2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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朝からイタリアの国営放送「ライ・ドゥエ」で、なぜか
日本の様子がやたらと写ってる。
なんだ???と思ったら、現在大阪で「世界陸上」があってる。
イタリアの選手も出場しているので、その中継のようだ。
↑キャスターの後ろのちょうちん?なんかムリヤリ和風・・・
しかもカタカナあやしい・・・(「ラ」とか「ツ」とか)
・・・なんかアホっぽいコメントをするイタリア代表選手。
大阪の道頓堀の様子や街のギャルたち、和太鼓のような音楽と
日本の風景がダイジェストで流れていたりする。
いかにも外国のヒトが撮った日本という感じで面白い。
ちなみにさっきまで「ミヨリの森」というアニメを
日本のテレビに繋いだパソコン回線で見ていた。
ふと、日本を離れる寸前に相棒たちと会いに行った
「徳山ダム」のことを思い出した。
隣で一緒に見ている娘は、ごしごし腕で目を擦りながら見ている。
ティッシュをそっと手渡しながら、彼女が何かを感じていることを
嬉しく思った。
*** *** ***
金曜日の夜、義理の母の妹がイタリアのローマに旅行に来ている
ということで、急遽クルマで出かけていた。
空には夏の名残も残っていないな・・・
すっかり夜になったが無事叔母に会えた。
数年前の精霊流し以来。
相変わらずお元気そうで素敵な女性だ。
ホテルはバチカンのシンボル、サン・ピエトロ寺院の目の前。
しばらくロビーで話した後、夜の街を散歩することにした。
こんなに夜遅く、ローマを歩くのは始めてかも・・・
昼間に見る建物や風景とはまた違う姿。
携帯カメラしかないことを悔やんだ。今度ちゃんと写しに来よう。
叔母さんがちょっと寄りたいといったので、
23時前でも開いているバールに立ち寄った。
グラニータやコーヒー、生ハムやピザを注文。
こんな時間に水やりをしている店員に苦笑い。
隣のテーブルに男女の客がいて、店員にグラニータの注文をしていた。
彼らは観光客のようだったが、ちゃんとしたイタリア語でオレンジと
レモンのミックスを注文していた(何度も注文していたので、聞いて
いた私たちのほうが理解できた)のだが、どうも店員には伝わらなか
ったらしく、途中で両手をあげて何処かに行ってしまった・・・
・・・店員が注文途中でどっか行くのってどうなの??
結局他の店員が作って客に渡していたのでよかったが。
その隣のテーブルの客は私たちが日本人だとわかったらしく、
自分たちのカメラを渡して「このカメラ、起動しないんだけど・・
壊れてない?天下の日本のソニー製なのに?」と英語でいってきた。
相方が受け取って見ると、どうもバッテリー切れのようす。
電池は充電式のもののようだ。
そのことを男性に話すと「え?そうなの?昨夜充電ちゃんとしたのに?
一体何時間くらい充電したらいいんだ~??」となぜか質問攻め。
・・・あなたのデジカメの充電状態なんか知らんよ~
とりあえずご機嫌だったので適当に切り上げてチャオ!と別れた。
下手に英語が喋れるイタリア人と会話してると、途中から英語と
イタリア語のチャンポンになってくるから面白い。
そんなハプニングもあり、叔母はとても喜んでくれた。
再開を約束してホテルで別れた。
0時を回ってしまったが、やっぱり会いにいってよかった。
機会を逃さずヒトと会うことは、お金や時間をかけても
絶対それだけ価値のあることだ。
車窓から見た、月を従えた夜のコロッセオは素晴らしかった。
こんな時間でも店や道路にはヒトがいっぱい。
お年寄りや子供たちも普通に歩いてる。
イタリアは本当に夜更かしの国だ。
そして面白くてあったかい国だ。
イタリア、好きだなあ。
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いよいよフランクフルトの街へ向かう。
フランクフルトでは観光というより買い物に狙いを定めている。
買い物といっても、服や鞄・靴はイタリアで買えるので
(イタリア人に言わせると、ドイツの服飾品は2年遅れだとか)
それ以外のもの・・となると限られてくるのだが。
とにかくデパートに行きたい。
いろんな商品を見て選びたい!!!
