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☆2006年10月~南イタリアの アブルッツォ州vasto在住。 生まれてはじめての海外生活 に日々マイペースで奮闘中。
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マイペースな管理人が綴るイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。時々絵日記。リンクフリー。
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昨今の日本で酷いニュースが続く。

約30年前に死んだ老人がそのまま家族が住む家の中で
放置されていたり、町のど真ん中のアパートで餓死した
幼い子供がやはり放置されていたり・・・



このブログでもよく記事に書くアニメ(好きなんです!)
「攻殻機動隊」の最新作(といっても約四年前)を思い出す。









この作品の原作は確か1990年頃、まだパソコンが普及する前
(携帯も無かった)の時代に、ここまで未来を予測していた
設定と内容に驚嘆した。

そしてこの最新作では、まさに現代そして近い将来の問題である、
老人介護と孤独死、子供の減少化・虐待、更には移民問題と
人類に介在するネットの影響についても触れており、考えさせる
内容となっている。










�殻��� S.A.C. SSS OP
Caricato da maekun. - Guarda gli ultimi video.





「この国はいい加減、誰かが何とかしないといけない状態にきている。
600万人を超える貴腐老人問題、失業率の増加と反比例するように
減少を続ける労働人口、そして少子化・・あげはじめたらキリがない。

知っているか?
これだけ少子化が叫ばれる中、年間5万人もの6歳以下の子供が
無意味に命を落としている事を。
その内の3割はドメスティックな暴力による虐待死。
その内の8割は児童相談所や警察、関係機関が事態を把握していた
にもかかわらず、防ぐことができなかったものだ。
この国のシステムは既に崩壊し、個のポテンシャルは著しく低下して
しまっている。」










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「映像は切り取られた瞬間からどうせ事実と違うわけだから、
 だったら圧倒的な主観的事実でニュースが作られていくことは
 僕はかまわないと思う。
 むしろ魅力的なつくり手の主観を提示して欲しいですね。」

脚本家であり小説家だった野沢尚氏の言葉である。
2004年に自殺されていたとは知らなかった。(享年44歳)



***


野沢さんが亡くなるほぼ1年前に上演された芝居のDVDの副音声で、
野沢さんと演出した宮田慶子さん、音楽の岩代太郎さんの3人が
芝居を観ながらエピソードや苦労話などを語り合っている。

ある場面にさしかかったとき、野沢さんは言ったらしい。
「このあとの役所さんの台詞は、 私の思いのたけですからね。
 みなさんちゃんと聞いてくださいよ、ほんとに。
 後輩の脚本家にもちゃんと聞いて欲しいね」

役所広司演じる中年脚本家・晃一が、かつての教え子で愛人の
やはり若手脚本家・新子に語りかけるシーンだ。


「 いいか、祈りだ。それがないドラマはすぐに忘れられていく。
俺たちは悲しいことに、電波になって人々の間を
すり抜けていくようなものを作っているんだ。

このドラマがあなたにとって素晴らしい時間でありますように。
未来への希望でありますように。
観た後、周りの人に優しくなれますように‥‥
そういうドラマを受け止めてくれ、がっちりその手でつかんでくれと
強く祈らないでどうする。」


『顔の見えない相手よ。シャドーボクシングよ。
万人に対して祈れって言われたって‥‥。』


「だったら身近な人間だ。たったひとりのためでもいいから、
このドラマを見てほしいと、このドラマで心を揺さぶられてほしいと祈れ。」



***



「野沢尚」で検索していて偶然見つけたこのコラム、読んで感動して
思わず涙が出た。なんという純粋さと情熱・・・

でもヒトがネットで日記や記事を綴る理由の根本は同じなんじゃないかな・・・
おこがましいかもしれないけれど、大袈裟かもしれないけれど
多かれ少なかれ、そこには”祈り”が存在する気がする。
















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今ツイッターなるものが流行っている?らしい。
友達の話題やニュースやネット上の色々な場面で出会う。
とある事情?があって、実は自分も登録だけしているのだが
時間も無いし、なんとなく遠巻きに見ているだけである。

