2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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いつものことながら?!出発は平日の未明。
今回は6日月曜日の午前3時頃、南イタリアを出発。
まずは約900キロ北のオーストリアを目指す。
イタリアからドイツへ陸を移動するためには、オーストリアか
スイスを一度跨がないと入国できない。
オーストリアはEUに加盟しているので、面倒な手続きが不要
(貨幣もユーロが使える)。
なので今回はスイスを避け、オーストリアに入ることにした。
アドリア海沿いの夜が明け始める。
途中ワタシも相方も眠さに勝てず、何度も休憩。
おかげでボローニャあたりに着く頃にはすっかり夜が明けてしまった。
このあたりはいつもなぜか渋滞している。(特に南に向かう対向車線)
どんどん北上し、いよいよオーストリアへ。
このトンネルを抜けると、もうイタリアではなくオーストリア国内。
このあたりのことはクルマブログのみんカラ~イタリアーオーストリアードイツの
高速道路事情をご覧ください・・・←手抜き?
お昼過ぎたので、サービスエリアでランチ。
イタリアのサービスエリアのレストランはあまりおいしくないので
オーストリアかドイツのサービスエリアまでガマンした。
オーストリアはあっという間に抜けてしまったので
ドイツではじめてのサービスエリアに。
昼から骨付き肉。さすがゲルマンの国。
イタリアでは味わえない美味しさだった。
ポテトは・・・こんなに食べられません。
そしてイタリアでは食べられないチーズケーキ!!
見た目よりかなりライトで食べやすかった。
(でも全部はムリ・・・)
ドイツの山の色はイタリアと全然違う・・・
なんて緑が鮮やかで美しいんだろう。
北イタリア以上に?!とうもろこし畑が広がる。
高速道路(ドイツの高速道路(アウトバーン)は全線無料)が
いつの間にか終わり、小さな町をいくつか抜ける。
あ、SPAだ!
ドイツのSPAはコンビニではなく、大きなスーパーだった。
道中の瑞々しい緑の山の中には、とんがり帽子の建物(お城?!)や
綺麗な湖がたくさんあった。
もう夕方近くだったが、ホテルより先に目指すところへ向かう。
この旅のワタシの一番の目的、ノイシュヴァンシュタイン城へ。
もうすぐお城・・というところで、キャンプ場のような雰囲気。
(実際キャンプ場があるようだった)
自転車ロードが立派。たくさんのヒトが自転車で走ってる。
駐車場がたっくさんあって、どこに停めようか迷う。
さすが観光地・・・
少し待って駐車場に無事入れ、クルマから降りたら・・・
なんと!目の前に城が。あ、あれなの?!
思ったより面前に聳える城に、ちょっとびっくり。
(もっと遠くにあると思ってた・・・)
車内にゆきウサを残してゆくわけにもいかず、ケージごと外へ。
坂をふうふういって運ぶ。(彼女の体重は4キロある)
道行く人々はみんなケージに大注目。
2時間は並ぶ覚悟でチケットセンターへ。
(チケットセンターが意外と判りにくく(それらしい建物が
駐車場そばにいくつかあるため)駐車場から5分くらい坂を
登っていかなくてはならない)
だが、時間が遅かったこともあり?列にヒトがほとんどいない。
ノイシュヴァンシュタイン城ともうひとつの城がセットになっている
ツアーもあったが、それだと2時間間隔をおいて観なければいけない
らしいので、今回はメインのノイシュヴァンのみを選ぶ。
・・・と、ここで問題発覚。
城内はワンコ禁止のマークが。
とにかく聞いてみよう!ということで、受付に頼んでみる。
ケージのゆきを見せると受付の女性は大喜び。
周りに他の係のヒトも集まってきてちょっとした騒ぎに。
皆「こんなケースははじめて」とざわざわうきうき?
でも結局イキモノ全般はダメということで急遽予定変更。
今日のところは諦めてホテルに行き、ゆきを置いて明日リベンジ
しようということになった。
・・・ちょっと無駄足だったか・・でも仕方ない。
素晴らしい天候に名残惜しさを感じつつ、城を後にする。
ふと気配を感じて後ろを振り返ると・・・
あまりの美しさに、しばし見とれた。
きてよかったなあ・・・
明日が楽しみだ。
(ミュンヘン(バイエルン州)その1へつづく)
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約一週間の南ドイツ旅行より、今朝無事帰還!!
