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☆2006年10月~南イタリアの アブルッツォ州vasto在住。 生まれてはじめての海外生活 に日々マイペースで奮闘中。
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2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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旅から帰ってからすごい曇り空だったり用事があったりでなかなか行けない海。
今日こそは泳ぐぞ!!と朝起きたら寒い。ノースリーブだと震えるくらいだ。
ひんやりとした北風に、今日も泳げないな・・・と諦め、買い物に行った。

その帰りにふと思い立って立ち寄った場所。






アドリア海へ続く町外れの道。
この向かって左側には小さな飛行場があるのだ。
オリーブ畑の中の、たぶん全長300メートルも無いくらいの小さな滑走路。

いつも気になっていたのだが、今日は思い切って入って行ってみた。





オーナーらしきオジサンが近づいてきて、こっちにおいで!と。
遠慮なく入っていったけど・・・いいのかなあ。
数人のオジサンと少年がひとりいて、皆笑顔で出迎えてくれた。
格納庫にふら~っと入ったらさすがにダメ!といわれ写真をパチリ。








あああいいなあ~。

すると一機がけたたましいエンジン音をたてながら、空からふわりと
舞い降りてきた。
ヘリコプターみたいな小型艇だ。







許可を得て近くに寄らせてもらう。

エンジンは580ちょっと。軽自動車なみだ。
この子はなんと!6000ユーロで購入できるんだそうだ。
小型とはいえ、飛行機を80万くらいで買えるなんて・・・





マジマジと眺めていたら、オジサンが信じられないことを言った。

「乗るかい?」

・・・冗談だよな~と思い、「免許ないから運転できませんよ、あはは。」
といったらば「当たり前だよ!あはは!!もちろん隣だよ。」

・・・マジですか?
初対面の、しかも得体の知れない外国人ですよ??

でもオジサンはマジだった。

乗らないの?チッ。」←とはいってないかもしれないけどそんな感じ
我々の代わりに待っていた少年を乗せると、また空へ飛び上がっていった。
我々は信じられない事態に、ただただポカーン。


そうこうしているうちにまた一機降りてきた。
今度は小さなセスナタイプ。





するとさっきまでイスに座って寛いでいたおじいさんが二人、立ち上がって
「今度はわしたちの番じゃな。」といって、その降りてきたセスナに乗り
飛び立っていった。

ここにいる人々は乗るのを待ってたのか・・・
しかもおじいさんの一人は自ら操縦するらいい。すごいなあ。









小さな滑走路を苦にもしない、すっ・・と上昇する姿や見事な着地は
ただただ感心するばかり。
その後も乗るか?といわれたが(しかも無料だとか。凄すぎる・・・)
パラシュートを担いで乗るわけでもなく、あくまで自己責任
さすがに今日は頑なに辞退した。

それでもアドリア海の空を散歩する誘惑に勝てるかどうか・・・
日本ではもちろんこんなこと体験できないし、イタリアでも滅多に無い
チャンス。
週末、フィオやスイトのように空を飛べるかもしれない。














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ヨーロッパには小さな国がたくさんある。
今までヴァティカンやサンマリノ、アンドラといった小さな国々を見てきた
が、今回もルクセンブルクとリヒテンシュタインという二つの小国を見る。

移動の行程的にまず最初に訪れたのが、ここルクセンブルク
最初に思ったのが「路駐がいない・・・綺麗な町!」ということ。
大きな駐車場がいくつかあって、そこにクルマを停めて皆歩くのだ。









駐車場から歩いてスグ、こんな風景に出会える。





後であの砦に行く。
昔の要塞で洞窟状の地下迷路になってるらしいのだ。

そして背後のビル群がなんとも不思議な感じ・・・




道路脇スグに建つ、大きな教会。



ノートルダム寺院。
ノートルダム(Notre-Dame)とはフランス語で「我らが貴婦人」、そして
聖母マリアのことを意味する。フランス語圏には多く建つ教会だ。










教会内にあった面白い世界地図。








違うドアから出たら小さな広場に出た。
女性の銅像(現大公の祖母にあたる「シャロット大公妃」の銅像)に
外国人の子供がぶらさがっていてなんか笑えた。(笑


そろそろお昼を食べようか・・・と店を探すも、イタリアンが多い。(笑
広場の端にひっそりと建つカフェのような外観の店に入ると・・・
そこはかなりの高級店だった。









前菜はスープやクリームソース。右から食べていくのがマナー。




食前酒のこの果実酒も絶品。10年物だそう。
後からじわりじわりと酔いが来て、心臓がバクバクしてヤバかった。


メロンづくしの一皿。






ソースがかかるのはフランスだし、ソーセージ類はドイツといったように
いろんな国の料理を見事にミックスしている。見た目にも美しい。

デザートもフレンチ風。






美味しかったし量も適度だったけど、ランチに60ユーロはちょっとビックリ。



お腹も膨れたし、町を散歩しながら目的の要塞へ向かう。
この辺りは旧市街と呼ばれる地域で個人的には美しいと思った。







レンタサイクル。システムがきちんとしている。










広場の端にあった小さな公園。
遊具がお洒落だし、なにより足元が柔らかいマット状の床(低反発素材?)
になっていて安全性もバッチリ。こういうところはスゴイと思う。




そしていよいよ洞窟要塞?へ。









?!この目線に城や家のてっぺんが見える?!
なんだか不思議な感覚・・・




カベにいろんな植物の名前と説明が。
当時から生えているんだろうな・・・

ゆるやかなスロープのような道を下ってゆく。








途中にあるこの場所から”城下町”の様子を知ることができる。
ここルクセンブルグの首都ルクセンブルグ(ややこしい?(笑))は、町が
渓谷の上下に二分されており、下にある町はグルント(低地)と呼ばれている。






















