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☆2006年10月~南イタリアの アブルッツォ州vasto在住。 生まれてはじめての海外生活 に日々マイペースで奮闘中。
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2006~2010のイタリア周辺やウサギやクルマや諸々の話。2018~は愛する老ワンコとインドに移住中。時々絵日記。リンクフリー。
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マルタとローマに行っていた一週間、ムスメが週一で通っていた
日本人学校から借りていた(そして返し忘れていた(爆))
学校図書をローマ滞在中に返そうと思い、持ち歩いていた。

その本は村上春樹氏の「ダンス・ダンス・ダンス」。






この本、日本からイタリアに渡る際に上・下巻共に持ってきたはず
なのだが手元になぜか上巻しかなく、いつもムスメに「下巻、
見つかった~?」と詰られていたのだが、ある日学校図書で
見つけて大喜びで”下巻だけ”借りたのだった。

村上作品はいくつか読み、読み出すと一気に読んでしまうのだが
なぜかこの本は途中でとまってしまう。
この時はもう後が無い(返却しなければ)という強迫観念もあって?
ついにマルタ~ローマ滞在中に下巻だけ先に読んでしまった。

そして今、上巻を読んでいる。

イレギュラーな読み方であることは重々承知だが、なぜかすらすら
頭と心に入ってくるし、とても自然だ。
この本を読むタイミングと環境、そして心の状況がたぶんピッタリ
だったのだろう。ワタシにとって下巻を先に読むということも。

ただ、正直内容はあまり好きではない。
ちょっと単調だし、男が弱く優しすぎて女が強く美しすぎる。(笑)
あと、お金持ちの世界はわかりません。(笑)
やっぱり「世界の終わり~」や「国境の南~」のほうが断然好きだなぁ。
この夏の旅行には「遠い太鼓」を持っていこうかな・・・


最近は森博嗣(もり・ひろし)氏の本を読むことも多いのだが
この方の作品は個人的に好きなものと苦手なものがあり・・・
うんうん唸りながら読みつつ、脳や心を噛み砕くことも多い。
ムスメは好きみたいだけど。(笑)













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我が家のベランダ菜園、手前にあるムスメが作った
”松ぼっくりにレンズ豆を撒いた”小さな森に
最近時々、野鳥が受け皿に溜まった水を飲みに来る。

”そんな水飲んで、お腹壊さないのかな・・”とムスメ。
数日前にボウフラが繁殖してしまっていたのが気になるのか、
その後は毎日水を替えている様子。
ボウフラも自然の一部だけど、蚊を育てられても困る。

奥に見える、風にそよぐニラ。
一度ダメになったけど、いつの間にかまたフサフサと生えてきた。
ニラって丈夫なのね・・・










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ワタシとムスメの本帰国までいよいよあと一ヶ月+αと
期限が迫ってきたのだが、引越しの見積もりもマダ・・・

8月はイタリア在住ラストの旅行に行く予定なので、そろそろ
動き出さなくてはと思うのだが、この頃急に暑くなってきたからか
なんとなくだるくてヤル気なし・・・
それどころかこの週末~友人たちがわが町にやってくるので
そのことでムスメとワクワク・・・って

これじゃイカン!!!

急にヤル気になって、なんとなく片付け出したのは真夜中・・・


手始めに寝室の棚を整理していたら、イタリアで受け取った
様々な手紙類の束が出て来た。
全て大事にまとめなおし、ファイリングしてそっと袋に入れながら、
徐々に湧き上がる気持ちがあった。

もっと日本や世界を旅しよう。
そして旅先から手紙の投函をしよう。
旅先で出す手紙は、意外ととても手間だ。
しかし労苦と時間を使っても尚、出す価値が手紙にはある。


メールには無くて
手紙にはあるもの。

温度。

手紙には温度がある。



36歳ではじめて日本を飛び出し(海外旅行も未体験者)
イタリアにきて四年間、いろいろ苦労もあったけど・・・
新しい世界を知ったし、もっとできることに気がついた気がする。













