2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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声が出ない憂鬱を打開すべく、イタリア移住の大先輩
pallinaさんから教えていただいたプロポリスを買いに
早速薬局へ。
日本にいる時に実は時々お世話になっていたプロポリス。
昔友人からもらった超高価な原液(ほぼ100%!)を
大事に使っていたのだが、あまりの効き目・・というか
あまりの刺激の強さ(ノドがビリビリくる&超マズイ)に
なかなか使えないまま使用期限が過ぎてしまった。
アレは確かに効く!すんごく効く!!
だが、アレはデンジャラスだった・・・(遠い目)
ただ、今は昔と違ってそんな甘いことはいってられない。
なんといっても声が出ないのだ。
イタリアのプロポリスに賭けようではないか!!!
・・・意外と安く、約10ユーロ。
しかも以前使ってたスポイド式(これがまたノドにたらすのに
苦労したんだよ・・・)と違ってノズルがついてて便利!
ビンを振ると、サラリとした液体。
・・・以前使ってたのはドロっとしてたぞ??
濃度が違うのかな・・・?
意を決してノドの奥めがけてブシュブシュ押す。
・・・じゅわじゅわじゅわ~・・・ビリビリビリッ。
きたきたきたきたーーーーっ!うひょーーーーーーー!!!
・・・あの懐かしい超独特の匂いと味と共に押し寄せる刺激。
コレは効きそうだ。
しかもなんか快感。
一日3回プッシュ!と書いてあるところを
一回3プッシュしてるワタシがいた。
・・・やはりMなんだろうか、自分。
クルマのボンネットに寝そべるネコを横目に
スクーターのシートに堂々と居座るこの子に脱帽。
近づいても逃げる気配なし。
昼過ぎにクルマで買い物へ出かける矢先、道路を横切る
黒髪ツンツン頭のアジア人発見!しかも若い男子・・・
この町で日本人男性は相方の会社のオジサン以外いないハズ。
ということは、この若さだと中国人?
それにしてもオシャレだったけど。
なんか年甲斐もなくドキドキした。
イタリアに来て外国人慣れしてきたのか、逆にちょっと
カッコいいアジア人を見ると男女問わずドキドキする。
ヨーロッパ人よりやっぱりアジア人だよ。
そしてなにより日本人が愛しいよ。
・・・今日本に帰ったらかなり興奮しそうな自分がコワイ。
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多い少ないの時期はあるものの、わが町には”物乞い”をする人々が
毎日のようにいる。
彼らはひとりか数人で郵便局やスーパーの出入り口に立ち、
楽器をひいたり、手を出して拙いイタリア語(もしくは母国語?)で
お金を恵んでくれるよう、歩く人々に声をかける。
先日、うちから一番近いスーパーで娘と買い物をして出たところで
突然幼稚園くらいの男の子に声をかけられた。
かわいい帽子をかぶり、身なりも割りと小奇麗だったため、それが
物乞いしているとは判らなかった。
すぐ近くに母親らしき女がいて、しきりに子供に何かいっていた。
そして男の子はその女から何か言われる度に私たちに何か話しかけ
手を出すのだった。
女の足元にはこのスーパーのマークの入った大きな買い物袋があった。
ワタシは愛嬌のある笑顔の男の子と、しかめっ面の母親らしき女が
あまりにも不釣合いで、ふたりをしばしぼんやり眺めた後で我に返り
男の子に「Cosa(コーザ/何)?」とイタリア語で話しかけてみた。
すると男の子も母親もモジモジし始めたので、こちらもどうしていいか
わからず困っていると、後ろから出て来たイタリア人に男の子も母親も
注目したので、そのままワタシは娘と立ち去った。
帰り道、娘とそのことについて少し話した。
ワタシたちが目にしたことのある物乞いの人々と今日の親子?は
なんだか雰囲気が違った。
それでも、いつもこういう時は複雑な気持ちになる。
お金を渡すべきなのか、渡すべきでないのか。
本当は話がしたい。彼らのことを知りたい。
でも・・・ワタシは彼らに近づいてもいいのだろうか。
そんな資格があるのだろうか。
お昼のニュースで移民のデータのようなものが流れた。
違法でイタリアに入国する外国人も後を絶たず、その数は年々増える。
取締りが厳しくなってもなお、外国人女性の売春は続く。
北からも南からも、陸路からも海路からも、イタリアに移り住もうと
