2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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F1観戦そのものの記事はクルマブログ「みんカラ」にアップ
するとして、観戦の”おまけ話”をここに書こうと思う。
目指すモンツァは、ここ南イタリアよりも
南フランスや南ドイツのほうが近いのだ。
赤線は行きの行程。青線が帰りの行程。
日本で例えると、愛知から大阪辺りへその日の昼頃移動して、
そのまま夜に九州へ出発しちゃったって感じ。
ホテルも何も取らず、ひたすら移動してそのままF1みてトンボ帰り。
アホかもしれない、この家族。
途中のサービスエリアで着替えたり、顔洗ったりして
(週末は長距離バスなどの旅行者もいて、トイレは泣きそうなくらい
最悪な状態だったが仕方なく・・・)
なんとかモンツァに辿りつくも、到着が真夜中で暗く街中にあるうえ
看板も何も見当たらないためサーキット場がどこかわからない。
(電車やバスで来ると、乗り場に簡単な地図が置いてあったそうだ)
サーキット情報をネットで抜いてきた簡単な情報だけを頼りに
いくつもあるINGRESSO(入り口)の中で大きそうな通りをナビに入力、
そこへ行ってみると・・クルマや人がうろうろしていた。
道がいくつか封鎖されており、どうやらこの時間(午前4時過ぎ)は
入り口へは徒歩で入るしかなさそうだ。
少し遠かったが駐車場を見つけ、そこに停めて3キロほど歩く。
ちょっと暗すぎて見えないかもしれないが、この門がサーキット周辺に
いくつかある入り口のしるしのようだ。
この門のそばにも入り口はあったが、予約チケット専用?の
入り口のようだったので、今から買う我々はさらに奥へ歩く。
この辺りはダフ家のオジサンもウロウロしていた。
何処の国も同じだね。
このフェンスの向こうがサーキット場・・・
簡単に乗り越えられそう・・・さすがイタリアのサーキット。
(実際フェンスチェックしてるあやしい二人組の男発見)
しばらくすると、あちこちでテントの姿が。
そしてチケット売り場発見。
プレハブ小屋・・・
まだ6時過ぎなので、販売はまだ先だろうと思い、
(駐車場のオジサンは8時くらいからと言っていたので)
一応いつ売ってくれるか聞くと・・・
その場で買えた。
そして近くには露店がいっぱい。
ここで一晩明かす人々もいるのだろう。
カフェで一休み。
真剣に寒いので(半袖のポロシャツはワタシひとり・・・
家族を含め、ワタシ以外はみんな長袖&コート着てるヒトも)
あったかいカプチーノは有難い。
・・・しかしチケット安いな~。
指定席でなくても充分見られると聞いていたので入場料+自由席。
少しでも寝たいのはやまやまだが、自由席だと早めに席を確保
しなければいけないので、とりあえずいつから入場できるのか
確認しにゲートへ。
(チケット売り場のオジサンは8時開門といってたけど)
・・もう開いてるし。ちなみにこの時、午前6時30分頃。
チケット販売時刻もゲート開門時刻もテキトー。
みんな言ってること違うし。
こういうところがさすがイタリアだなあ。
ちょっと焦ってコースへ向かう。
早朝の風景がものすごく綺麗だった。
もっとヒトがいるかと思ったが・・・結構閑散としている。
昨年暮れのモーターショーのときも思ったけど・・・
ここイタリアで(日本のイベントの時のように)用意周到で
ハリキッて来ると、意外と拍子抜けする。
会場内の簡単な地図を片手に、何処で見ようか検討し、最終コーナーの
PARABOLICAで見ようということに決定。
指定席の横にある自由席(芝生を覚悟でいったのだが、ちゃんと
スタンドがあった。綺麗ではないが)に陣取り、少し仮眠をとることに。
・・・いくら寒いとはいえ、いくら自由席とはいえ・・・
焚き火はマズイんじゃ・・・
そして入場料のみでこの至近距離のF1観戦。
さすがイタリア。素晴らしすぎる。
そして8時頃から救護用や撮影用?のヘリがブンブン低空飛行し始め、
フォーミュラマシンのエンジン音がブイブイ聴こえ始め、
F2、ポルシェのワンメイク、そしてF1のレースが始まるのだった。
レース前や途中で見つけたイタリアGPのステキ風景。
F1の前に行われたF2のレースカーが普通に歩道を走る図。
私達が見ていたコーナーの反対側のコーナーにもこんなにヒトが。
スタンドがないところなのでちょっと大変そう・・・
朝の寒さとは真反対に、昼間はすごい暑さ。
でも私達のフリーのスタンド裏にはこんなに木陰のある昼寝場所が。
(たくさんのヒトがレース中も寝てたり・・・)
昼間は本当に暑かったので、イタリアーニは多くが上半身裸に。
暑かったら脱ぐ!がスタンダード。
日本の甲子園名物のように、アイス売りのオジサンがいた。
迷わず購入。
カッコイイ帽子・・・
(彼ともうひとり発見)
さりげなくトヨタファン?!
