2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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ジムに提出するための健康診断書を貰うため、例の病院に友人と出かけた。
「今日は開いてるかな?」とちょっと心配しながら
(すでにバカンスに入ってる危険があるため。現に自宅のビルに
入ってる銀行のオフィスは、7月になった途端毎日午後は休みで、
閉まってるオフィスの前でオロオロしてる人々をよく見かける)
午前中はとりあえず開いてる模様でホッ。
しかし中に入ると相変わらず病院はたくさんのヒト。
みんな病人?でもみんなすごい音量と勢いでしゃべってて、友人と
「こんだけ話せるならみんな元気じゃんね?」と苦笑い。
しばらくして受付兼助手?の女性が電話片手に
ちょっとみなさん、電話が
聴こえないので静かにして
一瞬静まった・・かと思ったら3秒後には一人のご夫人が(以下略)
その後はもうみんなの♪話し声が~と~ま~ら~な~い(by杏里)
・・・受付の方、耳を塞いで話す始末。
結局30分たってもひとりも進まないので諦め、友人と明日の朝一番に
また来ることにしたのだった・・・はああああああ。
追記:ちなみに愛車を診てもらう為、夕方おそるおそる虎を運転して
オペルにいったら・・・店は開いているものの”メカニックは明後日の
午前中しか来ないよ~といわれた。ここでもバカンスの攻防が!!
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本日、一週間ぶりにカフェで日本語(今日はほぼ英語とイタリア語)の
レッスンをしていると、外で寛いでいる女の子の背中にタトゥが。
聞いてきたV君に”speranza”という意味の日本語だよ!と教えた。
内心”おお~今回のはちゃんと意味があった”とホッとした。
なぜなら前回見かけたタトゥはなんと
ひらがなの”あ”一文字。
絶対意味とか考えてないよな・・・こんな例もあったし。
日本のイタリア語は大丈夫ですか~?(笑)
福岡に住む、大事な友人からのメールで思い起こされた毎年恒例の
男の祭り、博多山笠。(公式ホームページ)
日本時間午前4時59分。(ちなみにイタリアは21時59分)
舁き山が博多の夜明けを突っ走る。ワタシもロケフリで見まっせ!
***
そして同じ南イタリアでも長靴の先っぽのレッジオに住む従兄弟。
努力が実を結び、ネットでも記事を書くようになったらしい。
Number Web
もう10年近くイタリアで孤軍奮闘している九州男児。
彼には結婚まで妙読みだった日本に理解のある綺麗なイタリア人の彼女も
いたのだが、やはり色々と難しいのかな・・・
自国を離れて異国で住むことがどれほど心細く、大変なのか、30代後半
にして初めて日本を出たワタシもヒシヒシと感じているので(それでも単身
イタリアに住む日本人の方々に比べれば断然苦労は少ない)イタリア人の
彼女の苦悩はなんとなくだがわかる気がする。
イタリアがどれほど不安定で貧しい国であっても、一方日本がどれほど
素晴らしく豊かな国であっても、イタリア人にとってはイタリアが地球上の
どこよりも勝る故郷であり、それは日本人の我々はもちろん、他の国の人々
にとってもそうだろう。
それでも異国で逞しく生きている人々がいるのも事実。
本当に尊敬するし、心からエールを送りたい。
ローマ在住の友人から戴いた貴重な青葉が元気なので、小さな鉢から
広いプランターに植え替えることにし、ついでに元気すぎるラパ(イタリア種)
も植え替えることにした。
ラパと同じプランターに植えていたニラ(日本種)を、誤って摘まないように
注意深くラパを抜いたのだが・・・心配無用。
ラパやイタリアンパセリの根はするする抜けるのに対し、ニラの根は一見、
細く頼りなげなのに、土にシッカリ根付いていて・・・
見知らぬ土地ではなかなか根付かないが、一旦根付いたらシッカリ土に
足が着く日本種。人間も同じかな?
この週末、日本人の友人夫婦から教えてもらった”モーターショー”
なかなか面白そうだったので我々も行ってきた。
携帯カメラで撮ったので写りが悪いが・・・
わが町にあるデカいバスターミナルにて夜21時30分から。
夜遊びバンザイなイタリアの夏。
テクテク歩いていくと。
だだっ広い敷地内にポツリと紅白の幕で囲われた地域が・・・
移動サーカスみたいなテントに小さな受付があって、そこで入場料を払う。
大人12ユーロ(10歳以上の子供は10ユーロ)と結構高い。
中は結構狭く、鉄筋で組んで作った簡易の観客席は、時間ギリギリに
行ったせいもあってか、ほぼ満員だった。
そして案の定?15分ほど過ぎてショーは始まった。
片輪走行や片輪スピン、人をパイロンにして(!)スラローム。
途中、女性のみ参加できる試乗会。
一台に四人(助手席&後部座席に三人)乗せて、スピンや急発進、片輪走行!