する様々な国の人々。
場面が変わり、ワタシが訪れたトリノの違う顔がテレビに映った。
荒れた空き地に群れを成すバラック。
もう走れそうにないボロボロのキャンピングカーに住む家族たち。
日本でノホホンと住んでいたままではきっと体感できなかった
イタリアの、そして世界が持つ憂いのひとつだ・・・
ゴホゴホ咳がとまらず、ついに虫の息的ハスキーヴォイスになった。
でも食欲もあるし体温も微熱程度。
・・・あーあ・・・
最近いつも季節の変わり目には元来弱いノドがこうなってしまう。
”話せないこと”がこの国では致命的だというのに・・・
(ちなみに今年の春もこんなで治るまで10日くらいかかった)
結局日曜日は外にも出れず、家に引篭もり。
外から声が聴こえてきたのでひょいと覗くと
イタリア人夫婦のステキなヒトコマ。
そして17時過ぎのわが町の風景。
とても夕方とは思えない・・・
サマータイムが終わって日本との時差が8時間になった途端
日暮れが一気に早くなった気がする。
たった1時間、されど1時間。
一週間行かなかっただけで
なんだかひさしぶりな気がするローマへの道。
「移動オービスか?!」なんてビクつくも
刑務所の護送車の模様・・・
ちなみにこのクルマ、130キロ巡行。
ローマに近づくにつれ、木々の生い茂る山がところどころ
紅葉していた・・(撮ったけど捉えられなかった)
でも日本の美しい紅葉には到底及ばない・・・
つか、わが町ヴァストと都会のローマでは
天気も気温もかなり違ってビビッた。
(わかっていたけど約10度も気温差があると・・・)
もうすぐハロウインということでたくさんのグッズやお菓子が
いろんなお店に並んでいる。
ものすごく悩んで一種類だけ選んで買ってみた。
かぼちゃオバケのビニールのミニバッグ。
ハリガネでフレーム組んでるところがなんかツボで。
中には2種類のチョコレート入り。
このパッケージがまたカワイイのだ。
どっちも可愛いけど、かぼちゃ(オバケ)の”ヘタ”の部分が
ちゃんと”キュッ&クルルン”ってねじってあるところがツボ。
ちなみにこのお菓子を買ったお店(日本食材もある!)まで
日本語学校からクルマで数十分。
しかし危険なゾーンが待ち受けるバティカン周辺に近づかねば
ならないので「例の進入禁止の看板」を超目を凝らして探したら
ありました!すんごく小さい看板が。
しかも他の看板に混じって。
しかもバックの色がブルーで赤いマークがちっとも目立たず、
おまけに文字なんて極極極小で絶対読めない。
そして我々は気がついてしまった・・・
これってナビに
インプットされているべき
情報ではないのか???
夜はローマの片隅の大型スーパーで買い物&食事。
立体駐車場からまだ撮ったことのないロータリーの全容をパチリ。
(上手に撮れなかったけど・・・)
このロータリーのおかげで信号要らずで渋滞知らず。
そしてなんだか風邪ひいたみたいで声変わり&微熱開始・・・
日曜日のフリマdeローマはムリかもしれない・・・
追記:日曜日起きて気がついたのだが、日曜日0時で
サマータイム終了→日本との時差が7時間から8時間になった。
家中の時計を1時間戻す。
休みの日に1時間増えるってウレシイ~
実は相方にはスピード違反だけでなく
もう一通の違反通知が届いていた。
そこにはこう書いてあった。
「クルマで入っちゃいけない地域に
君はクルマで入ってしまったのね。
だから80ユーロ払ってね。
斜塔の町、ピサより。」
・・・ナニ?これ。
つか「クルマで入っちゃいけない地域」の存在は知ってましたけど・・・
”進入禁止”の看板やバリケードとかちっとも見かけなかったんですけど・・・
相方はイタリア人に聞いたそうだ。
そしたらば、このような地図をもらったとか。
(でもイタリア人もどの町でどの区域が進入禁止なのか、そして
どのように監視してるのか詳しくはわからないらしい・・エエッ)
これ、ローマの地図ね。
つか・・・
ローマの街中を今まで
めっちゃ走り回ってましたけど?
毎週通ってるしね♪
・・・これからどんだけ通知が来るんだよ・・・オイッ
なんでこんなにイタリアに献金しなきゃなんだよッ!!!
こっちは恩恵どころか苦労しまくってるのにッ!!
ムキーッ!!!
ちなみにその「進入禁止区域」とやらには
こんなマーク(赤丸印のやつ)が掲げられているそうだ。
・・・どこに?見たことないっつーの!!!
ああ、明日のローマ行きがかなりブルー・・・