2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
人形表題「「権五郎景政之誉/ごんごろうかげまさのいさおし」
権五郎景政之勲
人形を見た瞬間に、歌舞伎十八番でおなじみの『暫』ではないかと気付く
ヒトがいるかもしれない。歌舞伎では有名な作り話だと思われているが
この主人公は実在した武将である。
平安時代の後期に相模國鎌倉を領して、鎌倉権五郎景政と称していた。
十六歳の頃、後三年の役に従軍し奮闘したことが逸話で『奥州後三年記』
に残されている。
今回の様相は『荒事』芸で有名な『暫』の一幕。
この物語は極めて単純・明快。
鎌倉は鶴岡八幡宮の社頭で善人たちが大悪人どもに色々と難癖をつけられ、
今まさに理不尽にも斬り殺されようとしている瞬間に『しばらく、しばらく』
と言って止めに入り、悪人どもを懲らしめる!と言う物語である。
その時の扮装が独特で、顔は荒事に代表する『筋隈』、鬘はムカデの親玉
のような『五本の車鬢』、頭に鳥帽子をいただき蝶々のような白い力紙を
つけている。
現在の歌舞伎十八番の『暫』は、明治二十八年に九代市川團十郎が演じて
固定されたといわれている。
***
大好きな博多の祭りの山の説明と画像を今年も送ってくれた
大事なボーイフレンドの九州男児に感謝。
(この祭りがある度に男に生まれたかったと思う・・・)
昨年の記事はコチラ
いよいよ15日早朝博多祇園山笠のクライマックス・追い山。
ロケフリで生放送で観覧。
こちらは今から宵の口だけど、日本は今から夜明け。
繋がってる不思議な感覚。
PR