・・・言葉にならない。

(5枚目画像の)3つの穴の空いた塔の様なものが妙に目を引く。
本当に不思議な光景・・・。


いよいよ要塞の中へ。
ここは「ボックの砲台」といわれている洞窟要塞で、中は迷路のように
なっている。





入場券と一緒に入手できる洞窟の地図。
本当に迷路みたい・・・










入って間もないところにこのようなパネルがあって、この要塞ができるまでの
説明があった。
興味があったのでよく見えてみたかったのだが、本当にこの暗さで・・・
すごく勿体無い!と思ったのはワタシだけ?!












こんな風に人だかりのあった場所。
覗いてみると・・・





すごく深~い井戸だった。ちょっとコワイ。







この砲台はどこに向けて撃たれたのかな・・・






道が狭く、暗い方へ・・・
↓こんな風にヒトが行き違えないくらい狭いのだ。
(相方がフラッシュ使用で後ろより撮影)













ここでも急な螺旋階段・・・(この後の旅でもしばしばこのような
狭く急な螺旋階段を体験。ヨーロッパには欠かせないものなのか?!)




辿り着いた先に”FIN”の文字。どうやら行き止まりの様子。
コレまでの道のりを逆戻りか・・・


その後もウロウロ周り、時間も迫ってきたので出口へ。

















面白かった。


今夜の宿のベルギー(ブリュセル)までの時間を逆算して、もう少し町を
見る時間があるということで、少し散歩することに。









!!!こんな小さな町でも日本人の方が・・しかも折り紙のお店!
残念ながらクローズドだったけれど、嬉しかった。









金の女神像(第1次世界大戦時の戦没者慰霊塔)が建つ、憲法広場という
眺めの良い場所へ。






向こう側に見える時計台がなんとも美しい・・・




この町のシンボル?アドルフ橋。
この橋が旧市街と新市街を結んでいる。

こうしてみると、眼下に森が広がるというのは不思議な気持ちだけど
街全体がとても美しい。







カジノもある商店街のような通り。
こんな小国にも中華料理店はあるのだなあ・・・
(後で知ったのだが、どうやら日本料理店もあるらしい!)







標識のラクガキが妙に可愛らしい。(笑)





(10日間の旅③ベルギー(ブリュッセル)へ続く)














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帰り道の高速道路で、ふと見上げると大きく美しい満月。
ゆきウサのことを想いつつ眺める。

しばらくして途中のサービスエリアで夕食をとることに。
そしてそのカフェテリアで偶然流れていたイタリア国営放送。






うおおお!忘れていた!!
今日は今年二回目のパリオのある日だった!!!!!



・・・そして案の定、20時過ぎてもレースは始まらず。
(しかも今回はフライングが3回も・・・)
ご飯食べちゃったけど見ないと気になって帰れないよ~といいつつ
待つこと数十分。ついにコマーシャルが流れた。
この間にスタートしたらどうすんだろう??などとドキワクしながら
コマーシャルが終わるのを待ってさあ始まった!!

と思ったら






オリンピック放送が始まりました


結局パリオのスタートも結果もわからず帰ることに。
つかあの待った時間を返して
(後で友人に聞くと、どうやら違う局で続きを放送したのだろうとのこと。
日本の高校野球中継みたいな感じか?!)

しかしなんのテロップもなく、いきなり延長したりいきなりぶった切ったり
(あといきなり最終回になったり)は日常茶飯事とはいえキツいよ~!!
イタリアのテレビ局様さま。



その後また月を見上げると、雲も無いのに月が欠けてる!!!
この時からまだ間もない気がするが・・・また月食?!





結局、部分月食だったようで、その後また満月に戻っていった。

月に落ちる地球の影。
なんだか不思議な気持ちになる。














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今月末に行く予定のモトGP。二輪のF1だ。
場所はイタリアのサンマリノ傍のミサノという町にあるサーキット。
そこには日本の天才ライダーだった故加藤大治郎選手の名が刻まれた
通りがある。

二度目となる訪問と、サーキットおよび”大ちゃん通り”の場所確認
のため、我々はサンマリノへ向かった。

イタリアの民族大移動の真っ只中ということもすっかり忘れて





・・・この時期は南でのバカンス帰りのヨーロッパ人で渋滞するので
北上してはならぬ!!!と聞いていたが、これほどとは・・・
(5時間たっても360キロ先のサンマリノに着かず)







今日のアドリア海はまたスゴイ色だな~。


結局サンマリノは諦め、手前のリミニ付近で高速を降り、サーキットにだけ
向かうことにした。(結局昼前に出て、すでに18時過ぎ・・・)











道沿いにドーンと現れるコーススタンド。
モンツァと違ってわかりやすい・・・!


