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☆2006年10月~南イタリアの アブルッツォ州vasto在住。 生まれてはじめての海外生活 に日々マイペースで奮闘中。
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2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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地下鉄の続き。

「サグラダファミリア駅」を駆け上ると!









ババーン!!と
出口の目の前

あの憧れのサグラダ・ファミリア聖堂が!!!


・・・なっなんかイメージが違う・・かも。(汗

だってだってよ?






こんなに近くに街の建物が建ってんですよ?
(向かいのビルの住人なんて窓開ける度にサグラダさんこんにちは!ですよ?)
もうちょっと広大なところに建ってるイメージがあったのに。


路上から撮ってもガイドブックにあるような全体像が撮れないので
あたりを見回すとちょっと大きな公園が見えたので、テクテク歩いていった。








そこから撮った写真。
うーん・・・なんか違うな・・・


公園の中に入ると、思ったよりヒトはいなくて
皆写真を撮ったり寛いだりしていた。






む!

ふと気配を感じて後ろを振り返ると、ガイドブックにあるような
池を含む美しい全体像を撮ったであろうスポットを発見!!!




きっとあの部屋あたりの高いトコロから撮影したんだろな・・・
地上からの視点では撮れないっす。ガクッ






独特の異様なオーラを放つ建物の質感に圧倒されて気が付かなかったけど
大聖堂は実にカラフルで可愛らしい顔を持っている。




真ん中に置かれた緑の木と白い鳩。
赤いリボンのような十字架。






シンボルのような4本の塔?には何か言葉が綴られていて
ここにも黄色と赤のカラフルな十字架が。




そして公園中心の池の水面には・・・






美しく映る、逆サグラダの姿があった。(池は汚いけど)

後にこの姿が、サグラダ・ファミリアのカギを握ることになるとは
この時のワタシには想像もつかなかったのだった・・・


などとちょっとミステリアスな余韻をひきずりつつ、
我々はみやげ物を冷やかしつつ、聖堂内部に入るべくチケット売り場へ。





!!!!!
なんだ~?この行列!!!


実はこの公園側の入り口は団体客専用で、
一般用は裏側に回らねばならかったのである。
それを知らずに「以外とヒトいないよね~」などとのんびり写真を
撮っていたバカ家族。イヤン

でもさすがスペイン。聖堂を半周するくらい並んでいたヒトがみるみる
はけて(イタリアだと・・・以下略)思ったより待たずに入れた。







ゲートを入ってすぐのところはちょっとしたポーチのある正面。
写真を撮ったり寛ぐヒトでごったがえしていた。


正面の彫刻に圧倒される。

キリストの誕生・受難・栄光という3つのテーマを持つ門が立つ。














重そうな入り口ドアには、なぜか?ダヴィンチ・コードが。








中は改装中の骨組みや展示物でごったがえしていて
思ったより広くなかった。




この聖堂には(というよりガウディの作品はどれも)たくさんの材料で
できている。石ひとつにしても、そのものの持つ自然な色を利用すること
をガウディは好んだらしく、とても多くの種類の石の説明があった。


そして聖堂の中はとても美しい光で満ちていた。





まだ未完成だが、この内部とステンドグラスが完成したら、さぞかし
夢のように美しい空間になることだろう。
内部が真っ白なのは中に光と色を取り込むためなんだろう。
(こんなに明るく美しい教会をイタリアではなかなか見られない。
なぜならイタリアの教会の内部は極力光を遮っているからだ)









今の技術で急ピッチで進んでいるそうだが本当に”途方もない作品”だ。













さて、そろそろ設置されてるエレベーターで上に登って
バルセロナの街を一望しましょうか~などと思っていたら。







これまたすんごい
行列ですよ、あーた


こりゃ入り口の行列どころじゃございません。
中をぐるっと一周してそうなイキオイ。


・・・諦めましたよ、ええ。

(そういえば小一時間前の教訓をちっとも生かさず、また先に内部の
展示物を眺めたり写真を撮ったりしていた余裕の家族。バカン)


出口からふと見上げた聖堂の姿。









・・・もしかしたら自分が一番好きなアングルかもしれない。












現在作ってる部分と旧い部分が一目瞭然。
だけど当然同じデザインでなんだか面白い。







こちらの天辺もやはりカラフルな果実のよう。




そのまま帰ろうとする相方を押しトドメ、入り口の地下?のような
ところに博物館があったので入ってみた。

たくさんの絵や写真や模型(ガウディは建物を建築する際に、
多くのデッサンを描いたり模型を作ったりした)が展示されていた。
















そしてこんな絵(図?)があった。




聖堂の各彫刻にはキリストのストーリーがあらわされているようだ。
(下に書かれている”FANCANA DE LA PASSIO”とは”復活”を意味する)






そして入り口のドアでもピンときたが、ガウディはダヴィンチ・コードや
魔方陣などに見られる”ナゾ”を愛していたようだ。
(ナゾというより”隠された意味”ともいうべきか)











聖堂の各部分(主に彫刻部分?)に色々隠されている模様。
面白い。





最後に。
”ナゾ”とはちょっと違うが、この大聖堂の最大の魅力とも言うべき
独特の造形美。

実はガウディが理想的な”アーチ”をデザインするべく、こんな奇抜で
独創的な方法を用いたらしい。





鏡が設置されているのがわかるかな?