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最近ようやく暑くなり、夏らしくなってきた
南イタリア・アドリア海沿岸のわが町。

風があるものの、日中は暑くて出歩きたくないため
夕方になってスーパーへ買い物と郵便局へ。







えーと、本日は12時まで・・・と。

貼紙を読むと、郵便局の労働組合の会合?があるとかで
午後は休みまーすとのこと。

公務員なのに、イキナリ平日の午後休み。
近所のヒト(ワタシ)やよく来るヒトはいいけど・・・
知らないでやってきたイタリア人たちも、貼紙を見て
困ったり怒ったりしてますが・・・




ちなみに例年通り、もうすぐ半日営業になります。(爆)














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明日からしばらくの間、日本に旅立つ従兄弟とM嬢に
言付けることもあって家まで会いに行った。

この時以来かな?
白いチンクエも健在!(写真撮り忘れた・・・)






Heiwa(平和)ちゃん・・・アナタ女優ね!(笑


そして以前から見せてもらう約束をしていた、このリングを入れる
イタリア人宝石商の超オススメ・スペシャルな箱をついに公開!!!












ジャジャジャジャ~~~ン










ザ、LED!!!(笑)

ダイヤのカッティングが最大限に輝くそうです。
確かに暗闇の中で見たらスゴイかも・・・




M嬢のご両親と談笑したり、ふたりの新居を見せて
もらったりの楽しいヒトトキだった。いつもGRAZIE!!







M嬢のパパのオシャレな服装(特に靴下!)に釘付けだった
ワタシ。素直に褒めたらものすごく喜んでくださった。
(我々が遊びに来る前にお着替えされたそう。キュートだ・・・)













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「映像は切り取られた瞬間からどうせ事実と違うわけだから、
 だったら圧倒的な主観的事実でニュースが作られていくことは
 僕はかまわないと思う。
 むしろ魅力的なつくり手の主観を提示して欲しいですね。」

脚本家であり小説家だった野沢尚氏の言葉である。
2004年に自殺されていたとは知らなかった。(享年44歳)



***


野沢さんが亡くなるほぼ1年前に上演された芝居のDVDの副音声で、
野沢さんと演出した宮田慶子さん、音楽の岩代太郎さんの3人が
芝居を観ながらエピソードや苦労話などを語り合っている。

ある場面にさしかかったとき、野沢さんは言ったらしい。
「このあとの役所さんの台詞は、 私の思いのたけですからね。
 みなさんちゃんと聞いてくださいよ、ほんとに。
 後輩の脚本家にもちゃんと聞いて欲しいね」

役所広司演じる中年脚本家・晃一が、かつての教え子で愛人の
やはり若手脚本家・新子に語りかけるシーンだ。


「 いいか、祈りだ。それがないドラマはすぐに忘れられていく。
俺たちは悲しいことに、電波になって人々の間を
すり抜けていくようなものを作っているんだ。

このドラマがあなたにとって素晴らしい時間でありますように。
未来への希望でありますように。
観た後、周りの人に優しくなれますように‥‥
そういうドラマを受け止めてくれ、がっちりその手でつかんでくれと
強く祈らないでどうする。」


『顔の見えない相手よ。シャドーボクシングよ。
万人に対して祈れって言われたって‥‥。』


「だったら身近な人間だ。たったひとりのためでもいいから、
このドラマを見てほしいと、このドラマで心を揺さぶられてほしいと祈れ。」



***



「野沢尚」で検索していて偶然見つけたこのコラム、読んで感動して
思わず涙が出た。なんという純粋さと情熱・・・

でもヒトがネットで日記や記事を綴る理由の根本は同じなんじゃないかな・・・
おこがましいかもしれないけれど、大袈裟かもしれないけれど
多かれ少なかれ、そこには”祈り”が存在する気がする。
















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