2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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時間があれば本を読んでいるムスメとワタシ。
まだ読んでいない村上春樹の本をアマゾンで注文した。
ムスメは「海辺のカフカ」、ワタシは二冊のエッセイ
「遠い太鼓」と「雨天炎天」だ。
村上氏がまさにワタシと同じ年代(37~40歳)をここイタリア
そして今度行く予定のギリシャで過ごしていたこと、そして
その時の作品がワタシの苦手?な二作品(「ノルウェイの森」と
「ダンス・ダンス・ダンス」)であるというのにビックリ。
そしてこの本が書かれたのが20年ちょっと前・・・
でも読んでて全く今の状況と変わらないことに唖然・・・
イタリアは20年経っても同じ。おそらくその前も。
たぶんこれからも変わらないんだろうなあ。
それに比べると日本の変化の激しいことよ・・・
イタリアにいると日々エキサイティングだし(爆)
そのくせモノもやることも少ないから、時間と脳内に
余裕ができちゃって、日々考えたり感じたりできるけど・・・
日本はどうなんだろう?
日々単調で、モノが溢れすぎて、忙しすぎないだろうか?
日々、何かについて「考えて」いる?
好きなヒトやモノのこと、
あるいは苦手な分野について。
ただ見ているだけ、撫でているだけでなく、
自分の時間とアタマと心を「動かして」いるだろうか?
やはりヒトの心に残るのは、”そのヒトの思いや
考えから「滲み出た」言葉”なのだなあと思う。
垂れ流しの膨大な情報や、すぐに流され、消えるような
手軽な写メールのような文は何も残らない。
写真満載のガイドブックよりも、いろんなヒトが旅した時の
エッセイやブログを読んだほうが面白く、ワクワクするのは
きっとそういうことなんだろうと思う。
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