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☆2006年10月~南イタリアの アブルッツォ州vasto在住。 生まれてはじめての海外生活 に日々マイペースで奮闘中。
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2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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「折角イタリアに住むんだもの、
一年くらいは毎夕食にイタリア料理を作って食べましょう♪」

と、南イタリアに降り立った当初豪語していたワタシだったが
一週間もしないうちに

「あり得ない。やっぱコメを食べなきゃ。日本人だもーん♪」

となった。


娘が大のオリーブオイル苦手ということが発覚したこともあって
ほぼ毎日我が家の夕食は日本でのメニューとさほど変わらない。



ただ、現地の店でいただくイタリアのピザやパスタは、やはり
日本のものと違いものすごくオイシイ。

日本人が「ほぼ毎日食べる、愛するコメ」のことを理解して、
どうしたらおいしく食べられるかを知っているのと同じように、
イタリア人は「ほぼ毎日食べる、愛するパスタ」のことをよく
知ってる。だからイタリアのパスタは日本のパスタのように
いろいろ着飾ることなく、ただただシンプルなのである。
パスタの味、舌触り、ノド越しがパーフェクトなのだ。
そしてそれはピザとて同じ。
トッピングは本当にシンプルでものすごく安いのだが、日本で
食べたどのピザよりもイタリアで食べるピザは最高にオイシイ。




イタリアで外食、特に夜に外食するとなると、
主に4種の店に行くことになる。

Ristorante(リストランテ)→中~高級な店。
              基本的に予約必要。
              処によりメニューが無い店も。
(ただ、最近はRistoranteでもカジュアルな店が多くなった模様)


Trattoria(トラットリア)→気軽に行けるカジュアルな店。
              

Pizzeria(ピッツェリア) →その名の通り、ピザ屋さん。
              イタリアではちゃんとしたピザ屋は
              夜しか開店しない。
              Trattoriaと併して営業している店も。


あとは外国人経営の食事処。
観光地や都市ではいろんな国の料理店があるようだが、
ここヴァストのような小さな町には中華料理店やハンバーガー屋が
あるくらいかな。(中華料理店は本当にどんな小さな町にもある)




急遽外食に決まり、予約もままならないうえに休業の多い月曜日。
行きたかった店にことごとくフラレ、どうしようか彷徨った後に
はじめて見るRistoranteの看板。

”il Nostrano”という名のその店は、まだ新しい匂いがし
小奇麗な店内はガラ空きだった。









イタリアのレストランは、まず「オススメはなんですか?」と聞いたり
「いつもの●●を」と、自分の気に入ったメニューを注文するのが普通。
メニューは「ください」といわないと出てこない。
(注文・会話は当然全てイタリア語・・・慣れるまで大変)

そしてメニューに載っている料理数は普通とても少ない。
(日本のように何ページもあるのは稀)




アンティパストに海の幸の盛り合わせを頼む。
画像はないが、しし唐のフライがものすごく美味しかった。


イタリアンのメインはプリモ(パスタやラビオリなど)と
セコンド(肉や魚料理)の2種をそれぞれ頼むのだが、
ハッキリいって食べきれないのでワタシはいつもどちらか
一種のみを注文する。

この日はカッペリーニ(髪の毛という意味で、ソウメンのように
ほっそいパスタ)がどうしても食べたい気分だったので、
メニューにはないカッペリーニのポモドーロ(シンプルなトマト
ソース)を注文した。




アツアツでバジルが効いてて涙が出るほどオイシイ・・・
家でこんな風に美味しくできないんだよなあ・・・なかなか。





相方はメニューにある「海の幸のパスタ」を注文。




パスタが手作り風でなんともいえない歯ごたえと味。

イタリアのシーフードパスタはどれも貝の旨味がしっかり出てて
これまた日本のより美味しいんだよなあ・・・
貝がそのまま入ってるからかな???