高速をひた走るも・・・渋滞にはまる。
ナビもすごいコトになってる。
雨脚も激しくなり、結構ブルー。
なんとかフランクフルトに入るが、雨が止む気配は無い。
・・・洗練されたデザインのビル群。
都会な雰囲気。
雨の中、フランクフルト駅の近くのホテルにたどり着く。
部屋はシックでオシャレ。
ゆきウサをケージから出すと、室内をしばらく探検した後
ミュンヘンのホテルでは決して見せなかった寛ぎモード全開。
・・・ど真ん中に陣取ってるし。
21時をまわっていたので、あわてて夕食をとりに街へ繰り出す。
ミュンヘンよりもフランクフルトのほうが手頃な値段で美味しいよ、
と聞いていた”日本料理店”を探す。
ただ、日本食が食べられれば何処でもいいわけではない。
”料理人がちゃんと日本人である”ことが絶対条件である。
そしていろんな国の食事処や雑貨店、そしてなぜかエッチなお店?
が並ぶ、ちょっとアヤシイ通り(カイザー通り)の中にその店を発見。
「歌舞伎」という名がこれまたアヤシイ?鉄板焼きの店。
日本語は当然OKで、店員にも日本人がいる。
店内は結構ヒトがいる。
席に座り、食前酒は・・・とメニューを見ると、店名のついた
カクテルが。ちょっと興味が沸いたので注文。
画像手前がそのカクテル。カクテルがこういうカタチで出てくるとは。
日本酒と生姜が入ってるそうで、さっぱりしててなかなか美味しかった。
手頃なコースメニューが2種類(肉コースと魚コース)あったので、
それぞれ注文。
娘は刺身盛り合わせとステーキという店員も驚きの豪華さ。
外で食べる日本料理は久しぶりなので、相方の財布の紐も緩むらしい。
アンティパスト?の寿司盛り合わせ。
嬉しすぎて涙が・・・
日本人が作る寿司飯はちゃんと寿司飯の味がする。
日本人コック様。(お名前を伺えばよかった・・・)
陽気でテキパキされていて色んな話をしてくださった。
私たち家族は南イタリア在住で、いろんな苦労をしている
(特にライフラインがヤバい)というと、驚いた様子だった。
話をしながらも手を休めることはなく、日々ドイツ人を魅了している
であろう、見事な手捌きで焼いてくださった。
こちらは魚コースで肉コースは牛や豚、鴨などを焼いた盛り合わせで
どれも柔らかく、美味しかった。
付け合せの野菜や、一口サイズのモチ(!)がめっちゃ美味。
最後にデザートがついてきたのだが、なんと”キビ団子風アイス”を
目の前で鉄板焼き(!)してくれて、これがまたオイシイのナンの。
電池がなくなったため、画像が無いのが悔やまれる・・・
美味しいものでお腹が満たされ幸せいっぱいの我々。
夜も遅いので帰り道は明るい通りを・・・と、またもアヤシイ通り。
イタリアではこんな時間(0時前)でも子連れは当たり前なのだが、
ドイツでは浮きまくり&ちょっと怖い雰囲気の中、小走りで帰った。
明日はゆっくり街を散策する予定だ。
(フランクフルト その2~ゲーテ博物館へつづく)
朝から娘と『卵かけご飯』にチャレンジ。
危険だと思いながらも時々どうしても食べたくなる・・・。
貴重な味付け海苔も添える。なんて贅沢。
何ヶ月ぶりだろう・・・美味しいっ。
(でもちょっとドキドキ。娘が横でゴソゴソしていたので見ると
電子辞書で”サルモネラ菌”について調べてるし・・・)
傍らではゆきウサが大好物のイタリアン・パセリをもぐもぐ。
生ものが心配なく食べられることや、水を買わなくていいこと。
時間を気にせず、買い物や用事を済ませられること。
日本で当たり前のことが本当に素晴らしいことだと感じられる。
昨日受け取ったイタリアについての本の最初の数ページに書かれていて
ホントその通り!だと思ったこと。
『イタリアの生活システムは、一日最高でも
3つの用事しか済ませられない』ということ。
イタリアでは朝、郵便局に行ったらそれで午前は終わってしまい、
午後に買い物に出かけたらそれで夕方になってしまう。
日本だと午前中のうちに3つも4つも用事を済ませて、その後ランチを
ゆっくり食べる・・・なんてことは普通にできていたのに、である。
そういえば昨夜相方がプリプリ怒りながら帰宅した。
なんでも今日クルマの免許期限が切れてしまうらしい。
相方は5月から会社の総務にずっとフォローしていたのだが
総務のイタリアンは「大丈夫、まだ●ヶ月ありますから~」と
言い続けていたらしい。
そしてその期限の今週。
総務のイタリアンはそろってバカンス。会社にも来る気配なし。
「・・・なんともなってないんですが。」と
相方は一人空しく突っ込んだらしい。
話を聞いたワタシも唖然。何のための総務なんだ。
つかなんでこっちがフォローして挙句に苦汁を飲まねばならんのだ。
免許がなくて捕まるのはこっちなんだぞ?!
