2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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あることを調べていて見つけた”笑えるネタ”を集めたブログ。
(リンク一覧にあるので時間と興味のある方はドウゾ。面白いよ~)
そこにあったトッティ伝説に大爆笑。
・・・でも正直トッティ以外のイタリア人でも当てはまりそうな・・・
しかし悲しいことにワタシも負けていない・・かもしれないと思った今日。
またしてもやってもうたカンチガイ。
以前エビとシャコを間違えて購入したのですが(結果オーライ)
ななんと今日は
タコとイカを間違えました。
包んでもらった袋に刻印してあった名前Moscardino(モスカルディーノ)
を辞書で調べたら、しっかりジャコウダコと。
ここイタリアの料理では結構使うタコらしい。
カラダの模様がなんだかヒョウ柄みたいでちょっと上品?
色白ですらりと長い足を見て部分的な視覚のみでイカだと思った
マヌケなワタシですが・・・このタコ、火を通しても白くて本当に本当に
イカのようだったのよ。
お好み焼きに入れたのだが問題なし。
そして奇遇にも?前回間違えたシャコと同じく、タコもヨーロッパでは
イタリア以外あまり食べられていないそうで(イタリア以外だとギリシャ、
スペイン、南フランス等の地中海沿岸諸国の数カ国だけらしい)欧米では
その姿からデビルフィッシュ(悪魔の魚)と呼ばれ、嫌われているんだとか。
そんなタコを世界一食べているのは他ならぬ日本。
日本とイタリア、食に関してはやっぱり縁があるのかもしれないなあ。
追記:
あまりに「えー?タコだろコレ。普通間違えんよコレ」というコメントを
いただき悔しかったので(笑)自分で捌いた後の画像をば。↓
どうだっ。これイカだって出されたらわからないだろっ。
(自己フォロー必死(笑))
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「ラブストーリーは突然に」という我々の年代で爆発的に流行った
”トレンディドラマ”があったのだが、タイトルはそのパクリです。
念のため。
さて、忘れた頃にやってくるイタリアの法的手続き。
「明日朝8時半に警察前に集合~!」といつものように前日に連絡があり
朝からPermesso di soggiorno(ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ/滞在許可書)
の更新のために我々家族と他数名の会社の方々が集まった。
(この許可証についてはコチラをご覧くださいませませ)
トップバッターは我々家族で、反応しない「指紋読みとり機」にちょっぴり
イライラしながらもなんとか終了。
その時にカードを手渡され、おっ、今度はこんなカードなんだ~??
しかし、もう出来たの???ウソー!!!と興奮したのもつかの間。
・・・この手渡されたものはすでに期限切れ。ウソー
画像ピンクの④の日付が有効期限なんだが・・5月5日。
そして証明写真がなぜか黒色人種。(画像黒の③)
さらに子供の証明書はパパ用とママ用に計2枚渡されるのだが
(画像赤①)それぞれに印刷された子供の出生地が違う。もしもし?
そして一枚の方はANSO(AICHI)て。(画像青②)ソレ何処?
・・・めちゃくちゃアヤシイよ。全てが。偽造カードだよコレ。
そして今度こそ”期限切れでないちゃんとした”証明書が送られてくるから
(ホントか?)それまで期限切れだろうが偽造カードだろうがコレをもっとけ
ということらしい。ハイ終了。
そしてもう一組のご家族の番。指紋取りから証明写真取りと色々あって
(しかも写真屋が休みという当日ハプニングあり)こちらも終了。
最後の番となった男性は書類が揃ってないというイタリアサイドの落ち度
により何もできず、朝から散々待たされた挙句に結局そのまま帰ることとなった。
それを聞いた途端、その男性にかわって手裏剣のごとく期限切れの偽造カードを
警察官のヒタイめがけて投げそうになりました。
手続きが何事もなくスムーズにコトが運ぶことがキセキな国、イタリアを
改めて確信した濃い午前中のヒトトキなのであった。
朝から動いて何も得ないままもうお昼だよ・・・
イタリアが活気付く年2回のうちの1回であるこの時期。
先週の5日からイタリアの多くの店が夏のバーゲン・セールを始めた。
昨年はかなり出遅れたために寂しい店内を見ることになったが
小さいサイズが意外と残っていて、しかも元のお値段の半額以下以下・・
今年、初日はさすがにムリだった&日曜日は休みな店舗もあったため
月曜日の今日行ってみた。
さすがに現地イタリア人男女とも服や靴などをこの時期までガマンして
ガッツリ買うらしく、品定めや試着の勢いが通常時の5割り増し。
ワタシはというと、もちろん正規の値段より半額近い値引きタグのついた
商品をレジに持って行きつつなぜかセール品でない商品も持ってるよ?
