。
でも放送権がどーたらこーたらで映像は一切無し




オープニングのあった8日はオランダのホテル。
理解できないオランダ語の放送をボーっと見た。




朝食時に読んだ地元の新聞で日本のメダル数をかろうじて知る。
(この日のオランダのトップ記事は銀の女子柔道で、前日は金をゲット
したらしい水泳女子だった)






唯一、最後に泊まったリヒテンシュタインのホテルで日本の体操男子を
見ることができた!


 


トミタとウッチーがやたら映って(笑)特にトミタはヨーロッパでも人気?
イケメンだからか???


イタリアでは国営放送Rai2でオリンピック中継中だけど、フェンシングや
陸上などなど日本人選手はなかなか見当たりましぇん。



***



今日8月15日はイタリアの祝日。ヨーロッパのキリスト教の国では、
フェラゴストといって聖母被昇天祭、つまり聖母マリアが天に昇ったと
される日。この日はイタリア全土で祝日となり、街中の店やレストランは
ほとんどが休みになる。教会ではミサが行われ、国中が厳粛な雰囲気になる。
一方日本は終戦記念日だが、中国・韓国にとっては日本からの解放記念日だ。

今回の旅で訪れたオランダ・アムステルダムのアンネ・フランク館や
ここ数日の日本のテレビ放送で流れる戦争の特集から感じる哀しみや
やるせなさ。
オリンピックで自分の国を応援したい気持ちと世界のボーダレスを祈る気持ち。


自分の矛盾としばし向き合う日。














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8月3日~13日の10日間、国境を越えたのを含めると8カ国を旅した。
いつものようにクルマで陸路移動。今回はイタリアを出てフランスを通過
してルクセンブルグ→ベルギー→オランダ。そしてドイツとオーストリア
を通過してリヒテンシュタイン→スイス、そしてイタリアへ。
今から少しずつアップして行こうと思う。





ヨーロッパを旅してきて思ったのは、ボーダレスになってきているということ。
ユーロ圏はもちろん、ユーロ圏外のスイスやリヒテンシュタインも(陸路
に関していえば)パスポートコントロール無し、スイスフランが無くても
ユーロで買い物が出来る。
このことがユーロ経済の発展に寄与しているのかと思う。
そして今からの世界のひとつのあるべき姿なのかもしれない。



***



夜通し陸路で帰り着いたため、お風呂に入ったり荷物の整理をしていたら
朝焼けを見ることに。





おー!久しぶりのイタリアの夜明けだ~!!と叫びながら大量の家族の洗濯を
していたらいつの間にか爆睡。
あわてて残りの洗濯をし、夕方は久しぶりに食料などの買出しへ。

真っ青な空。眩しい太陽の光。
そして色鮮やかで生き生きとした野菜や果物たちを眺めつつ「あ~、やっぱり
イタリアは元気出るな~♪」とウキウキしたのもつかの間。

怠惰なヒトの動き、雑然とした店内、意味不明な交通マナーetc・・・

あ~・・・やっぱりイタリアは
後進国だあああああ・・・


と旅してきた先進国に慣れかけていただけにガッカリしつつ、その国々から
バカンスに来た人々たちもさぞかしイタリアのスゴサに苦笑いだよな~と
笑いが込み上げてくるのだった。

















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樹液まみれの虎を綺麗にしてから旅立とうと、洗車に行った。
硬貨が無かったので、洗車場のパーキングに虎を停めなおして
横のバールに行ってコーヒーを飲み、小銭を作った。

さっきまで誰もいなかったので余裕で戻ると、一台のアウディが
洗車機に突っ込んでいた。

ああ、一足遅かったか・・・仕方ない。待とう。











???(つかランプ赤だし洗車機動いてないし)



待つこと数分。
短パン姿のおっちゃんが5ユーロ札片手にバールからやってきた。
ワタシと同じ、どうやら小銭がなかったもよう
それならマナーよくクルマを脇に停めて両替に行こうぜよ・・ワタシみたいに

なんだか可笑しくなってニヤニヤ待ってたら、おっちゃんちょっと焦ったのか
まだ機械動いてるのに、ランプ赤なのに、そのままクルマ走らせていっちゃった。

あっけにとられてアンテナを外すのをすっかり忘れ、そのまま洗車機オン。
隣の整備工場にいたおじさんが見ていたらしく、動いてる洗車機のタイミングを
うまく計って抜いてくれました・・・トホホ。













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