2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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旅から帰ってからすごい曇り空だったり用事があったりでなかなか行けない海。
今日こそは泳ぐぞ!!と朝起きたら寒い。ノースリーブだと震えるくらいだ。
ひんやりとした北風に、今日も泳げないな・・・と諦め、買い物に行った。
その帰りにふと思い立って立ち寄った場所。
アドリア海へ続く町外れの道。
この向かって左側には小さな飛行場があるのだ。
オリーブ畑の中の、たぶん全長300メートルも無いくらいの小さな滑走路。
いつも気になっていたのだが、今日は思い切って入って行ってみた。
オーナーらしきオジサンが近づいてきて、こっちにおいで!と。
遠慮なく入っていったけど・・・いいのかなあ。
数人のオジサンと少年がひとりいて、皆笑顔で出迎えてくれた。
格納庫にふら~っと入ったらさすがにダメ!といわれ写真をパチリ。
あああいいなあ~。
すると一機がけたたましいエンジン音をたてながら、空からふわりと
舞い降りてきた。
ヘリコプターみたいな小型艇だ。
許可を得て近くに寄らせてもらう。
エンジンは580ちょっと。軽自動車なみだ。
この子はなんと!6000ユーロで購入できるんだそうだ。
小型とはいえ、飛行機を80万くらいで買えるなんて・・・
マジマジと眺めていたら、オジサンが信じられないことを言った。
「乗るかい?」
・・・冗談だよな~と思い、「免許ないから運転できませんよ、あはは。」
といったらば「当たり前だよ!あはは!!もちろん隣だよ。」
・・・マジですか?
初対面の、しかも得体の知れない外国人ですよ??
でもオジサンはマジだった。
「乗らないの?チッ。」←とはいってないかもしれないけどそんな感じ
我々の代わりに待っていた少年を乗せると、また空へ飛び上がっていった。
我々は信じられない事態に、ただただポカーン。
そうこうしているうちにまた一機降りてきた。
今度は小さなセスナタイプ。
するとさっきまでイスに座って寛いでいたおじいさんが二人、立ち上がって
「今度はわしたちの番じゃな。」といって、その降りてきたセスナに乗り
飛び立っていった。
ここにいる人々は乗るのを待ってたのか・・・
しかもおじいさんの一人は自ら操縦するらいい。すごいなあ。
小さな滑走路を苦にもしない、すっ・・と上昇する姿や見事な着地は
ただただ感心するばかり。
その後も乗るか?といわれたが(しかも無料だとか。凄すぎる・・・)
パラシュートを担いで乗るわけでもなく、あくまで自己責任。
さすがに今日は頑なに辞退した。
それでもアドリア海の空を散歩する誘惑に勝てるかどうか・・・
日本ではもちろんこんなこと体験できないし、イタリアでも滅多に無い
チャンス。
週末、フィオやスイトのように空を飛べるかもしれない。
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「Re:むむっ。。」
”垂直に離着陸できて、主翼がたためるタイプ”
さぞかし高価でしょうなあ~(笑
さぞかし高価でしょうなあ~(笑