6日月曜日未明から出発。オーストリアを経由してミュンヘンへ。
有名な”白鳥の城”を見て、ミュンヘンで3日間滞在後、
シュタイフの街・ギーンゲンと
メルセデスとポルシェの街・シュタットガルトにで寄り道。
その後2~300キロ北上してフランクフルトへ。
帰りはドイツ中央のフランクフルトから南イタリアのわが町まで
約1400キロ(東京ー長崎間くらい?)を一気に帰ってきたので
帰宅後の今日はほぼ一日睡眠。
・・・ちなみに流星群、この日の未明が最大だったようですが
車内で爆睡・・・運転中の相方は5~6個フロントガラス越しに
見たそう。(起こしてくれ~)
ドイツでは都心に宿をとったために空が明るかったけれど、
明るい光を2個目撃。
天の川と白鳥座、織姫と彦星の夏の大三角形が綺麗だった。
ケージから出したとたん、ベランダに出て朝日を眺めるゆきウサ・・・
移動中、クルマの中のケージでじっとしてたゆきウサ。
お疲れ様・・・(城にも連れて行き、海外の人々にも大注目)
彼女はこれで3カ国(イタリア・オーストリア・ドイツ)を旅した
日本のウサギとなる。
そして一週間ぶりの白ご飯に歓喜する我が娘・・・
それにしても、ドイツの素晴らしい風景と街の充実振りには
本当に驚いた。(ドイツ住みたいかも・・・ボソ)
今回の旅の目的は、ドイツの城(&風景)を見ることと
イタリアに無いものを食べて買うことなので大満足。
少しずつ皆にも見せたいと思うので乞うご期待!!
「Toy Soldiers/Martika」を聴きたくなり
昔観ていたドラマのエンディングにも流れていたのを思い出し
検索して見つけた・・・
このドラマ、筋はイマイチだったけど
キャラクターが好きだった。
ニンゲンは
アタマで考えることと
心で感じることと
行動が一致しない
なんて不完全で哀しい
そして愛しいイキモノ
今日6日は広島に原爆が落とされた日。
そして9日は長崎に原爆が落とされた日。
世界で唯一の被爆国として、絶対に戦争や核を肯定してはならない。
広島市への原子爆弾投下
”誰も話さなければ、何も変わらない”
「平和への願いや祈り」を世界に向けて発信しませんか。
「ピース・ヒロシマ」
1.オープニング画面終了後、「Japanese」を選択。
2.右下のコンテンツから「BBS」をクリック。
3.右下の「メッセージを書き込む」をクリック。
4.名前とメッセージを書き込むフォームが現れるので、
英語で書き込みをしてください。英語が書けない場合は
「Peace!」のヒトコトでも大丈夫。
(ちなみにワタシは「NO MORE WAR,NO MORE BOMB!」と・・・)
5.フォームの右端の「Submit」をクリックすると、書いたメッセージ
が風船になって空へ・・・
6.その後、スミソニアン・アメリカ歴史博物館の「広島への原子爆弾
投下に対しての誤ったキャプション」を訂正してもらうための署名
フォームが現れますので、趣旨に賛同した人はローマ字で名前を記入して、
性別を選び、「送信」をクリックしてください。
※署名の前に、必ずコンテンツ右下の「活動内容」を読んでください。
長崎市への原爆投下
長崎の証言の会
*** *** *** *** ***
「平和」を声高に叫ぶからには
己がそうでなければならない
過去の過ちに 遠くの戦場に 思いを馳せ
胸を痛め 涙を流し 祈ることも大事だが
なによりも”自分はどうなのか”
自分は誰かと争っていないか
家族で何か揉め事の種はないか
そういう身近なところから平和ははじまる
まずは「自分の中の平和」を見つめることが
本当に大事なのではないか・・・
ヨーロッパでは、この週末からヴァカンスに入る人々が多いようで
北から南へ向かうヒトの数がハンパない。
土曜日の昨日、家からクルマで1時間弱の町へ買い物に出た相方は
2時間たってやっとの思いで帰ってきた。
ヨーロッパの「民族大移動」の時期だ。
そして、ご実家がわが町ヴァストのイタリア人旦那様を持つ
Rさん(HN/タラ夫人様)が先日里帰りされ、少しの時間
お会いすることができた。
しかも何と!今日は隣町の別荘にお呼ばれしてしまった。
はじめて旦那様にお会いしたのだが、かなりハンサム。
今までヴァストの中で出会ったイタリアーニの中で
一番ハンサムではなかろうか。
(ボカすのが勿体無いくらい美男美女なおふたり。)
別荘は、アドリア海を見下ろせるかなり小高い山の中腹にあり
風が吹き抜けるとても素晴らしいところだった。
「楽園」のイメージ。
庭には種類も量も豊富な果実や野菜が植えられていた。
お舅さんがほぼ毎日手塩にかけて育てられているようだ。
Arancia(アランチア/オレンジ)と
Peperoncino(ペペロンチーノ/唐辛子)。
Zucchina(ズッキーニ)とCachi(カキ/柿)。
カキは日本語がそのままイタリアでも通用する。ちょっと感動。
Pesca(ペスカ/桃)とFico(フィーコ/無花果)。
ここの無花果も白い実だった。
Uva(ウーヴァ/葡萄)とKiwi(キウイ)。
ツタ植物なので、塀代わりに敷地をぐるりと囲うように這わせてあり、
とても素敵だった。
ここまでで、庭(畑)の約半分。見ていて本当に楽しい!
