2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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塔を降りるともう19時。
そろそろ食事をしないと21時(+15分)の開演に間に合わない・・・
19時過ぎでもうこんなに列が・・・
自由席をとる人たちだろうか。
とりあえずアレーナ(円形闘技場、オペラの舞台だ)の近くの
リストランテに駆け込むことにした。
ワタシたちのテーブルの前でパフェ(!)を食べていた紳士淑女の老夫婦。
画像の通り、ずっと手を繋いでいたよ。
まったりしつつイタリアにしては早い食事を終え、目前のアレーナに向かう。
我々がネットで予約した指定席の入り口まだ開いていない模様。
開門までこの辺りをしばらく散歩でもすることに。
アレーナの周囲にはいくつか小部屋があって、オペラに使う小道具や
衣装がたくさん置かれているようだ。
アレーナの周辺に積んである粗大ゴミ?のようなものは、なんと
オペラに使う巨大オブジェ。会場は屋根もなにもない建物なので
屋外に置いていても構わないのかな。(笑)
これはエジプトが舞台のオペラ・アイーダ用かな?
そしてこれは中国が舞台のトゥーランドット。
面白いなあ。
そうこうしているうちに開門。
いよいよ人生初の野外オペラだ~♪
ひ、広い・・・
二万二千人の席があるそうだ。
そして入場の時に手渡された小さなロウソク。
日が落ちて暗くなってくるとコレに火を灯すらしい。
手元のパンフレットを見るため?それともロマンチックな演出??
案の定(笑)開演は数分遅れ・・・
画像のみどりのヒト(笑)がドラをジャジャジャ~ンと鳴らすと
始まる合図のようだ。
その後の二幕・二時間三十分はまさに”真夏の夢”のような時間だった。
いくつかの場面を少しだけお裾分け・・(動画撮るのヘタでスミマセンが)
まずはあまりにも有名なフィガロのアリア。
"Larg o al factotum della citta"
次にヒロイン、ロジーナのメゾソプラノが冴えるアリア。
"Una voce poco fa"
終盤の嵐のシーン。雷の描写や生のオーケストラの演奏が見事。
そしてそして最後の大団円。ハーモニーが素晴らしい。
・・・正直、最後の花火にはビックリした。(で、画像がブレブレ(笑))
予習していたのもあってか、話のスジがわかりやすく、なにより
音楽が素晴らしかった!!心に残るオペラだった。
最後に入場時は興奮してて気がつかなかった(笑)建物の中をパチリ。
一世紀当時のまま、ほぼ完全な形で残されてるってスゴイ・・・
夜の姿もなかなかイイ。
来年は今年なかった日本が舞台の演目「マダム・バタフライ」があるそう
なので、また観に来たいなあ。
~バラ色の町・ヴェローナ③へつづく~
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テルテル効果か?!
空もアドリア海も碧いぞ~~~~~~~!!!
わが町より5~600キロ北の町・ヴェローナ。
のんびり昼前にわが町を出発し、途中のSAでランチをとりつつ
夕方には到着。
ヴェローナの町中は一方通行や細い路地が多く・・・
それでもなんとかホテルに到着。
今回の目的・オペラの開演時間までに食事も済ませねばだし
時間が無いが折角なので、とりあえずひとつは観光ポイントへ!
どこに行こうか・・・と悩んだ結果、ランベルティの塔に決定。
地図片手に街中を歩くと、旧いカッコイイ塔があって・・・
この塔をランベルティの塔かと思ってたワタシ・・・
(必死に登り口を探しまくったけどあるわけない)
すぐ傍に聳え立つ、こちらがホンモノのランヴェルティの塔。
塔手前の広場はエルベ広場。市場がたくさんあり、活気がある。
(ローマ時代は市民が裁判や集会を行なった公共広場だったらしい)
この広場脇の小さな小道に塔の看板あり。
看板に沿って歩くと中庭のような場所に。シニョーリ広場だ。
この日は仮説ステージのようなものが組んであり、ダンサーが数人
踊っていた。練習かな?
この広場の一角が塔の入り口。
向かって右がエレベーター、左が階段。(300段以上あるらしい!)
・・・綺麗な町だなあ・・・。
頭上には大きな鐘。
更に上に登る階段もあり、登ってみたが・・・壁が大きく視界を遮り
あまり眺めはよくなかった。(汗)
~バラ色の町・ヴェローナ②へつづく~
この週末、ネットにてチケットゲットした”夏の野外オペラ”を見るべく
(この前の連休で行ったガルダ湖の傍の町)ヴェローナに行ってきた。
わが町Vastoからはやっぱり遠い(5~600キロ北)ね・・・
(地図は「地球の歩き方07~08」参照)
今回は野外オペラが目的の主のため、なんとしても晴れて欲しい!!
