2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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週末はかなりバタバタだった。
土曜日は娘の日本語学校受講のため、朝からローマへ。
久しぶりの片道300キロの移動である。
・・・そしてその後。さらに片道約700キロ北のモンツァ~ミラノの
横に位置する今期イタリアF1サーキット開催の地~へ
徹夜で行っちゃったのである。
なにはともあれ、出発する時点では「行こうかどうしようか」という
ゆるい感じだったので、とりあえず”もしも”行く気になった時のため
感着替えのシャツを詰め込み、ゆきウサに二日分のご飯とトイレの
準備をして家を出た。
遠くの山々には雪も・・・
晴れてとてもいい天気なのだが、今日も肌寒い。
ローマは暑いかもしれないが・・長袖で出かけた。
久しぶりのローマの街。
娘を日本語学校に送り届け、こちらも久しぶりの
ローマの日本食材店に立ち寄る。
!!鰻の白焼き?!
よく見ると焼いてはいない・・・オイル漬け?!
試しに購入。
・・・ドアを開けるとけたたましいベルの音。
閉まってないと大変なことになる冷蔵室に設置された仕掛けらしい。
冷蔵庫のパッキンの質がとってもとっても悪いイタリアならでは?
それにしても大げさな音に、隣で同じく物色してたオジサンと苦笑い。
娘を迎えに行き、そのまま久しぶりの回転寿司屋へ。
今日は日本人の店員がいないのか、ネタは異国の巻物ばかり。
普通の握りは少なく、味もイマイチだった。
店を出てその後しばらくどうしようかを繰り返し、
相方は意を決したようにナビをモンツァにセットしたのだった。
約700キロ先、到着予定時刻は午前3時・・・。
あまりの遠さと眠さに、途中何度も休憩&ケンカしながらも
なんとかモンツァにたどり着いたのであった。
ところでサーキットは何処?!
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寒い。
というか、冷たい。
そのヒトコトで終わるような一日だった。
雨と強風で始まった午前中。
午後はすごい雲の中、青空も覗くいい天気。
それにしてはお昼なのになんだか冷えるな~と思ったら
イタリアのお昼のニュースでお天気関係のニュースをやってた。
・・・イタリアの天気予報って、テレビでも新聞でも
絶対に等圧線とか使わないよね・・・
しかもこのオッサンのせいでよく見えない・・・
しかしこの辺りでも10度前後の気温だということがわかり、
やはり今日は寒いのだと知った。
画面ではなんだか雪も降ってるが・・これイタリア?
イタリアだとしても北の山の中だよね~なんて娘と話していた。
16時頃、買い物に出かけた矢先に突然振り出した大粒の雨。
激しい通り雨だな~と思っていたら、娘がヒトコト。
「お母さん、これ、氷だよ。」
またまた~といいつつ娘の指差すクルマのフロントガラスには、
解けずに残る氷の粒たち。
ひ~っ!!イタリアってすごい!!と変なところに感動しつつ、
半袖の我が身にはツライこの寒さ。
出かけに「寒いから」と娘はちゃっかり長袖の上着を羽織っていて
今更ながら彼女の用意と勘の良さに舌を巻くのであった。
そして外に干してきた洗濯物を憂うのであった。
この後、日没とともに空にはみるみる暗雲が立ち込め、
稲妻が彼方此方でビカビカ、遠くの方では大小の竜巻まで
見かけられる始末・・・
この季節の変わり目の激しさはいったいナンなのだろうか。
この国の夏から秋へのバトンタッチは、
毎年こんな風に劇的なのだろうか。
夕方と同じく、夜も霙?霰??大粒の氷が容赦なく降り注ぐ。
それでもなぜか日本にいる時より自然の力が怖くない。
逆に楽しむ余裕さえ出てくるのは何故だろう?
全て何とかなりそうな気がする。この国にいると。
ドライブ中に撮った、本日の南イタリアの空とアドリア海。
相変わらず青いけれど、気温は25度。
ノースリーブ姿のイタリアーニも少なくなってきたようだ。
それでも「初秋」というよりは「晩夏」といったほうがしっくりくる。
今日は島に渡る予定だったのだが、運悪く
ツキノモノが始まり、腹痛が酷かったため断念。
一日ゆったりまったりしていた。
マリーナ傍の、美味しいと評判のジェラテリアにて。
コーンは娘のアナナス(パイナップル)。
カップはワタシのヨーグルト。
イタリアのジェラートはホントに素材の味が活きてて美味しい!!