娘はセコンド・メニューにあった「魚の釜焼き」。
なかなかお高いメニューのひとつで、魚の種類はその日の店の
仕入れによって違う。
この日はラッキーにも大好きなorata(オラータ/黒鯛)。





店員さんが目の前で丁寧にちゃんと身を切り分けてくれる。

とても大きな身で、添えてあるポテトも店でスライスしたものを
魚と一緒に焼いて塩胡椒されており、すごく美味しかった。


最後にDolce(ドルチェ/デザート)は何があるか訊ね、
私たちはアイス、娘はメローネを注文。
〆にカッフェ・ルンゴ(ちょっと多めに注いでもらうエスプレッソ)。





そうそう、最初の注文で飲みものを聞かれる。
普通はVino(ヴィーノ/ワイン)とAcqua(アックア/水)を注文。
イタリアの水はガス入り(フリザンテ)とガス無し(ナテュラーレ)
があるので選ぶ。






店内は薄暗いオレンジ系の灯りが多いので、
携帯カメラでは綺麗に撮れず残念。
次回はデジカメでリベンジしなきゃ?


ざっと書いてみたが、地方によってまた違うかもしれない。
観光地はもっと注文しやすいだろう。




それにしてもイタリアに来てから食事時間が長くなった。
いつも2時間近く店にいる。
日本では考えられないことだ。

もともとイタリアの夕食開始時間が20~21時頃ということも
あるが、帰りが23時くらいになることも多い。

ワインの余韻を楽しみながら、
店の様子と食べたばかりの料理の話をし、
オレンジの街灯りをぶらぶら歩く。






ただ、時々無性に食べたくなる
生クリームカルボナーラとケチャップナポリタン。
これはこの辺りの店で食べることはできないので
家で作って食べるしかない。










        

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「美味いですよね」
イタリアのレストラン、外しませんよね。地元の人にを聞くと、必ず美味しい店に当たります。ピッツァは安いしね。北イタリアだけかもしれませんが、ユーロになって外食の価格が上がったように思います。10年前は、とても安く感じたのに最近は、あまり安く感じません。美味しいから問題ないですけどね。
O&クロ URL 2007/09/12(Wed)17:40:20 COMMENT編集
「無題」
あたしが現地物と日本物でここまで違うか!
と、そんな風に思ったのは、
フランスのバゲットでしたね。

日本のバゲットは皮はもっちり中はざらついた触感のがおおいですが
現地のは、外はばりばり中はしっとりで、
日本のとはまるっきり別物だと実感しました。
との 2007/09/12(Wed)18:49:47 COMMENT編集
「う、うまそう~。」
何を隠そう、私大のイタリア料理好き人間です。
っていうかパスタ・ピザ・ペンネ大好き!!

本場のパスタ食べてみたいっ!
じじぼん 2007/09/12(Wed)20:49:51 COMMENT編集
「ガッサータ」
高い炭酸水しかない日本
たまに安いのもありますが夏の暑い日はガス入りを頼みたいですよね。

おいしいイタリアン・・・こども生まれてから食べに行ってないですね。
のろえもん 2007/09/12(Wed)21:00:35 COMMENT編集
「あまりに」
パスタが美味しそうだったから今夜は俺もパスタにしちゃいました(笑
atussy 2007/09/12(Wed)22:25:57 COMMENT編集
「イタリアに行きたいです!」
ぁぁ~!!!
美味しそうです!!
写真ありがとうございます☆

日本でどうしたら現地の美味しいパスタが再現できるんでしょう!?

もう一度イタリアに行って食べたいです!
コニリア 2007/09/13(Thu)00:04:59 COMMENT編集
「お、おなかすいちゃった(^^;;」
だって、読んだだけで涎が…(笑)

日本風の『ナポリタン』&『カルボナ~ラ』
現地の人に試食させて見たい(^^)
どんな反応するんだろう???

ガス入りのお水、みけコレ大好きです
特に妊娠中はお茶かコレかってくらい飲んでる
炭酸ジュースだと後でやたらとのど渇くんだもん

とっても綺麗なブルーのボトルに入ってる
『ROCCHETTA』ってお水を良く飲みます
クセが無くって美味しいの(^^)



みけ 2007/09/13(Thu)02:37:34 COMMENT編集
「パスタ・パスタ」
>O&クロさん
外れないですね~^^
南イタリアではマルゲリータが一枚5~6ユーロ
くらいかな?この前ピサで食べた時は覚えて
いないのですが、観光地価格だったかもしれません。
ヴェネツィアはとにかく高いですね。^^;
ナポリが一番安くておいしいと思ってます!!

