2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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我が娘が学校の授業中でフランス人とチェコ人のハーフのクラスメイトに
聞かせてもらったというチェコの童話。
ある日、人間の作った罠(落とし穴)に落ちてしまったトラ。
助けを求めますが、日頃意地悪ばかりしていたため誰も助けてくれません。
そこへ一匹の小さなネズミが植物のツルを穴へ垂らしてトラを助けました。
しかしこともあろうにトラはその小さなネズミを食べようとしたのです!
その様子を見ていた一匹の年寄りクモがいいました。
「トラよ、お前はその大きなカラダの空腹をその小さなネズミ一匹で
満たせるのかい?
それよりもその穴へ戻ってもっと大きな動物が落ちる(あるいはトラを
助ける)のを待っていたほうがいいんじゃないのかい?
いざとなればこの植物のツルで登ってくればいいじゃないか。」
トラはなるほど!と思い、ネズミを放して穴へ戻りました。
しかしトラが穴へ戻った途端、クモはツルを噛み切ってしまいました。
おしまい。
(ちなみに今日その本を貸してくれたので見るとトラではなくて豹だった(爆))
・・・なんだか芥川龍之介の「蜘蛛の糸」みたいで興味深い。
ちなみに娘も日本の昔話を話すことになって「一寸法師」を話したら
学校の先生がなぜかイタリア語版「Issunboushi」を持っていて、
みんなにコピーを持ってきてくれたらしい。
イタリア版の一寸法師は日本語のとちょっと違ってて、鬼→悪党(ヒト)
だったり、打ち出の小槌→お札?だったりしてなかなか面白かった。
そういえばイタリアは学校で宗教学があり、歴史や聖書に基づく物語
(神がヒトを造ったという創造論)を教えるらしいのだが、同時に
生物学としての進化論も教えるらしい。
うーむ。
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今日のランチは我が家に初めて招待する友人と。
ワインと合うおつまみに・・・と食べたことの無いチーズにチャレンジ。
Maasdamというチーズ。なんとなく目が合ったので(笑)買ってみたが
ネーミングがどう見てもイタリアではない・・と買った後気が付く。
(結局どこのチーズ?オランダ?スイス??)
不思議な甘みと大きなガスホールが特徴で1970年に製法が発明された
チーズだそうだ。(あ。ワタシと同じ歳)
前の記事で書いた生のソラマメと一緒に食べると美味しかった。
もちろんワインとも。
Emmentalチーズは苦手だけど・・これはイケそうだ。
***
娘のアートスクールも前期終了。
秋までしばしお休みだ。
それにしてもイタリア人の子供たちの造型は見ていて楽しい。
発想や色使いがなんともユニーク。
今朝見た夢は悪夢だった。
高層ビルの一室から見ているような夜景。
遠くから灯りの集合体が近づいてきた。
「UFO!」と隣にいた娘に叫ぶ。
と、次の瞬間。
それは微妙にカタチを変え、”巨大な暗闇の足”になった。
とっさにワタシは「・・神の足だ・・・」と思った。
その”巨大な足”は砂埃と共にビルや家々を踏みつけながら
コチラへ向かってくる。
”逃げなきゃ・・!”と叫びながら同時に必死に
”起きなきゃ!”と強く思い・・・目が覚めた。
時計を見ると6時を指していた。
まだ寝れる・・とワタシはまた眠りに落ちた。
その数時間後、中国で大きな地震があったことを知る。
日曜日からサーバーの大掛かりなメンテが行われアクセスできない。
ネットの巡回も休んで前からしようと思っていた「お気に入り」の整理。
何の時にアクセスしたのか失念したが・・ソンディ・テストのサイトが出てきた。
面白いのでやってみる。
***
性衝動 +-タイプ
ある特定の個人への受動的献身愛型。
どちらかというと女性的な受け身の愛情表現であって、おとなしく従順。
男性で極端な場合はホモセクシュアル。
しかし、日本ではごく一般に見られる反応である。
発作衝動 0*タイプ
社会における善と悪とが対立している道徳葛藤型。
自分を隠したい気持ちと見せたい気持ちが対立的に存在しているので
道徳的ジレンマに陥っている。良心的判断は無能力化されているので
対社会的な葛藤となる。
自我衝動 -0タイプ
自己否定がこうじて自分も他人も傷つける破壊型。
自分の欲望を抑圧しているために、潜在的な破壊活動が起こる。
一般に他人からは厳格な人として見られる。
接触衝動 *+タイプ
密着した結合と、古いものも新しいものもほしい集中不良型。
古いものとしっかり結びついたまま、古いものにも新しいものにも
興味があるので精神集中ができない。
注意が散漫で、一つのものを確実につかめない。
***
メーテル(仮名)と我が家で長々と喋る。
彼女が寂しそうに「日本人は海外にいるときはそうでもないのに
日本に帰国すると変わる。おとなしく、静かになる」と言ったのが
興味深かった。
彼女の日本人の友達だけがそうなのか、あるいは・・・
すごく久しぶり(一年ぶり?)にクルマで数十分ほどのカート場へ行った。
(過去の記事はコチラやコチラ、コチラの記事後半など)
やはり春は走りたくなるのだろうか。(笑
ランチ用にピザやパンをカート場に一番近い日曜日も開いてる大型スーパー
で買って、昼過ぎ頃にカート場についた。
お昼は営業してないかな??とおそるおそる聞いてみたらOK!
