2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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というワケで今年最後のローマ日本語学校(補習校)に行ってきた。
イタリアの現地小学校も今日までなので、明日からいよいよ本格的な
冬休みに突入する。
夏のバカンスと同じく、この週末はイタリア人(ヨーロッパ中?!)の民族大移動。
南へ向かう対向車線は混雑がはじまっていた。
(A1ミラノーナポリは早くも大渋滞の模様)
長距離移動のための高速道路と同じように、街の道路も買い物や短距離移動の
クルマで溢れる。おかげでランチのために立ち寄った街の中で身動きとれず、
あわや学校に遅刻しそうになった。
ランチ前に立ち寄ったベネトンでふと心を奪われたマネキン。
・・・めっちゃ似てません???
(大ヒント・あいのり)
そして無事学校は終わり、ローマで今年最後の?寿司を食べ(食べ過ぎて
メンバーズカード&日本酒ゲット)最後の買出しをした超大型スーパーで見つけた
これまた心奪われる品発見。
クリスマスver盆栽!!
しかもなぜか鹿???
つかコレほんとに盆栽?????
24日はお店も早い時間に閉まるところが多いので(そして26日いっぱい
くらいまで町は閑散とする・・・)いろいろ動けるのは明日が最後になるかな?
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お昼ご飯時や夕餉時に外を歩いていると
ふととても懐かしい料理の匂いに襲われる時がある。
それは時にサンマを焼くような匂いであったり。
またある時は煮物をしているような匂いであったり。
ここはどう考えても南イタリアの片田舎で
日本のお母さんがご飯作ってるなんてことは
決して無いというのに。
本当に不思議で幸せな一時である。
今夜のメニューは
娘の大好きなカレイ(冷凍で入手)の煮付けにしよう。
そうだそうだ。昨日のおでんの残り汁を有効に使える。
なんだかウレシイ。
ゴソゴソ冷凍庫から白身の魚の切り身を取り出す。
たとえ冷凍でも日本で食べていた魚が食べられるのはウレシイ。
そして保存してくれる冷凍庫にも感謝。
そろそろ解凍も終わり、夕食を作り始める。
そこではじめて数時間前から解凍していた魚の切り身が
冷凍庫でカレイの隣に並んでた銀ダラだと判る。
・・・カナシイ。
意地で初志貫徹しましたけどね。(笑
・・・というワケで?!
本日娘の学校へ「トンボラ」というクリスマスに遊ぶ
イタリアのビンゴ大会へ行ってきた。
・・・いきなり学校の出入り口にてハデなお出迎え。
(昨日来た時には全く無かった・・・)
こういうコトに関して異常な意欲を燃やす?イタリア人。
この情熱を他の大事なトコロに使えないものか・・・
クリスマスのイベントってことなので、特別に和菓子代表?!の
羊羹(しかも抹茶味・ローマの食材店で購入)を持参。
ゲーム前に切り分けて出すも、賛否両論。(笑)
やはりというかなんというか、子供より大人のウケがよかった。
先生持参(手作り?)のケーキ。
サクサクして美味しかった。
で、集合時間は10時30分だったのだが、結局始まったのは11時過ぎ。
1枚1ユーロ(+寄付?)でカード購入してゲーム開始。
親がビンゴ用のガラガラ?で番号を決め、読み上げてカードの番号を
消してゆく。(読まれた番号に画像のナッツを載せてゆく)
本来、ボタンや丸い小さなバッジのようなものを載せてゆくのだが
足りなくてナッツを使うところがイタリア人らしい・・・
ちなみに赤いプラカップは飲み物を注ぐためのものでゲームとは無関係。
もちろんカード別に並ぶ番号は違うので、隣のカードを見ては大騒ぎ。
我々親子は玉砕・・・ショボーン
2回やって2回ともダメダメだった。
そしてまだまだ続くトンボラ大会。
時間はお昼を回る。
・・・もしや今日はこれで一日終わるのだろうか・・・
(結局このまま下校となった)
18時過ぎからは先々週から毎週通ってる娘のアートスクール。
やっとツリーが出来上がった。
そして前から目をつけていたヴェネツィアンガラスのAlberoを
今日ついに購入。一緒にパチリ。
あ、ちなみに端に写ってるのはポッキーじゃなくてミカドです。
先日娘が持って帰った案内状。
「12月18日10時30分、一緒にトンボラ(ビンゴのような
イタリアのクリスマスのゲーム)をしましょう!」と書いてあった。
なので本日、イタリア語のレッスンを休んで時間丁度に学校に着くも。
・・・し~ん・・・
あ、あれ?
