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☆2006年10月~南イタリアの アブルッツォ州vasto在住。 生まれてはじめての海外生活 に日々マイペースで奮闘中。
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2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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13時を過ぎ、そろそろ昼ごはんを・・・
ふと目に入ったTRATTORIAの看板。













店内は小さいけど小奇麗で心地よい。
B&Bも経営されているらしく、店員さんもすごく親切。





メニューはいくつかあったが、オリジナルなものを・・・
と頼んだらTartufo(タルトゥーフォ/トリュフ)のPicciarelli
(ピッチャレーリ/うどんのようなパスタでウンブリア州では
ウンブリケッリ(Umbrichelli)と呼ばれている)を出してくれた。
これが美味しくて・・・

ちなみにムスメはSpezzatino di cinghiale(スペッツァティーノ
ディ チンギアーレ/イノシシのぶつ切り煮込み)を注文。
イノシシの臭みが全く無く、煮込みソースがまた美味しくて・・・



満足して店を出る。


町外れまでぶらぶら歩き、横の細い路地を覗いたら
ひとりのおばあさんから呼ばれた。










”自慢の庭を見ていって。いくらかお金をいただければ・・・”
と、持ってる小銭を見せるおばあちゃん・・・商売?(笑)
でも興味があったので、一人1ユーロで見せて貰う。





























途中で結構な雨が振ってきたけど、見事な眺めとお庭、
そして昔から使っている様々な道具など、面白かった。
おばあちゃん、ありがとう。
もう会えないかもしれないけど、ずっと覚えているよ!









少しずつ、時間をかけて崩れてゆく地形、いなくなる人々・・・

この目でしっかり見ておかなきゃ。この時のように






















坂が多いから?ちょっとの空き地でもサッカーする
子供たちが可愛かった。

こういうロケーション、どこかで見た気が・・・
アブルッツオのココに似ている?!







晴れたり雨が振ったりと、不思議な天気で
一層魅力的な”天空の町”だった。













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日本人学校の後ローマに一泊し、次の日の日曜日
以前よりずっと行きたかった”死にゆく町”といわれる
Civita di Bagnoregioへ向かった。

道中の模様はコチラをどうぞ。
(ローマからクルマで行かれる方の参考になれば・・・)




そんなこんなでローマより約一時間半かけて到着した
Civita di Bagnolegio。町の中にはクルマで入れないので、
町の手前にある広い駐車場に停める。
(8:00~20:00/二時間1ユーロ・一日3ユーロ)

町の入り口となる長く急勾配の橋付近など、ギリギリにも
割と広い駐車場はあるが・・・(画像の赤い矢印







我々はもっと手前の駐車場に停めて、階段&坂道数分歩いた。











うわ・・・あれかあ・・・



BARで休憩した後、公園のような場所を通り抜け、
広い道路に出て歩くこと5分ほど。










この独特の地形は地震や風化などで凝灰岩の高台が崩れていく
ためにできるそうで、約300年前の地震で今のように村が孤立
してしまったそう。写真に見える橋は1965年に修復されたそう
だが、その昔はこの橋より20メートル高く、両脇には家や店が
あったそうだ。

当時の様子を伝えるこんなポストカードが・・・







確かにこの写真の頃より今のほうが道の角度が急な気が・・・












7cmヒールのサンダルで来るんじゃなかった・・・

おまけに6月中旬なのに長袖一枚でも寒いし、台風並みの強風!!
ヒーヒーいいながら、なんとか町の入り口まで辿り着く。














小さな広場と小さな土産屋やBARが並ぶ小奇麗な町角。
もう少し廃れたイメージを持っていたのでちょっと意外だった。

奥に見える改築中の建物は教会。






可愛らしいポストもある。








ここがメインストリート?
小さな町なので、数百メートル歩くともう町外れ・・・







町外れの先は石造りの急な坂道で、先に続く道が無い。
本当に町の端っこなんだと実感させられる。






<La citta' che muore~死にゆく町・後編へつづく>













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日曜日は朝から一日ローマ観光。
もちろん?スペイン広場やコロッセオ、トレビの泉にも行ったが
それは以前にも行ったので割愛。

この日はじめて訪れた場所やヒトコマをダイジェストで・・・







主な観光ポイントからちょっと離れている、このショボそうな場所・・・
ローマには珍しく?質素な教会の脇。






実はまだ行ったことなかった「真実の口」。
初めてなのに口ではなく鼻に手を入れた女。(爆)









昨日とはうって変わってイイお天気!!
基本は歩いて・・・のローマ観光には最高かも。
(以前はコロッセオまで自由に通れたフォロ・ロマーノがあちこち
ブロックされていて、現在は外から自由には入れなくなっている)






コロッセオ脇の野っ原では結婚式の撮影?!
よーーーく見たらアジア人カッポーでは・・・








今期一番の大きさとウマさの焼き栗だった・・・じゅる。




そして個人的に一番よかったのはココ!!







