2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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お昼時は最近いつも、ご飯の準備をしながらイタリアのニュースを
見ているのだが、途中「ジャッポーネなんとかかんとか・・」と
聴こえたので思わず「・・・え?!もしかして今、日本に近づいてきているという
台風の情報がイタリアでもあってるの?!どんだけ大きい台風なの?!」
と、焦って画像を見たら
・・・ん~・・・台風の進路ではないような?!?!?!
後でネットで調べたら、なんと地震がサハリン沖で起こったようだ。
北海道にも影響が出ている模様。
そしてもちろん、台風も大型で被害が出始めているようだ。
最近日本には台風と地震がセットで襲い掛かっているような・・・
政権もかなりガタガタの今の日本。
大丈夫か?!
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日の出が確実に遅くなってきた。
少なくとも、6月中旬の朝より1時間は確実に遅い。
日中は時折強い風が吹く。
今日は冷たささえ感じる風だが、これが結構クセモノ。
本当に強い風で、固定されていない洗濯物なんか簡単に飛ばされる。
物干し台ごと忽然と消えたこともある・・と聞いたこともある。
(実際我が家にある物干し台は、室内でも使えるように小さな車輪が
ついていたりするので、これを風が強い日にベランダに置いた日には
移動しまくって大変な目にあう。)
窓もバッタンバッタンうるさいので中途半端に開閉できない。
おまけにたくさんの海の砂や何処かの”灰”を連れてくる。
イタリアでは大きなブラインド(庇)が各部屋につけられているのを
よく見かけるが、これはなるほど、必要かも・・・と最近思う。
南イタリアの太陽の光と風、そしてヒトの視線はかなり手強い。
ここ数日mixiをゆっくり見る時間が無かった。
とりあえず・・・と、ざっとニュースだけ見ていたら
気になる記事に目が留まった。
外国人登録の子供、1%が小中学校に就学せず…文科省調査
日本の自治体に外国人登録をしている学齢期の子供のうち、
約1%が小中学校への就学手続きを取らないまま生活していることが
31日、文部科学省の調査で明らかになった。
所在不明で就学の有無を確認できなかった子供も17・5%に上り、
不就学の子供の割合は、実際には1%を上回るとみられる。同省は、
こうした実態が非行や違法就業の温床になっている可能性もあるとして、
対策を検討するための有識者会議を近く発足させる。
文科省は2005年度から06年度にかけ、外国人が多く住む
群馬県太田市、愛知県岡崎市など11市と滋賀県の計12自治体に
依頼して、不就学の子供の割合などを初めて調べた。
それによると、義務教育の対象となる6~15歳の外国人登録者
計9889人のうち、小中学校に入学したり転入したりする手続きを
取っていない不就学の子供は112人(1・1%)。
また、1732人(17・5%)は、登録された住所地に住んでおらず、
連絡が取れなかった。自治体に届け出ないまま帰国したり、日本国内の
別の場所に転居したりしたケースとみられ、同省は、転居先で不就学に
なっている子供もいるとみている。
不就学の理由を複数回答可として保護者に尋ねたところ、
「お金がない」(15・6%)が最も多く、
「日本語が分からない」(12・6%)、
「すぐ母国に帰る」(10・4%)などが続いた。
「仕事をするため」「きょうだいの世話をするため」といった理由を
挙げた保護者もいた。
◇
文部科学省は31日、全国の公立学校に通う外国人のうち、日本語の
指導が必要な児童・生徒は、昨年9月1日現在で5475校に
計2万2413人いたと発表した。前年に比べ、学校数で194校、
人数では1721人増えており、ともに過去最多となった。
母国語別では、ポルトガル語8633人、中国語4471人、
スペイン語3279人の順に多かった。
(2007年7月31日21時47分 読売新聞)
イタリアに住むことになる前、わが子は約2年間小学校に通った。