>との様
バゲットはイタリアの中でも違いますよ。
南イタリアのバゲットも日本のような感じで、
北に行くほど本場フランスパンのようなおいしい
バゲットになります。(笑
ドイツのパンは美味しかったなあ・・・

>じじぼんさん
日本のイタメシとは違うんですが、いいですか?(笑
おいしいんですが毎日は飽きちゃうかも・・
そのくらいシンプルな味です。^^

>のろえもんさん
お子さんが大きくなったら家族で・・というのも
有りでは?(お金かかるけど^^;)
日本のガス入りは確かに高い!!!(><)

>atussyさん
見ました。(笑)つかめっちゃおいしそうなんですが。^^;
イタリアの灯りで携帯カメラで撮るとダメですね~(;;)
ホントはもっとおいしそうなんですっ。

>コニリアさん
それはワタシも考えているところです・・・
まずはトマトソース。
トマト自体の味の濃さが違いますからね・・・
そしてパスタはDE CECCOなどイタリアのものが
日本にも輸入されていますが、思うに「水」が
違うんですよね・・・
イタリアのパスタはイタリアの水でおいしく
できあがるようになってるんです。きっと。
何か名案があったらまた書きますね!^^

>みけちゃん
イタリアにも観光地にはカルボナーラがある
んだけど、スクランブルエッグがのったパスタ
状態で出てくるんだよね。^^;
ナポリで食べた時は日本のカルボナーラみたいなのが
出てきたけど・・・
店によって差がありすぎです。(爆
ナポリタンはさすがに見たことないなあ。
ボロネーゼ(ミートスパゲティ)も滅多になくて、
タリアテッレというきしめんのようなパスタ+
大粒ミンチのラグーというスパが一般的かな?
ちょっとややこしくてゴメンネ。^^;

ちなみにイタリア人はガス入りが大好き。
我が家は飲めません。^^;
coniglia URL 2007/09/13(Thu)04:17:58 COMMENT編集
「やぱトマトの違いでは?」
日本の料理本に載っているトマトソースの作り方って、
完璧イタリアのトマトでの作り方で書いてあると思われ・・・
その通りやるからおいしくなくなっちゃう訳で・・・

日本のトマトで作る
万能トマトソースのレシピ

材料 トマト6個

トマト6個へたをとり
湯むきせず、種も取らず
そのままジューサーミキサーへ。
なめらかになったら、裏ごしし
底の浅い鍋やアルミパンなどで弱火で20分
へらで字が書ける位の濃度まで煮詰める。

調理時に塩胡椒オリーブ油などで調味して使用

至って簡単です。

種周りの一番うまみの凝縮している部分と
皮に含まれるリコピンによる粘性を上手く使いましょう。
ただトマトの水分はじゃまなので、水は蒸発させちゃいましょう。という作戦のようです。
との 2007/09/13(Thu)14:53:14 COMMENT編集
「無題」
ときにイタリア産のトマトでは
湯むきして中の種の部分はとっちゃって実の部分だけ使いますよね。
オリーブ油で2~3分火を通して、はいできあがり~みたいな。w
との 2007/09/13(Thu)14:55:45 COMMENT編集
「そうそう」
>との様
アリガトウございますvvv

よく見る衛星放送のNHK番組「ためしてガッテン!」
でもこの前放送されてましたが・・・
日本のトマトでもおいしくできる工夫があるんですね。^^
coniglia URL 2007/09/13(Thu)23:20:03 COMMENT編集
「こんちにわ。」
こんばんわ。恩田です。
もう何度もこの文を読み返してるのだけど、なんかイタリアに一度でもいいから行ってみたい恩田にとっては、写真をみて読んでるのが超ー楽しいです。本場のイタリアのパスタやピザ食べたいっす。あーはやくイタリア行きたいー!
おんだ 2007/09/13(Thu)23:47:55 COMMENT編集
「ぜひぜひ」
>恩田様
おいでませ!イタリーへ♪
ちなみに数年後は帰国しちゃう予定なので
お早めに~~~

恩田さんのお料理の腕があればイタリアーナは
メロメロでしょうvvv
coniglia URL 2007/09/14(Fri)06:54:30 COMMENT編集
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