2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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薄暗い回廊を抜けると、見事な藤棚が目に飛び込んできた。
その向こうに見える美しい城の姿。
(・・・と、ここでカメラの電源残量が残念なことに・・・
ここから先は携帯カメラの画像でお送りします・・・(涙))
実はこの姿は現存する”一部”で城の大部分は残っていない。
(城内にある図より。黒い部分が現存する部分)
そのかわり、美しい緑の絨毯で敷き詰められた中庭のような場所には
思い思いにのんびり見学する人々の笑顔でいっぱいだ。
高台の城から望むアンボワーズの自然と街々は、本当に美しい。
城内に入ってみる。
・・・ヨーロッパの城や教会にはこのような狭い螺旋階段が
必ずあるよなあ・・・だいぶ慣れてきたけれど。(笑
旧い木製のピアノ。
一緒に添えられている絵が「達磨」みたい・・・
ある部屋の暖炉には実際に火がくべられていた。
相方撮影。向こう側に小さく見える円筒状の盛り上がりは井戸。
こんな高い場所に井戸があるなんて・・・
城の横に建てられた巨大円塔にも広い螺旋状の回廊が。
馬車でも通れるようにと考えられた広大な石造りの回廊だ。
フランスに来てすごいな~と思ったのが、いろんな観光施設のつくり。
入り口と出口が離れていて一方通行なのでヒトの流れがスムーズなのだ。
中庭の絶壁に街並みに向かってポツリと立つ、小さくも美しい教会。
この教会にはなんとレオナルド・ダ・ヴィンチが眠っている。
城を出て、町を少し散策。
いい町だなあ。
その後、今夜の宿があるTours(トゥール)の町へ。
夕食に入ったこの町の日本食の店が中国人経営でイマイチ。
(フランスでは寿司+ヤキトリの日本食の店=中国人経営
とこの店のおかげで判明。これはパリでも役立った(笑))
明日はこの旅行で最も楽しみな”あの場所”へ行く。
(春の北フランス③へつづく)
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シャンボール城を後にして、再び巨大な森の中の道をひた走る。
(ここも城の敷地内ってのが驚き・・そりゃあ狩りもできるわな・・)
そしてまた小さな町をいくつかくぐり抜ける。
”アンボワーズ”の標識、発見!
ロワール川を左に従え、川沿いに走る。
うわ~・・・絵になるぅ。
あの古城もなんか有名そうだな~。
(後で調べたらショーモン・シュル・ロワール城っぽい)
しかしこの道、日本で住んでいた愛知の家の傍にあった川の
土手風景に似てるなあ・・・(しばしノスタルジィに浸る)
川の反対側にはやっぱり菜の花畑。
綺麗な田園風景が広がる。
しばらく走るとロワール川にかかる大きな橋。
この辺りに城があるようだ。
標識近くの小さな駐車場にクルマを停めて歩く。
あれかな?
川とその風景も美しい・・・
川と城を眺めつつ、テクテク歩いて町のほうへ。
(相方撮影。こうしてみるとホントに大きくなったよな娘)
たくさんのヒトで賑わう小さな町。
向かって左の細い道を登ると、その奥に見える城の入り口へ通じる。
なんだか重々しい雰囲気。
入るとしばらく薄暗く広い石の回廊を緩やかに登る。
この先にどんな城の姿が広がるのか楽しみだ。
(春の北フランス②の3~アンボワーズ城へつづく)
今日も週一のローマ日帰りの日。
ローマの町はわが町よりも”春の雪”が舞っていた。
今日は年度初めの日本語補習校の父母総会。(PTAみたいなものか?)
我が校は生徒数が少なく、また日本政府の援助も無いため父兄が協力・
頑張って学校を支えている。
果たして会議はやはり突っ込みどころ満載で面白かった。
白熱する討論、収拾がつかない展開、ちょっぴり天然な司会進行。
そして全く同じ質疑応答が三回。
・・・ちゃんと聞こうよ、ヒトの話。
そして同じクラスのママ友から相談されたことがあった。
なんでも、低学年の子供のクラスのママで、当番の仕事をせずに
堂々と帰っちゃうヒトがいるらしい。
当番表も配っているし、自分の担当もわかっていながら”今日は
帰ります”と言い残し、そのまま帰っちゃうらしいのだ。
イタリアにもいるのかモンスター・ペアレンツ。
夕食は久しぶりのリストランテ。
メニューやテーブルが一新されていてビックリ。
新入りメニューの”スパゲティ・マルゲリータ”なるものを注文。
フォルマッジョがとろ~り、トマトソースがぽってり。
味も舌触りもなかなかいけた。また食べたい!!
2日目/4月26日(日曜日)
夜通し走って辿り着いたフランスの美しい古城。
眠気も吹き飛び、ただただ見とれる。(クルマは城そばの駐車場へ)
敷地も広い・・・
絵になるぅ・・・
チケットを購入して城を奥に半周ぐるりと廻ると正面。
城に入ると、真っ先に目に飛び込むのが名物の螺旋階段。
上るヒトと下りるヒトがすれ違わない二重螺旋。
(ダ・ヴィンチの作か否かといわれているらしい)
中央の空洞部より見上げると芸術的な造型。
あれ・・・これ、どっかで見たことがあるな~???→ココの井戸!
国を跨いで同じ建造物があると、やっぱり嬉しいね。
見上げると天井には見事な装飾。すごいな・・・
今も使ってる、暖炉の跡。
各階には城の見取り図?広い!!!
そして当時の生活の様子がわかる、展示物の数々。
どれだけ豪華で優雅な暮らしだったんだろう・・・
この城に伝わる物語は多く、調べてみると面白いかもしれない。
王子様のような愛らしい兄弟だったので、思わずパチリ。
当時の貴族の趣味、狩りで得た戦利品(!)の通路。
目を覆いたくなる部屋もあった。
回廊の脇の螺旋階段で中二階の大きなバルコニーに出る。
柱や塔の造型や彫刻が素晴らしい・・・
ちなみに各塔に立ってるポール?のようなものの先っぽに
いくつかのイニシャル?の花文字が。F・R・H・B?D?を発見。
どんな意味が???
気がつくと13時、慌てて昼食を城前のカフェでとることに。
娘と相方はサンドイッチ、ワタシはオムレツを注文。
どちらもフランスの名物だ。
美味しかった!ご馳走様!!!
(春の北フランス②の2~ロワール川へつづく)