2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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結局2往復することになったダムへの道。
ガソリンも満タン。
早朝メールでダムのことを教えてくれた友人から
いろいろアドバイスももらった。
安心できると運転も軽快だ。
果して、引き返したダムの少し先にその場所はあった。
この看板も水の底に沈むのか。
勢いよく流れる小さな川のせせらぎの音が
この場所のBGMだった。
ボロボロになっていた村の歴史。
かつてここにあった村の記憶。
ここになにがあったのか・・・
途中、茶色の猿が道に飛び出して走り去った。
彼の未来を祈った。
この地とあの橋との間が水に満たされる。
唯一残る建物。
思わず駆け寄った。
真っ白に焼けた針だけの時計と、かろうじてぶらさがる
スピーカーから、学校だとわかった。
哀しいほど朽ちて、静かで、小さかった。
既にできている未開放の新しい国道の橋と展望台。
此処から見る風景も変わる。
友人がいっていたように、写真で見るのと実際触れるのとでは
全く違う。
そして何より記憶に残る。
抱きしめたいような・・・愛おしい、記憶。
相棒と走った地面の温度、感触、空気、風、日差し、緑、影、
この場所の命全てを忘れないでいたい。
追伸:
結局G県を離れたのは昼前。
予定は大幅に狂い、仲間に迷惑をかけてしまった。
深く反省!!
ビート集団にお会いしたかったなあ・・・
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