2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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ホテルで一服後、最後のフランクフルトの夜を楽しむため
(といってもヘンな意味ではなくメインは夕食)再び外出。
外を歩き始めて数分でネタに出会った。
回転すし屋?
しかし店名「私の寿司」て・・・
絶対日本人経営の寿司屋じゃないよね?
もし日本人の方のお店だったらゴメンナサイ。
ちなみに、まだ19時過ぎ頃だったがかなり繁盛してた模様。
昨日通った大きな公園を、今日は別の方向からアプローチ。
遭難してしまいそうなくらい本当に広い。
出口も近づくある草むらで動くもの発見。
!!!
こ、こ、公園にウサギが住んでるぅ!!
しかも野生。
いぶかしげな顔で過ぎ去る現地のヒトビトを無視して
カメラ構えたりキャーキャー叫んでるヘンなアジア人家族。
数十分後。
ようやくハッと我に返り、そそくさとその場を立ち去ったのであった。
人の気配が全くないオフィス街。
ドイツにいることを忘れ、まるで日本の街を歩いているようだ。
(自分的には福岡・博多の街を歩いている錯覚に陥った)
途中、日本人が経営していたであろう寿司屋があった。
ブラインドが半分降ろされ、店内の観葉植物は枯れていた。
まだお腹がすかないので、行ってみたかったマインタワーに
登ることにした。このビルの最上階からフランクフルトが一望
できるらしいのだ。
マインタワーは54階建て高さ約200mの巨大なビル。
円筒型のわかりやすいカタチなので遠くからでもわかる。
入り口すぐのカウンターで一人4、5ユーロの入場料を払う。
その後ボディ&荷物チェックもあったりしてなんだか慎重。
展望台の1階下にレストランがあって、食事をしながら景観を
楽しめるらしいのだが、カウンターにあったレストランのメニュー
によると、最低でも80ユーロくらいしたのでビビってやめた。
エレベーターで展望台まで一気に上がる。
このメーター?面白い。
展望は屋外で、360度見事な景観だった。
実は現在21時なのだが・・・
夕昏が見事で、マイン河の色が桃色に染まったのには
思わず歓声があがった。
陽が落ち始めると同時に、街には灯りが燈り始める。
名残惜しかったが、カラダが冷えてきたので降りることにした。
外はすっかり夜。
時間も遅くなったのであわてて夕食をとる店を探した。
しかしクルマが通る道沿いにはなかなか店がなく、結局
街の中心で店もたくさんあるレーマー広場に行ってみることに。
夜の広場は暗いが、店は何軒か開いていた。
ドイツで食べる夕食は最後なので、やはりドイツ料理を食べることに。
フランクフルト名物だというリンゴ酒を注文。
・・・しかしデカイ。
味はジュースのように飲みやすかった。
そしてオードブル?にこれ。
ソーセージ盛り合わせ!!!
最高に美味だった・・・また食べたい。
メインはそれぞれ注文したが、ワタシは仔牛のカツレツ。
よく考えたらまだ食べていなかったので・・・
ちょっと量が多かったけど、チキンやポークとまた違う美味しさ。
ドイツの料理は本当にお腹いっぱいになる。
今度はいつ食べられるかな・・・ご馳走様。
外に出ると、昼間見た建物の顔が夜の顔になっていた。
ドイツのパンは美味しかったなあ。
いよいよ明日はイタリアに戻る。
名残惜しい。
(帰路~ドイツ最後の城へつづく)
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まだまだ続く、ドイツ旅行記。
一気にアップする予定が、日常の雑事とネタ?に振り回され
なかなか終わらずゴメンナサイ。
さて、フランクフルトの名物・蚤の市を堪能した後は
ぶらぶらと散策しつつ、街の中心に戻ることに。
マイン河沿いをてくてく歩く。
河沿いに、とても大きく遊具がキュートな公園発見。
娘が黙って通り過ぎるワケもなく、もちろんワタシも・・・
なんてカワイイ・・・
ワンコ禁止らしいこの公園。衛生上・・なのだろうか。
そして看板後ろの遊具の足元にはウッドチップが一面敷き詰められて
おり、子供が万が一落ちた場合のクッションとなっているようだ。
素晴らしい。
この後、この女の子はワタシ達家族をガン見したうえ、
我々の後をずーーーっとついてきた・・・
娘がはりきって漕いでたら寄ってきて一緒に漕ぎ始めた女の子。
異国の子が気になるのかな?