実はこのサグラダ・ファミリアという建物は天地反転というアイデアを
用いた、自然のカンペキなバランスと造形美を持つ建築物だったのだ。
(解説しているボードを正しく解釈できている自信がなし。
自分なりの解釈で言葉を綴ってますのでアシカラズ。
でもニュアンス的にはそんな感じだと思われる。)



もうね、鳥肌たちまくり。

よくよく考えたら、この塔のカタチと高さで作ってくと普通
途中で崩れてもおかしくないんだよね。
それを無理なくカタチにさせるためのアイデア・・・

ガウディ、すげぇ。



そしてさらに鳥肌がたったのは、さっき塔を望む公園で見た
池に映る聖堂を思い出したからだ。








もしかしたら。
サグラダ・ファミリアだけでなく、この池もセットで
彼のひとつの作品なのかもしれないな、と思った。






↑ ガイドブックから拝借した画像なのが口惜しい・・・



機会があれば是非!
自分の目でサグラダ・ファミリアの”質感”を確かめて欲しい。
画像ではなかなかあの質感は再現できない。悔しいけど。





もっと鬼才ガウディの鳥肌もんの作品を見たい!でもその前にちょっと一服・・・
冬休みの旅・その5~バルセロナ(スペイン)③へ続く。













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「無題」
コニさん♪
今年もよろしくお願いします!

サクラダファミリア、まだ作ってるところが笑えますね。すごいこだわりなのね。。。
いつか、見に行きたいナと思います。
tricoo 2008/01/10(Thu)10:12:44 COMMENT編集
「Re:無題」
書き込みありがとうございます!^^
こちらこそ宜しくです~vvv

サグラダさん、どうしてもクレーンが写っちゃうのが
残念です!(爆)でも実際見たらスゴイですよ!!
ガウディちょっとイカレてるかもしれません。(笑
2008/01/11 00:24
「工事進捗」
実は23年前に行きました。地下鉄はまだあそこにはなかったような記憶が。(歳バレバレ)
近くのベンチでぼうっとしながらクレーンがゆらゆら動いて30分に石が1つも組み立てた上にたどりつかなかったのに感心し、これだからあと250年かかるっていわれるんだな~って思いました。
今やイタリアより経済効率の良いスペイン、工事進捗も目覚ましいですよ。でも私が生きている間に完成は無理かなあ。上まで登る元気のあるうちに拝みに行きたいと思っています。
pallina 2008/01/10(Thu)10:43:16 COMMENT編集
「Re:工事進捗」
さすがpallinaさん!ボーっと列に並ぶ暇があったら
ボーっと塔を見ていたらよかったです・・(だって面白そう
駅、最近できたのかしら?なんか予想外でした。^^;
>イタリアより経済効率の良いスペイン
やっぱり・・・なんか色々イタリアより文化的でした。(笑
今の調子だとあと50年くらいでできるそうですよ!
できるだけ長生きして一緒に見に行きましょう!!(笑
2008/01/11 00:27
「わぁ!!!ありがとうございます!!!!」
ギャー!!!

念願のサグラダ・ファミリア!!!

パソコン画像からも
素敵さが伝わります!!

きっと生はもっと凄いんでしょうね!

水に映った姿も素敵!!!


生きているうちに
一度は見てみたいです!
コニリア 2008/01/11(Fri)00:40:38 COMMENT編集
「Re:わぁ!!!ありがとうございます!!!!」
実物はホントにすごいんです・・・
やっぱ広角欲しいな~とか思いつつ
質感はどうしても限界が。(><)
人間の目の素晴らしさを改めて実感しました。
ぜひぜひ一度ご自分の目で確かめてください!!
2008/01/11 10:21
「あ~やっぱり見てみたい」
う~ん,これは行きたくなってきたっぞっと.

これだけで2・3日つぶれそうw
おーしゃん 2008/01/11(Fri)00:44:33 COMMENT編集
「Re:あ~やっぱり見てみたい」
バルセロナには2泊したのですが、
1泊はただ寝ただけだったので(爆)
もっといたかったです~(><)
まだまだネタがありすぎてまとめるのに
困ってます。^^;;
2008/01/11 10:24
「登りたい」
階段は無かったのかな?
あの塔の中にあってクルクルと・・・
目が回らない様に途中から反対回りになっているとかってテレビで見たよ^^

ガウディー謎めいてていいね
storm 2008/01/11(Fri)02:53:58 COMMENT編集
「Re:登りたい」
階段・・・無かったような・・・
(探せなかっただけか?!)
あと最初の列ならびと写真撮影などに
時間をとり過ぎて、時間が無かった
ので余裕がありませんでした。^^;
午後はこれからレポする他のガウディ
の作品を見る予定だったので・・・
またゆっくり来たいですね~^^
2008/01/11 10:27
「無題」
桜゛田家族教会!
との 2008/01/11(Fri)03:52:47 COMMENT編集
「Re:無題」
ぷぷっ。
どういうコメントですかいっ。(笑
2008/01/11 10:33
「鳥肌乙」
サグラダ・ファミリア
生でみてみたいです。

ガウディは街中を1つの作品として見立てたのかもしれませんね。

この塔で鐘を鳴らしバルセロナを音楽で満たす夢! これぞ時代を超えたロマンだと思います。

ほんと、うらやましいっ!
じょー 2008/01/11(Fri)22:17:15 COMMENT編集
「Re:鳥肌乙」
そうそう、4つの塔は鐘をつくためのもので
音響効果がバツグンなんですよね。
上まで登れたらよかったんですが・・・
ググって涙を呑んだワタシです~^^;;;
2008/01/12 07:35
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