1年生の時のクラスメイトにアラブ系の男の子がいた。
(ママはアラブ系の方だったが、パパは日本人かどうかは不明。)
日本語がほとんど理解できないようで、勉強も友達関係もうまく
いかないようだった。そのうち学校に来なくなった。
その時はなんとなくどうしたのかな?もう来ないのかな?と少し
気になるくらいで、男の子だったこともあり関わらなかった。
今、彼と彼の家族のことがものすごく気になる。
彼と彼の家族の気持ちがわかるからだ。
異国で言葉が通じない、コミュニケーションが取れないことの苦労が
今なら理解できる。
イタリアはきっとまだ暮らしやすいほうだろう。
イタリア人はヒトに関心があって、陽気で快活だ。
だが日本は違う。ワタシや周りの人々がそうだったように、他人
・・・特に違う人種のヒトにはあまり関わろうとしない。
日本にも事情はあるだろう。
陸続きのヨーロッパと違って島国で単一民族の日本。
異人種や異言語に免疫があまり無い。
経験がないとなかなか理解できないことかもしれない。
ワタシたちが数年後に帰国する家は、記事内に記載されている
「外国人が多く住む自治体」に当てはまる。
帰ったら、日本で困ってる外国人の方の力になれることをしよう、
と子供と時々話している。
最近娘がプレステ2の「桃太郎電鉄」にハマっている。
このゲームは基本サイコロで日本各地を旅しながら
日本地図や各地の名産品、更には四字熟語や世界の国旗まで
勉強できる仕組みになっている。
(実際ワタシもこのゲームで覚えたことが・・・)
コンピューター相手でもできるのだが、それだけでもナンなので
ワタシもメンバーの一員として本気でやる。
・・・ゆきウサもめっちゃ遊びたそうなんだけど。
おかげで最近昼寝をするヒマもなく、夜早めに眠たくなる。
そういえば「昼寝」を意味するSiesta(シエスタ)はスペイン語で、
イタリア語ではPisolino(ピゾリーノ)という。
シエスタはイタリア語ではない・・と最近知った。
この時期のイタリアの果物を代表するもののひとつに
Pesca(ペスカ/桃)がある。
いろんな色や大きさがあって、名前も「~pesca」と様々。
いろいろ試してみたが、個人的には日本の桃より一回りほど小さく、
日本の桃のようにちゃんと”産毛”があるものが美味しい。
切ってみると日本の「白桃」ではなく、ネクタリンのような「黄桃」。
味は白桃のように優しい甘さ。
ちなみに桃も梅と同じバラ科。
桃の種の周りの果肉の香りは梅と似ている気がする。
今日は朝から久しぶりの曇り空。
気温も結構低い感じ。
風も強く、半袖でもちょっと肌寒いくらい。
午前中レッスンがあり、娘といつものように通ったのだが
先生に渡そうと思っていたプレゼント(カレールー♪)を
家に忘れたため、レッスン後に走って家に取りに戻った。
その時、目の前の我がビルの地下ガレージに入ってゆく、
一台のクリーム色の旧Fiat500を見つけた。
「!!!」と走って近寄ると、助手席から降りてきたのは
なんとお隣の部屋に住むイタリア人のおばあさん!!
・・・思わず長々と立ち話してしまった・・・。
興奮して話していたのでうまく伝わったか不安だが(笑)
「ワタシこのFiat500大好きです!素敵ですね!!」というと
「新しいのも出たでしょ?そっちがいいのでは?」とおばあちゃん。
「いえ、ワタシはこちらの500が好きでっす!!!」
と即答するワタシに苦笑いのおばあちゃん。
でも運転席の旦那様のおじいちゃんはニコニコされていた。
シートやシフトノブも薄いオレンジの皮に張り替えてあって、
とっても綺麗に乗られていた。
ボディにも個性的なカッティングシートのステッカーがあったが
うっかり写真を撮らせていただくのを忘れたので・・・今度是非
また撮影させていただこうと思ってる。その時までのお楽しみ。
とにかく、とっても身近なチンクエオーナーに出会えたので、もう
それだけでハッピーである。
幸せ一杯でふと振り向くと、真後ろの路上に新しいFiat500が。
こんな南イタリアの片田舎の町でも走ってるんだ・・・。
どこかの会社の子のようだが、すごいタイミングに思わず笑った。
ワタシたちの会話を、このチンクエは苦笑いして聞いていたかも。
やっぱりちょっと大きい気がするなあ。