今日って大人は来ちゃいけないのかな??テヘ
とビビったものの、とりあえず門をくぐり締め切ったドアを押すと。
開いた。
小学校の玄関口には小さな机があり、そこにいつも用務員の方が
1~2人座っている。
今日はそこに見慣れない年配の女性が座っていた。
前述の案内状を見せ、これなんですが・・・というと
「ああ、昨日学校が休みだったので
これは明日になりました。」
・・・またか。
また当日ここ現場に来て初めて判るシステムか。
今日はこの行事のためにわざわざレッスンも休み、明日の午前中は
娘の健康診断で病院に連れて行く予定だったのに・・・
昨日か今朝の時点で教えてくれればいろんな計画が立て直せたのに
~~~っ!!!ムキー
こうやってイタリアでの日々はムダに時間が過ぎてゆくわけですよ・・・
おかげで水曜日に終わる用事が木曜日に後ろ倒しに。
ぽっかり開いた時間、帰ってふて寝しようとも思ったけど
イグラをしばらく動かしていないので走らせることにした。
青空が顔を覗かせてきたし、ポルト(港)まで。
寒い中、みんな頑張ってるな~。
綺麗なブルーだけど波が高いね。
厚くどんよりしたグレーの雪雲の下に姿を覗かせる雪山が
なんだか荘厳でちょっと怖かった。
帰宅後、友人からの暖かい包みが届く。
!!!
開いてる!
しかも全開!!!アリエネーッ!!!!!
真剣にイタリア人に対して殺意を覚えつつ、そっと中を見ると
どれも彼女の愛情と優しさが込められたものばかりで心が和んだ。
そしてそれらは”日本の繊細さや美しさ”そのものだった。
早速テレビ台に鎮座。
日本純米!!!
あ~・・・綺麗。もったいないから新年明けていただきます。
白米だけで味わいます。甘いんだろうなあ~(ウットリ)
本当にありがとう!!
なお、こちらからクリスマスに・・と思っていた荷物は諸事情により
来年発送といたしましたので予めご了承ください。
これも郵便事故防止のためですのでお許しを~。
(恨むならイタリアを恨むがよい・・・)
そういえば日本も郵便事業民営化で年末年始は大変なのでは?
(20代の頃、郵便局でバイク配達業務やってたワタシ)
それでも郵便事故ゼロを願う。
そして自転車で年賀状配る少年少女にエールを。
・・・というワケでイタリアで初めて雪に見舞われた週末だったのだが。
この土曜日、正直ローマ行きをかなり迷った。
金曜日からもうイヤな予感はしていて。
でもこの日の日本語学校では娘がとっても楽しみにしていた
餅つきがある予定だったので、えいやっと行くことにしたのだった。
出だしはよかったが、ペスカーラ過ぎて海端を離れ
山に入ってきた途端危険な感じが漂ってきた。
マイカーのランチア・リブラは外気が3度を下回ると
「キーン」というめっちゃ冷たい警告音が鳴る。
それからあっという間に氷点下を差し・・・
みるみるうちに雪が・・・
あらららら・・・
・・・真っ白。
除雪車も出動。
2台でオフセットガード。
・・・あんまり遅いのでスキをついて相方が抜いちゃった。
(抜いていいのか??)
で、そろそろローマ近郊のあたりに来たはナント!晴れてきた。
雪の帽子が。(笑)
でも我がクルマもきっとスゴイことになってるに違いない・・・
途中、まーーーだストライキやってるトラック連中を発見。
まったく・・・
当然ローマには一粒の雪も無く。
日本語学校の人々にデジカメで画像を見せる度に驚かれたのであった。
(アブルッツオ方面へ雪遊び予定の方々は喜んでいた(笑))
そして無事、餅つきは大反響のうちに終わり。
・・・日が落ちて真っ暗な中、イタリア人パパたちも喜んで参加してくださいました。(笑)
そしていよいよ帰り道。
行きで真水が入っていたため、全く使えなかったウォッシャー液を
不凍性の使える液に交換、ダブルノズルの鼻詰まりも掃除してイザ向かわん!!トホホ
降ってきたぞ!
それ、ダブルウォッシャー発動!!!
・・・アレ?
出ないぞ??(入れた後何度も出して確認したよね?)
・・・凍ってますね、きっと。
さすがイタリア。期待通りだ・・・
不凍性ウォッシャー液も使えないのかよ~っ!!
途中、こんな恐ろしいこともあったり。
トラックが白だったから判ったけど・・・
黒っぽかったらと思うとゾゾーーー!!!!!
(行きも高速道路のど真ん中で停車してるクルマが何台もいて、すっごく
危険だった。イタリア人ってそのヘンの危機管理がイマイチなんだね・・・)
途中、雪があまり無い地帯もあったのだが、そんなところにも
除雪車が走っていて、ゆっくり徐行・・・イラッ
見えにくいけど・・・雪の無い路面をガリガリ削って走ってるからなのか
火花がバシバシ飛んでた。
こうやってイタリアの高速道路はデコボコになってゆくわけだね・・・
というワケで悪戦苦闘しつつ、行きよりはましな雪状態の中、なんとか
山を越え海側のペスカーラまで出てきた。
が。
本番はここからなのであった。
ひ~~~!!!
前が・・・前が見えないよおおおお。
動体視力がメッチャ鍛えられそうだ・・・
こんな豪雪でも「通行止め」が存在しない国、イタリア。
さすがです。
そしてなんと、こんな豪雪の中で流れが停まってしまった・・・
・・・日本のように渋滞情報がわかるわけでもなく、この状態がいつまで
続くか判らない中(しかもここはイタリア・・・)不安が募る。
時間が刻々と過ぎる。
日付も変わってしまった。
ようやく動き出したが、停まった原因は不明。
なんやねん~~~。
そしてこの豪雪状態はわが町まで続いたのであった。
イタリアの”雪降る冬”はなかなか手強い・・・かも?!