体験した友人によると、ヘルメットもシートベルトも無し。
日本じゃあり得んよな・・・^^;
クルマ一台ギリギリの間を空けて停まる二台の間にスピンして停車。
最後は前後にやはり一台ギリギリの間を空けて停まる二台の間に
スピンして停車。
間に10分の休憩が入って後半スタート。
今後は男性のみ参加できる試乗会・・ただし自転車。(笑
これ、フレーム無しのふにゃふにゃ自転車で、乗り出すことさえ出来ず
コケまくる若者達に、会場は大爆笑。
最後は参加のご褒美に、クルマの曲芸(片輪走行)を体験させてもらっていた。
(男性四人だけあって重かったのか、ホイール擦れまくりだったけど・・)
その後モーター・・じゃないけど二輪ということで?自転車のショー。
実はムスメがこれを一番喜んでいた。(笑
総立ちで見入る少年少女たち。
イタリアってこういうところは素晴らしいよなあ・・・
いよいよメインイベントのクライマックス。
廃車なクルマを一台立てかけて・・・
別の一台が猛スピードで突っ込む!!
・・・運転席が凄いことになってる・・・
(もちろんドライバーは無事。とっさに座席を倒すのか?!)
最後は火の中に突っ込む!!!
走り抜ける瞬間、たくさんの火の粉(と灰)がぶわーーーっ!!!
と飛んできて大迷惑。(爆)
(たぶん演出のため?火を点けた時におがくずを撒いてた)
ちなみにクルマはオペル・ベクトラ?
普通の市販車で行なわれたショーはなかなか面白かったけど
最後のちょっと”アメリカン”的な要素とクルマに対する扱いが
ワタシ的にはちょっと残念だった・・かな?
ドライバーだけではなく、頑張ったクルマたちにも惜しみない拍手を送りたいっ!!!
最後にちょっとだけ町ブラ(あわよくばショッピング(笑))。
イタリアの多くの都心がそうであるように、ここヴェローナも
町の中心は指定車以外は中に入れない、歩行者天国になってる。
路上で立ち話をするおじさん達が微笑ましい。
プチトラム?(小さな汽車)もキュートだ。
メインストリートはほとんどの店が日曜日も開いていたが・・・
お目当てのものはなかった。(ガックリ)
折角また町の中心にきたことだし、昨日近くまで行きながらスッカリ
寄るのを忘れていた”ジュリエッタの家”へ行くことに。
繁華街のど真ん中にポッカリ開いたアーチをくぐると・・・
ジュリエッタの像、そして可愛らしいバルコニーがある中庭に。
可愛らしい女の子がちょうどバルコニーに立っていて思わずパチリ。
”おおロミオ、あなたはなぜロミオなの?”と叫んで欲しかった♪
ジュリエッタの像は片方のオッパイ部分がやけにつるつるしていて
”触ると幸せになれるらしい”という言い伝えのせいらしい。
(でもジュリエッタ自身は最後悲しい結末を迎えたので、それって
どうなのよ?!・・・と冷静に考えた夢の無いワタシ)
夏なのに肌寒かった昨夜のオペラ鑑賞に続き、日中ずっとうす曇で
過ごしやすい久しぶりの北イタリアだった。
いい町だったな~ヴェローナ。
なお、道中のクルマネタをコチラにまとめたので興味がある方はドウゾ!
毎度の旅行時のように朝食をしっかりホテルで食べ
チェックアウトの11時までプチ観光。
アレーナから程近い場所にかつてヴェローナの領主だったスカラ家の城
Castelvecchio(カステルヴェッキオ)がある。
中央の跳ね橋から入城でき、中は現在市立美術館になっている。
城の中庭からも渡れるが、時計台の脇からもこの立派なスカリジェロ橋
を渡ることができる。
バラ色の美しい橋・・・
ちょっと脇に寄り道。
(おじさんに怪しまれてる?(笑))
ヴェローナの町中に見事なS字を描く、美しい流れのアディジェ川。
本当は河川敷をまったり散歩したかったけど、時間も無いので
来た道を辿って戻ることに。
来る時は気がつかなかったけど、こんなオブジェ?を発見。
落書きも酷いがムスメもヒドい~(汗)
そして来る時はいなかった、サックス吹きのおじさんも。
見事な音色を朝の澄んだ空気に響かせていた。Bravo!
~バラ色の町・ヴェローナ④へつづく~