2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
町に入っていくと、坂道の一本道。
どんどん登っていくと、小さな広場のような駐車場に着いた。
観光バスが2~3台停まってる。意外と観光地?
(アジア人には会えなかったが、ヨーロッパ人には人気の様子)
一番先まで行くと、ちょうど出ようとしているクルマがいて
入れ違いに駐車できた。ラッキー。
先は進入禁止。歩いてアーチをくぐり、町に入る。
こじんまりした町。日曜日なのもあって静かだが、すれ違う人々の
みんなの手にはオリーブの枝が。教会で何かあったのかな?
”要塞はコチラ”の看板があったので、そっちに進んでみる。
(それにしてはヒトがいないな~??と思ったが・・・)
ヒトに媚びない、なかなかイカしたニャンコ。
やっとあらわれた次の”要塞はコッチ”の看板。
どっかのお家から出てきたワンコ。
お腹空いてるのか?!かなりついて来て困った・・・
城壁沿いに、ひたすら歩く・・・
辿り着いた!!と思ったら・・・なんと入り口が工事中。(爆)
実は横に掲げてあった看板によると、
工事はもう終ってることになってるんですが???
トホホ・・・さあ、どうする?!
<春のCivitella del Tronto~要塞編へつづく>
PR
日曜日は・・・
わが州のガイドブックで見て気になっていたココに行って来た。
青○→わが町・Vasto
白○→目的地・Civitella del Tronto
わが町とこの町はアブルッツオの端っこと端っこ。(笑)
高速と下道使って約二時間くらいかな?
空もアドリア海も真っ青ピーカンな日。
気温も20度前後あって春だ~。
高速道路はサン・ベネデット(S.Benedetto)インターまでで、
あとは国道?をひたすら走る。
道の横には小川が流れ、天気がよいのともうすぐジーロ・イタリア
がはじまるからか?!自転車に乗ってるヒトがすごく多かった。
のどかな丘陵とヘアピンが続く山道を交互に走る。
山間の小さな町や村、そして草花と山が本当にキレイ。
観光地もよいけど、イタリアの真骨頂はこんな田舎だと思う。
しばらく走ると、山岳の上に聳える要塞のようなものを発見。
あそこか。
<春のCivitlla del Tronto~町中編につづく>
土曜日の未明・・・急に激しく腹痛。
トイレに駆け込み(その後は略・・・つか最近多いな?)
相方とムスメは何とも無いため、ワタシの体調がヘンなのか。
朝から相方はゴルフなため、ムスメとランチ持参で出かける予定を
お腹の調子と天気がアヤシイため急遽中止に。
それでもムスメと約束のサンドイッチを作って家ランチ。
たまごサンド、この国では売ってないから作らなきゃ、だ。
パンが日本のようにもっと美味しかったらなあ・・・
***
そして次の日の日曜日はピーカン青空。
ワタシのお腹も大丈夫っぽい。
というワケで、前から行こうと予定していた場所へドライブ。
たくさん遊んだ帰り道、ペスカーラにあるフランス系の
大型スーパーにていろいろ買い物。
白菜(cavolo cinese)が売ってて感激~~~!!!
でもこんなにたくさん残って・・・
イタリアの野菜が持ってない、柔らかさと甘さ。
なのに、食には保守的なイタリア人め・・・残念じゃのう。
お金と巨大冷蔵庫があれば買い占めたいくらいじゃ。
店内でずっと、赤ちゃんを抱くように大事に持っていたら
通りすがるイタリア人たちにガン見されました。(笑)
そうそう、今日からサマータイム開始で
日本との時差が8時間→7時間になった。
(例:日本で朝の7時→イタリアで夜中の0時)
いまだに時計の調整に戸惑うワタシ・・・
美味しい夕食の後、幸せな気持ちで帰りの高速に乗ろうとしたら・・・
帰るべき方向の
高速道路レーンが
通行止めということが
料金所過ぎて判明(爆)
我々の目の前でタクシーが怒りながらUターン・・・
つか
料金所過ぎてスグのところでUターンして出られるってマジ?
