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☆2006年10月~南イタリアの アブルッツォ州vasto在住。 生まれてはじめての海外生活 に日々マイペースで奮闘中。
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2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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イタリアに3年以上住んで、ずっと行けなかったヴァティカン美術館。

タダになる月最後の日曜日以外の日曜日は閉館なため、相方が会社を
休める土曜日にしか行けないのに、その日は毎週補習校がある。
なので今まで行けずにいた・・・が、この度ネットで予約・金曜日の夜に
ローマ泊し、土曜日の朝9時からヴァティカン入りした。












個人的には有名な「最後の審判」よりも、”地図の間”や美術館外の
二重螺旋階段に感動した。








朝一で入るとガラガラで、かなり余裕を持って見られた。
内容も盛りだくさんで順路も気をつけるようにとの予備知識だったが、
二~三時間で主なものは見られたし、順路も迷わず・・・

数年前と順路も見られる内容も変わっていたようで、ガイドブックは
最新のものを見ることをオススメします
~。
















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ヴァティカンを後に、歩いて15分ほどのサンタンジェロ城へ向かう。
外からは見たことが何度もあるが、入ったことが無い要塞のような城だ。







ローマの観光地(特にコロッセオ周辺?!)によく立ってる”黄金の像”。
このタイプははじめて見るなあ・・・子供が大喜び♪








入り口は結構狭いけどワクワクする外観。











城内の螺旋を描くゆるやかなスロープを歩くと洞窟の中を冒険している
ような錯覚に陥る。薄暗い回廊から視界が開けると、小さな中庭のような
スペースがいくつかあり、迷路のようになっていた。










佇む天使像。翼の色と造型に惹かれる。




少し高台になってる中庭から城外を見下ろすと、城の一部(塔?)と
城の前を流れるテヴェレ川が見える。









対岸の国旗の列に”日の丸”発見!!
ドイツとフランスの間なのが妙に笑える・・・



・・・ん?







おお~!!・・・つかクルージング?
今日は天気いいからねえ・・・






城の前には美しいサンタンジェロ橋。



























一旦城内に再び入り、当時の武器や防具、絵画や宝物などの展示物を見学
(写真撮影はおそらく禁止)その後眺めが評判のテラスへ。














さっき訪れた大聖堂が正面に見える。





向かって右手に見えるカステラ色の城壁は中が通路になっていて、
外に出ることなく法王庁と行き来できるらしい。
フィレンツェでメディチ家が作った回廊を髣髴とさせる・・・






こうしてみると、ローマにはてっぺんに見事な像が付けられている
建物が随分とあるなあ。











この城の名「サンタンジェロ」は聖天使という意味。
590年のペスト流行の時にこの像のように天使が現れ、平穏が訪れた
という伝説によるらしい。

この名とこの天使像、どこかで・・・


























うーん・・・またゆっくり来たいなあ。
この城もいい。好き。



時間がかなりオーバーしてしまったので急いで戻ることに。
道端にはいつものように黒い肌の人々が偽ブランドの品々を広げ
道行く観光客に売ろうと必死だ。


と、急に慌しくなった。








警察の一斉検挙?!
でも山のようにあった偽ブランド品はあっという間に消えた。
その素早さは驚異的!!!









やはりローマはいろんな刺激がある国だ。
帰りの地下鉄ではゴーゴーすごい音を立てて走る列車の中で
これまた大音量のアコーディオンの音。









演奏後に小銭をいくらかゲットした後、彼は3つ隣の車両に移動し
また同じように曲を弾き始めた。



ローマで見かけた個性的な子。どなたかこの子の名前を知りませんか?












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一夜明けて日曜日。

お昼ご飯を娘の友人宅から招待されているので、朝早く起きて朝食を済ませ
地下鉄でバティカンに向かう。

当初行く予定だった宮殿が第四日曜日以外は閉まっていることを、昨日
初めて知った我々。(爆)
でもサン・ピエトロ大聖堂も外から見るだけで、中に入ったことはないし
クーポラに登りたかったので散歩がてら行ってみることにした。





第四日曜日は無料で開放されるバティカン宮殿。
開放される日にはこの城壁をぐるりとヒトが囲むほど並ぶそうだ。






美術館や博物館など全部を見て周るには一週間かかるといわれるほど。
帰国までには是非訪ねたい。


クーポラを持つサン・ピエトロ大聖堂へ向かう。











今日は日曜日でミサがあるので警察も多いのかな。
大きなテレビ画面も、これでローマ法王やミサの様子を流すんだろう。


向こうには既に長蛇の列・・・(現在朝9時)

