2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日は昼頃から強い風がめちゃくちゃに吹きまくる曇り空。
ぶわあっと雨の匂いがしたかと思ったら、
あっという間に雨がふりはじめた。
日本にも台風が接近中だとのこと。
やっぱり南イタリアと繋がってるのだろうか?
先日友人から送ってもらった、
松本葉さん著書の「愛しのティーナ」。
二日間かけて一気に読んだ。
これ、いい。めちゃくちゃいい。
視点もさることながら、書き方や言葉が実に気持ちよい。
そしてイタリアの「そのまま」がここにはある。
(松本さんは生活されていた”北”イタリアのことについて
主に書かれているが、多くは”南”イタリアにも当てはまった)
イタリアを本当に知ろうと思ったら、この本を読めばよい。
そう言いきりたい位実に素晴らしい。
実はこの本、なんと15年前に書かれたもので、
著者の松本さんもワタシより10歳も年上。
なのに書かれていることはイチイチ頷き大爆笑、時に涙も落ち
(駐車違反のパーキングメーター事件、モロッコ人の話、
カギのハプニング等など全てよくわかる・・わかりますとも)
その頃からイタリアは何も変わっていないんだ、街もヒトも・・
と、改めて驚き、嬉しく思うと同時に少し哀しくもあった。
イタリアの「北」と「南」についてはいずれ書こうと思うが、
この本の中で松本さんが書かれた『おやすみミンモ』という話
には涙が止まらなかった。
そして『女友達』の中に垣間見る、イタリア人のココロ。
本当に素晴らしい本なので、イタリアに興味を持たれている方は
(そしてクルマを愛する方は尚更)是非一度読んでみてほしい。
滅多に無いことなのだが、ワタシはこのたった一冊の本で
たちまち松本葉さんのファンになってしまった。
いつか機会があれば、是非お会いしたいとまで想うほどに。
そして「自分がクルマに求めるものはナンなのか」を改めて
自分に問ういい機会となり、興奮して眠れなくなった。
昨年冬に相棒として迎えたYARIS。
VIVIOt-topに乗っていた頃と比べ物にならないくらい乗っていない。
整備もしていないし、洗車も月に1~2回。
そして何より、画像や言葉として残ることが少ない。
・・・このままではYARISもかわいそうだよな・・・
そろそろ本気で我が家の大蔵省と会議するかな。
Chi non comincia non finisce.
(キ ノン コミンチャ ノン フイニーシェ)
~ 始めないものは、終わらない。
PR