レース前にはドライバー達のパレードが。
本当に近くで見れるので感激。
しつこいですがここは自由席・・・
レースの画像+αはコチラ(その1~3まで)をどうぞ。
*** *** ***
レース中盤にしてフェラーリのマッサがリタイア。
と。
イタリア人がぞろぞろ帰ってる・・・?!?!?
あの~・・・フェラーリ、まだ一台走ってますよー!!!
おーい。
(ライコネンが嫌いなのか?
それとも早く帰らねば渋滞するからか?!←日本の感覚っぽいが)
フェラーリを捉えた!!!と思ったら・・・・・
イタリアーノめ!!!ムキー
*** *** ***
結果は面白くなかった。ちぇっ。
そして感動のゴールが終わった・・・と思ってまもなく。
で、でたーーーーー!!!
イタリアGPだけの特別付録。観客参加可能のサーキットラン!
こうなったら我々もじっとしておれません。
折角なので参加することに。(さすがに走るのは恥ずかしいけど・・)
私たちが陣取ってた席から少し歩いた先に出口が。
・・・結構ショボイ?
でもレース中は厳重にかぎ掛けられてるだろうから、係員のヒトが
そのタイミングになったら開門してくれてるんだろうなあ・・・
ちなみに画像でカメラ構えてるホンダスタイルの彼は、たまたま
観覧席で隣り合わせて仲良くなった日本人大学生。
F1大好きで、日本では何度も見に行ってたらしく、今回はじめて
イタリアまで見に来たそう。しかも一人で!
今年の日本GPももちろん行くそうだ。
そして来年はホンダに入社も決定している未来あるエンジニア。
海外でこういう素晴らしい日本の若者に出会うと本当に元気が出る。
(彼の書いているF1ブログはコチラ)
アロンソ、ライコネン、ハミルトンの会見が始まってる・・・
ライコネン、めっちゃ不機嫌そう。
シャンペンシャワーがあった表彰台下まで来れた。
スゴイなあ・・・(撮影・相方)
警備員の方々も複雑な表情。
さすがにパドックは厳重にクローズされていた。
(撮影まであと一歩だったんだが・・・)
コース内を歩いてはじめて知ったのだが・・・
F1カーが走る道なのに、ひび割れやデコボコが結構あるのに驚いた。
そして来年もまた来たい。
このイタリアGPではイタリアの国旗はもちろん、いろんな国の
国旗を見かけたのだが、日本の国旗を降ってる応援者をほとんど
見かけずとても寂しい気がした・・・
日本はクルマもヒトもレースに参加しているのに・・・
会場で日の丸を探したのだが売っていなかった。
来年までになんとか日本の国旗を手に入れて、来年のイタリアGP
では日の丸を振って、海外で頑張る日本を応援したいと思う。
もうすぐ日本GP。
今年はテレビとパソコンの前でだが、とても楽しみだ。
週末はかなりバタバタだった。
土曜日は娘の日本語学校受講のため、朝からローマへ。
久しぶりの片道300キロの移動である。
・・・そしてその後。さらに片道約700キロ北のモンツァ~ミラノの
横に位置する今期イタリアF1サーキット開催の地~へ
徹夜で行っちゃったのである。
なにはともあれ、出発する時点では「行こうかどうしようか」という
ゆるい感じだったので、とりあえず”もしも”行く気になった時のため
感着替えのシャツを詰め込み、ゆきウサに二日分のご飯とトイレの
準備をして家を出た。
遠くの山々には雪も・・・
晴れてとてもいい天気なのだが、今日も肌寒い。
ローマは暑いかもしれないが・・長袖で出かけた。
久しぶりのローマの街。
娘を日本語学校に送り届け、こちらも久しぶりの
ローマの日本食材店に立ち寄る。
!!鰻の白焼き?!
よく見ると焼いてはいない・・・オイル漬け?!
試しに購入。
・・・ドアを開けるとけたたましいベルの音。
閉まってないと大変なことになる冷蔵室に設置された仕掛けらしい。
冷蔵庫のパッキンの質がとってもとっても悪いイタリアならでは?