イタリア人はいいよ?
アジア人はすごい確立で検問に引っかかるんだぞ?!
(ちなみに今まで普通にドライブしてて3~4回捕まった)
仕方ないので電話をしたら、「奥さんも免許持ってるんだし、
とりあえず大丈夫。月曜日には何とかするから!」といわれたらしい。
・・・
今日も友人から郵便物が届いた。
定形外で送ってくれたのだが、今回はかつてないほど哀れな姿。
苦労してたどり着いたのね・・・
なんでこんなに破れてるんだ!!!と思ったら
雑誌や本がいっぱい入ってた。うひょ~。
昨日「本は嬉しい」と書いたばかりで驚き。
ワタシってそんなにわかりやすい??
でも素直に嬉しいっす。
娘宛のものもある。本当に有難う!
その後送り主の友人に無事着いたことを連絡したら、
この定形外郵便はなんと4日で届いたことが判明。
(おそらく最短記録)
先日の友人からのEMSは10日近くかかったのに、である。
イタリアの郵便システム・・・ナゾだ。ナゾ過ぎる。
今日は小雨もパラパラ降ってかなり湿気があり、蒸す。
なんとなく外出したくなくて、部屋でのんびりごろごろ。
昔、娘と一緒に見ていたFlashを思い出し、探し出して一気に見た。
バンバンバンピー
バンバンバンピー2
それぞれ24話。憎めないキャラクターとテンポのよさが好き。
興味とお時間がある方は、どうぞ。
いよいよ南ドイツのミュンヘンを離れ、北上して
中部ドイツのフランクルトへ向かう。
途中、テディベア・シュタイフの町、ギーンゲンと
ポルシェの町、シュトゥットガルトに寄ることに。
ミュンヘン最後は朝から雨。
街角に”和風な光”を見た。
ドイツのロータリーや道路は結構入り組んでいて、
最初のうちは走るのがちょっと難しいかも。
一方通行も多い。
路面電車も走り、道路が広い。
信号もいっぱいで自転車もクルマ並みに走る。
アウトバーン(無料の高速道路)に入る。
結構激しく雨が・・・ううう。
山の中の高速道路を1時間以上走り、
看板にかわいいクマのマーク(!)を発見。
ギーンゲンの町は、とても小さくて・・
本当にシュタイフの会社以外は何も無い?かのような
静かな町だった。
特徴のあるカタチのシュタイフワールド。
入り口の看板には日本語表記もちゃんとある。
(それだけ訪れるヒトが多いんだろうな・・・)
隣にあるちょっと古びた建物はぬいぐるみを作ってる工場のようだ。
博物館に入ると製作工程も見学できると本で読んだけど・・・
ちょっと楽しみ。
・・・しかし。
シュタイフワールドの入り口はこんな状態。
・・・ちっとも進まないし。
回転ドアに挟まりたくないし。
しばらく様子をみていたが、この後の行程のことも考えて
併設されているショップでぬいぐるみを買うだけで諦めた。
ショップだけでなく、セルフサービス型のレストランもあった。
ちょうどお昼だし、空いている様子だったのでここで食べることに。
ウィーナー・シュニッツエル(ウィーン風カツレツ)
と思いきや、中の肉は仔牛や豚ではなくチキン。
でも出来立てでカリっとしていて美味しかった。
付け合せはチーズをオーブンか何かで焼いたもので
これも不思議な食感で美味しい。
そして・・・シュタイフならではのケーキが。
・・・普通のチーズケーキなんですが、食べられないくらい
かわいいトッピングが・・・(食べましたが)
トイレもお洒落で、ここにもテディベア(しかもでっかいの)が。
そして広いショップで娘と”たったひとつ”の相棒を吟味。
かなり悩んだが・・・娘はひつじの子を、ワタシはもちろん
たれみみウサギを。
(ウサギはたくさんあったが、たれみみが少なく、
更に白い子はいなかった・・・)
モヘア独特の肌触り(ふわふわしていなくてザクザクした手触り)が
シュタイフのぬいぐるみの特徴、なのかな。
素直に嬉しい。
名残惜しいけど、時間も無いので次の町へ向かう。
道中見つけた「配達ピザ屋」?!