な大馬鹿者。
カーデ1枚がセール品のワンピ3着分より↑。
・・・気にいってしまって。
今季はこれでおしまいにします。
服や靴に全く興味のない娘は、雑貨屋で以下のものを無心にいじくって
楽しそうだったので購入した。
ミニ枯山水ができる!!と興奮したのはワタシ。
ちなみにこれも別にセール品ではなく・・・
そして食料品を買って帰路に着いた。
***
愛機の虎・・ティグラ、先日購入先の中古車屋に行って「まだ一年
経ってないのにクーラー壊れたよ!補償期間1年だったよね?治して!」
と(ホントは補償なんてないのに)文句いって修理させたところ
「ガスが入ってないだけだったよ!治ったよ!!」と渡された。
・・・いや、ガス入れて一年たたないのにまたガス入れるってのが
オカシイでしょ?オカシイのはワタシか?!
でもまあ涼しいからいいか~と思っていたら、今日その買い物のために
虎に乗って1時間高速に乗ったらエアコン効かなくなりました。
・・・ブチッ。
窓開けて送風でもワタシと娘はまあなんとなかるのではあるが、友達を
のせて・・・となると申し訳ないので思案中である。
ガス漏れ箇所をチェックするの面倒そうなんだもの・・・。
一旦日本に帰国しちゃったらしい貴重な虎のミニカー。
誕生日から約3ヵ月後に我が家に来てくれました。
大事にします。有難う!!
今夜は七夕。
雲ひとつなく晴れ渡る真っ青な空のここイタリアだが、意外と夜空は
星降るほどに・・・とはいかない。
北斗七星など星座がポツポツは見えるが天の川も見えにくい気がする。
以下ちょっと弱気な内容なので苦手な方はスルー願います。
今日だけちょっと吐かしてちょ。
***
今年は七月を一緒に迎えられなかった。
忘れていくなんてとんでもない
日に日にますます忘れ難い君の存在
お日様の匂いのするふわふわな毛と
ヒクヒク動くこそばゆいヒゲ
そして君にしか出せない足音
その気配を毎日感じ
毎日思い出す
君はワタシに命を教え
同時に死も教えてくれた
死が誰にでも来ることを
そして誰でも越えてゆくことを
死が遠くではなく近くにあることを
飲まないと眠れなくなった織姫オババの願い。
どうか彦星ではなくゆき星に逢わせて下さい。
朝から真っ青な空が広がる暑い暑いここイタリア。
日本の夏と同じように蝉があちこちで鳴いている。
イタリア人は虫に興味が無いようで(アニメ・ムシキングがこちらでも
流れているが、人気のほどは日本ほどではないと思われる・・)
この時期にイタリアの店頭に出回る「虫捕り網らしきもの」も実は
「魚捕り網」で網目が粗く、虫捕りには適さない模様。
蝉もそのことを知っているのか・・・そして元々イタリアの木々は背が
とても高いこともあって、彼らは我々人間どもに捕えられることなく
悠々自適に夏を謳歌しているように見える。
そんな蝉時雨を風に吹かれて聴きながら、ふとイタリアの蝉はどんなだろ??
と疑問が沸いて来た。
ネットで検索するも、そんなことにあまり興味のあるヒトは少ないらしく、
ワタシも真昼間にイタリア人の注目を浴びながら「魚捕り網」片手にガシガシ
木を登って蝉をゲットして調べるまでの好奇心や元気はなく・・・
とりあえず姿は見えずとも声は聴こえるのでこんなサイトを見つけて
今聴こえているイタリアに住む蝉の声と照らし合わせてみた。
その結果、少なくともわが南イタリアの町ヴァストに住んでいる蝉の多くは
クマゼミ(もしくはその仲間)
だということが判明。
うーむ、やはり暑い地方に住む蝉なのだな・・・。自然は正直だ。
ちなみにイタリアで蝉のイメージをググるとこんな結果も。
「アリとキリギリス」が「アリとセミ」になってる?!
”緑の蝉”なんてのもあるんだなあ・・・
”海の蝉”(cicala di mare )なんてちょっとグロテスク。
そして早起きなのに夜更かしなイタリア人と同じく、今夜もオレンジの
電灯に照らされた木々に掴まり、昼間と変わらぬ声で夜通し鳴き続ける
タフなイタリアの蝉たちなのだった。
昨晩ちょっと飲み過ぎたせいか?朝起きられず・・・
予定していた出かける先を急遽変更して、そう遠くない町へ行ってみることに。
途中車内で相方と激しくケンカ。「降りろ!」と葡萄畑の広がる田舎道で
怒鳴られ、さっさと降りるワタシ。娘もついてきて、炎天下の中を何もない
田舎道をふたりでテクテク歩く・・・あ~このままふたりで生きて生こうかと
しばし妄想。
間もなく引き返してきた相方に「乗れ!」とこれまた怒鳴られ、個人的には
断固拒否だったが娘を泣かすといけないので、ここはひとつ大人になって
シブシブ乗るが、心は引き続き妄想中。
差し出された珈琲に機嫌を直したフリをしつつ、結局当初の目的地である
Crecchioという我が町から高速で1時間くらいの町へ。
廃墟っぽい城があるということで、廃墟好きの娘の目に適ったのだ。
門をくぐってすぐの脇に蜘蛛の巣のかかった古そうな器具が・・・
農耕の道具と投石の武器?
