2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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ワタシという人間を受け入れてくれる、数少ない学生時代からの
大事なガールフレンドから、大好きな星野道夫の本が届けられた。
彼女も彼と彼の作品が好きだと知ったのは、つい最近。
彼女は娘に、絵本のような写真集までプレゼントしてくれた。
「クマよ」
遠い こどもの日
おまえは ものがたりの中にいた
ところが ある時
ふしぎな体験をした
町の中で ふと
おまえの存在を 感じたんだ
電車にゆられているとき
横断歩道を わたろうとする 瞬間
おまえは
見知らぬ 山の中で
ぐいぐいと 草をかきわけながら
大きな倒木を
のりこえているかもしれないことに
気がついたんだ
気がついたんだ
おれたちに 同じ時間が 流れていることに
文・写真/星野道夫
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