旧イエズス会の教会?ガイドブックにも載ってないみたいだったけど・・・
この教会の至る所に書かれている壁画が面白い!!!
平面なのに、立体感が妙にある騙し絵風の数々は見ていて飽きなかった。



















パンテオン近くの、ちょっと寂しげな通りにある。


お土産はブランドだけでなく、ちょっと路地に入ったところにある
職人さんが自ら開いている小さなお店巡りで探す。
店舗によってはしぶとくセールもやってて充実した一日だった。











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Tivoli(ティヴォリ)だけだと勿体無いな~と欲が出た相方。
(個人的にはもう帰宅してゆっくり・・の気分だったのだが)

色々と試行錯誤の末、ガイドブックに載っている美しい湖の画像に
目が留まり「このアルバーノ湖に行ってみよう!」ということに。









ローマも一歩でるとオリーブ畑や一面イエローな菜の花畑、そして
牧歌的な風景が広がる田園地帯。細い田舎道をトコトコ走ってゆく。

なんでもカステッリ・ロマーニとは目的地のアルバーノ湖周辺に
点在する町の総称のことで、古代の皇帝や貴族がこの辺りの
風光明媚さを好み、競って別荘やワイン畑、そして様々な催しを
作った名残が今も残っているのだとか・・・





坂道や細い細い一方通行、そして行き止まりやわかりにくく
入り組んだ道々を抜け、辿り着いた湖・・・と小さな町。
(町の名前は不明・・・)





復活祭の今日は、家族や親戚中が集まって家やリストランテで食事会
・・・が慣わしのようで、この日もたくさんの家族が店から道路にまで
はみ出して集まる様子がアッチもコッチも。


この道の右側すぐには大きな湖が広がっているのだ。











ローマのすぐ傍にこんな場所があったなんて・・・

それにしても湖の周りに道や町らしきものが無いのが
日本と違うところ?なんかいいなあ・・・
向こう岸に見える山中の町にも行ってみたい。



しばらくぼんやりと眺めた後、トイレ難民になる前にローマへ向かう。
が、ローマに向かう帰り道が渋滞・・・









この辺りの町はAriccia(アリッチャ)といって、この先の
大きな橋から眺めるローマの風景は絶景だそう。
(ちらりと見える立派な建物は宮殿?)





渋滞と時間的な問題のため、今回は停まることができず・・・
また次回の楽しみに。






メモ:今までの復活祭(パスクア)の過ごし方
2007年Reggio di CalabriaSicilia
2008年AmalfiL'aquila,PopoliRoccascalegna












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パスクアの日曜日、ズルゲホながらほとんど意地で
ローマ近郊のTivoli(ティヴォリ)にのんびり昼前に出発。







クルマで高速を走り、1時間足らず。(ローマの東約30km)
思ったより山道でちょっぴり日本を思い出す風景・・・


ティヴォリ観光のの目的は有名な古代のvilla(ヴィッラ/別荘地)
ふたつあるのだが、体調の関係でひとつのみをゆっくり見ることに。






今回は美しい庭園を持つVilla d'Este(ヴィッラ・デエステ)へ。
”此処には春に来るのが最もよい”といわれているからだ。









近くに大きな城があったのだが、入れるかどうか不明で外から眺めるのみ。

お土産を売るたくさんの露店を眺めつつ、Villa d'Esteへ。








門を潜ると広大な中庭があり、横切って奥に見学可能な部屋が並ぶ。

ガランとした各室内からの外の眺めは絶景。






迷路のような緑の美しい庭と大きな噴水が見える。




床はモザイクのようなとても美しい模様と色・・・





この部屋の端にある螺旋階段で一階下へ降りる。


下の階は一面絵画や壁画で埋め尽くされた部屋が並ぶ。
どれも素晴らしく、個人的には感動したが・・・残念ながら撮影禁止。






その部屋から下へ降りる階段で直接庭園へ。
バルコニーも広く、本当に心地よい。








ローマの景色って綺麗なんだな・・・









屋根の無い建物?!不思議だ・・・




お天気は生憎曇りがちだったが暖かく、時折太陽の光も差し、
何より草花が春を謳歌していてとても美しかった。























スズランと菖蒲はまだ蕾が多く、満開までもう少しかな?
綺麗だろうなあ・・・














そしてこの庭園の最大の特徴、たくさんの見事な噴水。
ちょっと遊び心もあって、綺麗なだけじゃなくて楽しい!