それにしても大げさな音に、隣で同じく物色してたオジサンと苦笑い。
娘を迎えに行き、そのまま久しぶりの回転寿司屋へ。
今日は日本人の店員がいないのか、ネタは異国の巻物ばかり。
普通の握りは少なく、味もイマイチだった。
店を出てその後しばらくどうしようかを繰り返し、
相方は意を決したようにナビをモンツァにセットしたのだった。
約700キロ先、到着予定時刻は午前3時・・・。
あまりの遠さと眠さに、途中何度も休憩&ケンカしながらも
なんとかモンツァにたどり着いたのであった。
ところでサーキットは何処?!
・・・というワケで、新学期に備えて
娘に新しいメガネを買うことになった。
メガネを作るためには”今の視力のデータ”が必要。
眼鏡屋さんでも計ってもらえるのだが、ちょうどイタリアで最近
計ってもらった視力データがあったので、それを使うことにした。
一応病院の眼科の先生に計ってもらったのだが・・・
この程度。
めちゃくちゃ不安。
そして相方の会社の総務のヒトから教えてもらった眼鏡屋へ行き
娘の視力データを渡す。
ハデなサングラス&露出度高めの店員さんは、
大事と思われるデータをその辺にポイと置き、フレーム選びを開始。
フレームが決まったところでレンズの種類を選ぶ。
・・・店員のオバ・・オネエサン、フレームもレンズも
しっかり高価なのをオススメしてきた。
その後簡単な目のチェック。後は仕上がりを待つだけ。
ものの数十分で帰ることができた。
(フレーム選びの最中にイタリア人の客が着たが、もしも
この客の後に我々が来ていたら、1時間は待たされたに違いない)
三日後には「できました」との電話連絡を受け、店に赴いて
眼鏡の最終調整をして受け取り終了。
・・・帰り際、相方と最後の不安を語り合う。
「娘のメガネ、本当に度が上がって見えるようになったのかな?
前のメガネとあまり変わらなかったらどうする?!?!」
イタリアの視力検査に対する不安がそう語らせたのだった。
そして帰りの車内にて。
こんな感じで、メガネについては基本的に日本の場合と変わらない。
コンタクトはどうなのか、機会があれば調べてみたい。
ちなみに視力回復の手術(レーザー)、イタリアでは比較的安く
両目で3~400ユーロほどでできるらしい。
真剣にやってみようかと思ったが、外国人と日本人では手術する
目のカーブが違うかもしれず、どうなのかわからないことと
日本へ帰国した後、もしも手術跡に何かあったらアフターケアは
どうなる?といった不安があって、なかなか難しい・・・
相方の会社の総務のイタリア人女性は、数年前にその手術を受けた
らしいが今のところ何の問題もなく、すごく快適だと嬉しそう。
イタリアのどんな街にも、何軒かの眼鏡屋さんがある。
店内にはもちろん眼鏡も多いが、サングラスが季節関係なく
たくさん売られている。
イタリア人は色素の薄い目をしているヒトばかりではないので、
おそらく重要なファッションアイテムなんだろうな、と思う。
サングラスやメガネは、靴や鞄と同じなのだ。
やっぱりイタリア人はオシャレだとつくづく思う。
ワタシは結構お茶、珈琲、紅茶を飲む。
この歳になると好みの葉や豆が大体決まってきたのだが、
ティーポットには飽くなき探究心があって、機会あれば
いろいろ見ている。
今回ドイツ旅行で購入したドイツ製ティーポット。
Jenaer Glas(イエナガラス)というメーカーのもので
耐熱ガラスとその美しいデザインで有名なブランド、らしい。
(いつも自分が見て感じてよいな~と思った物を買うので
メーカーとか値段は後で知ってビックリすることが多い)
たくさんお茶を淹れることができる。
そしてガラスの軽さと茶葉の入れ易さ、そして後片付けの簡単さが
これまで使ってきたどの茶器より素晴らしい。
淹れたお茶の味もいい。
セットで購入したウォーマーも便利でスタイリッシュ。
とても気に入ってる。
ただ、ネットで調べたけどヒットせず・・・
2006年に生産中止され、現在入手困難とのこと。
ポットマニアに是非オススメしたい一品なのだが。
不安定な天気と気温の日は
お気に入りのモノたちのお世話になりながら
ダラダラ過ごす。
ダラダラしながらいろんなことを想う。
閃くのはそんな時。