2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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母親って自由業みたいなもんだよなあ・・・と思う。
休み無いし、家族の生活もちゃんと管理・維持して
いかなくてはならない。
健康あってこそ成り立つ”仕事”だ。
(仕事と言い切るのには抵抗があるけど、
まあ一種の例えってことで)
義兄が帰ったとたん、ワタシと娘が発熱、3日程寝込んでいた。
(忘れないうちに・・と途中起きてブログアップしたアホ母)
結局今週も連休になっちゃったね~と、ようやく今朝娘と笑いあえた。
自分はまだハスキードス声だけど、娘はだいぶよさ気。ほっ。
今朝まだ熱が8度あれば、いよいよイタリアの病院か・・と変な覚悟
をしていたが、昨夜お粥食べてよく寝たおかげか、熱は7度弱まで
下がっていた。
今日もひたすら睡眠&イタリアのビタミン剤投入。
オレンジ味濃厚でなかなか美味しい。噛むタイプ。
なるべく薬は飲まずに治す、が我が家の方針。
どこまで通るかな。
あと。
こちらに来て、民法よりNHKが面白いと思うようになった。
(最近ロケフリで民法も見ることが可能になった♪のだが、
結局NHKばかり見ている。)
プロフェッショナル~は毎週観てるくらい好き。
寝込み中も時々見ていたが”心の健康”の素となった番組を幾つか。
プロフェッショナル~仕事の流儀
ドラマ「グッジョブ」
「ヒトとヒトの繋がりが、ヒトを育てる」
「自分の気持ち次第、考え方次第で事は環境は変わる。」
写真家・長倉洋海
この方が番組で語った
「死ではなく、生の中にヒトの心を揺さぶるものがある。
自分は戦場の亡骸や悲しみの姿よりも、その中でさえ
絶えることのない、人々の笑顔を撮りたい。」
といった言葉と写真達が忘れられない。
ご近所の底力~花見に大迷惑!
ヒトの心や命さえも救う、桜の花。
自然のものは全て”ヒトを救ってくれるためにある”といっても
過言ではないほどに、無欲で優しい。
ワタシたちニンゲンは、一個人は無力でちっぽけで・・・
いつも何かに、誰かに、助けられている。
・・・うまくいえないや。
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時刻は夕暮れ時を指していたが、
ナポリにも寄って帰ることにした。
以前ヌォーボ城を訪れた時、ふと目に留まった山上の城。
その要塞のような姿(地図上で確認するとカッコイイ星型)と
山の上に聳え立ってるというスタイルに惹かれ、行ってみたい
と思いつつ、ナポリの恐ろしい交通事情(しかも上に登れば
登るほど道は狭く危険極まりない!)のため、前回は諦めた。
今回、行ってみるか!
しかしこの決意が、後に大きな後悔となる・・・
馬車が此処にも・・と思ってみると、遠くにヴェスヴィーオ。
ポンペイの大きな街を一瞬で埋めた火山。
ナビを頼りに山上の要塞、サンテルモ城に向かうも・・・
道が”極細”・・そして一方通行の嵐。
そのうえ路駐が両側におる(信じられん)ので、対向車がきたら
かなりの技術をもって交わさねばならない。
まさにヤルかヤラレルかの真剣勝負!!!
そしてなんとか必死の思いでたどり着くも・・・
駐車場が全くない。ボーゼン
・・・結局、城の周りを何十週もぐるぐるまわり、ようやく一軒
駐車場の空きを見つけて潜り込んだ。
城の入り口は地味でちょっとわかりにくい。
???なんだ?この長蛇の列は?
この城ってそんなに人気があるの?!
(ガイドブックにもあまり紹介されてない城なんだけど・・)
ふと、横の壁に垂れ下がってるモノを発見。
!!!!!
これって・・もしかして・・・・・いわゆる・・・・・
コ、コミケってやつ?!(爆
しかも城でやっちゃってるんですね?(汗
写し損ねましたが、外にはナルトとかD・Gray-manのコスプレ
してる外人さんがいっぱい・・・(笑)
とりあえず城が目的だったので、コミケ?とは別の入り口から
城の屋上に上った。
・・・すごい眺めだ。
ナポリでおそらく一番の絶景ではないか。
今日はヴェスヴィーオがよく見える。
あ、あれはタマゴ城だな。
高層ビル群がある?!