庭園と同化している「楕円の噴水」。
左右に見える通路を通って噴水の後ろ側を歩ける仕組み。



噴水と一緒に作られている建造物も本当に見事。
















最も大きな「オルガンの噴水」。
ダイナミックでマイナスイオンもたっぷり?!
















歩いたり休んだりゲホゴホいったりして気がつくともう13時!
たっぷり2時間いたんだなあ・・・

とにかく順路が自由で適当で広大なので・・・前もって地図で確認して
見回ると効率がよいかも?出口もちょっとわかりにくい。




パスクアで日曜日だけどリストランテもカフェも開いていて
トイレ難民にもならずに済んでホッ。





















ローマに近く、ローマでない、アンティークで美しい山上の町。
歴代のローマ貴族や皇帝に愛された理由もわかる気がする。













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土曜日はローマへ!

ただ、今週は日本語補習校ではなく、娘の友達の家へ。
日本語補習校でできた娘の大事な日本人の友達。
彼女の家族は約3年間ローマで頑張り、この春日本へ帰ってしまう。










4月に入ってもアブルッツォの山々は雪化粧。



昼過ぎに無事ローマに着き、娘を託して相方とローマを観光することに。
とりあえずTiburtina(ティブルティーナ)駅傍にとった宿にチェックイン後
買い物メインか散歩メインかで迷い、結局地下鉄でコロッセオまで行き
周辺を散歩することにした。
天気もよかったし、なんとなくぶらぶらしたかったのだ。







ちなみにコロッセオについてはコチラ


今日は贅沢にも散歩メイン!
ふと脇に遊歩道(坂道)発見。登ってみる。












こんな感じの小路。(相方撮影)
以前見た風景とちょっと違って見えるし、なによりヒトが少ない。














フォロ・ロマーノの一部「マクセンティウス帝のバジリカ」を
この視線で見るのも珍しいのでは。





この幾何学模様・・・なんか宇宙的で奇妙な感覚。












・・・なんか2羽のハトと共に銅像のようなワタシ・・・
(しかもなんか満足そう(爆笑))
相方が”たぶんネタ用に”撮影。








振り返ると見事な藤棚が。
独りで一生懸命写真を撮っている初老のご夫人がいたので、思い切って
イタリア語で声をかけたら”ウィ”といわれた。(笑)




階段を下りて皆と同じ視線に。



暫く歩くとカッコイイクルマが。












・・・ん?











・・・捕まってんじゃん。(笑)





その後もまったり散歩。








この建物は最初教会かと思ったのだが、後で調べると「トラヤヌス帝の
マーケット」といって、古代ローマ時代にここで市民に低価格で穀物や
ワイン、オリーブオイルなどを配給したらしい。








イタリアでよく見かける首輪がついたままの捨てられた大型犬。
びっこをひいていたし毛並みもボロボロで・・・ヒトを避けて避けて歩く。

しばらく見ていたら道路を上手に横切り、フォロ・ロマーノへ消えていった。





美しいヴィトリアーノ。
1911年にイタリアの統一記念に建てられ、中央の騎馬像は統一を
成し遂げたヴィットリオ・エマヌエーレ2世。









このふたりの衛兵は雨の日も雪の日も直立不動で墓守をしているらしい。






少し疲れたのでバールでお茶を。





イタリアらしいと思ったのがこのカウンター。
バールはカウンターで立ち飲みをするヒトで溢れるのだが、ここにヒトが
立ったらショーウインドーのドルチェが見えなくなるよね?(笑)





地下鉄で移動して夕食に寿司を食べ、帰り道にジェラテリアに寄った。






!!ワサビ、ペルファボーレ!







・・・ワサビというよりピカンテ(唐辛子)的???
なんとか完食・・・



地下鉄で宿へ移動。
地下鉄の掲示板はこんな状態でなかなかスゴイ。




求人・求職や売ります買いますの類かな?
上からどんどん貼っていくのでもう何がなにやら。




Tiburtina(ティブルティーナ)駅に戻り、6時~21時まで営業の
駅の構内に或るスーパーに滑り込み入店。
もうすぐ閉店なので慌てて買い物。




ワイン・・・ローマのあるラッツィオ州産よりアブルッツオ州産のほうが
高いし売れてる。(笑)






客がまだいるのにシャッターを閉め始める店員。
その後ろに両手を広げてブロックする用心棒のような風貌の大男。
その周りには小銭を握り締める数人の浮浪者。

相方曰く、閉店後に浮浪者たちを店にいれ、安価で売れない商品を与えたり
宿として店を貸す店主もいるらしいとのこと。
彼等がそうなのかはよくわからないが異様な光景だった。


それでなくても既に酔っ払ってる浮浪者がベンチや構内にたむろし、
床には割れたビンとワインの海で辺りには酒臭さが漂う。





明日はヴァティカンで散歩する予定。
ローマでサンポ~後編に続く。











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