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☆2006年10月~南イタリアの アブルッツォ州vasto在住。 生まれてはじめての海外生活 に日々マイペースで奮闘中。
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2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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ベルギーは三日目かつ最終日。
生憎の曇り空の中、ブリュッセルのホテルより出発。
約50キロほど南下したディナンへ向かう。







フリーウェイはトラックが多いものの快適。
高速を降りてしばらく緑の中を走ると、運河と岩の道路に出る。






この聳え立つ大きな尖った岩がディナンの町への入り口。
このクルマ一台分の細い道を通らないと町には入れないのだ。
(天気が悪く、通る瞬間を撮れなかった・・・帰りは反対車線を通るため
この岩の間を”くぐる瞬間”は撮れないのだ)









そして一番の楽しみである城塞、シタデル。
町中からこんな風に見えるなんて・・・ぞくぞくする。

車内で雨宿りしがてら相方がナビをいじり、娘はぐーぐー寝ていたので
ワタシはひとり、車道脇のビルの軒下で雨宿りしつつカメラでパチリ。
(↓その場所とイメージ)






窓ガラス越しじゃなくて、直に写したいもんね・・・
うー・・・いいなあ、素敵だなあ・・・







溜息つきつつウットリ眺めていると、前から傘を差した上品なご婦人が
雨宿り中の軒下に入ってきた。どうもこのビルの住人らしい。

「うわ~・・ワタシ怪しいし邪魔だよね・・でもちゃんと挨拶しなきゃ。」
ニッコリ笑って英語で挨拶し、ジェスチャーも交えて「ここからの風景は
綺麗ですね!!」というと、彼女もにっこり微笑んでフランス語で何やら
話しかけてきた。





「雨宿りも兼ねて、よかったらうちにあがってお撮りなさいな。
部屋からもよく見えるわよ。」
?!
聞き間違いかと思って何度も聞き返したけど・・腕も掴まれたし(汗)
間違いなくそういってくれたんだと思う。

うわー・・・なんて親切・・・初対面でいきなり
こんな見知らぬ外国人に対して・・・


えらく恐縮して冷や汗かきつつ丁寧にお断りしたけれど、嬉しかったなあ・・・



雨も止まないし、行こうか・・・とクルマをパーキングに停め
(前にも書いたが、ベルギーはパーキングが充実していて本当に便利)
傘を差してシタデルまでてくてく歩く。

石畳だが、イタリアのと違って綺麗・・・(爆)
しかもちゃんと傾斜や溝が作ってあって、水が溢れないように整備されてる。










パーキング傍にあった名所の説明板。
この板がこの町の各名所に点在しているのだが・・・
驚いたことにどの看板にも最後に日本語で書かれているのだ!!
五ヶ国語のうちのひとつに選ばれている日本・・・すごいな。

しかもこちら岸からシタデルのある町の中心まで、ムーズ川にかかる大きな橋
の両側に、たくさんの国旗が掲げられているのだが・・・













なんと!日の丸が堂々と掲げられているのだ・・・
しかもノードルダム寺院とシタデルの入り口のまん前。
(ちなみにフランス・ポルトガル・イギリス・ギリシャは姉妹都市)
イタリア国旗も堂々と。(笑)

この町の人々の好意にちゃんと応えた旅行を楽しみたいね。



いよいよシタデル(城塞)へ登る。





向かって左に見える石の階段とカベ(上にずーーーっと続いている)
ちなみに階段は408段あるルートかロープウェイか。

娘の鶴の一声でロープウェイに決定!(ヘタレな娘で残念・・・)






ぐいぐい登ってく・・・
小雨で窓が濡れ、外が見えにくい(写し難い)のが残念・・・


あっという間に登頂。





ここからの眺めは最高・・・











川と橋が小さく見える・・・
国旗がみんな仲良さげに立ってるね。








あそこが階段のゴール兼スタート。
下る時くらいチャレンジしようかな・・・



シタデルの中へ。































ディナンのシタデルは御伽噺の中のロマンチックなお城ではなく
戦いで殺伐とした歴史を刻む城塞・・・
この城だけでなく、この町ディナンがどれだけ悲しい歴史を持つのかを知ると
現在のこの町の静かさや美しさが愛おしく、大事に思えてたまらない。
ディナンの歴史(Wikiより引用・ベルギーのほうをクリック)


城塞内のボロボロの階段を降りると、そこはさっき上から見た階段口。











どうかいつまでも美しいこの風景が続きますように・・・




下界へ降りる前に・・・ちょっと小腹がすいたので、休憩がてら
カフェらしき建物へ。





サンドイッチやハンバーガーなどなどがあって買って食べたが・・マズイ!