(たとえ”数分でも”公演できた場合、その後雨が降って中止になっても
払い戻しは一切ないのだ・・・)
なかなかよく効くイタリア生まれのワタシ&ムスメ作テルテル。
先週一足先に野外オペラを体験し、いろいろ教えてくれた心優しい友人も
テルテル坊主を作ってくれたらしく・・・
月明かりの下、最後まで素晴らしいオペラを観賞することができた!!
途中ちょっとだけ寝たものの、ムスメも最後まで観ていた。
オペラでは珍しいコメディであることと、二幕・二時間三十分という
コンパクトさが初心者の我々にはよかったかな?
題目は”Il BARBIERE DI SIVIGLIA”セヴィリアの理髪師。
ちょっとだけでもお裾分けするべく動画をアップする予定なので
それまでしばしコチラ↓↓↓で予習を!!(笑)
ワタシは確か小学生の頃に見たこのアニメが大好きでよく覚えていて、
劇中でこのアリアを唄われた時には思わず吹き出してしまったのだった。
フィ~ガロ~~~♪
ローマの路面電車(トラム)・8号線の車窓からの風景。
カラカラ浴場で毎夏開催される、野外オペラのスケジュール。
真夏の夜の夢とトスカとカルメン・・かな。
イタリア舞台のトスカを見てみたい!
イタリア人も大好きな歌川広重(個人的には安藤広重といいたい(笑))
ムスメの学校の先生(イタリア人)も”日本人なら絶対見るべき”と
大絶賛らしい。ヒロシゲブルー好きだし、今度ゆっくり見に行かねばかな~。
そしてこれはトラムからではなく、友人のクルマの車窓から。
友人宅そばにあるこの隠れた名所。
クーポラが美しく聳え立っているのだが・・・
このクーポラ、
近づけば近づくほど小さく
遠ざかれば遠ざかるほど大きく
見えるの!!!マジで!
めっちゃフシギなのだ・・・これが。
ううう~・・・思い出しても鳥肌たってきた~~~(笑)
ローマには日本にあるようなケーキがあるんだ・・・
いいな・・・
(この店にはサンドイッチもあって、ワタシがイタリアで食べた中で
群を抜いて一番ウマいサンドイッチだった!!)
そして友人宅から徒歩圏内のインド人経営のカレー屋さん。
前菜+プリモ+セコンド+デザートが付くコース(20ユーロ前後)あり!
量も辛さも控えめで美味しい。
イタリアに三年住んではじめてのカレー系外食。
ああ、素晴らしきかなローマ・・・
YANK'Sのお隣にある小さなリストランテオリジナルのパスタ。
オレンジソースとリコッタチーズの優しい甘みとパスタの
トロトロ感がたまらん・・・
パンテノン傍にある、ローマ一美味しいジェラートがある店。
スイカ味の濃厚さにノックアウト!
カベにいくつか貼ってあるヘップバーンの”ローマの休日ポスター”が
とてもキュートだった。うふふ。
ローマへ行く目的のひとつでもあった”美容院”。
トレビの泉のすぐ裏にあるYANK'S(住所:VICORO SCANDERBEG 108 ROMA)
は、なななんと!日本人女性の美容師さんが経営されているのだ。
前夜もこの日もヘアカタログを色々眺め、イマイチ決まらなかったが
助手のキュートな女性のショートカットが素敵・・・
気がつけば「彼女のようにお願いします!!」と叫んでいた。
(実際は彼女より長めのショートボブっぽい感じに)
う、嬉しい・・・こんなにふんわり仕上がるなんて・・・
イタリア人が切ったらきっとただの段カット(ORクレオパトラ並のパッツンボブ)
だよ・・・←コワくて今までショートカットにできず←今までロングだったワケ
パーマも考えたが、イタリアのパーマ液は強くて薦められないとか。
(以前イタリアで日本人女性がパーマをかけたら北島三郎になったらしい(爆))
そんなこんなで美容師の女性の話が面白く、色んな裏話?も。
イタリアには美容学校も試験もなく、数ヶ月美容院で働けば(そしてその
証明があれば)店が開けるらしい。
・・・だからか・・・(涙)
ちなみにお客さんの約半分はイタリア人や他アジアの国の方なんだとか。
世界的に見ても、やっぱり日本人の美容師さんは優秀なんだなあ。
美味しい麦茶を出していただいたり、和小物も置いてあったり、小さいけれど
とてもいいお店だった。(ちなみにシャンプー+カット+ブローで40ちょっと)
わが町からはちと遠いけれど、ローマに来る時にまた行きたいと思う。
***
そしてまだまだサルディの誘惑は続く・・・
(ローマでの戦利品)
バッグ/FURLA
ブラウスワンピ/ethic
バッグもブラウスもほぼ半額だったのでゲット。
ブラウスは欲しかったものだったのでウレシイ~!!!