2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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どうしてイタリアはこうも毎日ネタがあるのだろう。
・・・いや、イタリア人は毎日普通に生活しているのだから
ネタなのはむしろワタシたちのほうなのか?
(”面白いアジア人が住んでる”なんていわれてたりして)
今日もハプニングがあった。
切手を買いに行った、それだけなのだが。
切手ごときで長い待ち時間を郵便局で過ごすのがイヤなので、
切手はいつもtabachi(タバッキ)で買う。
タバッキはイタリアのコンビニのようなものだ。
(もちろん日本のコンビニのような品揃えも夜間営業もないが)
ついでにいうと、どこのタバッキでも切手を売ってるわけではなく
とりあえず我が家から一番近い「切手のあるタバッキ」はここ。
画像は去年&夜行った時のもの。
去年も切手5、2ユーロ分をココで買った。
切手はローマの日本大使館に送るためのもので、
娘の日本語の教科書代なのだ。
去年普通に買えたので今日も買えるだろうと、
夕方、娘と辞書も持たずに訪れた。
ところが。
今日はなかなか切手を売ってくれない。
いくらいるのか?から始まって、ホントに切手?marcaじゃないのか??
(辞書が無いのでこの時点でmarca(印紙)の意味がわからず・・・)
「いいから切手くださいな。以前ここで買ったんだってば。」
といってもダメ。なんなんだ~。
と、店員のオネエサン、外に出てたむろってるオジサン連中に
声をかけ始めた。
・・・どうやら”英語が話せるヒト”を探してくれているらしい。
まいったぞ。大騒ぎになってきたな・・・。
も、もういいです。帰ります・・・といいかけたところで
ひとりのオジサンが捕まったようだった。
オジサンはワタシに向かってカタコトの英語で話しかけてきた。
ち、近い・・・
反ったら反った分、また顔を近づけてくる。
(思わず掌で押し返そうかと・・・)
オジサン「切手を何に使うのか?」
ワタシ「娘の学校のものを買うためだ。えーっと、本を買うため!」
オジサン「どこに送るんだ?日本か??」
ワタシ「いや、ローマだ。ローマに送るんだよ。」
オジサンは早速店員にそのことをイタリア語で伝える。
うーん、そのことは店員にイタリア語で話したつもりだったんだがな。
・・もしや「イタリア国内に送る」ってことがミソだったのかな。
その後オジサンは”本をもらってその後切手を送るのか?それとも
切手を送ったら本をもらえるのか?”とどーでもいい質問をしてくる。
そしてすんなり切手ゲット。
・・・ワタシは問いたい。
オジサンがワタシから聞き出した情報は、果たして切手を買うために
必要な情報だったのだろうか。
単に興味があって、聞きたかっただけ
なのではないか???
帰り際、たむろってるオジサン連中からめちゃくちゃ注目されつつ
その場をそそくさと退散。
その後のオジサン達やタバッキの話題になってないことを願う。
ふうぅ。
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