さて、そんな本日。
リンクにも貼っている糸井重里氏のサイトにこんなコラムが
書かれていた。ちょっと長文。でもなんてタイムリー。




***



<ツイッターの初心。>

ツイッターというものをはじめて、
だいたい2週間が過ぎた。

赤ん坊がひとり生まれたようなもので、
それ相応の忙しい感じにはなる。
授乳やらおむつの取り換えをするわけじゃないけれど、
とにかく目をやっていることが必要なので、
そうそうはラクなもんじゃない。

目をやっているということは、
つまり「生きているか死んでいるか」を見張ってることだ。
ぼくは金魚やら小鳥やらを飼って、
無責任に死なせてしまった経験がある。
元気で生きていると決めつけて、
目をやってない時間が長くなると、生きものは死ぬ。
そりゃ、あらゆるものごとが、そういうものだ。

目をやってない時間が長くなると、(  )は死ぬ。

(  )のなかに、どんなことばでも入れたらいい。
愛情でも、組織でも、団結力でも、お菓子でも、
ホームページでもブログでもツイッターでも‥‥だ。

ぼくは、ツイッターを生んでしまったのだから、
なにかの理由でやめるまでは、
とにかく目をやっていることにしているわけだ。
生きているようにしなきゃいけない。
そうすると、じぶんのツイッターが生きるために
なにが必要なのかなんてことも、考えることになる。

栄養がいるんだな、いのちだからね。
その栄養ってものは、「ことば」なんだね。
そう思った。
で、「ことば」をたやさないようにした。
「花に水、妻に愛。」のたとえもあるさ。
ツイッターには「ことば」だ。

ただ、「ことば」にしてもいろいろあるわけで。
「わたしは、いま学校へ行く」ということばもあるし、
「汝自身を知れ」もあるわけだし、
「りんごの気持ちが、いま、わかった」だってある。

「わたしは、いま学校へ行く」については、
その「わたし」がめずらしい人である場合は、
ニュースになる。
また、そこで語られる学校というのが特別だったりすると、
これまたニュースになる。
しかし、「わたし」も「学校」もめずらしくない場合は、
人が読む理由はとても薄くなってしまう。
「見ず知らずの人が、なにかをしている」というのは、
本人やその友だちにはなんらかの意味があっても、
他の人が読みたいとは思いにくいだろう。

ぼくとしては、ほんの少しでもいいので、
「いまここに書かれている」ことが、
誰かしらとコミュニケーションするタネになるようにと、
そういう場にしようと思った。
微小なアイディアでもいいし、
見えるか見えないか、チリほどの感動でもいいし、
いま感じたばかりの新鮮な感想でもいい。
「読んでなにを思うこともできない」ことは、
やめておこうと思ったのだった、ぼくはね。
そうしないと、わざわざやる気にはならないから。
(だいたい、手帳にだって
 「なにか」があることを書くだろ?)

「つぶやき」という言い方を、
避けたのはそういう理由が大きかった。
「つぶやき」には、「ひとりごと」の意味がある。
「ひとりごと」は、ひとりで完結してしまうので、
コミュニケーションの相手を探さなくてもいい。
ツイッターが、「つぶやき」なんだと思ったら、
「学校行こうかな」でも「さて‥‥トイレに」でもいい。
もちろん、なにがいいとか悪いとかもないわけだが、
みんなが本気で「ひとりごと」を言い合ってる場所に、
ぼくは立つ気になれなかった。

少なくとも、じぶんの「あたま」なり「こころ」なりを、
いったん経過した「ことば」を使うようにしようと思った。
しかし、作品を生み出すとか、仕事をつくり出すような、
重さとか用意とかは、別のメディアですればいい。

作品が「うんこ」という比喩で語れるなら、
ツイッターでぼくがひりだす「ことば」は、
「かたちになるかならないかわからないうんこ」だから、
「おなら」のようなものだろうと思った。
他人に多少の迷惑をかけたり、
「くせぇな」とばかりに、
匂いのコミュニケーションを引き起こすという意味でも、
この比喩でいこう、と。

それに、「おなら」の喩えは、
「たいしたことないもの」にぴったりだ。
「声はすれども姿は見えず、ほんにおまえは屁のような」
ぼくのツイッターのコンセプトは決まった。

じぶんの性質のなかにあるしょうもない幼児性のせいで、
とにかく「おならぷー」を言いまくった。
どんなことを言おうが、「ぷーぷー」付け加えると、
「たいしたことないもの」の目印になる。
また、ぼくは
「つぶやき=ひとりごと」を言うつもりはないんだ、
ということをいちいち説明しなくてすんだのではないか。
あいつは「つぶやき」じゃなくて
「おならぷー」なんだなとわかってもらえるように思った。