ナポリって都会だな・・・
こんなに眺めがよいのに・・・ガイドブック等にほとんど
取り上げられていないサンエルモ城。
・・・たどり着くのが大変だからかな?(汗)
ルパン・カリオストロ城に出てくるみたいな時計台。(笑)
途中、トイレを探して建物に入ったら、なぜかコミケ会場に
少し入ることができた。(笑
日本語そのままで展示されてる。
マジンガーとかデビルマンとか、ナガイゴウ先生の作品が
かなり人気の模様。
そのほか「えっ。これ、年齢制限しなくてもよいの?!?!」
とビビるほどのエロエロアニメ&イラストも堂々と展示してある
あたりがイタリア・・なんだろうか。
写すのを躊躇ったワタシ。
このイベントのサイトを見つけたので興味のある方はどうぞ。
予想以上の時間を費やし、気がつけばもう午後7時をまわっていた。
早めに食事をして帰ろう・・と、前回お世話になったタマゴ城そばの
パルケッジョ(駐車場)とリストランテに向かう。
あれ・・・
ここにもヴェスヴィーオ火山?!
君はナポリそのもの、なのかもしれないね。
29日も朝から出発。
ナポリの隣に位置する古代都市、ポンペイに向かう。
高速で変わったオープンカーを発見したので写そうとしたが・・・
その向こうのクルマに釘付け。(爆
脚付きのドでかいソファーそのままをクルマにくくりつけ、
車体沈みまくりで平気で高速道路を走っていくのも、以前
見かけたなあ・・・コワイデス
ポンペイは高速の降り口がそのまま遺跡のそばに繋がっている。
まずは遺跡そばのリストランテで腹ごしらえ。
注文終えてしばらくすると、観光客の団体(言葉から察するに
ドイツ人)が入ってきて、あっという間に満席に。
イタリアでの外食は早めに入る、がやはり鉄則。
パスタ・ディ・ポンペイ。
(店のパラソルが真っ赤なため、反射して全体的に赤い・・・)
パスタの具には見慣れないグリーンピース。
オニオンやマッシュルームも入っててなかなか美味しかった。
そのうち、なにやら生演奏が・・・
食事中のテーブルにいきなり現れてはアコーディオンやギターの
演奏をはじめ、終わるとチップを集めてまわる。
そんなオジサン達がナポリやポンペイにたくさんいる。
いよいよポンペイの街へ。
この古代都市は、約2000年前の8月に、現在も活火山の
ヴェスヴィーオ火山が大噴火し、一瞬にして灰に閉ざされた。
そして今もその爪痕が生々しく残っている。
当時の家や壁、道はもちろん、当時の人々の生活がそのまま
残されているのには驚く。
家の壁に残る、
”ポンペイの赤”と呼ばれる、フレスコ画の色は
現代の技術を持ってしても再現できないそうだ。
とにかく広く、眩暈がするほどの強い太陽の光と砂ぼこり。
(しかも実際はこの何倍も見る場所はある)
道標も説明の看板も特に見当たらないので、なんども同じ
道に戻ってきたかのような錯覚さえ感じた。
・・・やっと説明の書かれたような板を発見するも。
読めんし。(爆)
ボロボロにならないように工夫してくださいよ・・・
と、その時は思ってしまったけれど。
説明とか順路とか。
そんな余計なものはなくてもいいのかも。
とりあえず五感で感じて記憶して。
その後、解説とか知識とかが欲しいと思ったなら、
”自分の力”で調べればよいのだ。
イタリアの国、そのもの。
出口付近にたくさん出ている屋台に山積みされている
南イタリアの見事なリモーネに、ようやく笑みが零れた。
ナポリへ続く・・・
義兄をローマの名所に連れてゆくことと、毎週恒例の
娘の日本人補習校通いのため、朝早くから出発した。
3時間かけて午前10時に到着。
まずはコロッセオへ。(早めに入らないと、あっという間に
入り口に長蛇の列ができる)
地面より下の迷路のような壁の一群は、猛獣や奴隷など
闘技に使われたイキモノの檻として作られたものらしい。
紀元80年に建てられ、当時5万人以上の収容人数を誇ったらしい
・・・
コロッセオそばに聳え立つ、コンスタンティヌス帝の凱旋門。
かなり大きい。
その後タクシーでヴァティカン方面へ移動。
(歩いていけない距離ではないが、今回体調不全のため)
今日のサン・ピエトロ広場はものすごいヒトの列・・・
なにかイベントが?
