2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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久しぶりに我が家で日本人妻友達とランチ。
久しぶりにロケーションフリーでリアルタイムに日本のテレビ番組を満喫。
そして久しぶりにその友達が日本からゲットした雑誌を堪能。
うーん、極楽じゃあ。
バカンス前から髪を切りたくてタマリマセンが、どうカット願おうか
かといって願い通りになるのか・・・悩み続けて今に至る。
どうしよう~・・・
で、久しぶりにアミーカ・メーテル(仮名)に会っておしゃべり。
相変わらずcarinaでsimpaticaなガールフレンド。
玩具屋で買った刀で殺陣ポーズ?
ちょっとマジメな話もした。
メーテル(仮名)は中学校の先生なのだが、9月からの新年度にあたって
教師にとっては”生徒との初日”が肝心なんだ、とか今イタリアの学校内の
最大の問題である”BULLO(ブッロ/いじめ)”の話とか、その問題の原因の
ひとつであるジプシーの問題だとか・・・
(なんでもジプシーの親玉がわが町に住んでいるらしく、時々ドンパチも
やってるらしい)
そして明日はジムでとあるレッスンを一緒に見学する予定。
ネタになるかはお楽しみ。
娘と買い物に行く途中、横断歩道の上で轢かれそうになった。
自動車学校の教習中のクルマに。
娘もいたし、結構なスピードで突っ込んできたので思わず怒鳴った。
日本語で。
日本でやる「危険回避シュミレーション」なんか生ぬるく感じるほどの
冷や汗&ブチ切れイタリア的交通マナーに日々鍛えられているので
かなりアンテナが鋭くなったと思う。
***
先週末までイタリア・ヴェネツィアで行われた国際映画祭。
日本代表の三作品は残念な結果だったが、
世界の日本に向ける眼差しはかなり好意的だったと思う。
(「ポニョ」と「スカイ・クロラ」がイタリアに来たら見に行くつもり)
今後は常連オジサン監督だけでなく、ルーキーの登場に期待したい。
とっても面白かったF1・ベルギーGPを見た後(相方が見るとライコネンが負ける
ジンクス、今日も見事成立・・・)道を覚えがてら、先週行った大型モールへ。
道中のトンネル付近を通った直後、パトカーやたくさんの何かの破片が・・・
そして目の前に180度ひっくり返ったクルマ。
・・・あまりに衝撃的で写真撮れず。
数台を巻き込んでいたみたいだが・・・乗員の無事を祈ると同時に
ひっくり返って痛々しいクルマのことを想う・・・
その後スムーズに着いたモールの駐車場ではなにやらカーイベントが。
やっぱりティグラに目が行く。(笑)
写した時には閉められていたが、ガルウイング仕様だったようだ。
車内を覗くとメーターパネルが虎画面。(笑)
↓こちらのティグラもちょっと昔のヤンキー仕様?!
ハネウマ貼っちゃったりファイヤーパターンを逆向きに貼っちゃってるの、
ちょっと恥ずかしいかも・・・
インテリアはなんかファンタジーの世界っぽいデザイン???
ちなみにこのティグのメーターパネルも虎画面。(笑)
イタリアで流行ってんのかな??
・・・・ワタシとは方向違うな。(笑)
辺りに張ってあったイベントポスターには「チューニングカー」って
書いてあったけど・・・どっちかというとスポコン(ドレスアップ)系で、
しかも出来がどれもイマイチな感じで、個人的にはちと残念。
そんな中にもやっぱりいたチンクエ軍団。
チンクエだから許す!!なんでもアリだしカワイイ!!
・・・ただこれにはちょっとビックリ!!!
