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☆2006年10月~南イタリアの アブルッツォ州vasto在住。 生まれてはじめての海外生活 に日々マイペースで奮闘中。
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2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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昨晩ちょっと飲み過ぎたせいか?朝起きられず・・・
予定していた出かける先を急遽変更して、そう遠くない町へ行ってみることに。

途中車内で相方と激しくケンカ。「降りろ!」と葡萄畑の広がる田舎道で
怒鳴られ、さっさと降りるワタシ。娘もついてきて、炎天下の中を何もない
田舎道をふたりでテクテク歩く・・・あ~このままふたりで生きて生こうかと
しばし妄想。

間もなく引き返してきた相方に「乗れ!」とこれまた怒鳴られ、個人的には
断固拒否だったが娘を泣かすといけないので、ここはひとつ大人になって
シブシブ乗るが、心は引き続き妄想中。
差し出された珈琲に機嫌を直したフリをしつつ、結局当初の目的地である
Crecchioという我が町から高速で1時間くらいの町へ。
廃墟っぽい城があるということで、廃墟好きの娘の目に適ったのだ。










門をくぐってすぐの脇に蜘蛛の巣のかかった古そうな器具が・・・
農耕の道具と投石の武器?


中庭のようなちょっとした広場には花が植えられ、綺麗に整備されている。
窓は閉められていて入り口が無い・・・





城の中庭から望む町の端の坂道。
街全体が周囲を森で囲まれていて高台にあるのがわかる。




城をぐるりと周ってようやく入り口らしき門を見つけたが・・・カギが
かけられて閉まっていた。残念・・・開放されてないのかな・・・









・・・と思っていたらどこからともなく体格のよいオジサン?オニイサン??
が現れカギを開けてくれた!!





我々がラッキーだったのか?
それとも我々がよほど見たそうにしていて町のヒトが通報したのか??
それとも彼が単に昼休み中だったのか???←コレ有力
・・・と、まあとにかく我々は入城できて、しかも無料でたくさんの
素晴らしいものを見ることができた。




まず門をくぐると広いポーチ。
オブジェのような遺跡。娘いわく”巨人の珈琲カップ”(角砂糖入り)。











プチ展示も。
貝の化石のようなものが数多くあり、山の中にある城でなぜ・・・?と
想像が広がる。



井戸もある。面白い形だ・・・
脇の干からびた小鳥の死骸を娘とじっと見つめた。










階段を上るとさっきのオジニイサンが受付にいて、汗をびっしょりかきつつ
説明をしてくれた。
我々は日本人だといった後「他の日本人ってここに来たことあります?」
と尋ねてみたら「あるよ!ヨコハマとかトウキョウとかから・・・」と
いわれ日本人の行動範囲の広さに改めて驚いた。
ちなみに受付にある入館帳?を見たらイタリア人よりもアメリカ人が多かった

展示物が一階と二階にあって、屋上へも階段で登れるらしい。
早速一階の展示物を見て周った。





たくさんのツボや器、装飾品などがあったが、中でもこれにはビックリ。
日本オリジナルと思っていた桶?!完全なカタチではないが・・・驚いた。


そして小さなお土産コーナーがあって、こんなユニークなフクロウが
たくさん並んでいた。この城のキャラクター?!










冷房が無い館内は涼しい風も吹くけれどやはり暑い。
バルコニーに出てちょっと休憩。





一階の奥にはこの城を使ったといわれているイタリアのロイヤルファミリー
の資料が。














ベッドの奥には暖炉のような小さな階段が・・・
壁の石には今まさに渦中のラクガキが・・・英語とイタリア語の模様。


階段を登るがおそらくイタリアで今まで経験した中で一番ストイック
な階段。(朽ち・・踏み外しポイントあり







最後は蜘蛛のごとく這って上がる。

屋上は狭いながらも360度の美しいパノラマの広がる最高の場所だった。
(柵?は相変わらずアバウトだなあ・・・)






森の緑がこんなに鮮やかで深い風景は南イタリアではじめて見るかも・・・











この町が縦に長いのがよくわかる。教会の鐘が聴こえる。







この城のもうひとつのシンボルの塔。どうやらあの上までは行けない様だ
・・・うーん、残念。


この町に来た時の外輪の道(木の生い茂った山道)とさっき通ってきた門
が見える。







ハッキリいって今この城を貸しきり状態の我々
もっとずっといたかったけど、受付にいるオジニイサンが脱水症状で
倒れてないかちょっと気になったのでそこそこに階段を下りた。






