2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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『人間には2つの大切な自然がある。
日々の暮らしの中で関わる、身近な自然。
そしてもうひとつは、なかなか行くことのできない遠い自然。
遠い自然は、心の中で想うだけでもいい。
そこにあると想うだけで、心が豊かになってくる。』
今朝とってきたばかりのアドリア海。
海の色が二分されている。
少し離れた岩場では、たくさんの数え切れない鴎たちが
強い風と遊んでいた。
(見とれてて撮るのを忘れた。また後日・・・)
最近よく遊びに行くのは、アイボリーの細かい砂の綺麗な
MARINAよりも、この岩場のごつごつした汚いPORTO。
アヤシイおっさん達(向こうからしたら、こんなところで
ブラブラしてるアジアの女のほうが充分アヤシイが。)や
POLIZIAがうろうろしてる。
少し怖いけど・・・それでもここに来る。
きっと私にとっての海が、此処なんだろう。
ひとりでポツンと、だが背筋をピンと伸ばして
凛と立ってる灯台に心惹かれる。
冒頭の言葉は、こちらに来て知った星野道夫という写真家の方の言葉。
朝の家事と散歩を一通り終え、一息つく午前10時過ぎ。
ベランダの春の日差しは眩しく、斜め前のBARには沢山の男女が出入り
している。
今このとき、地球の裏側の生まれ育った国では今夜も星が瞬いている
だろうか。
半月が優しく笑っているだろうか。
いつも見ていたあの場所は、今日も綺麗なんだろうか。
明日は、どんな風景を見よう。
どんな風景を想像しよう。
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