妙な迫力が・・・
ちなみにナンバーは55555。
チンクワンタ・チンクエミッラ、チンクエチェントチンクワンタチンクエ。
おまけにシートはちゃんとスバル。
(笑・・つかワタシの写りこみ半身のせいで見難い)
時間が許せばオーナーさん探してお話を聞いてみるべきだったな・・・
ギャグなのかマジなのか・・・そしてスバリストなのか。(笑)
そして帰り道、車道を堂々と闊歩するカウボーイ・・じゃなくて
上半身裸でしょぼい木枠の馬車?に乗る日焼けオジサン発見。
シャッターチャンス逃してオジサン写せず・・・すごく悔しいっ。
そんなまったりな週末なのだった。
なんとなく白い曇り空と蒸し暑い土曜日。
アフリカからの砂と熱風が飛んできているようだ・・・。
久しぶりにローマへ向かう道中、山中をヘリが飛んでいたので
もしやと思ったら。
・・・規模がすごいんですが・・・
ヘリ一機じゃ間に合わないと思いますが・・・
ローマに近づくにつれ、ぐんぐんあがる気温。
Vasto住人でよかった・・・
そして無事ローマに到着。
娘を学校に送り出し、向かうは日本食材が置いてある海外食材店。
休み明けだからか、ちょっと寂しい品揃えに肩を落としつつ、お米や
お味噌を購入。途中、横で寿司本を広げたイタリア人夫婦に色々聞かれ
(みりんって何?とか必要なものはどれ?とか)色々教えた最後に
すし太郎のパックを見つけて差し出し「これとご飯だけでも簡単に
作れますよ~♪」と教えておいた)
さて、あまりの暑さに一服・・・と近くの小さなバールに駆け込む。
この画像の中に”イタリア”満載。
①+①’=花が元気なし(ワタシが水あげようとしたら店員に感謝された)
②=水、出しっぱなし(昔から路上に馬がいるからか?)
③+③’=パトカー二重駐車。警官はそのまま向かいのバールでカッフェ。
(まさかワイン飲んでないだろうな・・・)
その後近くのEdicola(雑誌スタンド)で、今週買い忘れたクルマ雑誌を
購入したら・・・
最新の雑誌が並んでいるはずの棚から出されたその雑誌はなんと
7月号だよ。ちなみに今は9月です。
一日一ネタ?イタリアってやっぱりスゴイ。
ベルギーは三日目かつ最終日。
生憎の曇り空の中、ブリュッセルのホテルより出発。
約50キロほど南下したディナンへ向かう。
フリーウェイはトラックが多いものの快適。
高速を降りてしばらく緑の中を走ると、運河と岩の道路に出る。
この聳え立つ大きな尖った岩がディナンの町への入り口。
このクルマ一台分の細い道を通らないと町には入れないのだ。
(天気が悪く、通る瞬間を撮れなかった・・・帰りは反対車線を通るため
この岩の間を”くぐる瞬間”は撮れないのだ)
そして一番の楽しみである城塞、シタデル。
町中からこんな風に見えるなんて・・・ぞくぞくする。
車内で雨宿りしがてら相方がナビをいじり、娘はぐーぐー寝ていたので
ワタシはひとり、車道脇のビルの軒下で雨宿りしつつカメラでパチリ。
(↓その場所とイメージ)
窓ガラス越しじゃなくて、直に写したいもんね・・・
うー・・・いいなあ、素敵だなあ・・・
溜息つきつつウットリ眺めていると、前から傘を差した上品なご婦人が
雨宿り中の軒下に入ってきた。どうもこのビルの住人らしい。
「うわ~・・ワタシ怪しいし邪魔だよね・・でもちゃんと挨拶しなきゃ。」
ニッコリ笑って英語で挨拶し、ジェスチャーも交えて「ここからの風景は
綺麗ですね!!」というと、彼女もにっこり微笑んでフランス語で何やら
話しかけてきた。
「雨宿りも兼ねて、よかったらうちにあがってお撮りなさいな。
部屋からもよく見えるわよ。」
?!
聞き間違いかと思って何度も聞き返したけど・・腕も掴まれたし(汗)
間違いなくそういってくれたんだと思う。
うわー・・・なんて親切・・・初対面でいきなり
こんな見知らぬ外国人に対して・・・
えらく恐縮して冷や汗かきつつ丁寧にお断りしたけれど、嬉しかったなあ・・・
雨も止まないし、行こうか・・・とクルマをパーキングに停め
(前にも書いたが、ベルギーはパーキングが充実していて本当に便利)
傘を差してシタデルまでてくてく歩く。
石畳だが、イタリアのと違って綺麗・・・(爆)
しかもちゃんと傾斜や溝が作ってあって、水が溢れないように整備されてる。
パーキング傍にあった名所の説明板。
この板がこの町の各名所に点在しているのだが・・・
驚いたことにどの看板にも最後に日本語で書かれているのだ!!