ぼくとしては、本名で「おならぷー」をしているので、
「ほぼ日」でいろいろ書くときよりも、
自由にやるつもりだった。
ちゃんと言えるようになってから言うのでなく、
それこそ、ぷーっと出ちゃった「ことば」を、
そのまま送信しましょうと考えた。
そのためにも、最初に「自己紹介」のスペースを利用して、
以下のようなことを記した。

~こんな姿勢でやっていこうと思います。
<みんななかよく5つのやくそく>
1 とげとげしいことばは、なしよ。
2 だれがただしかろうが、なにがただしかろうが、
ただしくないことも、ありよ。
3 やすみたいとき、やすむのありよ。
4 だまっていたいときに、だまっているの、ありよ。
5 be たのしくね。~

「みんななかよく5つのやくそく」ということばの、
いちばん重要な部分は「なかよく」だ。
「みんな」も「5つ」も「やくそく」も大事だけれど、
なによりも大事なことは「なかよく」だ。
「なかよく」していれば、ここに集う気にもなる。

「5つのやくそく」と言ってるのに、
4つしかないですということを言う人がいた。
「ただしくないことも、ありよ」だからではなく、
ちゃんと「5 be たのしくね」と言ってるではないか。
これも、やくそくなのだ。
たのしい状態であれ(be)ということだ。

ここまでが、はじめる前に思っていたこと。

そして、はじめてからわかったことひとつがある。
「おまえはだれだ?」の答えが、
いちおう見えるということだ。
たとえば、いやな例だけれど、
じぶんの「ツイート」に、
ずいぶん失礼な「ことば」が投げられたとする。

「ばーか。おまえなんか死んでしまえ!」
ま、こんな単純な悪意もそうはないけれどね。
これを読まされたら、
その発言者のホームに行ってみることがすぐにできる。
それがどこのだれなのかわからなくても、
これまでに、どういう発言をしてきたのかの記録が読める。

彼の友人と待ち合わせしているツイート、
他の人に毒づいているツイート、
夜中に落ち込んでいるツイート‥‥。
名前も住所もわからないけれど、
彼がどういうことをまさしく「つぶやいてきた」のかは、
ある程度みえてくるわけだ。
どんなふうな人間が、どういう風の吹き回しかで
「死んでしまえ!」と言ったのだと知ると、
言われたことの腹立たしさが、すうっと薄まる。

暗闇から石を投げたり、刃物を突き出したりする者が、
人間であり、それはそれで生活がある
ということを知れるのは、
ほんとうにありがたいしくみだと思う。
これは、投げられた本人ばかりでなく、
石が投げられたのを横で見ていた人が、
その石を投げる者の素性を知れるということで、
ある程度、冷静な判断がしやすくなるということでもある。

ツイッターというもののしくみは、
参加している人たちの
「環境」どうしをつなげるものらしい。
孤独な「見えない人間」のままではいられないしくみが、
ぼくには、とても新しく感じられる。

あとは‥‥中毒問題かなぁ。
目の前に人がいなくても、
「おならぷー」をしたり、嗅ぎ合ったりしているのは、
くせになるからなぁ。
たぶん、ツイッターを、ノートによくあるような
「自由帳」として使って、
そこに書いたことをタネにして、
広くだったり、深くだったり、おもしろくだったりに、
発展させていくのが、ぼくの使い方になるのかなぁ。

とにかく、まだしばらくは、
おなら大魔王として、ツイッターに
ちゃんと「目をやっている」ことと思う。
つまり、「ことば」という栄養をあたえ続けるだろう。
むろん、ただの「おならぷー」なんだけど。


いやぁ、まだ初心者の初心だからね。
なんにもわかっちゃいないのかもしれない。
でも、あとあとじぶんで考える材料にもなるだろうし、
こんな幼稚な感想などを書き留めておきます。