とりあえずお腹を満たし、ふと目に留まったカフェ前の公園へ。











なんか不思議・・・この公園。

「何コレーーー!!!たっのしーーーーー♪♪♪」と外国人であることを
すっかり忘れ、触りまくり、はしゃぎまくったのはいうまでも無い。

(途中、公園のトイレに入ったらそこのお掃除おばさん(すごく上品なご婦人で
掃除するカッコじゃないエレガントな服装・・・)と仲良くなり、日本のコインを
見せて欲しいと言ってきたが、我々はイタリア在住でユーロしか持ってないと
いうと残念そうだった・・・ので持っていた扇子をあげたらとても喜んでくれた。
この町の人々は大変な親日家のようだ)



で、結局遊び疲れて下りもロープウェイで・・・





使わなかった階段君・・・ごめんよ。記念にパチリ。


そしてここにも日本語の表記のある名所案内の看板が。








折角なので、少し町中を少しぶらぶらしてみることに。





サックスのイルミネーション??
夜、見てみたいなあ・・・

実はここディナンはサクソフォーン (Saxophone)の創始者、サックス
生まれた町でもあるのだ。










彼の銅像。なんかオシャレ。

女性が横に座って彼の腕にもたれ、彼のヒザに手を添えるため
そこの部分の色がはげてますね・・・





ワタシも遠慮がちに・・・
(急いで撮ってもらったのでひきつった笑顔と乱れた服(汗))











そして町中にはこんなオブジェもある。絵になります。









メインストリートを抜けると運河沿いの道に出る細長い地形。
自家用の船に燃料を入れるスタンドが各駐船場?にあるようだ。









ここにもある、イタリア料理店。







遠足かな?かわいいな。
どこの国も同じだね。









下からもう一度シタデルを見上げる。
ベルギーの国旗が誇らしげにはためいていた。

また訪れたいけど・・・もう一生来ることが叶わないかもしれない町。
ちゃんと覚えておこう。







ディナンのクルマレポはこちら
お時間と興味のある方はどうぞ。




町外れで見かけたカジノ・バー!(車で移動中だったので撮れず)
代わりにカジノに併設されていた日本料理店らしき看板をパチリ。
ここでもやはり日本食は高級なのかしら・・・













ここでディナンの町から出る。
出口の道は岩をくぐれないけれど・・・やっぱり迫力ある。








さていよいよライフワーク(苦笑)の古城巡りに出発。
ここディナン周辺にいくつも点在するのだ。
夕食はディナンに戻って食べるとしよう。





(10日間の旅⑧ベルギー・アルデンヌの古城巡りへつづく)

















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「無題」
たくさんの写真で少し疲れた。
気に入ったのは
パンチパーマの犬
何ミリのロッドで巻いたの って聞いてみて下さいな(笑
カッチャ 2008/09/07(Sun)12:52:03 COMMENT編集
「Re:無題」
実はアップしてる途中でワタシも疲れました。(笑
見ながら旅している気持ちになれれば・・と思って
移動行程までアップしているので、写真の量が
ハンパなくなっちゃうんです・・・
ぶった切りで風景だけアップしていってもいいん
ですけど、それだと他の方々の旅行記と一緒なので。

ワンコはなかなかクールなヤツでした。
パンチパーマじゃなくて天然パーマでは?(笑
2008/09/07 22:12
「無題」
多くの写真で楽しませていただきました。
歴史ある街並みには、いたく感動いたします。
木の文化と石の文化の違いを、痛烈に思い知らされますね。
いいものとたくさん接する機会に恵まれて、羨ましいです。
ファルコン URL 2008/09/07(Sun)13:41:06 COMMENT編集
「Re:無題」
見てくださってありがとうございます。
そうなんですよ・・・ヨーロッパを知れば知るほど
日本との違いや日本の素晴らしさがよくわかります。
ワタシが体験できたものを少しでもお裾分けできれば
幸いです。
逆に今の日本のお裾分け、よろしくお願いします。(笑
2008/09/07 22:15
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