でも仕方ないので我々も・・・
んでボチボチ下道で帰るか・・・ハアア
誕生日に叶わなかった願い~念願の日本人が作る寿司を食べに
クルマで約1時間のペスカーラへ出かけた。
ちょっとわかりにくい場所にあるかも・・・
表に漢字で「寿司」の看板が掲げてある。
ツキダシはアナゴ。上品で美味しかった。
ニギリコンボ、6ピースで16ユーロ。
日本人の職人さんが握る寿司の美味しくて美しいことよ・・・
シャリが・・・シャリが違う!!ツヤツル!!!
メニューは寿司の他に天ぷら、そば、うどん、焼き物など。
デザートに抹茶レアチーズケーキもある。
飲み物はビールやワインはもちろん、煎茶にほうじ茶、梅酒もあり。
オリジナルセットメニューもあるので、胃袋に自信がある方は是非。
テーブル席もあるが、我々はカウンターに座って日本人の店員さんと
和やかに会話。イタリア人のカメリエーレも親切で男前。
店内はモダンでシック。トイレもキレイ。
Ristorante sushi GIAPPO
65127 Pescara(PE)
Corso Manthone,25/27
Tel.085(692)2205
我々は金曜日の19:30に予約して出かけたが、20時過ぎると店内は
イタリア人でたくさんに・・・お持ち帰りも可能で、その客も。
数が集まるならランチもできるそう。予約は最低でも二日前に。
***
今年のバースデー・ケーキはイタリアでは珍しい?!
柔らかいスポンジケーキにヨーグルト味のクリーム。
そして珍しい四角の箱入り。(笑)
でも・・・
見えないところはテキトーなのがイタリアン。(爆)
近所のスーパーへの道沿いにある某お店の店員の若い兄ちゃんが
ワタシが店の前を通るたびに、いつもキュートな笑顔でチャオ!と
挨拶してくるので一応ワタシも挨拶しているのだが・・・
今日、彼がイキナリ大きな声で
”チンチン、ベリッシマ!”
思わず足を停めたワタシに向かって再度叫んだので、たぶん
ワタシに言ったのは間違いない。
ベリッシマはbellissima、つまり”美しい”の最上級。
ふんふん、四十路になったオバサンにとってお世辞でも嬉しいねぇ。
だがその前のチンチンってナニ。
もちろんアレのことではないし、乾杯の意味でもなかろう、この場合。
もしこの日がワタシの誕生日だって知ってたら別だけど?
まあたぶんこれは中国人のことですよねということで
ノォ~、ソノ ジャッポネーゼ~
とチッチッと指を振りながら大声で答えた。
アッハッハ~と笑うしかない兄ちゃん。(笑)
そういえば過去にもこういうことがあったっけ。
まあ、日本人でしょって言われることもままあるし(笑)きっと彼らに
悪気はないんだろうけども、わざわざ中国人って呼ぶ時点でやっぱり
差別的なモノを感じるし、アジア人の区別もできないくせに中国と
日本とでは明らかにイタリア人の対応が違うのもどうかなと思う。
最近中国人移住者がすごく増えてるからってのもあるだろうけど・・・
そしてこれは観光地よりも田舎町のほうが顕著。
でも実際イタリア人はよく中国人のお店に行って、洋服買ったり中華を
食べたりしてる。安いからだろうけど、正直中国人の店は繁盛してる。
イタリアはなんだかんだいって中国人にすごくお世話になってると思う。
中国の人々はこの国で嫌な気持ちになることも多いんじゃないかな?
それとも彼らもイタリア人に呆れてるのかな?(笑)
翌日、彼はいつものように笑顔でチャオ~!と挨拶してきた。
そうだ、今度彼に笑顔で日本語でのチンチンの意味を教えてやろうっと。
どんな顔するかな~ヒヒヒ。