中庭には大きなブランコとガーデンセット。
そして可愛らしい「釜」があった。
ここでピッツァを焼いたり、バーベキューをしたりできるらしい。
・・・素敵過ぎる。
庭からウッディ調のポーチ&リビングを眺める。
この部分だけ木造で、古いので建て直すと仰っていたが・・・
この古さが愛おしく、惜しい気もする・・・
脇に植えられた紫陽花が可憐。
Pompelmo(ポンペールモ/グレープフルーツ)も成ってる。
南イタリア・シチリアでも有名なLimone(リモーネ/レモン)。
お茶にいただいた、お菓子やお酒にもしっかり使われていた
料理には欠かせない果実。
クッキーのようなRicciarello(リッチャレッロ/トスカーナ
地方シエナという街のお菓子)と珈琲をご馳走になる。
お菓子はレモンの香りがして、サクサクとほんのり甘い。
手作りだそうで、すごく美味しい。
珈琲はイタリアでいつも飲むエスプレッソではなく、なんと
モカとのこと。日本で飲む珈琲に似ていてまろやかで美味しい。
そしてモネの絵をモチーフにした素敵なカップの数々。
香水ビンのような綺麗な入れ物には、レモンのお酒!
Limoncello(リモンチェッロ)といって、アルコールが30%以上の
強いお酒だ。こちらも家庭で作る手作り。
かなり強いが、甘みとレモンの味がほどよく美味しいのでついつい
飲めてしまう・・・
間もなく南ドイツへ旅行に行く予定のワタシたち。
ドイツ・ミュンヘン在住のRさんにいろいろアドバイスいただいた。
途中からイタリアやドイツの話になり、俄然盛り上がる。
”イタリアでは離婚まで数年かかる(法律で離婚の裁判まで数年間の別居生活を
強いられるらしい)ので、離婚率が少ないのだ、一方ドイツの離婚率は高い”とか、
”イタリア人はドイツ人をスゴイとは思うがああはなりたくない(ドイツ人はツマンナイ)
と思ってる。
逆にドイツ人はイタリア(特にトスカーナ地方)に憧れを抱いてはいるが、イタリア人
そのものには呆れている”とか。
イタリア人とドイツ人は仲が悪いと聞いてはいたが、
実際日常で両方に関わっているRさんの話は興味深く面白い。
中庭を登っていった奥にも、畑とナント!
手作りのビニールハウスが。
プチトマトやPomodoro(ポモドーロ/トマト)がたくさん。
杭を打たず、ヒモで引っ張ってるのはナイスアイデア!!
そしてそんなプチトマトの一部は、ポーチの軒下で
「干しトマト」に変身するべく待機中。
奥に見える手作り風のブランコがまた可愛い。
なんと、井戸まで・・・まだ水が使えるそうだ。
家族のニャンコ「ロメオ」君。
そしてもう一匹、白いニャンコ「ゆき」ちゃん(!)がいるのだが
撮ろうとするとヒラリとかわされ、何処かへいってしまった。
南イタリアの片隅の街に、2匹も「ゆき」がいることは
かなりの驚き&奇跡である。
お世話になったRさんのお舅さん&お姑さん。
こちらも美男美女のおふたり。
旅行の準備もあるので、そろそろ帰宅することに。
本当に楽しく、素晴らしい時間と空間を提供してただいた。
Tante grazie!!
Buona vacanza!
またお会いしましょう。