そしてこの道沿いの正面に、加藤大治郎の名が刻まれた通りがあった。








サーキット玄関正面のスゴくいい場所。
イタリア人の二輪ライダーに対する敬意と懐の大きさを感じる・・・


ふとエンジン音や排気音が聴こえたので、サーキットの正面に行ってみると
なにやらイベントがあっている模様。









受付のお兄さんに、モトGPの前売りのことを聞くついでに、今日何があって
いるのか聞いてみた。
彼曰く「今日はプライベートの小さなレースをやってるよ。興味あるなら中に
入って見ていいよ。」

え?いいの??

イタリア人、懐深いな~


かくして急遽、レースも終わったイタリア人だらけのパドックやテント、
そして静かなコースを見学して周ることに。
アジア人家族の我々は完全にアヤシイ人々

とってもいい顔で寛いでる半裸の日焼けオジサンたちや若者集団がいたの
だけど・・・なんだかカメラを向ける気にならなかった。
なんというか・・ジャマしちゃいけないような気がして。
(いざカメラを向けると快くいい表情をしてくれるのはわかっているのだけど)

階段を登って誰もいないコースを見渡した。広いな~。














・・・しかしこれで「小さいレース」て・・・

でもみんな本当に楽しそうだった。
小さい子供たちのためにビニールプールなんかも置いてあったし、みんな
思い思いにバイクを楽しんで愛している。





こんなところにもブルーインプが。しかもサンマリノナンバー。


結局、今日は時間が遅くてチケットを買えなかったので、当日券狙いになって
しまったけど、前日に売り切れることもあるとのこと。
二週間後が楽しみだ!!!

















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戦争やあることを調べているうちに「風の谷のナウシカ」に辿りついた。
よく考えたらこの物語の内容は戦争に深く関わっている。
宮崎氏がこの作品を作るに当たって影響を受けた事件として、2000年
まで続いていたユーゴスラビア内戦を挙げたとのこと。
アドリア海を臨むイタリアの対岸の国々。
つい最近まで行われた戦争。
すぐそこのその地を、近いうちにいつか訪れたい。

少なくとも・・ワタシのナショナリズムは、他国家と接しない島国であり、ほぼ
単一民族である世界でも類稀な国・日本を離れ、異国と異文化に触れて
はじめて生まれた。
常に他国・他民族・他文化・他言語・他宗教と接し、ゆえに自国を守り抜こう
とする狂気にも似た思いはある意味必然であり、世界をひとつにしようとした
時に大きく立ちはだかる壁なのだろう・・・


***


宮崎作品の中で最も愛するこの漫画(映画ではない)を日本に置いてきた
ことを後悔しつつ、できるだけ思い出しながらふと思いついた。
映画には出てこないが、漫画ではナウシカを母と慕う巨神兵がナウシカから
名を与えられたことによって覚醒した・・とある。

そうだ!愛車の虎にテトという名を与えよう!!
(テトは虎ではなくキツネリスだけど虎ジマだから←強引)




↑原画ではなく持ってるヌイグルミ(コレ)を元に描いたのでイマイチかも











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当たり前かもですが

日本選手の競技がテレビで全く
見られません
。(涙)

衛星放送(JSTV)でも結果はわかるんです。
でも放送権がどーたらこーたらで映像は一切無し




オープニングのあった8日はオランダのホテル。
理解できないオランダ語の放送をボーっと見た。




朝食時に読んだ地元の新聞で日本のメダル数をかろうじて知る。
(この日のオランダのトップ記事は銀の女子柔道で、前日は金をゲット
したらしい水泳女子だった)






唯一、最後に泊まったリヒテンシュタインのホテルで日本の体操男子を
見ることができた!


 


トミタとウッチーがやたら映って(笑)特にトミタはヨーロッパでも人気?
イケメンだからか???


イタリアでは国営放送Rai2でオリンピック中継中だけど、フェンシングや
陸上などなど日本人選手はなかなか見当たりましぇん。



***



今日8月15日はイタリアの祝日。ヨーロッパのキリスト教の国では、
フェラゴストといって聖母被昇天祭、つまり聖母マリアが天に昇ったと
される日。この日はイタリア全土で祝日となり、街中の店やレストランは
ほとんどが休みになる。教会ではミサが行われ、国中が厳粛な雰囲気になる。
一方日本は終戦記念日だが、中国・韓国にとっては日本からの解放記念日だ。

今回の旅で訪れたオランダ・アムステルダムのアンネ・フランク館や
ここ数日の日本のテレビ放送で流れる戦争の特集から感じる哀しみや
やるせなさ。
オリンピックで自分の国を応援したい気持ちと世界のボーダレスを祈る気持ち。


自分の矛盾としばし向き合う日。














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