2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先週の金曜日、
娘のイタリア現地小学校・2学年の最後の授業が終了。
その数日後の今夜7時30分、会費制の終業パーティーがあった。
わが街ヴァストの隣町(クルマで20分くらい)の
サンサルボ・マリーナの大きなリストランテに集合。
・・小雨の中、店のポーチで待つこと30分。(←なに待ち?)
子供たちは子供たち同士、集まって座る。
椅子もテーブルも大人と全く同じもの。
こういう扱いが子供を自立させるのだろうか。
いい、な。
・・・そして食事にありつけたのは、それから更に30分後。
セルフサービスメニューはボリュームもあって、美味しかった。
ここアブルッツオ州は生ハム・サラミが名物。
もちろんモッツアレラをはじめとするチーズやトマトも美味。
ワインももちろん地元産の赤ワインだ。
(ワタシは日本で赤が飲めなかったのだが、イタリアの赤ワインは
本当においしく、ぐいぐい飲める。)
銘柄は「Castello di Aragona」。
同じ名前の高級リストランテがヴァストの街中にある。
!!!イス取りゲームが始まった。
世界共通の遊びなのかな?
デザートにドルチェでなく、果物が出るのは珍しいかも。
そしてイタリアの果物はハンパなく美味しい。
メロン(メローネ)やパイナップル(アナナス)もあり。
生まれて初めてスイカ(ココメロ)をナイフとフォークで食べた。
最後には親もノリノリで腰振って踊り出す始末。
(というより子供そっちのけで楽しんでる)
そしてそんな彼らの姿は、すごくキュートだった。
無邪気で陽気な、愛すべきイタリアーノ&イタリアーナ。
ただ・・・さすがに23時をとっくに過ぎて眠気に勝てず。
音量最大の音楽がガンガンにかかる中、そそくさと会場を後にした。
この時間でも元気&パワーいっぱいの8歳前後の子供とその親には
かなりのカルチャーショックを受けたと同時に
”これも昼間のシエスタのおかげなのか?!”と
感心せざるを得なかった。
太陽の味の食べ物とシエスタ・・・
パワー不足の日本人にかなりオススメである。
正直、楽しかった。
さすがに夜が明けてきたので寝ます。
住んでいるビルのポストは1階(イタリア式にいうところの0階)
にあるのだが、とってもちっちゃい。
なので小包などの厚さのあるものは配達されず、黄色い紙切れが
ポストに入れてある。
その紙に受け取り期日や時間が書いてあるので、後日郵便局に
受け取りに行く仕組み。ちょっと面倒だ。
そして住んでいるビルの真横に郵便局がある。
近いこともあって利用することも多く、
今では顔なじみのように接してくれる局員の方もいる。
カンペキではないけれども、
ある程度のやりとりもできるようになったのだが・・・
今日はいつものおじさん局員から??な言葉が。
受け取る小包の切手部分を指差して「いくらだ??」とかなんとか。
???
貼ってあるのは日本の切手だから・・・日本→イタリアの送料に
興味があって聞いてるのかな??
考え込んでいると、更に”消印”を指差してくる。
???
今度は届くまでの期間???
でも聞いてくるのは「いくらだ?」という質問。
送料ではなく、この包みの価値を聞いてるのかな?という気もしてきた。
定形外普通郵便は、補償がない分価値も記入する必要が無い。
(しかしEMSより早いし確実に届くというのがこの国のミラクル)
でも、そんなことオッサンにいう義務も無いし。
タダでさえワタシ(日本人)宛だとバレバレで、
そのうえそんなことで 目をつけられるのもイヤだし。
「おっしゃってることがわからないわ~・・・」(苦笑い)
と適当に誤魔化して退散。
おじさん局員も苦笑いして「もういいよ~」と去っていった。
・・・なんだったんだろ?
単純に言葉を理解できても、その裏にある意図や状況を読み取るのは
なかなか難しい。
イタリアの国、そしてイタリア人そのものを理解していないと。
そしてそれは何処の国でも一緒。
イタリア移住後、8ヶ月経った。
まだまだ・・・です。
ミニバラをドライフラワーにしてみた。
数日間、外の物干しに糸で括ってぶら下げていた。
何度か雨も降ったのに・・・こんなに綺麗に出来上がった。
カタチも色も、
そして香りも驚くほど残っている。
日本でも何度か作ったことがあるけれど。
イタリアは日本よりドライフラワーに適した気候なんだと
改めて実感。
・・・イカとかエビも干してみるかな?!
青い相棒に乗って青い空と海に会いに行ったら
懐かしい姿の青いクルマに出会った。
日本にいる時は、このクルマの赤か黒しか見たことがない。
青が愛され、青に愛されている、国。
マリーナとは反対方向のポルトへ寄り道。
画像向かって左は白い古びた、しかし立派な灯台。
向かって右の青い海はアドリア海。
アドリア海をそのまま突き進む方向に・・日本がある。
いつ泳ぎに来ようかなあ。
稲妻女虎が赤黒ハネウマに勝てるんだなあ・・・
ティグラ、やっぱりいいクルマだ。
今日はF1カナダグランプリ。
我が家では日(パソコン)伊(国営TV放送)同時2元中継中。
日本でヘンなオープニングアニメ中、
イタリアではコース説明。
基本的に配信されている映像は同じ
(なのでCMのタイミングも同じ)なのだが、
CMの長さがイタリアは短い。
(よってレース映像にすぐ切り替えられる!)
・・・日本はCM多いわ・・・
しかも大事な場面で悉くCM。
イタリアのCMは激短で、
レース展開を見逃せさせない。
こういうところにも国の違いがあって面白い。