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☆2006年10月~南イタリアの アブルッツォ州vasto在住。 生まれてはじめての海外生活 に日々マイペースで奮闘中。
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2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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朝起きて外を見て、青空が悲しい今日この頃。








昨日24日火曜日はレッスンの日で、午前中はいつものように
娘を連れて歩いてスクールへ行った。相変わらずの青空と太陽光線。
風が異常に強く、砂や枯葉があちこちに巻き上がっていた。
本来涼しいはずの風や日陰も太陽の熱で暖められ効果なし。
むしろ風は・・ちょうど真夏の屋外に停めたクルマを発進させたばかりの
エアコン口から流れる熱風のようなもの。息苦しい、風。
家の中でも窓は閉めきったほうが涼しいのだ。



早めにランチを食べ終わり、寛いでいた13時頃。
水道の水の出がやけに悪くなった。
嫌な予感がして、あわてて洗濯機を回し始めたが既に遅し。
あっという間に水が一滴も出なくなった。

一滴も出なくなったのは初めてで、とりあえず会社の相方に連絡。
事前に情報をくれていた友達のおかげで、大きなタンクとペットボトルに
いくらかの水の蓄えはあったものの・・・
いきなり始まった断水とこれがいつまで続くのかわからない不安で
一気に脱力した。


外に出るのも億劫で、久しぶりにイタリア放送のテレビ番組を
ボンヤリ見ていた。
ニュースでは連日の山火事、水不足が深刻な街、そして気温が40度
を超える各地の温度の情報。しかも被害の中心は南イタリアである。



どれもブルーなニュースだ・・と思っていると、
いきなりブチっとテレビが切れた。

テレビだけだけでなく、エアコンもパソコンも・・・


「エアコンを使ったから?でも今まで大丈夫だったがな・・」
と不思議に思いながら地下のブレーカーまで階段で歩く。
ふと階段脇のエレベーターのボタンが点灯していないことに気がついた。


「あ・・・ビル全体の停電か?」と部屋に戻り、しばらく待つと
パパっと点き始めた。
ホッとしてまた見始めるも、また数分後に消える。
数分後に点く。

この繰り返しが5、6回続いた。
エアコンもパソコンが壊れるのはイヤなので、とりあえず全て切って
何もすることもやる気も起きず、娘と夕方まで昼寝をした。




夕方に同じヴァストに住む日本人妻の友人から電話があった。
(現在家の電話の調子も悪く、コールは鳴るが相手の声が聞こえない。
よって仕方なく携帯電話を使用中・・・)
ワタシ以外のビルは水が出るところもあるらしい。
予備タンクの水の量の違いなんだろうか・・・トホホ。
でも水が無いことには変わりないから、根本的な解決にはならない。
イタリア人の方々はどうされてるんだろう??
ここは本当に先進国?!



また明日の朝、水が出なかったら考えよう・・と、娘と遊んでいたら
トイレのほうで水の流れる音がした。
走って行って耳を澄ませてみたら、確かにゴボゴボ水の流れる音が。
ドキドキして蛇口をひねると、茶色い水が変な勢いと共に出た!

大急ぎで洗濯機を回し、娘とシャワーを浴びた。
今までに無く、やけに冷たい水。補給されたばかりのようだ。
ということは、このビルのタンクに新しく水を入れただけで、
またいつ止まるのかわからないのだ・・・
大事に使わなくては。
(でも、住んでる人全てがそう思ってるかどうかはわからない)




昨夜は電気を早めに消して寝た。






この国にくると、本当にいろんな「有り難さ」がわかる気がする。
日本ではあって普通なものが、無いことも普通な国。
消費大国の日本では特別な状況以外、きっとわからなかったこと。


この国にきてツライことも多いけれど、よかったかな、と思う。
















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