2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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イタリア語スクールの先生も「イタリアでは男女お互いがプレゼントを
贈りあう日なのだけど、日本では女性が男性にチョコレートを送る日
なのよね?」といい、なんとイタリアの昼のニュースでも”日本人が
チョコを買い漁る映像”が流れるほど日本でのヴァレンタイン情報が
イタリアに浸透??している今日この頃。
南イタリーの片隅のわが町にも普通にチョコが売っていた。(笑)
”自分が食べたてみたいチョコ”をセレクト。
一応三人分購入。(さすがにゆきウサは食べないので)
この唐草模様?のチョコはバスクリンの香りがして
とっても微妙だった・・・その他もなんかウーンな感じ・・・
(ケーキはとってもオイシイ店なのに・・・)
夕食はカレーにした。
今夜はビターチョコ入りどす。
ちなみに14日のわが町のリストランテはカップルの予約で埋まり
ヴァレンタイン・スペシャルメニューのみとなるそう。
昨年相方の会社の日本人4人がそうとは知らずリストランテに出向き
オッサン4人で2組分のヴァレンタイン・メニューを頼んだとか・・
もちろん周りはカップルだらけ。ププッ…
そして娘の小学校ではさすがにチョコやモノの受け渡し&告白は無かった
ものの、誰それが誰それを好きだのという話題がいつになく沸き立ったらしい。
こういう雰囲気はどこの国も一緒なんだと知ってちょっとほのぼの。
久々に映画「ショコラ」が観たくなったチョコレートの日。
イタリア人はイタリアのチョコが世界一だというけれど、ワタシはやっぱり
日本のチョコレートが世界一だと思う。
13日の夜、娘のアートスクールの送迎中に見かけた
Valentinoのヒトコマ。
割と遅くまで開いている花屋の店内には、一輪のバラをラッピングした
小さな花束がテーブルに山積みされていた。
(日本の『花の日のカーネーション』を思い出した・・・)
その花屋から出てきたヒトリのおじさん。
一輪のバラを抱えてバールに入っていった。
腕を組んだり手を繋いで仲良くウインドゥショッピングする
初老の夫婦。
とある比較的リーズナブルな貴金属店のウインドー越しに見える
カウンターには、日本と同じように多くの若い男性客やカップルの
真剣な姿もあってこれはこれで微笑ましい。
しかしそれにも増して少し年齢を重ねた男女のアモーレ度が
この国はなんだかとってもイイ感じだなあといつも思うのだ。
***
追記:
14日の早朝。
娘を学校に送り届けた時に出会った男子2人組。
二人ともオシャレして真っ赤なバラの花束抱えて
メッチャ目立ってた。
でも君たちどー見ても高校生だよね?
学校サボってデートかーい!!!
さすがアモーレの国
いよいよミモザの黄金の花があちこちで開花し始めた。
(ローマは暖かいので満開になってるところもあるようだが
わが町はまだ”七部咲き”ってところだろうか・・・)
我が家のベランダから見下ろす隣の建物の庭にも、2本のミモザの
大樹がいて、風が吹くたびにその見事な枝をざわざわ揺らす。
先日書いたとおり、晴れの日と曇り(雨)の日が交互にやってくる。
そうやって春が近づいてくる。
イタリアでは3月8日にこのミモザの花を男性が女性に贈る習慣が
あるらしく、なんだかロマンチックだ。
そして明日はSan Valentino~ヴァレンタイン・デイ。
そもそもイタリアが発祥で聖ヴァレンティーノというローマのキリスト教
殉教者の日。チョコレートによって女性が男性に告白するという日本の
風習と違い、イタリアでは男性女性を問わず愛する人への感謝を表す日だ。
この日は愛する人と過ごし、プレゼントやメッセージを贈り合ったりするようで、
試しにネットで検索してみたら、イタリアの各地でシングル同士のパーティ
等があるみたいで、今やあまり宗教色はないのかもしれない・・・
ナターレ(クリスマス)が全ての愛を祝う日なら、聖ヴァレンティーノは
恋人・夫婦の愛を特別に祝う日ということだろうか。
ちなみに我が町が在するアブルッツオ州にもSan Valentinoの名がついた町
があるようだ。今度行ってみようかな。
バルセロナ~グラナダで旅行記よりちょっとはみ出した
”スペインネタ?”を、ささっとイラスト+αでご案内。
まずスペインの高速道路編。イタリアと比べてみた。
とにかく道がキレイ。特に有料の高速道路は素晴らしい。
(イタリアの高速道路、北はまだいいけど南はヒドイ・・・
凸凹あるしカーブキツイ。おまけに合流ゾーンが超短い)
そして何より路肩にクルマが停まってない!!!
(イタリアはオジサンがクルマ停めて外に出てくる)
ただ、バルセロナからグラナダに向かう途中
こんなクルマを見た。
屋根に積んだ荷物(引越し?家財一式??)の高さは
クルマの車高と同じかそれ以上あった・・・
これが高速を白煙巻きながら走ってた。
車内にはたくさんの人影が・・・
走ってる車種について。
イタ車はフランスやスペイン(ついでにドイツやオーストリア)では
ほとんど見かけなかった・・・
日本車は意外と?日産が人気でホンダがあまり走ってなかった。
スペインのメーカーSEATのクルマは、バルセロナ方面では意外と少なく
南に行くほど多く走ってるようだった。
ナンバープレートはユーロになって共通になったが、向かって左端の
アルファベットがそれぞれの国を表記しているようだ。
スペインはエスパーニャね。(笑
***
グラナダ編は今後ゆっくりアップしようと思うが、画像をゆっくり撮って
ないもので面白かったことを。
まずネオンがイタリアより鮮やか。(色んな色がある・・・)
イタリアには滅多に無い「デパート」がある!!(しかも22時まで開店)
イタリアではあまり見かけないイスラム系の人々が街中にいる。
そして街中の信号機が最高だった。
この「走る数秒」が見たくて、信号の前で身じろぎもせず渡りもせずに
じーーーっと見入るアヤシイアジアンな親子。
それから、ホテルに対する考え方が外国人は違う!!と思った。
部屋は寛ぐ場所だから静かに過ごし、ロビーは交流の場でもあるので
騒いだりトランプをしたりするのはOKなのだ。
(実際グラナダのホテルロビーはトランプ大会状態だった)
日本人は逆だよね・・・
しかしやはりスペインもラテン系。
ホテルのバスタブの栓が甘くて水が溜まらなかったり(時間との戦い)
いきなり夜にライトがパシッとショートして真夜中に修理屋がきたり
隣の部屋の宿泊客が大阪のオバチャンもびっくりなオバチャン軍団で
朝まで騒いで途中ホテルの従業員に怒られてたり・・・と、本来ネタが
ほとんどなさそうなホテルの中でさえ色んなハプニングがあった。
(まあ最後に泊まった南フランスでもネタはあったのだが・・それは後ほど)
スペインいいなあ、スペイン。好きだなあ。
冬休みの旅・その12~グラナダ(スペイン)①へつづく。