イタリアには絶対無いけど、ドイツにはあるんだな・・・
高速道路を降りると、緑の平原とトウモロコシ畑が広がる。
トウモロコシ畑は本当にたくさん見かけた。
シュトゥットガルトに向かうまでとポルシェ博物館の様子は
コチラとコチラとコチラをどうぞ。
天気もなんとか酷くならず、目的は果たせたのでほっと一安心。
一路、今夜の宿のあるフランクフルトへ向かう。
(フランクフルト(ヘッセン州)その1へつづく)
というわけで、本日無事に荷物を受け取った。
よかった。昨日の電話、通じてて・・・ほっ。
日本人の感覚的に「大事なものは多少お金をかけても補償のついた
方法を!」と、EMSを使うのだけど・・・
これが海外(イタリアだけ?)だと結構曲者?で。
中のブツの価値金額の合計が5000円以上だと関税がかかり
送り先のヒトが受け取る時にそのお金を払わなければならないし
受け取る方法もやたらとややこしくなったりするようだ。
ちなみに今年1月に九州の実家から転送してもらった、年賀状などの
入ったEMSの包みは、いまだにローマで停まってる。
日本に返送もされない。理由も意味もわからない。怒り通り越して絶句。
・・・悲しいことに、今のところは定形外郵便が一番確実だったりする。
かといって大事なものは補償無しで送るのは不安だし・・・
なんとかならんものかと思う。
包みは家族のような友人からだった。
しかも中身は心を見透かされたかのように
欲しかったものばかり・・・
Qステアってめちゃくちゃよく走る!!
かなり感動モノ・・・
ラビットファーに埋もれても、無事脱出成功。すごい。
そしてなんと”お隣のチンクエ乗りのイタリア人ご夫婦に
是非プレゼントしてね”と2つ送ってくれた。
なんという優しい心遣い・・・
責任持って必ず渡して、後日また報告しよう。そうしよう。
本人直筆のイラストと、前から読みたかった本も入ってる。
本のプレゼントは嬉しい。
今はなかなかゆっくり読む時間が無いけれど
学校が始まって自分の時間が持てるようになったら
海に行って読もう。
ひとりでゆっくり噛み締めながら読もう。
ほんと、ありがとうね。
今日は朝から珍しくどんより曇り空。
それでもアドリア海は今日もエメラルドグリーンだ。
郵便局から”不在通知らしきもの”を受け取ったのだが・・・
今回はすごい。
ポストまでたどり着けなかったのか、ポーチの外側のドアの
ガラスに(!)ベタリと貼ってあった。
こんなシール状のもの。
はじめて見た。どうしよう・・・
現在郵便局は午前中のみの営業(夏休み?)なので、あわてて出かける。
午前中のみだからか、中はたくさんのヒト。
番号札を取り、しばらく待つことに。
郵便局には併設して売店がある。
そこにはおもちゃやCD、本などが売っているのだが、
現在は9月の入学・新学期シーズンにあわせてなのか
文具類がたくさん売られていた。
!!!マーヤだ!