***



とまあ、糸井さんらしい、ほっとする切り口ですぱっと書かれている。
読んでいて途中、ふと大好きなサイバラさんの言葉を思い出した。

「不特定多数のヒトに振り向いてもらおうと思ったら
面白いか役に立つかのどっちかの情報を提示するしかない。
このふたつ以外はヒトは振り向かない。」

うーん、唸ってしまった。
糸井さんの文章を読んでも思ったんだけど、言葉を仕事にしてるヒト
ってのは、やっぱりまず”考えありき”なんだ。
そしてその言葉はあまりにもストンと心に入ってくる。

でもそれはホントは一般のヒトも同じで・・・
言葉を使うシステムを使う以上は、それ相応の覚悟っていうか
それ相応の”考え”があるべきで、こういうことをするからには
こういうこともあるだろうっていう、ある程度の予想をする必要があると思う。

ワタシも一回だけミクシの”つぶやき”を使ったけど、それはなるべく
新しい情報(しかも口コミ級の)が欲しくて、そのためにこの方法は
有効だろうって思ったから。そしてそれに対する反応に対しては、
とにかくマメに行なおうという覚悟みたいなものがあった。
(それは糸井さんが書かれている”目をやる”ってことかもしれない)

でも、その”言葉の世話”の覚悟を続ける自信ってものが、なぜだか
なかなか沸かない。使ってみたいし、情報の海に飛び込んでみたいけど・・・
今の自分ではただただ言葉の波に翻弄されて溺れる気がする。
だから滅多なことでは使わないだろうなと思う、今は。

ほとんどのヒトはそこまで考えてやり始めないんじゃないだろうか。
とりあえず、深く考えず、自分の好きなように・・・
だから時々問題が起こったりもするんじゃないかな。

悪いのはシステムじゃなくて使うヒト。
でもそれを救ったりシステムを構築するのもヒト。
とりあえずワタシはもうしばらく、その賑やかな場所を
遠くから眺めていようと思う。














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今現在日本で問題になっている、宮崎で発症した「口蹄疫」。

実は自分の実家が宮崎の西都市で、畜産関係ではないものの、
米や野菜を作っている農家であることもあって、日々興味と
怒りを持って静観していた・・・

ただ、事態がおそろしい事になり、20日現在のニュースでは
約20万頭超の牛や豚が処分されるとか・・・

友人たちの書く日記やブログにも度々話題になり、その中で特に
公開したい記事を、少し長くなるが、いくつかに分けて掲載する。
(スミマセン、まとめて投稿してしまったので読みにくいですが、
この記事の続きは②に遡って順に読んでください)



まず、友人のK氏より教えてもらったサイトにあった情報から。

2010年日本における口蹄疫の流行

今回の口蹄疫の経緯・潜伏期間・支援策、および問題点について
まとめられた内容や様々な情報があります。リンク先も多数存在
していますので、各人で確認・熟考・判断してください




東国原知事じゃなくても怒鳴りたくなるよ・・・
なんだこの経緯と各官僚の無能さ・・・
そして昨夜のJSTV(ほぼNHK)が流したバカ報道!!!
焼肉が食べられなくなる~なんてもう・・・
呆れすぎて言葉にならん・・・


あ~~~もうなんでこう後手後手なんだよ日本は・・・っ!!!
(現在イタリアは午前3時半だけど腹が立って眠れません・・・)



***



夜が明ける頃、フロはいって冷静に?いろいろ考え出したら
停まらなくなってきた・・・

日本国民が、権力や政府官僚に対して抗議したり訴えたり、
何らかのパワーがもう無いんなら、いっそのことどっかの国に
占領されるか、もしくは国内で分裂して県・地域単位の分権で
やっていくとかして一度リセット?したほうがいいんじゃないか??
とか・・・そんなことさえ思えてくるよ・・・マジで。



5/20追記:先日アップした記事の一部に不透明な箇所があり
真偽を確認できないため、とりあえず公開を中止します。
mixiやtwitterでも論議が醸し出されているようです。
個人的には、今回のことに関してはソース元の有無とか
消毒液の信憑性だとかどーでもいいと思うんですがね・・・
(実際状況が酷いことになってるのは事実ですから・・・)

拍手くださった方々、ありがとうございます。













拍手





友人のHちゃんから教えてもらった、現地の農場の方の話を
日を追って、そのままここに公開させていただく。
どうか、生の言葉を読んで、シッカリ受け止めて欲しい。





***



5月11日の日記より



一昨日が7農場、昨日が11農場

と、また口蹄疫感染疑いにより牛や豚が、殺処分される農場が増えた。
先日、とある養豚農場で働く友人に会うことができ話を聞いた。
(もちろん、お互いに防疫対策を施したうえでだ)
数日前に口蹄疫感染の疑いが出て全頭処分が決定した農場である。