階段を降りてきたらまず目に入る、一瞬ドキリとする甲冑姿のオブジェ。




一旦部屋を出て横にある階段でそのまま二階へ上がり、別の展示物を見学。
わが町ヴァストからも歴史的な遺跡が結構出土されているようで、なかなか
興味深かった。

そしてまたまた日本的な遺跡を発見。







・・・ハンコ!!!
この他にも”指輪型ハンコ”もあってかなり面白かった。













汗だくのオジニイサンと握手をして別れ、入れ替わりに観光客らしき
カップルが入ってきた。



町をしばし散策。












いろんなところで見かけたチラシ。
来来週の夜、この町で仮装行列(当時のお祭りの再現?BIZANTINI
(ビザンティーニ)とは旧東ローマ帝国のこと)があるらしい。
遠くないし・・・見に来ようかな?




見渡すと、古い壁と新しい壁が共存している町。










バール以外には誰もヒトがいない・・・
町中のヒトは家の中かバールか他の町にお出かけ中???


静かな町中を抜けると、先端に古い教会があった。










教会の脇に小さな半円状の階段席があり、そこに少し古い十字架が
建っていた。
それはオブジェというよりも実用的な要素がいくつかあって、足をつく台が
あったり両手を固定する金具がついていたり・・ちょっと不気味だった。
(イベント用かもしれない)




ここにも日本的なもの発見。
普通に売ってるそうだ。










目が合うと挨拶してくれた日向ぼっこのキュートなオジサン。


もしかしてこの町全部のオジサンたちがここに集まってるんじゃないかと
思われるくらい、たくさんのオジサン達がひとつのバールに集まって
1テーブル3~4人でカードゲームに興じていた。
もちろん我々はガン見の的。
刺さる視線に負けずに立ち寄ったそのバールの店員男女は、若く奇抜な
格好をしていたが、始終笑顔でとても親切だった。















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「無題」
どの建物も雰囲気がいいし、色もステキですね。
淡い黄色が印象的です。

チラシが張ってあるところにある、突起物をクリックしたくなった~爆
Kelly 2008/07/06(Sun)18:02:55 COMMENT編集
「Re:無題」
>突起物をクリック
あっはっは!Kellyさんもやってますね?(笑
無心でできるのでワタシもはまってマス。
2008/07/07 08:04
「無題」
これまた素敵なところを発見したね! 

イタリアってどんな街も絵になるね~


>相方と激しくケンカ

こんな風にケンカできるってのはいい事だよ。言いたいことは言わなくちゃww

じょー 2008/07/06(Sun)18:29:31 COMMENT編集
「Re:無題」
ケンカするとエネルギー使うので・・・若い頃なら
いいんですが最近マジで疲れます・・もたないよ~(苦笑い

そうそう、イタリアって絵になります。
建物だけじゃなくてヒトも一緒で一枚の絵、なんですよね。^^
2008/07/07 08:05
「無題」
城もいいけど街並みもいいですねぇ.

外人さんも日本の旧街道の宿場町みて同じ用に感じるのかな.
おーしゃん 2008/07/06(Sun)21:29:00 COMMENT編集
「Re:無題」
そうですね。^^外国の方からしたら作りもの的でも
やっぱり京都とか奈良とか木曽路とかが「日本」!!
なんでしょうね。守っていかなきゃなあと思います。
イタリア人は守るとか努力とかしてない風なんですけれどね。(笑
2008/07/07 08:07
「無題」
実家へ帰らせて頂きます!

一人でパスタ食ってろ!ヽ(`Д´)ノウワァァン!! 

ってか?(。-∀-) ニヒ♪

最近だれかさん反抗期で小生意気なので
フォローしてやんね(。´∀`) ケラケラ
との 2008/07/07(Mon)08:59:53 COMMENT編集
「Re:無題」
えー小生意気は昔から・・・ゲフンゲフン

実家に帰るといっても実家がないので(爆)
でもかなり煮詰まってます、ココだけの話。
2008/07/09 06:59
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