ただ、この列はTomba(トンバ/墓)の見学のためだった。
この列の隣にクーポラへの道順があり、看板もあって書いてあったのだが
まさか全くヒトが並んでなかったとは思わなかったので、墓への列に途中
まで並んでしまった。(汗)
ただ、朝は空いているが午後は並ぶ可能性もあるらしい。

クーポラの登り方は二通りあり、下から上まで歩くと500段以上ある。
エレベーターもあり、少しショートカットできるとのことで7ユーロ払って
乗った。ちなみに歩きオンリーだと5ユーロ。

海外の旅行者か、ブロンドの男女が(男性は歩きで女性はエレベーターを
選んだらしく)しばしの別れを悲しみ抱き合っていた。
ウソのようなホントの話。



エレベーターを降りるとモザイクの回廊のようなところへ。






この壁のモザイクが見事で・・・ずーっと指で撫でて慈しんでいたら
怪しまれたのかジロジロ見られた・・・


ここからは天井と階下(大聖堂内を上から見下ろす絶好の位置だが、
金網で遮られているため上手に撮れず)をぐるっと見ることが出来る。













この先は歩かねばならない。
エレベーターを使っても残り330段。










ピサの斜塔フィレンツェのクーポラを思い出す・・・嫌な予感。




くねくね&急勾配で劇的に狭い。





もはや道では無いような・・・

最後の方の螺旋階段なんか登れないヒトも絶対いると思う。






黒矢印の太い綱・・・手摺の代わり?





そして苦労して登った先の風景は絶景だった。










ほおうっ・・・と見とれていたら、ふと眼下に目障りなゴミが。







・・・誰かガイドブック落としちゃったのね・・・
流石に拾えない場所だし・・・

(ちなみに画像に茶色に錆びた?燭台(ロウソクを立てる台)があるのが
わかるだろうか。昔はあんなところにロウソクを立てていたのか・・・
きっと奴隷を使って命がけでつけさせたのかもしれない・・・)


何処の国のドジっ子のガイドブックなんでしょ?








マンマ・ミーア!!!

メイド・イン・ジャッポーネ!!

かなりの恥デス。






気を取り直してヴァティカンを360度ぐるっと見渡す。












さっきの錆びた燭台・・・この辺りから無くなってる。
裏側(国内側)には無いんだ・・・。













城壁の外側に大量の路上駐車・・・あそこが境界か。(笑)






帰りも行きと同じく細く急なクネクネ下り道。















エレベーターのところまで戻ってきた。
行きは急いでいたので気がつかなかったが、ここはちょっとした広場?の
ような空間がある。



バールもあるのでちょっと休憩。
土産屋もあるようだったが閉まっていた。残念。






サン・ピエトロ広場からこの大聖堂を見上げると、頭上に聳え立つ聖人像。
こんなに大きかったんだ・・・(比較対称・相方)



エレベーターで降りる前にクーポラを見上げる。







矢印に注目。








おー!あそこに行ったわけだね。


・・・ん?








!!もう一段あるんだ・・・(今は登れないみたいだけど)

錆びた燭台がここにもたくさん・・・





エレベーターで一気に階下へ。

エレベーターの中にはイケメンの黒服イタリアーノが腰掛けていた。
・・・エレベーターボーイ?
乗り合わせたオジサンが彼にイタリア語で何か話すと、彼が
『もうすぐクーポラも閉められます。ミサも始まったので。』
といった。ワタシが思わずイタリア語で「ミサは何時から?」
と彼に言うと、ちょっと驚いた後にっこり笑ってイタリア語で
『11時からです。12時に法王が出て来ますよ。』と言った。



初めて入る大聖堂内。
既にミサは始まっていた。






向かって右のヒトの列は法王の通り道?
すごい熱気でなんだか近寄れない雰囲気だった・・・












外に出る。
出口から向かって右が出口。左は入場専門で出られないので注意。



この国の衛兵の衣装はいつ見ても魅力的。










ポストは可愛かったので思わずパチリ。
ヴァティカンは黄色なんだ。サンマリノは何色だったか覚えてる?









もうすぐ12時。この広場もヒトでいっぱいになるのかな・・・


さて時間も無いし、もうひとつの目的地、サンタンジェロ城に向かおう。




















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