中庭のようなちょっとした広場には花が植えられ、綺麗に整備されている。
窓は閉められていて入り口が無い・・・
城の中庭から望む町の端の坂道。
街全体が周囲を森で囲まれていて高台にあるのがわかる。
城をぐるりと周ってようやく入り口らしき門を見つけたが・・・カギが
かけられて閉まっていた。残念・・・開放されてないのかな・・・
・・・と思っていたらどこからともなく体格のよいオジサン?オニイサン??
が現れカギを開けてくれた!!
我々がラッキーだったのか?
それとも我々がよほど見たそうにしていて町のヒトが通報したのか??
それとも彼が単に昼休み中だったのか???←コレ有力
・・・と、まあとにかく我々は入城できて、しかも無料でたくさんの
素晴らしいものを見ることができた。
まず門をくぐると広いポーチ。
オブジェのような遺跡。娘いわく”巨人の珈琲カップ”(角砂糖入り)。
プチ展示も。
貝の化石のようなものが数多くあり、山の中にある城でなぜ・・・?と
想像が広がる。
井戸もある。面白い形だ・・・
脇の干からびた小鳥の死骸を娘とじっと見つめた。
階段を上るとさっきのオジニイサンが受付にいて、汗をびっしょりかきつつ
説明をしてくれた。
我々は日本人だといった後「他の日本人ってここに来たことあります?」
と尋ねてみたら「あるよ!ヨコハマとかトウキョウとかから・・・」と
いわれ日本人の行動範囲の広さに改めて驚いた。
ちなみに受付にある入館帳?を見たらイタリア人よりもアメリカ人が多かった。
展示物が一階と二階にあって、屋上へも階段で登れるらしい。
早速一階の展示物を見て周った。
たくさんのツボや器、装飾品などがあったが、中でもこれにはビックリ。
日本オリジナルと思っていた桶?!完全なカタチではないが・・・驚いた。
そして小さなお土産コーナーがあって、こんなユニークなフクロウが
たくさん並んでいた。この城のキャラクター?!
冷房が無い館内は涼しい風も吹くけれどやはり暑い。
バルコニーに出てちょっと休憩。
一階の奥にはこの城を使ったといわれているイタリアのロイヤルファミリー
の資料が。
ベッドの奥には暖炉のような小さな階段が・・・
壁の石には今まさに渦中のラクガキが・・・英語とイタリア語の模様。
階段を登るがおそらくイタリアで今まで経験した中で一番ストイック
な階段。(朽ち・・踏み外しポイントあり)
最後は蜘蛛のごとく這って上がる。
屋上は狭いながらも360度の美しいパノラマの広がる最高の場所だった。
(柵?は相変わらずアバウトだなあ・・・)
森の緑がこんなに鮮やかで深い風景は南イタリアではじめて見るかも・・・
この町が縦に長いのがよくわかる。教会の鐘が聴こえる。
この城のもうひとつのシンボルの塔。どうやらあの上までは行けない様だ
・・・うーん、残念。
この町に来た時の外輪の道(木の生い茂った山道)とさっき通ってきた門
が見える。
ハッキリいって今この城を貸しきり状態の我々。
もっとずっといたかったけど、受付にいるオジニイサンが脱水症状で
倒れてないかちょっと気になったのでそこそこに階段を下りた。
階段を降りてきたらまず目に入る、一瞬ドキリとする甲冑姿のオブジェ。
一旦部屋を出て横にある階段でそのまま二階へ上がり、別の展示物を見学。
わが町ヴァストからも歴史的な遺跡が結構出土されているようで、なかなか
興味深かった。
そしてまたまた日本的な遺跡を発見。
・・・ハンコ!!!
この他にも”指輪型ハンコ”もあってかなり面白かった。
汗だくのオジニイサンと握手をして別れ、入れ替わりに観光客らしき
カップルが入ってきた。
町をしばし散策。
いろんなところで見かけたチラシ。
来来週の夜、この町で仮装行列(当時のお祭りの再現?BIZANTINI
(ビザンティーニ)とは旧東ローマ帝国のこと)があるらしい。
遠くないし・・・見に来ようかな?
見渡すと、古い壁と新しい壁が共存している町。
バール以外には誰もヒトがいない・・・
町中のヒトは家の中かバールか他の町にお出かけ中???
静かな町中を抜けると、先端に古い教会があった。
教会の脇に小さな半円状の階段席があり、そこに少し古い十字架が
建っていた。
それはオブジェというよりも実用的な要素がいくつかあって、足をつく台が
あったり両手を固定する金具がついていたり・・ちょっと不気味だった。
(イベント用かもしれない)
ここにも日本的なもの発見。
普通に売ってるそうだ。
目が合うと挨拶してくれた日向ぼっこのキュートなオジサン。
もしかしてこの町全部のオジサンたちがここに集まってるんじゃないかと
思われるくらい、たくさんのオジサン達がひとつのバールに集まって
1テーブル3~4人でカードゲームに興じていた。
もちろん我々はガン見の的。
刺さる視線に負けずに立ち寄ったそのバールの店員男女は、若く奇抜な
格好をしていたが、始終笑顔でとても親切だった。