それにしてもニコリともしないわが子・・・
白鳥がたくさんいたなあ。
街の中心までひたすら歩き、昨日行き損ねたレーマー広場へ。
独特のカタチとデザインの建物に圧倒されつつ
人だかりを見ると・・・中国人らしき大道芸人が。
・・・人だかりの見物人の中にはこんなヒトたちも。
レーマー広場から見える大聖堂。
かつてのローマ帝国皇帝の選挙や戴冠式が行われた教会。
13~15世紀にかけてゴシック風に建築された。
その後デパートに寄っていろいろ買い物。
ドイツでどうしても買いたかったポットとウォーマーを購入。
画像無いけどウォーマーもカッコイイのだ。
セットで100ユーロ程だった。絶対買ってよかった!!
(日本語表示があったので日本でも買えるのかな?)
そして相方が昨日のお詫びにとかなり高価(シュタイフの倍以上)
なウサギのぬいぐるみをポンと買ってくれた。
しかし・・・
ゆきウサにまんまと奪われたのであった・・・
(フランクフルト その5’~夜の顔 につづく)
寒い。
というか、冷たい。
そのヒトコトで終わるような一日だった。
雨と強風で始まった午前中。
午後はすごい雲の中、青空も覗くいい天気。
それにしてはお昼なのになんだか冷えるな~と思ったら
イタリアのお昼のニュースでお天気関係のニュースをやってた。
・・・イタリアの天気予報って、テレビでも新聞でも
絶対に等圧線とか使わないよね・・・
しかもこのオッサンのせいでよく見えない・・・
しかしこの辺りでも10度前後の気温だということがわかり、
やはり今日は寒いのだと知った。
画面ではなんだか雪も降ってるが・・これイタリア?
イタリアだとしても北の山の中だよね~なんて娘と話していた。
16時頃、買い物に出かけた矢先に突然振り出した大粒の雨。
激しい通り雨だな~と思っていたら、娘がヒトコト。
「お母さん、これ、氷だよ。」
またまた~といいつつ娘の指差すクルマのフロントガラスには、
解けずに残る氷の粒たち。
ひ~っ!!イタリアってすごい!!と変なところに感動しつつ、
半袖の我が身にはツライこの寒さ。
出かけに「寒いから」と娘はちゃっかり長袖の上着を羽織っていて
今更ながら彼女の用意と勘の良さに舌を巻くのであった。
そして外に干してきた洗濯物を憂うのであった。
この後、日没とともに空にはみるみる暗雲が立ち込め、
稲妻が彼方此方でビカビカ、遠くの方では大小の竜巻まで
見かけられる始末・・・
この季節の変わり目の激しさはいったいナンなのだろうか。
この国の夏から秋へのバトンタッチは、
毎年こんな風に劇的なのだろうか。
夕方と同じく、夜も霙?霰??大粒の氷が容赦なく降り注ぐ。
それでもなぜか日本にいる時より自然の力が怖くない。
逆に楽しむ余裕さえ出てくるのは何故だろう?
全て何とかなりそうな気がする。この国にいると。
会社のヒト達と飲み会だった相方が、ダンボール箱を抱えて帰ってきた。
実家に頼んでいた「ニューフェイス」達が日本から届いたらしい。
ワタシが頼んだものは2つ。
待ってました!水中撮影OKのステキデジカメ。
(ブルーが欲しかったけど、どこも売り切れていたらしい)
今夜は抱いて寝ると思う。
ちなみに記録用カードを未購入なので、明日買いに行く。
速攻買いに行く。
そしてイタリアで山積み、ドイツで無視されてる
このオモチャ。
イタリアで買うとイタリアのテレビでしか使えないとのことで
ソフトも一緒に日本のものを送ってもらった。
(個人的には折角なのでイタリアのが欲しかったんだけど・・・)
なんでも、アジアでは日本でしか発売されていないらしいWii。
中国人や韓国人向けに「Wii購入ツアー」なるものもあるらしい。
しかも都心等は品薄なので、わざわざ東北などのまだ在庫のある
地方にわざわざ団体で押し寄せているとか。
・・・ヨーロッパでは売れ残ってるのにねぇ・・・うーむ。
新しいものには俄然興味津々で、いてもたってもいられない我が家。
早速セッティングを・・と家族3人がそれぞれにできることを開始。
「はじめてのWii」ソフトを入れてコントローラーを構える。
『買ってみようよ』と言い出したのはワタシだった。
イタリアの大型電気店でいつも流れる、Wiiのプロモビデオの中の
外国人のコントローラー捌きのあまりのカッコよさについつい見とれ
「これで遊んでみたい・・・」とウッカリ思ってしまったのが一番の