レーシングスーツに身を包んだオジサマ連中がわらわら出てきた。(笑
午前中にいっぱい遊んだのか、みんなニコニコしていた。
久しぶりに走ると慣れるまでが必死。
でもやっぱり面白い。
子供用マシンの娘も、以前より体が大きくなったこともあって安定した走りだ。
自分は・・・今度絶対マイ座布団を持ってこようと思った。(汗)
マシンに対して自分のカラダが小さすぎて踏ん張れないし、アクセルまでが
遠くて踏み込めず、スピードが出なくて悔しかった。
この子の名前を教えてもらった。
「ゼン(n)!」と呼んだらコッチを見てくれた。
周回数ではなく時間制でとってもお得な値段設定。
また来よう。
帰宅後、リアルタイムでF1トルコGP観戦中。
琢磨が走ってないレースはやっぱりつまらない・・・
ネットマガジンで時折読む「F1ハイパーニュース」に、スーパーアグリチームや
F1の実状について興味深い記事があるので興味と時間がある方は是非どうぞ。
ワタシは読みながら泣いてしまった。
それでもワタシはF1を見続けると思う。
細かい状況はもちろん違うが、大体似たようなことを今日も昨日も
その前の日も経験して(更に今までも何度も経験して)確信したことがある。
前にも書いたが、平日の13時から16時頃までの間は
昼食&昼寝タイムなのかイタリア人はあまり行動しない。
その間は個人商店などもちろん昼休み。店は17時前後から再開される。
大型店舗は流石に営業しているが、イタリア人の客がほとんど来ないので
店員もいないことが多いし店内はガラガラ。
逆に外国人の我々はゆっくり買い物が出来るので、大体その時間に利用する。
娘と一緒に買い物の後は、大好きなジェラートを食べるために店内のフード
コートに立ち寄ることも多いのだが、やはりこの時間はガラガラ。
ワタシと娘だけの時も多い。
周りからガン見されることもなく、デレデレと幸せな一時を過ごしていると
・・・数人のイタリア人グループ(←ココ重要)が、ほぼ間違いなく
何処からともなくやってきて、ワタシと娘の周りに陣取るのである。
席は他になんぼでもあるのである。
だって私たち親子しかいないんだもの。
それなのにわざわざ我々の席の隣に来るのである。
日本人だったらあり得ないよね?
端っこに座るとか(←我々)少なくとも隣とか近くには座らないよね??
イタリア人よ・・・どんだけ寂しがり屋なのっ!!!
(おまけにめっちゃ野次馬)
静かな時間も愛する我々にとってはそれがちょっとウザイ時もあるけれど
彼らの行動があまりに露骨なのでついつい笑ってしまうのだ。
まったく・・・イタリア人って憎めない。
クローゼットに半袖Tシャツを並べた今週。
青空ピーカンイタッパレな日が続く。
昨日撮り損ねたわが町Vastoの海岸の様子を、朝からバタバタと
”買い物ついでに”撮りに行った。
・・・ただし、デジカメ忘れちゃったので携帯カメラで。
・・・この時期すでに人々は海辺で肌を焼き焼き大会開催中。
パトロールしようと思ったけど、暑過ぎ&目立ち過ぎで敢無く退散。
人目を避けつつ、日陰に愛車を停め車内で読書。
(しかーし、しばらくしたらなんだかやけにイタリア語が耳につくので
ふと周りを見回すと、いつの間にか周りはおっさんや兄さんたちの
たまり場状態に・・・風が心地よかったが結局ここも敢無く退散)
そして海から離れた陸地では、いろんな歩道沿いのアチラコチラで
モーレツ草刈り大会開催中。だんだん夏が近づいてくる。
そんな我が家のお昼ご飯は初素麺。
***
午後、娘と出かける予定がウッカリ昼寝し過ぎて出発が17時過ぎに。
それでもまだまだ昼間のような明るさ。
この渋滞タイムにクルマで片道一時間弱の大きな町に出かけるのは正直
躊躇したが・・娘もなぜか行きたがったので思い切って出かけた。
・・・この時もネタがあったがそれは後日エニッキにて。(笑)
20時過ぎてやっと日が傾く。
娘と愛車で帰路に着きながら”夕暮れの匂いは日本と同じだね~”と
しんみりと感動しつつ。
思わずクルマを停めた。
ポルコォ~!
海と空の重なる辺りが
なんとも艶かしい一日の終わりだった。
日が出ない時間はまだまだ肌寒い。