彼は本当に豚さん達と真剣に向き合って肥育していて、口蹄疫問題が
起きる前までは、いつも面白おかしく豚舎での話を聞かせてくれていた。



***



「ちょっと巻き毛の母豚がいてな。俺には懐いてくれちょっちゃけどよ。
一度マジ切れしてよ、思いっきり拳で殴ったら、自分の手は怪我したのに
母豚は平然としやがって「ちくしょーー!(笑)」

こいつがさ、なかなか上手に水を飲めなくて、
いっつも俺が飲ましてやっててさ、
時々、俺のひざに頭をのっけて休むんよ。
200kgもある母豚やかい、頭だけでも重いっつどぉ。

たださ、こいつになかなか子供が授からんでなぁ、
何度も受精させてやったんやけど、なんでかこいつだけ
子供ができんかったっちゃわぁ。

「お前どうしたっかぁ。ごめんなぁ俺が悪いんかもなぁ。
女の幸せをあじあわせてやれんなぁ。子供産んでみたいやろう。
次こそ頑張ろうなぁ。」言って、首に抱きついてあげたりしてたんだわ

でもよ!先月ついに受胎したことが分かってな。
「やったーやったー!よう頑張った!!!やっとお前も赤ちゃんが
産めるな(^^)」って、喜んでその母豚カードにでっかく「成功」って
書いたばっかりやったのに・・・・


・・・・・もう殺さにゃいかんとよ。
自分の赤ちゃんを産ませてあげられんやないかい!!

どうすっとかい! 


・・・・ごめんなぁ。言うしかなかった

せめて今だけは、腹いっぱいエサ食えよ。って
大量に準備してあげてるっちゃが。



子豚たちの蹄からは出血が始まり、
上手に歩けなくなってビービー泣いている。

母豚は乳首のところがただれ始めて真っ赤になって
血を流しているのもいる。それでもむしゃむしゃ
エサ食うやつは食うんよ。

また明日そいつらの所に行って、声かけてあげにゃいかんちゃろうけどよ。
どんな顔して、なんて声かければいいっかえ!」




***




数千頭の豚を養っているこの農場では、いまだに埋め立て地が決まらず
殺処分はされていない。
しかし、もうすぐ真っ白い防護服を着た人達がやってきて、
全ての豚が殺されていく。

今日までの発表では67例となり、殺処分対象となった家畜は
計7万6852頭。川南町の人口はおよそ16,800人。

すでに、私たち川南町民の4.5倍もの家畜が人為的に殺されていく。

それでも、今現在もまだ元気に生きている命ある者達に
被害が及ばないよう、一人一人がしっかり考えた防疫を
心がけていかなければならない。
消毒の徹底!をお願いします。



そういや彼が私に語りはじめた時、最初に言った言葉は

「あ~・・・やっと、終わった。
肩の力が抜けて楽になれた気がするよ・・・」だった。


どんだけ気を張り詰めた生活を送ってきたんだろう。


防疫のための消毒活動を徹底的にやっていた。
自分の車の中まで消毒液を振りまいていた彼。
毎日毎日石灰を道路に撒いていた。

それでも出てしまった。


「やれるだけやって出てしまったもんは仕方ない。
はっきりしたことは、来月から俺は職を失うってことだ。
ただ、急いで処分をしないと、他の農場に迷惑かけちゃうな。」


とにかく拳をしっかり握って、足を踏ん張り、
一歩一歩、歩き続けてもらいたい。

応援しかできねぇーーーー!













