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☆2006年10月~南イタリアの アブルッツォ州vasto在住。 生まれてはじめての海外生活 に日々マイペースで奮闘中。
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2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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忘れないこと。継ぐこと。
いつか死ぬ無力なワタシたちができること。
他になにがあるだろう。













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今夜は七夕。

雲ひとつなく晴れ渡る真っ青な空のここイタリアだが、意外と夜空は
星降るほどに・・・とはいかない。
北斗七星など星座がポツポツは見えるが天の川も見えにくい気がする。


以下ちょっと弱気な内容なので苦手な方はスルー願います。
今日だけちょっと吐かしてちょ。





***





今年は七月を一緒に迎えられなかった。



忘れていくなんてとんでもない
日に日にますます忘れ難い君の存在

お日様の匂いのするふわふわな毛と
ヒクヒク動くこそばゆいヒゲ
そして君にしか出せない足音
その気配を毎日感じ
毎日思い出す

君はワタシに命を教え
同時に死も教えてくれた
死が誰にでも来ることを
そして誰でも越えてゆくことを

死が遠くではなく近くにあることを









飲まないと眠れなくなった織姫オババの願い。
どうか彦星ではなくゆき星に逢わせて下さい。












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「ウサギは水を飲まない」あるいは「水を飲ませてはいけない」
「水を飲ませると死ぬ?!」というウワサが昔からあるようだが
それは全くウソである。
ゆきウサは水をグビグビ飲んでいたし、他のウサギもきっと同じ。
おそらく(学校飼育などで)ペレットや干草がなく、野菜をご飯として
与えていた時代?に、野菜で摂れていた水分以上の水分を与えると
ウサギが下痢をして、もしかしたら死んでしまったのではないか。
ウサギは下痢で命を落とすデリケートな生き物なのだ。
ウサギに食料として野菜以外の水分の少ない食べ物を与えている状況では
水は絶対必要である。






ところでわが州アブルッツオの水はイタリアの中でもオイシイらしく
ヴァステーゼ(わが町Vastoの人々)はもちろん、我々も水道水を
普通に料理などに使う。味にも匂いにも敏感なワタシでも問題ない。
それに日本でも有名なパスタDe Cecco(デ・チェコ)はアブルッツオ産だし
他のアブルッツォ産のパスタやワインもイタリア人には好評なのだ。

おまけに売ってる水も水道水と変わらないくらい意外と硬質だったりする。
(なるべく水質を見て買う水を選んではいるが・・・)






ただ、水の買い置きはやめるわけにはいかない。
それはいきなりの断水や水質の変化が、ここイタリアでは充分に
あり得る
からだ。(しかも一度なったら復旧がいつになるのか見当が
つかない・・・)


水の質はおそらくそれぞれの地域によると思うので一般論ではないが、
ヨーロッパで水は必ず買うもの!というわけではないようだ。











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丸一日かけてゆっくりとゆきウサのものを片付けた。
少しずつ日常に戻ってゆく中で、そこにいるはずの場所に彼女がいない
ということを認めるまでに時間がかかる。自分の罪を思い知らされる。
ふわふわなアタマを、ぱたぱた走る足音を、もう愛でることはできない・・・
ひとしきり泣いた後はぼんやりと考えを繰り返し・・・ハッとした。


”いつも穏やかで周りに流されず、ありのままの自分を見失わないこと”


ゆきウサがくれたものはたくさんの思い出だけじゃなかった。
日々のゆきウサの生き方から、いつも教えてもらっていた。

彼女から少しだけもらったヒゲをそっと撫でた。



***



ワタシは花や空のように君を無条件で愛し
君は花や空のようにワタシを無条件で愛してくれた。

だから・・・いつでも会えるよね。
ゆき、ありがとう。














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24日の夕方、6年と3ヶ月の一生を終えてゆきウサは月に帰りました。
ゆきウサを応援、そして愛してくださった皆さんには心から感謝します。


どうか皆さんは家族への愛や感謝を、お互い生きているうちに
たくさんたくさん表現してください。
たくさんたくさん、お互いを見て感じて伝えてください。
いなくなるときは突然かもしれません。
”明日”では遅いかもしれません・・・


もう少し落ち着いたら、ゆきウサへの追悼と自分への戒めのために
今回のことをゆっくり描こうと思います・・・
そして自己満足ですが時々ここで二次元というカタチ(イラスト)で
生き返ってくれれば・・と思ったりします。






絶対忘れない。
ワタシのamore。












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やっぱり食欲のないゆきウサ。
目も鼻も口も毛並みも変わりないのに・・・





久々のドテッもなんだか元気が無い・・・


さすがに心配で病院を探すも、この小さな町の情報が無い。
ウサギを飼っているイタリア人を見つけ、聞いてみるも病院なんか
連れて行かないという・・・

ふとそういえば・・とメーテル(仮名)のワンコの行きつけの病院を
教えてもらってダメもとで行ってみた。
(彼女曰く”ここはヤギも診てくれるから、ウサギもOKだと思う”
て・・・ヤギ?)






奥にちらりと見えるオジサンが獣医さん。
触診&検温の結果”歯も問題ないし、目も鼻も異常なし。食欲が無いのは
お腹の調子が悪いのかもね・・ひとまず注射をして処方箋を出しますから
シロップを薬局で購入してください”で終了。
多少ジタバタしたけど元気がないためかゆきウサはいつになくされるがまま・・・
体温計をオシリにさされても目や口を強引に開けられてもじっとおとなしかった。
抱きかかえながら涙が出た。ごめんよ・・・よく頑張ったね・・・

先生は注射針を箱から出して見せながら説明、そのまま手渡されてビビる。
ああそうか、ヨーロッパでは注射器が簡単に手に入るんだ・・・
(ゆきウサは口への投薬・スポイド代わりに使うので針部分は使わない)








ウサギの6歳は人間の約60歳(ワンコだと約10歳)らしい。
まだまだ生きて一緒に日本に帰ろう。













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