理由で、それに対し相方は
”プレステもDSもあるし、必要なし!”と冷たく言い切ったのだが
ワタシにはもうひとつ、別の思惑があった。
多くのイタリア人の家庭はプレステを持っていて、ゲームが好きだ。
しかし我が家には日本語のソフトしかないため、イタリア人の子供が
遊びに来てもプレステでは一緒に遊べない。
代わりにワタシや娘の「DS」に目を輝かせる。
この国でDSやPSPを持ってる子供はとても少なく、持っていても
かなりの高学年だからだ。
言葉があまり必要ないソフトはEU対応のソフトを買うこともある。
それで我が家には2本ほどイタリア語でできるマリオ系ゲームソフト
があるのだが、イタリア語でできるためかイタリア人の子供たちに
人気があり、ワタシのDSを貸すとなかなか帰ってこない。
せっかく遊びにきても、それぞれがゲームしてるのはつまらないから
対戦でもしたら?と促すも、高度なゲームでは相手にならない。(娘談)
本当は「ゲームなんてしてないで外で遊んでこーい!!」といいたい
ところだが・・この辺りは安全に遊べるスペースが意外と少ないのだ。
公園まで遠いし、公園自体が汚く危険。
そして両親が共働きのところも多いためか、この町の子供は家の中で
遊ぶことが多い。ちょっと意外だが。
そこで目に留まったのがWii。
言葉があまり必要ないし、単純な動作のゲームができるWiiだったら、
娘のクラスメイトが我が家に来た時に一緒に遊べるかなあと思ったのだ。
ちなみにイタリアの子供たちに「Wiiって知ってる?」と聞くと、
ほとんど「何?それ。」と返ってくる。
大きな電気屋にはサンプルはあるから、高校生くらいなら知ってる
かもだけど。
是非イタリア人の子供たちに遊んでもらって感想を聞きたいと思う。
(相方いわく”壊しそう・・・”と。その可能性もある。確かに。)
ちなみに遊び初めて数十分後の我が家は。
だからいったのに。
今日は昼頃から強い風がめちゃくちゃに吹きまくる曇り空。
ぶわあっと雨の匂いがしたかと思ったら、
あっという間に雨がふりはじめた。
日本にも台風が接近中だとのこと。
やっぱり南イタリアと繋がってるのだろうか?
先日友人から送ってもらった、
松本葉さん著書の「愛しのティーナ」。
二日間かけて一気に読んだ。
これ、いい。めちゃくちゃいい。
視点もさることながら、書き方や言葉が実に気持ちよい。
そしてイタリアの「そのまま」がここにはある。
(松本さんは生活されていた”北”イタリアのことについて
主に書かれているが、多くは”南”イタリアにも当てはまった)
イタリアを本当に知ろうと思ったら、この本を読めばよい。
そう言いきりたい位実に素晴らしい。
実はこの本、なんと15年前に書かれたもので、
著者の松本さんもワタシより10歳も年上。
なのに書かれていることはイチイチ頷き大爆笑、時に涙も落ち
(駐車違反のパーキングメーター事件、モロッコ人の話、
カギのハプニング等など全てよくわかる・・わかりますとも)
その頃からイタリアは何も変わっていないんだ、街もヒトも・・
と、改めて驚き、嬉しく思うと同時に少し哀しくもあった。
イタリアの「北」と「南」についてはいずれ書こうと思うが、
この本の中で松本さんが書かれた『おやすみミンモ』という話
には涙が止まらなかった。
そして『女友達』の中に垣間見る、イタリア人のココロ。
本当に素晴らしい本なので、イタリアに興味を持たれている方は
(そしてクルマを愛する方は尚更)是非一度読んでみてほしい。
滅多に無いことなのだが、ワタシはこのたった一冊の本で
たちまち松本葉さんのファンになってしまった。
いつか機会があれば、是非お会いしたいとまで想うほどに。
そして「自分がクルマに求めるものはナンなのか」を改めて
自分に問ういい機会となり、興奮して眠れなくなった。
昨年冬に相棒として迎えたYARIS。
VIVIOt-topに乗っていた頃と比べ物にならないくらい乗っていない。
整備もしていないし、洗車も月に1~2回。
そして何より、画像や言葉として残ることが少ない。
・・・このままではYARISもかわいそうだよな・・・
そろそろ本気で我が家の大蔵省と会議するかな。
Chi non comincia non finisce.
(キ ノン コミンチャ ノン フイニーシェ)
~ 始めないものは、終わらない。