(今、イタリアでは日本の昔の映像そのまんまで毎朝放送中)
興味深く眺めながら、日本へブツを送るための封筒を買おうと
売り場を見ると・・・全く無い。
定員さんにたずねると、他の店に売ってるからそこで買ってください
といわれた。(やっぱり入荷予定は未定なんだな・・・)
道順をいわれたけどよくわからないし、クルマで行く距離の様子。
とりあえず店の名前を聞いたけど、いつ買えるんだろう・・・
がっかりしてガラ空きの棚の上を見ると、チンクエのミニカーが
ちょこんと4台並んでいた。
全部買おうか悩んだけど、中国製だったのでとりあえず一個購入。
郵便局でミニカーを買うとは思わなかった。
結局荷物は受け取れず。
通知にある電話番号にコールしろ、だそうだ。
・・・電話するの?イタリア語で??大丈夫かなあ・・・
以前も荷物を受け取るために書類書かなきゃいけないことがあって、
しかもなんて書いてあるのかわからなくて、イタリア人に聞いても
こんな書類見たことないっていわれて・・・
結局ファックスかメールで荷物番号やらなんやら書いて送るんじゃ
ないかとわかった時には数日間の期限が切れてて。
荷物は日本に帰っちゃってまた違う方法で送ってもらったり。
これが同じEMSで送る荷物で起こったり起こらなかったりなので
ほんとややこしい。
(どうも荷物の価値(金額)によって対応が違うみたいなのだが)
・・・はふう。
とりあえず電話だな。
とぼとぼ帰宅して、早速ミニカーをごそごそ箱から出す。
日本を離れる前に餞別にいただいたチンクエと並べてみた。
あ・・・同じメーカーなんだ。
並べたらカワイイなあ。
明日、郵便局に走ってってやっぱり買い占めようかしら。
その後、意を決して通知にある番号「803.160」にコール。
(イタリアの電話番号は基本10桁なので特別な番号なのだろう)
・・・オールイタリア早口語のアナウンスが流れる。
うーん・・・。
もう一度通知の紙を見る。番号の横の説明らしき文の最後に
2と書かれているので2を押してみた。
・・・受付?に繋がった!
プロント?(もしもし?)というと電話口の男性が応じた。
とりあえず「自分は日本人でイタリア語話せない。」というと
「近くにイタリア人はいないか?」と聞かれたがいるわけない。
その後イタリア語で何かいってきたが、とりあえず通知を見ながら
「Comunicazione per destinatario assenteを受け取った。」
というと、何かまたいわれたが早口で「わからない・・・」
困ってる様子を察してくれたのか、今度はゆっくり喋ってくれて
「番号の後に1、その後2を押してください。」といってることが判明。
「おお、グラッツェ!!」というと
相手は笑いながら「いえいえ、チャオ!」といってくれた。
2じゃなくて1を押して、その後2か・・・
書いてないよ~
とりあえずまた「803.160」を押して1、その後2をプッシュ。
繋がった先は女性の受付だった。
女性は男性の数倍のスピードで喋り、やはり全く聴き取れないワタシは
マイペースで突き進むことに決めた。
とりあえずさっきと同じように「自分は日本人でイタリア語話せない。」
というと、さっきと同じように「イタリア人は近くにいないか?」と。
いないっつーのと伝え、「Comunicazione per destinatario assenteを
受け取ったんだけど・・・。」というと何やら言ってきたが無視して
「ここに荷物の番号が書いてあるから読むけどいい?」というと、
相手はあっさり承諾。番号を読み上げたら女性は「OK」といって
また早口で喋りだした。
途中「なんとかかんとかペスカーラ」といったので、
「え!!クルマで高速走ってペスカーラまで取りに行くの?近くの郵便局
で受け取れない?」というと女性は苦笑して「ノーノー、あなたは家に
いていいわよ。」といったので、おそらく今現在は荷物がペスカーラに
ある、といったのかもしれない。その後「なんとかかんとかドマーニ」
といったので、明日家にいたら受け取れるのだろう、たぶん。
とりあえず「グラッツェ!チャオ!!」といって電話を切った。
どうなるか、ちょっとドキドキだ。
久しぶりにイタリア語のヒアリングと喋りを経験したが、
なんだか疲れた。特に電話は苦手だ。
しかしイタリアにいると何とかなることも多いから不思議だ。