2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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この前”川の町Caramanico Terme”に行った時の話。
出発後、クルマの中で娘が毎昼間に楽しみに見ているドラゴンボールを
録画してくるのを忘れたことに気がつき凹んでいた。
どう考えても昼に帰るのはムリ!諦めなきゃね~といいながら入った
リストランテにあったテレビに映るのはなんとイタリアウーノ。
日本のアニメが朝から夕方まで流れる唯一の局だ。
(もちろん吹き替えは全てイタリア語。ただし主題歌は全部イタリアで
作り変えられたオリジナル曲。しかもどのアニメソングも完成度高い!)
かくして娘は無事リアルタイムでドラゴンボールを見ることができたのだった。
しかし従業員はじめ、その場にいた客全員(描いてないけどオッサンも)
ドラゴンボールを見てる風景はなかなか笑えた。
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日本の”日焼け止め”がほとんど効かない日差しのイタリア南部。
心優しい友人が送ってくれたSPF50+・PA+++の結構高価な
日本製の日焼け止めも「そんなの関係ないね♪」とばかりに肌に
太陽光線がバンバン入ってくる(気がする)。
それでもうっかり塗り忘れたらさあ大変。
肌の丈夫さにかけては自信があるワタシも完全に敗北・・・
ヤケド?水ぶくれ?とにかく肌がボロボロで痒くなってくる。
海にも数えるほどしか行ってないし、外にもあんまり出てないはずなのに
日焼け止めを塗った腕も足も顔もいつの間にかコンガリしてるのだ。
そういえば今年はイタリア人に「肌を焼かないの?」って聞かれないなあ・・
いかん!このトシで焼いたらアカーーーン!!!
以前旧い城見たさに訪れた町、Crecchio(クレッキオ)。
この時入手したチラシにて告知されていた祭り(18~20日の三日間)
を見に行くことにした。
・・・なんか前と違ってすごいクルマの数・・・
町に入る前の森の中の小道にまで路駐の列。
仕方なく最後尾に停めて町まで歩く。
おー、この城!!やっぱりイイなあ。
この門が町への入り口。
こういうところがイタリアの旧い町らしくて好き。
この門をくぐってすぐ、城のそばでお茶したバールがあるのだが・・
この日の風景は全く変わっていた。
ここが入り口のようで、昔の門番のコスプレをした若者がふたり立っている。
向かって右に例の立派な古城。
ここにも中世の歴史的なコスプレをした子供や大人がいて、いにしえの時代に
タイムスリップしたような気分にさせてくれた。
城そのものも灯りと火のついた小さなタイマツに照らされ、
以前訪れた時とは違う表情を見せている。
・・・それにしてもスゴイ人の数だなあ・・・
ヒトの多さにちょっとビビりながらも、我々も食べようかと振り返ると
長い長いヒトの列が。
ここでお金を払い、この町の紋章の入った器やカップ、スプーンを購入。
これを持っていろんなブース(プリモ・セコンド・デザート等)を回り、
食事をする。
別途料金が必要なスペシャルメニューもあり。(ワイン等?)
町がまるごとセルフサービスの夕食会といったところか。
(途中、日本人妻友達とご主人にも会えて、お二人は既にお食事中。
その貴重な?器を写させて頂く・・・↓↓↓グラッツェ♪)
イタリア人はこの器が欲しいのか?!たくさん購入しているヒトもいた。
しかし城のアンティパスト会場?から少し歩いたここプリモ会場?も
すごいヒト・・・
我々は結局このヒトの多さと娘の「並びたくない~」の一声で断念。
ちなみにパスタメニューを見せてもらったが、短く平たいパスタに豆が入った
スープのような、少し素朴な料理。昔のメニューをそのまま再現したのかも。
町を出て食事をすることを決めた我々は、少しこの祭りを楽しんで帰る
ことにした。
数十分もあれば端から端まで歩ける小さな町をぶらぶら歩く。
夜の教会も美しい。
この旗のマークが町のシンボル。
今日の祭りの主役?である「陶器」はこの町の名産品。
昔ながらのスタイルを披露する職人も。
細い通りで偶然出会った、コスプレをした町の女性達と一緒に。
イタリア人は必ずちゃんと子供(娘)に声をかけてくれる。
この国の人々の暖かいところだ。
細い通りを抜けた町の反対側にはデザート(フルーツ)?会場。
ここはまだ順番的に?閑散としている。
賢い老夫婦はここにプリモ(パスタ料理)を持ち込んで食べていた。
スペシャルメニュー?6ユーロもするぞ・・・なんだろう??
(相方がずんずん先に行ったため、未確認で残念・・・)
前回来た町の端の教会では、音楽隊(これまた昔ながらの楽器満載)が
プカプカドンドンとなにや賑やかな音楽を演奏していた。
そのまま演奏しながら町の中心、教会の方へ。
楽団の前には昔の踊り子?の衣装を纏った美女軍団が舞いを披露。
少しだけだったが趣があってよかった。
バグパイプみたいな楽器に興味深々。
あんまり遅くなるといよい食いっぱぐれるので、名残惜しかったが
22時前には町を出た。
次回はちゃんと食べてみたいな。
町の最寄の高速に乗る前の寂しい道沿いに、ドネルケバブの店発見。
開いててよかった!(ケバブ大好き家族)
わが町ヴァストにもあるけど、どうしてケバブの店はどの町にも
大体あるんだろう。はじめて食べたのはドイツだったし。
やっぱり美味しいからかなあ。
クーラーの調子がますます悪いため(でも最近風が涼しげなので放置中)
駐車中の車内温度を少しでも涼しく保つために木陰に停めていたら・・・
木々から落ちる樹液の跡が酷く、洗車!
洗車場はガソリンスタンドに併設されているのだが、
そこのパーキングに同族の黒虎ハッケーン!!こっそりプチオフ。
大事に乗っているのか、綺麗なボディでシフトがスポーティなものに
交換されていた。
その後しばらくドライブ。帰宅後ガレージにてプチメンテ。
いつの間にか誰かに付けられたスリキズをコンパウンドで磨いた。
ちゃんと綺麗にしたいけど、この国では残念ながらまたいつの間にか
傷つく可能性が非常に高いので・・・磨くのもそこそこに。
気のせいかもしれないけど、他のヨーロッパ諸国に比べてイタリアは
一般のヒトがクルマをあんまり大事にしてない気がするんだよなあ。
同じ場所を違う目(カメラ)で捉えてみた。
赤い不思議な水草・・・苔?
途中出会ったスマートで大きな犬。
一匹狼のような、人懐っこいような、
どこか寂しげな瞳の子だった。
カメラの目が違うだけでもこんなに写る風景は違う。
ましてやヒトの目は・・・