拍手





以下、続きです・・・(全文転送文)




***




殺処分の様子は、本当に地獄絵図のようだった。


獣医さん達が来て、一頭一頭、注射で眠らせてその後に、
さらに注射で安楽死させると思っていた。

この養豚農場には、人間よりも大きな母豚が数百頭、
青年豚がさらに多く、子豚が数千頭。

口蹄疫の症状の出ていないまだ元気な豚もたくさん居る。



***



「何十人と獣医師が来たけどよ。かき集められた経験の浅い
獣医師たちは、母豚を怖がってまともに注射も打てんちゃが。

急所は首筋の血管なのによ、柵の外から身を乗り出して、
お尻に打とうとするわ、バカじゃねーか!
豚だって生きちょっし痛いから、ひょいとお尻を動かして逃げるわな。

しょうがねーかいよ、俺が柵に入って豚の首をガシって
押さえつけてやる始末。危険やっちゃけど仕方ないわ・・・

首筋に注射を打つやり方を教えたっちゃけど、ダメじゃわ・・・

もう、豚の首は、突き刺した注射のあとだらけ、痛々しいわ。
豚はギャーギャー暴れるわ

ちくしょーーちくしょーーー!もっと安らかに死なせてやってくれよ。

獣医師の免許をもっちょる奴しか、殺したらいかんかいよ。
手がだせん・・・

かわいそうでよ・・・


もちろん、ベテランの奴は上手いし、早くてよ、感心するんよ。
でもな、みんな目に涙を浮かべながらも作業してくれてるし、
手を合わせてくれる人もいる。

命を救うための獣医師がよ。
今まで、命を助けるために、動物に声をかけ、
一生懸命働いてきた獣医師がよ・・・

この注射を打ったら、こいつが死ぬって分かりながら、
注射を打ちこむんよ。
そりゃあ、人としてつらいし、心が痛いわなぁ。
歯を食いしばるしかないのかよ!


俺はさ、もともと出荷のための豚なら、なんとかあきらめがつくんよ。
出荷だと思えばいいちゃかい。

でも、母豚はよ。俺がこの農場に努めだしてからずっと
面倒見てきたっと、性格もよく分かる。
顔見りゃ名前も、出産した回数も、病気した時、
エサを腹いっぱい食って喜んだ時。
悪ん坊や、甘えん坊、気性の荒い奴、優しい奴、み~んな分かる。
共に生活してきた家族やっちゃかい。


口蹄疫に感染してしまって痛々しい症状が出てる奴は、
鼻や口の水疱が破けて痛いもんやからエサが食えんなっちょる。
それでも腹はへるかい、えさを探すわな。豚は鼻が命じゃ。
人間で言う手のようなもんで物を探るのは鼻で探るんよ。

痛いやろうに・・・

まともにエサが食えんかい。俺が手で食べさせてやってた。

鼻も口元も、蹄も乳首も痛々しいのに、俺を見つめる目はやさしくてよ。
なんだか、向こうがごめんよ~言ってるみたいや。
ありがとう言ってるのかなぁ・・・

注射打たれる姿に耐えられんで離れたところから見てたら、
獣医師の腕をふりほどいて、こっちに走ってくっとよ。

ひずめが炎症起こして血を流してるもんは、痛いから立ち上がれんで
ずっと横になってギャーギャー言ってる。でも、立ち上がらせて
殺処分するところまで連れて行かんと、重いかいよ。
まず鎮痛剤打つっちゃわ。

したら、痛みが取れるもんじゃかい。ひょいっと立ち上がる。
でも蹄からも血が出て、腐りよっかい・・・

蹄が取れていくんやど・・・
赤くなった蹄だけが地面に転がってるんやど・・・

それでも、蹄が無くなった足で、俺の所に駆け寄ってくる・・・

はやくなんとかしちゃれよーーーー!


ある程度の大きさの奴は、電気で殺すっちゃわぁ。
でっかい火ばさみみたいな物で、まず頭を挟んでな、
スイッチを入れると高圧電流が流れ、失神する。
そしてそのあとに、胸の所を挟んで、心臓に電流を流すと
ガタガタガタとしびれて心臓を止めて殺すっとど・・・
かわいそうやんけ・・・

さっきまで、元気で、震えて泣きよったやつが。
突然静かに死体となるんよ。

たださ、時々、その動かなくなった豚を運んでたり、
穴の中に落とした時に、生き返って動き出すやつがおるんよ。
気絶してただけなんやろうな。哀れでなぁ、また殺さにゃいかん・・・。


まだまだ元気な奴らはさ、どんどん穴ん中に落としていく、
みんなで板を使って追いやって穴に落としていく。

一番下に落とされた豚たちは、熱と重さで圧死ししていくけどよ。
後から後から落とされた豚は、どんどんジャンプして穴から必死に
飛び出ようとするんよ。

その生きようとする動物の必死さにまた泣けてくっちゃがぁ・・・

その上からブルーシートをかぶせてよ、コンパネの板を上において、
飛び出してこんように、俺たち人間が上に乗るっちゃわぁ・・・
それでん、下から・・ドンっ!ドンっ!て必死にぶつかってくっとよ。

ブルーシートの隙間からホースを入れて、中にガスを流し込むんよ・・・

すると、だんだん静かになってきてよ、
しばらくするとシーンとなるんよ・・・

ちくしょーーーーーーー!