ところで9月に入ってイタリアでは様々なイベントが行われる。
8月末より、ヴェネツィアでは国際映画祭が開催されているし、
今週末(9/9)のF1開催地はイタリアのMonza(モンツァ)。
・・・行けるかな?行きたいな・・・フッ。
余談だが、とある記事を読んだ。
「ヨコハマ買い出し紀行」というマンガが好きなのだが
「ARIA」というマンガも気になりだした。
そしてヴェネツィアが水没の危機とのこと、本当だろうか・・
さらに、ナポリが消える?!というニュースもあるらしい。
ヴェネツィアもナポリも
どちらもイタリアのとても美しく、大好きな都。
絶対後世に残って欲しい。
先日アップしたドイツ・フランクフルトの「蚤の市」。
すごく面白かったのだが、実はわが町ヴァストにも
毎週土曜日にチェントロ(中心街)で開かれる市場がある。
子供の日本語補習校(ローマ)行きが来週から始まるため、
今日が最後・・というワケで、チェントロに用事済ませがてら
行ってみた。
ここで売られてるものは、雑貨や服飾品、電化製品など様々。
売り子さんも様々。
そしてコピー品も堂々と売られてる・・さすがに撮影できず。
ちょっと離れたところでは生鮮食品の市場もあるらしい。
ただし早朝開催らしいので、またの機会に。
下着も山積みで堂々と売られてる。買うヒトいるのかな・・・
洋服もたくさん売られてるけど・・試着は何処で??
髪留めやアクセサリーを物色する娘。
真剣。
中国人と思われる売り子のテントで発見。
あきらかにヘンなカタカナ語。
「エキセレント」?「バツゲソ」???
他にもオカシイカタカナ語や日本語連発のパッケージがあって、
笑いをこらえるのに必死。
でもちょっと怒りも込み上げてきた。
美しい日本語を
テキトーに書くなーっ!!
・・・叫んでやりましたよ。日本語で。
途中、道のド真ん中&大声で雑談中のイタリア人集団。
ハッキリいって超ジャマなんですが、彼等は気にしないし
誰も文句言わない。慣れたな、すっかり。
むしろほのぼのしちゃったり。
13時頃には撤収し始めたので、ここも昼までのようだ。
こういうことをしちゃうのは「世界共通」なのね。
今日もアドリア海で泳いだ。
前回とは別の海岸線で。
実は島に渡りたかったのだけど、島に渡るフェリーはわが町から
クルマで30分ほど南のテルモリから出ており、フェリーの時間を
確認せずに来てしまったらば・・午前中はもうフェリーは出ないと
いわれ、おまけに次は午後16時台。フェリーも昼休みがしっかり
あるイタリアなのだった。結局島は来週のお楽しみに・・・
遠目にはエメラルド・グリーンだけど、岸近くは茶色い。
波が高くて風が強い遠浅の海岸は砂を巻き上げているんだろう。
・・・ここの海岸、めちゃくちゃヒトがいるな・・・
イタリア人は、ヒトがたくさん集まるところで泳ぎたがる。
・・・いや。
イタリア人は海に泳ぎに来るんじゃなくて、喋り&焼きに来るんだった。
途中で路駐車が多かったポイントを思い出し、そこに入ってみることに。
おお。ヒトもまばらで良さ気。
適当な場所にパラソルを立てて海へ走る。
(水着は家で着用。そのままでクルマの運転は流石に恥ずかしいので
長めのカーディガンを羽織り、サーフィン用の短パンを装着)
風、強すぎて波がかなり乱暴。
遠浅でかなり岸から遠ざかっても膝上くらいしかないんだが
ゆっくり浮かぶこともできず、どんどん流される。
水中もかなり砂が巻き上げられて透明度ゼロ。
でも楽しい。荒れた海は断然楽しい。
海と思い切り遊んでもらってるみたいだ。
ただ、波に弄ばれて海中にじっとしてることができないので
体力は使う。疲れて溺れると大変なので、そこそこで切り上げ
岸に上がった。
・・・強風のため、パラソルも変形。
上空に待ってるカイト(凧)と同じカタチ・・?
やっぱり砂遊び!!
目の前で、他のグループが何かゲームをはじめた。
ポイントを決め、そのポイントの傍にできるだけ近く持ち玉を投げる。
一番近くに投げたものの勝ち。
他の玉に当ててもOKなようで、かなり盛り上がってた。
楽しそうなおじさんたちを見ていると、思わずこちらも笑顔になる。
さすがに「入れて!」とは言えなかったが。
今度もし見かけたら入れてもらおうかな?
帰りの渋滞を避けてイタリア人のお昼ねタイム中に移動。
(夕方4時過ぎ頃からマリーナ周辺は混み出すため・・・)
水着のままクルマに乗って、そのまま自宅でシャワーを浴びる。
泳いだ後の昼寝って最高だ。
子供の頃も、今も。