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☆2006年10月~南イタリアの アブルッツォ州vasto在住。 生まれてはじめての海外生活 に日々マイペースで奮闘中。
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2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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ここ数日mixiをゆっくり見る時間が無かった。
とりあえず・・・と、ざっとニュースだけ見ていたら
気になる記事に目が留まった。




外国人登録の子供、1%が小中学校に就学せず…文科省調査


 日本の自治体に外国人登録をしている学齢期の子供のうち、
約1%が小中学校への就学手続きを取らないまま生活していることが
31日、文部科学省の調査で明らかになった。

 所在不明で就学の有無を確認できなかった子供も17・5%に上り、
不就学の子供の割合は、実際には1%を上回るとみられる。同省は、
こうした実態が非行や違法就業の温床になっている可能性もあるとして、
対策を検討するための有識者会議を近く発足させる。

 文科省は2005年度から06年度にかけ、外国人が多く住む
群馬県太田市、愛知県岡崎市など11市と滋賀県の計12自治体に
依頼して、不就学の子供の割合などを初めて調べた。

 それによると、義務教育の対象となる6~15歳の外国人登録者
計9889人のうち、小中学校に入学したり転入したりする手続きを
取っていない不就学の子供は112人(1・1%)。
また、1732人(17・5%)は、登録された住所地に住んでおらず、
連絡が取れなかった。自治体に届け出ないまま帰国したり、日本国内の
別の場所に転居したりしたケースとみられ、同省は、転居先で不就学に
なっている子供もいるとみている。

 不就学の理由を複数回答可として保護者に尋ねたところ、
「お金がない」(15・6%)が最も多く、
「日本語が分からない」(12・6%)、
「すぐ母国に帰る」(10・4%)などが続いた。
「仕事をするため」「きょうだいの世話をするため」といった理由を
挙げた保護者もいた。

          ◇

 文部科学省は31日、全国の公立学校に通う外国人のうち、日本語の
指導が必要な児童・生徒は、昨年9月1日現在で5475校に
計2万2413人いたと発表した。前年に比べ、学校数で194校、
人数では1721人増えており、ともに過去最多となった。
母国語別では、ポルトガル語8633人、中国語4471人、
スペイン語3279人の順に多かった。

(2007年7月31日21時47分 読売新聞)






イタリアに住むことになる前、わが子は約2年間小学校に通った。
1年生の時のクラスメイトにアラブ系の男の子がいた。
(ママはアラブ系の方だったが、パパは日本人かどうかは不明。)
日本語がほとんど理解できないようで、勉強も友達関係もうまく
いかないようだった。そのうち学校に来なくなった。

その時はなんとなくどうしたのかな?もう来ないのかな?と少し
気になるくらいで、男の子だったこともあり関わらなかった。


今、彼と彼の家族のことがものすごく気になる。
彼と彼の家族の気持ちがわかるからだ。
異国で言葉が通じない、コミュニケーションが取れないことの苦労が
今なら理解できる。
イタリアはきっとまだ暮らしやすいほうだろう。
イタリア人はヒトに関心があって、陽気で快活だ。
だが日本は違う。ワタシや周りの人々がそうだったように、他人
・・・特に違う人種のヒトにはあまり関わろうとしない。


日本にも事情はあるだろう。
陸続きのヨーロッパと違って島国で単一民族の日本。
異人種や異言語に免疫があまり無い。
経験がないとなかなか理解できないことかもしれない。






ワタシたちが数年後に帰国する家は、記事内に記載されている
「外国人が多く住む自治体」に当てはまる。
帰ったら、日本で困ってる外国人の方の力になれることをしよう、
と子供と時々話している。













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