作業員達があちこちで、殺処分をしていってる。
地獄を描いてる絵があるわぁ。鬼が人間をいたぶっている絵よ。
あのまんまって感じ・・・

豚舎の中が、ギャーギャーって今まで聞いた事もないような
泣き声があちこちから聞こえるかいよ。
赤ちゃん子豚が不安な様子でジッとしちょっちゃわ。

病気に感染した奴は、蹄から血を流して痛いし、
おっぱいが飲めんかい コロっコロっ死んでいく。

それでも、豚舎が違ってたりで感染していない元気な奴もいっぱいおる。

敷地が一緒やかいて、経営者が一緒だってだけで
殺さにゃいかんとか・・・

本当に、この子達も殺さにゃいかんとか!


・・・


周りの異常な雰囲気を感じちょっちゃろうね・・・
ひょいっと両手で掴み上げるわ・・・

すると、身体をグッと堅くして、不安げに身体を
ブルブル震えてるのが手のひらから伝わってくるとよ。

ごめんなぁ、ごめんなぁ。俺が泣き出してよぉ

その身体に注射針が刺されて、静かに、ぐったりと
手の中で重みだけを感じる物体になる・・・
さっきまで硬かった子豚の力が抜けて、
何の力も入らない柔らかい物になるんよ。

もうどんだけの涙が流れ出たかわからん。


あと、残ってた豚舎は、ウィンドレスの豚舎じゃかい・・・
せめて、安らかにと思うてかいよ・・・
帰ってくる時・・・空気を送り込むファンのスイッチを切ってきた。


家に帰ってよ。風呂に入ってよ。
飯はよう食わんかい。焼酎飲みながらテレビをみてるとよ・・・

俺・・・いつのまにかボロボロボロ泣いてるっちゃわ・・・

今頃、眠るように死んでってるんだろうなぁ・・・・


お前よ。豚は言葉がしゃべれんけんどよ。
もしもよ、お前の子供をよ、「なんで?」って言われながらよ。
国からの指示やかい言うて・・・
大好きなのに・・・手の中で殺せるか?」




***




まだ、口蹄疫の感染拡大は収まらない

今もまだ、毎日毎日、牛や豚が殺処分されていく

そして全ての農家で、こんな味わいたくもない体験を味わってる

なぜ、農場主や従業員が、中に入って一緒に処分しないといけないのか


せめて、優秀な獣医師や、テキパキ動ける自衛隊員を
もっともっと送り込んでくれよ!


地獄絵図と書いたが、中にいたのは鬼なんかじゃなく、
愛情に溢れた人々でした。

全国にはたくさんの農家がある。

あまり消費者の目に届くことはないところで、私たちが安心して
安全なものを食べていけるよう、精魂込めて接してきている人達がいる。
私たちは彼らなしには美味しいものを食べることが出来ないのです。

農家の方々の愛情をいただいて生かされているようなもんなんですよね。


こんな時だからこそ、いつもより町内で買い物します。
こんな時だからこそ、宮崎産という文字が愛おしいです。
是非、みなさんも自分の地元で地産地消を心がけていただきたいものです。


発生から今日で1ヶ月が過ぎました。
そして、今、131軒、11万8164頭の生き物の殺処分が言い渡されました。

これ以上の被害農家を出さないためにも、
今、元気で生きている牛や豚の為にも
自分自身の意識を高くして、「徹底消毒」にご協力ください!!!



********************


私が伝えたい事は、現場の悲惨さはありますが、
今まで家畜と共に生活してきた農家の方々の愛情を知って欲しいと思い、
彼の言葉で書く事にしました。

決して政府批判でもなく、対応の悪さについて言及するものではありません。
転載されるのは構いませんが、間違った方向にもっていかず、私たちと同じく、
何気ない生活を楽しんできた農家の方々の愛情をお伝えくださいませ。


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