サン・ピエトロ寺院の門が開いているようだ。
ヴァティカン市国の門。入ってみたいなあ。
ローマの街中の歩道は昔からの石畳。
当時の馬車・ヒト、そして現代のクルマが数え切れないほど通り
ツルッツルに磨かれている。(汗)
・・・雨の日は特に非常に危険。
結構歩いたので、休憩も兼ねてそろそろお昼ご飯。
午後1時を過ぎるとイタリア人は店にどっと押し寄せてくるので
予約をしていない時は早めに店に入ったほうがよい。
(ただ、店も早くからは開いていないので12時前後を目処に)
・・・読めないんですが。(爆)
この店に入るのはやめた。(笑)
小さなバール風の店でポモドーロのパスタやサラダを食べ、出発。
パンテオンに向かう。
パン(pan)は全て、テノン(theon)は神の意味。
今に残る、完全なローマ建築。
そしていっつもヒトがワンサカいるトレヴィの泉。
ヒトとヒトの間から泉がチラッと見える?
帰国するまでにコインを投げてみたいけど・・・(笑)
そして今日のスペイン階段は春の花達が飾られていて、
いつもと違う雰囲気。こういうのも素敵だな。
カメラ目線のおっさんは、写し終わるまで待っててくれた。
こういうところは割とサービス旺盛な国、イタリア。
ちょっと面白い?クルマ関係のネタも少しあったので
お時間のある方はコチラもどうぞ。
おまけ。
日本人補習校そばのスーパーにて発見。
・・・。(絶句)
愛するジャポーネでは今頃ゴールデンウイークの真っ只中、
ここイタリアでも実は4連休。
(土・日休みで火曜日のメーデーも休み。その間の月曜日も
飛び石で休日にしちゃうイタリア(笑))
その間遊びにきた義兄まで体調がよろしくなく、皆でゴホゴホ
いいつつ土曜日→ローマ、日曜日→ナポリ、月曜日→見送りで
ローマと、三日間朝から晩まで飛び回った。
・・・イタリアに住み始めた時に思ったが、ここは空気が
異常に乾燥してる。
(ワタシだけではなく、日本人の奥様方も皆口を揃えていう)
口は渇くし肌も乾燥するし、おまけに愛するゆきウサの肌も
乾燥してボロボロ。(涙)とにかく困った。
・・・が。
イキモノの力は素晴らしい。数ヶ月するとゆきウサもワタシも
気がついたら順応しているようだった。
ただ、いまだにお風呂の水(硬水)がなんとなく気になるので
イタリア在住数年のある方の本に書いてあった”重曹”を少し
入れて入るようにしている。(水や肌が滑らかになるそうで
イタリアの方々も利用されているとか。箱にも書いてあるし)
そしてあまりの咳のヒドさに、ついに手を伸ばしてしまった
イタリアの薬。咳止めのシロップ。
色は透明で、味は梅酒っぽい。(笑
三日以上飲んでるけど・・・効かないかもしれない。(爆
ドスの効いたハスキーボイスから、ついに声があまり出なくなって
しまった・・・う~む。
この国には薬局(FARMACIA)があちこちにある。
それは病気やケガに関する備品や薬を全て自分で購入しなければ
ならないからで、たとえば松葉杖や包帯なんかも自分で買う必要
がある。(病院は基本的に診察だけ)
明日からは平常通りの生活がスタートする。
せめて声が出るようにならないと何もできない。
特に”話すこと”が大切なこの国は。