2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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朝の9時に電話がなった。
こんな朝から・・・出ないぞ!
と、居留守を決めて二度寝に入るも
懲りずに数分後、またかかってきた。
イタリア人がこの時間に電話をかけてくることはまずない。(コニ調べ)
ってことは日本人から?←ちょっと嬉しい
眠さをガマンして仕方なく出る。
「プロントォォ~」←めっちゃ不機嫌
・・・日本人からだと確信があったのにイタリア語で出るあたりが
もうダメ。
相手は果たして日本人女性だった。
しかも日本語学校のママ。
うわ~・・・と思いながら姿勢を正し(見えないけど)
笑顔で応じる。(見えないけど)
・・・しかしこんな時間になんだろう?
興奮気味の電話口の口調にタジタジとなりながらも話を聞くと
どうやら担任の先生についての文句?らしい。
もともと日本語学校の授業中はイタリア語禁止らしく←知らなかった
保護者&生徒も先生方も気をつけているらしいのだが、
娘の学年のS先生は授業中に怒ったりする時にイタリア語がつい
出てしまっているらしい。しかも汚い言葉が。←知らない言葉
『お宅のお子様はなんといってますか?どう思われます?』
と話を振られ、うっ・・・とのどが詰まってしまった。
そんなルール自体初耳だし、個人的には正直どうってことないと
思ったから・・強いて言えば汚い言葉はやめて欲しいってくらい?
まあ、うちの子はマイペースで関係ないことは左から右へ受け流す
タイプなので気にしてないと思いますが・・・一応聞いてみますね
ハハハ・・・としか答えられなかった。
その方は『今週末に校長先生に話してみて云々』と息巻いていて
ホントにタジタジなまま電話を切ったのだった。
ワタシはあんまり気にならないのだが、他のママたちはどうも
この担任の先生(旦那様がイタリア人)が気に入らないらしく
時々文句を聞く。ウイットに富んでる宿題(相方は絶賛)も
意味不明だと不評なのだ。
ワタシ的には学校に子供をお願いしている以上、ある程度は
先生のやり方を信じるしかないと思っている。
先生をバカにしてはいけないと思う。
なぜなら子供は敏感だからだ。
親が先生に不敬な態度をとれば
そのまま子供も先生に不敬な態度をとると思うから。
・・・しかしこの時間に2度も電話をかけてまで話すことだったのか?
と電話を握ったまま悩むこと小1時間。
そういえば、新学期がはじまって
イタリアの小学校で始めての通信簿を受け取ったので
(しかもこっちからいわないともらえない&数日かかった・・・)
ちょっと公開。
ちなみにイタリアの小学校は5年制で2学期制。
(入学が秋で冬休みまでが1学期。
冬休み明けから夏休みまでが2学期。
夏休みが長いので春休みは特に無い)
小学校は採点制度は無く(中学校は11段階評価)
それぞれの学期ごとにOTTIMO(最高)、DISTINTO(特別)、
BUONO(良い)、SUFFICIENTE(及第)などの評価があるようだ。
(さすがにきてすぐの学期は及第だらけだね・・・ハハハ)
裏表紙には読めない筆記体で、学期ごとになにやら考察?が
書かれている模様。
厚紙でもない吹けば飛ぶよなペラペラの紙。
でも娘の努力と成長(の一部)がここに詰まってるんだよね。
すでに娘の宿題(国語、つまりイタリア語)についていけない・・・トホホ
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