五ヶ国語のうちのひとつに選ばれている日本・・・すごいな。
しかもこちら岸からシタデルのある町の中心まで、ムーズ川にかかる大きな橋
の両側に、たくさんの国旗が掲げられているのだが・・・
なんと!日の丸が堂々と掲げられているのだ・・・
しかもノードルダム寺院とシタデルの入り口のまん前。
(ちなみにフランス・ポルトガル・イギリス・ギリシャは姉妹都市)
イタリア国旗も堂々と。(笑)
この町の人々の好意にちゃんと応えた旅行を楽しみたいね。
いよいよシタデル(城塞)へ登る。
向かって左に見える石の階段とカベ(上にずーーーっと続いている)
ちなみに階段は408段あるルートかロープウェイか。
娘の鶴の一声でロープウェイに決定!(ヘタレな娘で残念・・・)
ぐいぐい登ってく・・・
小雨で窓が濡れ、外が見えにくい(写し難い)のが残念・・・
あっという間に登頂。
ここからの眺めは最高・・・
川と橋が小さく見える・・・
国旗がみんな仲良さげに立ってるね。
あそこが階段のゴール兼スタート。
下る時くらいチャレンジしようかな・・・
シタデルの中へ。
ディナンのシタデルは御伽噺の中のロマンチックなお城ではなく
戦いで殺伐とした歴史を刻む城塞・・・
この城だけでなく、この町ディナンがどれだけ悲しい歴史を持つのかを知ると
現在のこの町の静かさや美しさが愛おしく、大事に思えてたまらない。
ディナンの歴史(Wikiより引用・ベルギーのほうをクリック)
城塞内のボロボロの階段を降りると、そこはさっき上から見た階段口。
どうかいつまでも美しいこの風景が続きますように・・・
下界へ降りる前に・・・ちょっと小腹がすいたので、休憩がてら
カフェらしき建物へ。
サンドイッチやハンバーガーなどなどがあって買って食べたが・・マズイ!
とりあえずお腹を満たし、ふと目に留まったカフェ前の公園へ。
なんか不思議・・・この公園。
「何コレーーー!!!たっのしーーーーー♪♪♪」と外国人であることを
すっかり忘れ、触りまくり、はしゃぎまくったのはいうまでも無い。
(途中、公園のトイレに入ったらそこのお掃除おばさん(すごく上品なご婦人で
掃除するカッコじゃないエレガントな服装・・・)と仲良くなり、日本のコインを
見せて欲しいと言ってきたが、我々はイタリア在住でユーロしか持ってないと
いうと残念そうだった・・・ので持っていた扇子をあげたらとても喜んでくれた。
この町の人々は大変な親日家のようだ)
で、結局遊び疲れて下りもロープウェイで・・・
使わなかった階段君・・・ごめんよ。記念にパチリ。
そしてここにも日本語の表記のある名所案内の看板が。
折角なので、少し町中を少しぶらぶらしてみることに。
サックスのイルミネーション??
夜、見てみたいなあ・・・
実はここディナンはサクソフォーン (Saxophone)の創始者、サックスが
生まれた町でもあるのだ。
彼の銅像。なんかオシャレ。
女性が横に座って彼の腕にもたれ、彼のヒザに手を添えるため
そこの部分の色がはげてますね・・・
ワタシも遠慮がちに・・・
(急いで撮ってもらったのでひきつった笑顔と乱れた服(汗))
そして町中にはこんなオブジェもある。絵になります。
メインストリートを抜けると運河沿いの道に出る細長い地形。
自家用の船に燃料を入れるスタンドが各駐船場?にあるようだ。
ここにもある、イタリア料理店。
遠足かな?かわいいな。
どこの国も同じだね。
下からもう一度シタデルを見上げる。
ベルギーの国旗が誇らしげにはためいていた。
また訪れたいけど・・・もう一生来ることが叶わないかもしれない町。
ちゃんと覚えておこう。
ディナンのクルマレポはこちら。
お時間と興味のある方はどうぞ。
町外れで見かけたカジノ・バー!(車で移動中だったので撮れず)
代わりにカジノに併設されていた日本料理店らしき看板をパチリ。
ここでもやはり日本食は高級なのかしら・・・
ここでディナンの町から出る。
出口の道は岩をくぐれないけれど・・・やっぱり迫力ある。
さていよいよライフワーク(苦笑)の古城巡りに出発。
ここディナン周辺にいくつも点在するのだ。
夕食はディナンに戻って食べるとしよう。
(10日間の旅⑧ベルギー・アルデンヌの古城巡りへつづく)